愛媛県武道館での感動的なファイナルは終わっていったけれど…私のツアーは終わっていなかった。小田さんからのBBSメッセージを読むまでは。
8月8日に更新されたメッセージを読みました。
もうね…。ツアー中に流した涙と同じ分量くらい泣きましたし、読み返すとまた泣く。。
はじめはPCから読んで、ひとしきり泣いて泣いて、
もう一度読み返そうと思って今度はスマホ画面でみたら、スマホが
「70過ぎたってへっちゃら」を、
「70過ぎたってへっ
ちゃら」と改行してたせいで、
「70過ぎたっ、てへっ♡」、だとぅ…さっきは気づかなかったぜ…なんて可愛らしいことを…(身ぶるい)と思ったら、ぜんぜん違いました。
ENCORE!!ENCORE!!ツアーの間、ずっと楽しくて、楽しくて、いつもなら終わりに近づくに連れてさみしくなったりするのにそれもなく、ずっと楽しかった。なんでだろう?
やっぱり、アンコールなツアーだったからだ。と思った。
ENCORE!!ツアー本編最終地の大阪城ホールが1月に終わって、高揚した気持ちのまま、拍手して手拍子してお水飲んでアンコール!ってゆって、あと少しで小田さんがゼリー飲料を飲んでTシャツを着替えてあのカーテンの向こうから花道へと飛び出してくる!その瞬間をひたすらワクワクしながら待っているような、めちゃめちゃテンション上がりっぱなしのあの感じ。
ENCORE!!ENCORE!!ツアーの間中、ずっとそんな気持ちで、毎回が全力で、毎回がとっても幸せだった。
新しくなったセットリストも最高だった。
小田さんはますます元気で、かっこよくて、おちゃめで、客席を愛おしそうに眺めて、縦横無尽に客席に突入していった。
不思議なんだけど、2000年頃のツアーを思い出したりした。個人主義を出して以降、こっちがついていけないほどハイスピードで猛進してゆく小田さんの、あの頃のライブを彷彿とさせる瞬間が、何度もあった。
なおも進化し続ける小田さん、をひしひしと感じていた。
最終日の愛媛では…
まったくなんでそんなことを考えたのかわからないけれど、
音楽の神様がいたとしたら、今、ここにいるのかも…とぼんやり思っていた。
その、小田さん神!とかではなく(笑)もし、ポップ・ミュージックの神様の存在を信じるとしたら、小田さんの力を借りて、今この会場でその姿を解き放っているのではないか。
小田和正という名の音楽の神様が、目の前の小田さんの身体を借りて歌っているような。(何を言ってるんだ)
花道を歌いながら歩いてくる小田さんは、いつものようにシンプルな白い服にスニーカーで、手を振りまくる客席に応えて、ちょっとだけ立ち止まって振り向いて、去ってゆく背中はしびれるほどかっこよくて、
だけど…こんなにすらっとスリムで、鍛えてはいても決して頑健なタイプではない、御年71歳の小田さんが、どうしてこんな風に、ものすごい歌声をずっと響かせ続けられるんだろう?
3時間、ほぼ休みなく、歌って、弾いて、走って、階段上って、アリーナ歩き回って、、おかしいです、、
そんでライブ翌日はゴルフって(笑)おかしいです!!
小田さんはずっと、たくさんのものを背負い続け、歌い続けてきて、
きっともう小田さんは半分くらい、みんなの小田さんになってるんじゃないかなあ。
愛媛の「たしかなこと」リハーサルとか、ラブ・ストーリーは突然にで、わすれなーいー、とコーラスパートを歌ってくれたこととか、キラキラでカウントをとって振り向いた瞬間の笑顔がとってもステキだったこととか、神戸のロミオとジュリエットとか、いなぴーと有賀さんと三人で肩を寄せて歌ったアンコールの会いに行くとか、書いておかなきゃいけないことがてんこ盛りですが(リクエストすいません、夏休みがんばります)
小田さんの、ENCORE!!ENCORE!!での言葉を、振り返ってみます。
とりあえず簡潔にMCだけ抜粋して…と思っても、やっぱ長くなったので、分けます。
まずはツアー前半から。