小田和正『きっとまた いつか』12/20京セラドーム大阪レポ2

December23 [Tue], 2008, 1:50

ドームでどーもー(@小田さん)
小田和正ドームツアー『きっとまた いつか・今日もどこかでFINAL』
12月20日(土)京セラドーム大阪、ツアーファイナルレポその2。
その1はこちらから

録音録画機器は一切使用しておりません。うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。曲の感想はナゴヤドームレポ→でも語りまくっております。

「次に歌う曲は…まあ『さよなら』という曲なんですが、
今は芸能ニュース、芸能人が別れると、やだなーなんかヤな予感するなー…必ずかかります(笑)ま、いっかって感じですが(笑)」

『さよなら』

一番奥のスタンドに最も近いステージに立つと、2階からも大歓声が。
あちこちから小田さんコールが起こって、収集がつきません

(笑)
嬉しそうなスタンド席に、小田さんも「はい。はいはーい。はい!

」と優しく応えて…遠くから見ていても、とても微笑ましく

「まあまあ、対抗せずに(笑)自然な感じで盛り上がりましょう。
(小田さーん!!)あ、ども(ギャーー!!)どーもー(笑)」
メモ見る(笑)
(小田さんカッコいいー!!)「あーそーすか」(笑)

「ちょっと前、朝日新聞に小松政夫さんのエッセイが載っていて、
彼は植木等さんの付き人だったんですね。
そのエッセイに、『老い』について。getting older ね。
自分が大いに歳を取ったなと思うとき、が書いてあって。
『村の船頭さん』という歌を…

♪村のはずれの 船頭さんは

 今年60の おじいさん~♪(爆笑)

それ、すごくおじいさんですよね~!(笑!)
私は唖然としましたね。(笑)いやいや。それだけの話ですが(笑)

客席見てると、みんなも俺と同じ歳の人も大勢いるようですが、
トシ取ってきて、よく起こることが…
椅子の脚に、足の小指をぶつける(笑)なんでかしらんけど。

あと、私は自分をいじめるのが好きで(笑)(たしかに


腹筋を毎日、勘定してやってるんですが、
勘定してるうちに、何回かわかんなくなっちゃう(笑)
途中でわかんなくならないよう、集中して数えてるのに…あれ?いま60回?70回?(笑)わかんなくなるんですね~

(笑)」

60回か70回かわからなくなる…ってさらっと言いましたが、そんだけやったら100回じゃなくてもいいんじゃないかと

「歌というものは…
『歌というものは』なんて言うと落語みたいですが(笑)
昔は、歌なんて自分で勝手に書いてたけれど、
歳取ってきたら、歌は、みんなに通った時に、歌が完成すると思うようになってきました。

それでは、前回のツアーのテーマ曲でもあった『たしかなこと』を歌います。」

『たしかなこと』

一番上のスタンドで手を振っているひとたちに、
「あー、そこはなかなか行けねーからな~。
歌いたい曲があったら、どんどん歌っていいですよ。

 ♪忘れないで どんなときも(アカペラで)

歌いましょうよ、一緒に。

「小さいとき、よそのうちに行くと、味噌汁の味が違うのが、なんだったんでしょう…よそのうちに遊びにいくと、いろいろ違ってて面白いよね。
ま、それだけなんですが(笑)
両親のことをパパ、ママ、って呼んでるうちもあるし…
俺んちは『お父ちゃん、お母ちゃん』でしたね。
で、いい年になって『お父さん、お母さん』て呼ばなきゃと思うけど、でも恥ずかしくて言えなかった。
そこを通り越して『おやじ、おふくろ』になりました。

僕の… …ま、いいか(えーー!!)
余計なこと言ってひかれるとなんだから…」

中央のステージにいなぴーと二人で座ります。

「楽しい感じの曲をやります。」

『恋は大騒ぎ』

「(ずっと上の方を見上げて)すごいとこに人がいますねー。
このツアーでは、『僕の贈りもの』をずっとみんなと歌ってきたんですが、スタートした頃は春だったんで1番、夏は2番を歌っていました。
今は冬ですが、冬が来たら春が来る、ということで1番を歌いましょう!
♪冬とー夏のーあいだにー、です。

(突然)

キーを変えてみようか!(は?


もっと低く、男声はこんなかんじ ♪冬とー夏のー、
女声はオフターブ上で ♪冬とー夏のー(たかっ!)
ん?低すぎる?
じゃあもう少しあげて…(またチェンジ)これでいきますから。」

ダイジョウブなのか…?

『僕の贈りもの』(男声向けバージョン)

つか、肝心の男の人たちが、最初の音わかんなくなってるし

歌う気満々の女子にはキーが高すぎて、やたら裏声状態だし

小田さん、ギターぼろぼろだし!

(笑)

「みんなのキーはオレはダメだ…どうやって歌えばいいかわからない…」

いやみんなのキーじゃないから!オリジナルのまんまでいいから!

「これがオフコースの実質的な(笑)1枚目のシングルでした。
では、2枚目のシングルをやります。
…あ、ギター換えるんだ(笑)(ギターを受け取ってチェンジ)
別にギター換えなくてもいいんだけど(笑)」

『もう歌は作れない』

栗尾さんのキーボードの間奏が、オフコースのオリジナルのアレンジをなぞっていて、懐かしく切ない気持ちに。。

「それではここで、このドームツアーでストリングスを担当してくれている人たちを紹介します。(ストリングスのメンバー紹介)

昔は…今の若い子はどうなのか知りませんが、
自分たちは、他のアーティストの新曲が、すごい楽しみで。
その新曲を、どこで聴くのかというと、当時は、4人、5人のアーティストが一緒に出るようなイベントがよくありまして。
リハの時に、客席に行って聴いたりして。

横浜県立音楽堂というところで、拓郎と、俺たちと…
他は覚えてない(笑)たぶんかぐや姫とか出てたのかな。
座席にレコード会社の作った新曲のチラシが置いてあって、
タイトルが『今日までそして明日から』
気になるタイトルじゃん?(笑)

♪わたしは今日まで生きてみました~ 、ね。

かぐや姫は『神田川』の入ってるアルバムが出て…三階建のなにがし?
…シーンとしてしまいましたが(笑)
リクエストが多くて、そのアルバムからシングルカットが決まった。
うまい具合に、神田の共立講堂でライブがあって、
その時に俺は初めて『神田川』を聴いた。
みんなシーンとして聴き入って、真剣に歌詞をきいてたんだね。

当時は、みんなで文化を共有していた、そんな雰囲気があって。

今の若い人はどうなのか、60になったおじいさんにはわかりませんが(笑)そういったところは、受け継いでいってほしいなと思います。
ま、我が道を行く、でもいいんだけどね。」

【~メドレー~】

『夏の終り』

『眠れぬ夜』

左ハンドルのフォルクスワーゲンを運転するヤスさん、助手席には小田さん。これ何の映像だろう…

『こころは気紛れ』

『風に吹かれて』

『やさしさにさようなら』

『between The Word & The Heart -言葉と心-』

「最後に歌った曲は…(小田さーん!)あ、どうも♪
関西の『建物探訪』という番組で、ずいぶん長く使ってもらっている。
つい2、3日前、『建物探訪』から、渡辺篤史君と…くんじゃダメか?同い年くらいでしょ?対談してくれるか?と言われまして。
もちろん、快く引き受けました。たぶん雑誌だと思うけど。」

「とっても、日本のことが不安で、その思いを歌いました。」

『生まれ来る子供たちのために』

間奏はハモニカではなく、ピアニカとストリングスで。

しん、と静まり返った会場に、拍手が鳴り響きます。
そのまま、ピアノであのイントロを…
それだけでもう、胸がしめつけられる。
ピアノを弾き始める小田さんの表情が、決意に満ちている。

『言葉にできない』

以前にも書きましたが、25年以上この曲を聴き続けていても、
その時によって感じることが全然違っている。
年齢を重ねて初めて「ああそうだったのか」と、ストンと心に落ちたというか…気づいたこともたくさんある。逆に失ってしまった感性もあるだろう。

来年の自分が、5年、10年後の自分が、そして今の小田さんの年齢になった時に、
『言葉にできない』を聴いて、何を思うのか、
それが楽しみでなりません。

風に吹かれているひまわりが、ずっとそこで揺れ続けているように、
ずっと、この歌を、大切に聴き続けていきたい。

…ああそうか、これが私にとっての「風うた」なんだ。

後半スタート!盛り上がって参りましょう~!つづく!→

作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用

ドームツアー発表があった日の名古屋公演レポ by アロさん

October08 [Wed], 2008, 1:48

小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
9月2日・名古屋日本ガイシホールレポ。

今ツアー通算3日目となった、名古屋ガイシホール。
この日、小田さんご本人から、ドーム公演の発表がありました!
発表の瞬間、嬉しさのあまり飛び上がり(いやっほーーい!)
すっかり記憶が飛んでしまいました…

そんな折り、アロさんから救いの手が!(涙)MCレポを頂きました!
アップに当たり、ほんの少しだけ、記憶の古井戸を探って追記しました。
アロさん、ありがとうございました!!

録音録画機器は一切使用しておりません。うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。

【9/2・名古屋日本ガイシホールMCレポ by アロさん】

9/2の名古屋公演のセットリストは、基本他の会場の夏バージョン?と
同じでした。がっ!!曲数が多かったのでビックリしました。

例えば、デベソでは「眠れぬ夜」を口ずさんでくれ、
エレピの時「秋の気配」フルコーラスあり(多分この日だけ?)、
「言葉にできない」をちょっと間違えたからと、
「my home town」をやってくれ、
2回目のアンコールで3曲目に「生まれ来る~」あり、
船越さんのケータイ日記にも、この日は曲が多くなった、と書かれてたように思います。

●最初のあいさつで

「名古屋の3日目です。
最終日の方が盛り上がるからってホントは明日来たかったけど、泣く泣く今日になった人がいるかもしれませんが、
3日目だからって中途半端な日にはしません!
ただ一生懸命歌います!」

●『いつかどこかで』後

「映画撮った時も叩かれましたが、叩かれたといえば…
仙ちゃんが叩かれてますね~。
体に悪いんであんまり見ないようにしてますが、
この前楽屋に週刊誌が置いてあって、つい見てしまいまして。
ひっどいこと書いてあんね!

あれだけひどいこと書かれたら、後は上がってくだけなんで‥へへ。
本人は強気なこと言ってますが、今度聞いときますよ。」

(ドラゴンズの監督だったこともあっての名古屋らしいMCかな?)

●『たしかなこと』歌前

「最近ね、足の小指を角にぶつけるんですよ、へへ。
前はベットの脚とかだったですけど、最近は全てのものの脚にぶつける(笑)
若い人は足の小指ぶつけたりしないでしょ‥。
これはやっぱり歳だと思いますね。」

「たしかなことは、小さい頃から、ずっと変わってません」

●デベソのコーナーへ移動する間

(ほんとにいい人は自分から前へ出たりはしないものだ、みたいな話をして)

「この前ゴルフ場のお風呂で、誰もいないのに、係りの人でもないのに、
シャワーやら桶やら片付けてるオジサンがいてね。
自分も一緒にやんなきゃいけないかな~、なんて思いながら、
『(ボソッと)あっどうも‥』なんて言って自分は風呂だけつかって出てきましたけど(笑)

‥‥でも、家に居たら、単なるうるさいオヤジかもしれませんけど(笑)
風呂入るたび『桶がっ!!

』って(爆)」

「天声人語で、風の又三郎のことから『9月1日は、夏と秋の混ざった日』…みたいなことが書いてあって。
うまいこというねー。頂いちゃおうかと思ったよ(笑)

今日は夏の名残と言うことで、『夏の日』をやります。」

●デベソのコーナーで

「初めて生ギターの音を聴いた時、これに打ち勝つものはないと思い込んでましたね~。
昔はエレキは不良だからって禁止で。(隣で稲Pさんもウンウンとうなづく。)
生ギターは良くて、エレキは不良‥そんな時代でしたね~。
で、気に入った曲があると、もう朝から晩までずっ~と聴いてても飽きない!
毎日聴いても飽きない!ねエ~へへ。

最近は「あっいい曲だな。」なんて思っても2、3回聴くと飽きちゃいますけど、へへ。

そのあとコーラスにハマッて。これに打ち勝つものはないと思い込んでましたね~。
若い頃は思い込むことが出来るんですね~へへ。

僕は信じやすい方ですが、人のこともすぐ信じちゃう。」

(曲を挟んで)

「若いってことは、譲れないことが多い。
アルバムのタイトルも、レコード会社は『眠れぬ夜』にしろって行ったけど、私は『ワインの匂い』で譲りませんでした。
…今にして思うと、ま、どっちでも良かった(笑)」

「昔テレビ出演のときに、口パクでやって、なんて言われると
『口パクは歌じゃない!』そんなこと言いましたね~。
好きな外タレとかが口パクで歌ってると、すごく…傷つきましたね(笑)
今だったら『えっ!?口パクでいいの!?』なんて言っちゃいますけど(爆)

「今はマイクの性能も良くなって、1本でボーカルとギターと両方の拾えたりしますが、
昔はギター拾うにはギター用のマイクが必要で。行ってマイク一本だと『な~んだ‥』って。
だからマイクがあればあるほど、もういっぱい立ってたりなんかすると嬉しくってね~(笑)
ギターの音、録ってんな、このやろー!!って(嬉しそうに)(笑)

マイクの性能もよくなって、
今は生ギターの音は、無線で飛ばしてるんですよ。
隣のホールの音が入ったりして…は無いです(笑)すいませ~ん(笑)

音楽の話するときりがないね。音楽ってほんとおもしれーな。
止まんなくなるんで、次行きますか。」

(←小田さんのこうゆうトコが好きなのかもしれないです。
音楽に対する気持ちが少年のままとでも言いましょうか。)

●デベソからエレピに移動の間

(メモを出して‥)
「う~ん‥‥(ボソっと)小指の話はしたしなぁ‥‥」って小田さ~ん(笑)
思いつきじゃなく用意されたネタだったの!?カワユイ小田さんでした。

「さて、『夏の日』を歌いましたが、
夏と秋が混じってるってことで、『秋の気配』を。」

キーボードで、LBバージョンの『秋の気配』をやってくれましたー!!
うああ…感涙!

●アンコール:追加公演発表

「一部の方は聞き及んでいるかと思いますが、東名阪で追加公演やります!!

‥‥追加公演なんていって、スカしたこと言って、最初っから決まってたんでしょ!?
ってね‥‥。自分ならそう思うタチなんで‥。
だったら最初っから言えばいいじゃない!って‥‥。

散々迷いました。

場所はドームでやります!!

名古屋は…12月の何日だったかな?

ドームなんて‥‥野球をやれと言われればやりますが(笑)
ジャニーズに対抗する気も、サラサラありません(笑)

できるだけみんなの近くへ行こうと、こんな花道まで作ってやったりしてるのに、
それじゃやってる事が違うじゃないか!と言われれば、返す言葉はありません。

でも今回来たくても来れない人がいっぱいいたというのを聞いて、
ホントは同じ人が何回も来てるのかもしれませんが、(←ギクッ

‥怯)
私はみんなの顔は覚えてないので‥
『あなたこの前も来てたでしょ!(指差しズバッ)』なんて分かりませんから‥ね。

自分としても今回のツアーが素敵に出来上がってると思うし、
できればたくさんの人に、見てもらいたいと思って、決めました。

そんなこといって、蓋開けてみたらガラガラだったとしても、私は別にかまいません。
米粒よりうんとちっちゃくなるかもしれませんが、がんばります。
もし良ければ、また遊びに来てください。

追加公演なんて言うと、最後だからよ!なんて言う人がいますが、
くだらない噂は流さないように‥頼みますよ、へへ。」

一言一言、真摯に語る小田さんの言葉は、すごく迷って決断された気持ちが伝わってきて、
ファンへのすごい大きな愛情を、感じずにはいられませんでした!!

●2回目のアンコール

『YES-YES-YES』
『今日もどこかで』をみんなで合唱の後‥

 ‥‥‥えっ!?ピアノに座ったよ‥‥

「今日が中途半端な日でないことを証明してみせます!」

『生まれ来る子供たちのために』

小田さんの口から、ドーム公演のことが発表された瞬間、
「追加!しかもドーム?!いやっほーーーい!!

」と
歓喜でお祭り騒ぎだった我々とは裏腹に、
小田さんは、ドームでコンサートをすること、ずいぶん悩んだようで。。

「もっと近くに」。

「近い」って、物理的な距離だけじゃないと思います。
物理的な距離なら、狭いライブハウスが一番てことになってしまうけど、
過去、ライブハウスに入れなかった時(チケット取れる訳ない)なんて、
小田さんが一万光年くらい遠くに感じました…

迷いながらも、ファンのために「やる」と決めてくれた、ドーム公演。

ドーム公演は、ものすごく、距離が近いと思う!(きっぱり!)

小田さんの、なみなみならぬ愛を、実感することができて、
私…私、幸せで~す!!

(すいませんめでたい妄想です。)

コンサート会場で、小田さんの歌が聴ける。
それは、ものすごい幸せなことなんです、ホントに。。

プレス先行、つい先ほど締切でしたね。
どうかどうか、チケットが取れますように。

アロさん、どうもありがとうございました!

K.ODAパン、大集合~

October05 [Sun], 2008, 18:40

ごぱんさん作『K.ODAパン』大集合~

松山で頂いたK.ODAパン、集合写真も載せてみました♪
とってもかわいくて、おいしかったです!

(ぺろり)
ごちそうさまでした~

食べる前は若干ためらいましたが(笑)頭からぱくっと!いきました。
あごの部分からいった方もいるようで…

カフェのK.ODAガレットも、どこから食べるか迷いますよね。

おいしそ~なパンがいっぱいの、
ごぱんさんの『パン日記』はこちらです→