夏リスト補足・小田さんBBS書き込みのこと(2002/8/21)

August02 [Fri], 2013, 23:43

一つ前の記事 小田和正ソロ夏うたプレイリスト・2013年改訂版→
から、ご質問というかリクエストをいただいたので、ちと補足的な追記を。長いです(笑)
お時間ある方のみ、どうぞ

・・・

 夏うたプレイリストの10曲目「woh woh」について。

2002年のツアー『kira kira』の最終日は、真夏の名古屋でした。
確かな ことなど 今 何も ないけど
ほんとうに 大切なことは 君が 教えてくれた
突然歌声が途切れ、涙を隠すようにうつむく小田さん。
ツアー終了後に、小田さんからのBBSの書き込みを見て、滂沱の涙でした。
絶対、一生ついてくと思った。それまでもそう思ってたけども。

・・・

この、2002年当時の「小田さんからのBBSの書き込み」に関して、もう少し詳しく補足などを。

過去のBBS書き込みは見れなくなっていますが、
小田さんが書いた文章は、プレス又は次のツアーパンフレットに掲載されることが多いので
今も手元に残っています。

2002年5月にスタートしたツアー『kira kira』は、開始早々、
小田さんの体調不良により、米子、福岡、鹿児島の5公演が延期になりました。
それまでの激しい無理がたたって、風邪をこじらせ喉に炎症を起こしてしまったのです。

公演延期…どれだけ残念で悔しくてたまらなかったろう。
小田さんの言葉の端々から、悔しさが伝わってきて、ファンも辛かった。

以下、「大好きな君に」ツアーパンフレットから引用。

「Are you ready?」

 何から書いていいのか分からないほど、頭の中でいろんなことが整理されずに混じりあっていますが、まず初めにもう一度お詫びとお礼をしなければいけません。迷惑をかけました。ほんとうに申し訳なく思っています。こんなことを言うと怒られそうですが、今回は遅かれ早かれツアーの途中で、あんなふうに、体が、声が言うことを聞いてくれなくなる日が来ていたのではと、時間が経つほどに思うようになりました。頑張るということしか考えて来なかったので、体を休めるということの必要性を、身をもって感じたことがなかったのです。
…(中略)…
興味を惹かれる仕事の依頼、手伝ってあげたい仕事、どうしてもやらなくちゃと思っていること。そんなことたちがどんどん重なってきて心も身体も動きが取れなくなり、結果がなかなか出せない。それが自分を責め始める。でも、ずっとそうしてきたから、自分を責めることで乗り越えてきたから、これを突破してこそ初めて激動と言えるんだ、滞っているだけではさざ波も立ちはしない。そこから身を引こうという気はなかった。しかし絶対量としてこんなに忙しかったことはなかったのか、体力が落ちたのか未だに判断はつきかねているけれど、結果としてみんなに迷惑をかけることになった。
…(中略)…
 5月20日、福岡の「zepp」からツアーを再開することが出来ました。ありがとう。みんなにかけた迷惑を、どうすればぬぐい去ることが出来るんだろう、と思い巡らせましたが、同じ過ちを繰り返さないと決意するのが唯一の解決方法という考えに至りました。東北地方のツアーを終えて帰る時、30年の付き合いになるイベンター、ギルドの社長の奥さん窓子さんがいつものように仙台駅まで送ってくれて、ホームで「この前の『same moon』の時、今まででいちばんいいと思ってたけど、今回の方がもっと良かった。終わっちゃって寂しいわ」と言ってくれた。涙が出るほど嬉しかった。さらにそのまま、新宿厚生年金会館、横浜パシフィコと突っ走った。ライブでみんなの顔を観ていると、どれだけみんなが待っていてくれているか良く分かる。それが僕にとっての支えだから、なんとか期待に応えたいと思う。僕は思った、走れるうちはやっぱり走ろう。でももう、迷惑はかけないよ。最後まで、約束通りきっと精一杯「キラキラ」してみせます。待っていてください。

2002/06/18 小田和正

復帰後も、予防のため、毎日のように点滴を打ちながらのツアーだったと記憶しています。
小田さんの喉のアップ写真も公開されましたね。あれは衝撃でした

ご当地紀行ではスケッチコーナーもあり、体力的な負担は相当なものだったと思います。
秋には、追加公演が発表されるはずでしたが、それもなくなってしまいました。

いろいろあったツアーの最終日は、2002年8月18日、名古屋体育館でした。
「woh woh」の途中でふいに、涙で歌えなくなった小田さん。。

ツアーが終了した3日後、公式サイトBBSに、小田さんのメッセージが掲載されました。

「みんなが教えてくれたこと」

「客電がついて誰も帰らなかったらひとりで何か歌おう、何歌おうか」、舞台を降りた溜まりで、エンディングのC.Gの音楽をぼんやり聞きながら考えていた。絶好調とはいかなかった僕の声に気を遣ってか、「ロボコンのテーマ」が流れたせいか、みんなの拍手がスッとおさまった。「あー、終わった…終わったな」と確認するように自分に言いながら楽屋へ戻って行った。急に大きな拍手が聞こえた。すべてのスタッフたちが僕を迎えてくれたのだ。「なんだ、お前らステージのバラシあるんじゃねぇのかよ、こんなとこで何してんだ」と誰にも聞こえないような小さな声でつぶやきながら、みんなが両側から手で作ってくれた細長いアーチをくぐっていたら、折角ふっ切った涙がまたこぼれてきたので、そのまま自分の控え室へ飛び込んだ。オレはみんなに涙なんて見せたくないんだよ、ほんとうは。こんな意地悪でステキなスタッフたちがいるだろうか。その二時間ほど前、「woh woh」のワンコーラス目を歌い終えて、今回のツアー、いろいろあったけど自分なりに一生懸命頑張って、頑張って、やっと終わって行くんだなと思った時、自分の書いた次の歌詞が突き刺さってきた。「確かなことなど今何もないけど、ほんとうに大切なことは…」。まったく予想していなかったので不覚にも対処することが出来なかった。「あぁ、みんなに支えられてるんだ、大切なことをみんながまた教えてくれてる」、決してそれを忘れているわけじゃないけど、それがこみ上げてきた。歌えなくなって、止まった。そんなふうになるくらいなら、歌いたくないというくらいの気持ちで臨んでいるのに。どこへ行っても、来てくれたみんなの素直な笑顔があんなにあふれているツアーは経験したことがなかった。僕に応えてみんなが繰り返し何度も何度でも手を振ってくれたライブも初めてだった。体のことも、いつもいつも身内のように心配してくれていた。あんなに大勢のひとたちが「キラキラ!」輝いていた。「きっとキラキラしてみせる」と言った僕の約束を、みんなの想いがいつも乗り越えて行った。ツアー終盤を迎えて、「またきっと会おうね」と言いながら、この後「kira kira!」を越えることはもうほとんど不可能に近いかなと思っていたけれども、あんなにステキな笑顔でみんなが待っているなら、会いに行こう、また新しい時が流れて来るかも知れないと考え始めた。コンサートに来てくれた多くの人たち、来られなかったけどずっと応援してくれていた人たち、ほんとうに心からありがとう。

今だからできること決してそれを忘れないで
この時この二人 ここへは戻れない

2002/8/21 小田和正

・・・

絶対、一生ついてくと思った。それまでもそう思ってたけども。

2002年の『kira kira』ツアーは、
これまでにないくらい、客席と小田さんの距離が縮まって、
嬉しくて楽しくて少しだけ辛い思い出と、「次」の約束を残して、終わっていきました。

もう11年前なんですね。ついこないだのことのよう

あれから『大好きな君に』『今日も どこかで』『きっと またいつか』
そして『どーもどーも その日が来るまで』…
ツアーをひとつ越えるたび、もっと小田さんのことが好きになっていきます。

以上、補足(長)でした。

Kazumasa Oda Tour 2005 ”大好きな君に” ツアーパンフレットより一部引用

小田和正ソロ夏うたプレイリスト・2013年改訂版

August01 [Thu], 2013, 18:20

こないだ「オフコース夏うたプレイリスト・2013年改訂版」を書いたので
小田さんソロの夏うたもやってみよう!の巻。

2007年夏に作った「こころ発売記念・夏うたプレイリスト」を元にしております。
この年は「ダイジョウブ」「こころ」と連続リリースがあったんですね。

元々22曲もあるのと、新譜もでてるので、削って足して…なんとか20曲!(多いよ)

・・・

【小田和正ソロ夏うたプレイリスト・2013年改訂版】

1. こころ(自己ベスト2)

朝は『ダイジョウブ』(どんど晴れ)で夏美ちゃんの白無垢姿に泣き
夜は『こころ』(ファースト・キス)で兄ちゃんと美緒ちゃんに泣き。
夏といえばライブ!早く『こころ』ライブで聴きたい!
いきなりオープニング?それともご当地明け?
「後半戦、張り切って参りましょう~!」ここでイントロがきて…(ツアーの曲順妄想中)
だれか、小田さんライブ欠乏症を、なんとかしてくれ~~!!(←2007年に書いてます)

予想があたって、翌年のツアー、オープニングは『こころ』でした

2. 真夏の恋(伝えたいことがあるんだ)

この歌を聴きながらごはんを作ると、おいしくできる!

なぜか昔っから、この歌は、お料理にぴったりはまるのだ。
もっともっと強く~、迷いも不安もため息も、全部まとめて刻んで強火で炒めるのだ。

最近では、2008年のテアトロン、2009年の音霊 SEA STUDIO、
2011年~12年はやらなかった気がする。
ライブで聴くと、めちゃくちゃあがる曲!

 また夏の野外でやってほしいなあ。

3. 16号を下って(Far East Cafe)

いつでも僕等は 海へ向った
16号を下って 南へ

海へ向かう時はいつも、16号を下って行きます。(ただし房総の海。千葉側。)
渋滞がすごくてなー

でも、この曲の16号(神奈川方面)は、いつまでもきらきらと光り輝いている…

想像の中の、16号。

僕等が思うより 世界はいつも
甘く 切なく 苦く 優しく

この曲が好きすぎて、聴いてるとみぞおちが痛む。。
どうして小田さんはこんな歌が書けるんだろう。

ちなみに、月刊カドカワ91年6月号の小田さん大特集にて(なつかしい)
アッコちゃんお気に入りセレクト曲として「これはいいです。すごくいい。」と絶賛されてます。

4. 恋する二人(Sometime Somewhere)

”恋する二人”の、幸せな歌のはずなのに、なぜか淋しくてせつない。。
たたみかけるラストのメロディーが、既に失われてしまった何かを物語っているようで。

ちなみに息継ぎが鬼です。腹筋しながら歌うとマジで痙攣します。(なぜ腹筋)

5. 伝えたいことがあるんだ(伝えたいことがあるんだ)

あえてシングルバージョンで。「最後の恋」主題歌。
ナカイさん主演、小田さん主題歌。
わたくしの夢(と書いてドリーム)が実現した奇跡のドラマ。

小田さんの歌で、走る夏目(ナカイ)。海辺ではしゃぐ夏目。ラブシーンで腰が引けてる夏目。
小田さんの歌で、微笑む夏目(ナカイ)。涙を浮かべる夏目。
小田さんの歌で(略

まさか8年後、またも凄い奇跡(クリ約)が起きようとは夢にも思っていなかった…
ドラマのDVDは家宝であります。

6.一枚の写真(BETWEEN THE WORD & THE HEART)

青い空に君の 長い髪が揺れてる

当時、それで髪を伸ばしたよねー。若気の至り(笑)

7. 僕らの夏(そうかな)

好きな歌ばかり畳み掛けすぎて、胸が苦しくなってきた。せつない。。
どうして小田さんはこんな歌が書けるんだろう。。(2度め)

今年も夏がやってきましたね。
叶ったささやかな夢と、叶わなかった夢。もっとやればよかった、もっとできたという後悔、悔しさ。
時が過ぎて、今は、苦しかった事より、嬉しかった出来事ばかりを思い出します。

8. let me hold you baby(MY HOME TOWN)

カラオケでよく歌っております。歌詞がいい意味で小田さんぽくないステキ曲。
「あーいの こーとば」の、ゆらぎが、悶えます。

カフェでこの歌のTシャツがあったので、即購入。背中のプリントがこんなかんじでした↓

抱きしめられとりますがな。

9. 二人の夏(Sometime Somewhere)

二人時代のオフコースのような、軽妙で洒脱な感じの曲ですな~。
アレンジも好き。
このアルバムは、映画「いつかどこかで」のサントラだったので、様々なタイプの曲が収録されてます。

10 . woh woh(個人主義)

2002年のツアー『kira kira』の最終日は、真夏の名古屋でした。
星空のようにステージいっぱいに散りばめられたライト。

確かな ことなど 今 何も ないけど
ほんとうに 大切なことは 君が 教えてくれた

突然歌声が途切れ、涙を隠すようにうつむく小田さん。

ツアー終了後に、小田さんからのBBSの書き込みを見て、滂沱の涙でした。
絶対、一生ついてくと思った。それまでもそう思ってたけども。

11. 1985(K.ODA)

発表当時、なんでタイトルが『1985』なんだろう…?歌詞も意味深だし…。とあれこれ考え込んだものです。
そしたら、小田さんが「それが狙いかな(にやり)」と言っていた(思うつぼ)
ソロになってからのライブで歌われ、大迫力ですごいカッコ良かった。
バンドの人たちも、演奏してて気持ちいいんじゃないかなあ。

12. 渚 ふたりで(MY HOME TOWN)

夏の海辺が鮮やかに浮かんできます。短編映画のよう。
佐橋さんのギター、竹善さんのコーラスが、曲にぴったりとマッチして…たまらないです。

「MY HOME TOWN」からは『またたく星に願いを』も入れたい…いっそアルバム丸ごとでもいい。

13. so long my love(伝えたいことがあるんだ)

このシングルCDの一曲目は、95年のツアー”FUN MORE TIME!”のオープニング・テーマが収録されていました。
夜の遊園地のような、懐かしい映画のオープニングのように、わくわくする曲。
それが終わって、ゆったりと流れ出す『so long my love』のイントロが、
凄く大人っぽくて、歌詞がまたせつなくって…

雨上り 寄りそう 二人は もういない もう見えない
二人でいなきゃ どんな時も二人で 何も言わなくてもね

だーーーー

(号泣)
この頃の小田さんの楽曲にはたまらなく色気があると思う。

14. 勝手に寂しくならないで(Far East Cafe)

パーカッションが夏っぽくて、
マーチンのコーラスが、あつくるし…

 熱帯夜ぽくって(笑)いい!
ツアーでやった、だらだらコーナーのアレンジも、いかしてました。

15. hello hello(どーも)

きっと いいことが待っている
そう思ってる ホントに
君が 幸せになると 信じてる

こんな歌い出しで始まる曲。「どーもどーも その日が来るまで」ツアー、本編ラストに歌われました。
夏の風景とともに、まっすぐな希望が歌われる曲。

ツアーのはじまりは、この曲を歌う方も、聴く方も辛かった。
あの頃の気持ちがよみがえるせいで、今も穏やかな気持ちでは聴けないですが。。

心に届くものは いつも
同じ やさしい かたちを している
悲しいことも いつか同じ かたちに なってゆく

この歌詞をずっと胸に。
深い悲しみの中にある人にも…いつか同じかたちになる日が来るように。

16.やさしい雨(どーも)

『hello hello』が切ないから、明るい気持ちになれる曲を。

ツアー会場にとつぜん降り注いだ、キラキラの雨を思い出します。
瞬間、みんな子供みたいな表情になって、会場いっぱいに、キラキラな幸せが満ち溢れて、その真ん中に、バンドと小田さんがいて…
あの光景、思い出しだだけで幸せで泣けてくるぜ、ぐしっ(´;ω;`)

17. 明日 あの海で(K.ODA)

初のソロアルバム”K.ODA”から。
小田さん手書きの歌詞カードがいいですよね~

『切ない愛のうたをきかせて』なんて、歌詞がまったく書いてないかわりに、
小田さんからの、短い手紙のようなひと言…(*´ω`*)
全曲素晴らしいですが、『明日 あの海で』は特に好きだった。

「春に誓った愛は秋を待たずに終わる」を聴いて「早っ!」と思ったなど…

18.いつか どこかで(Sometime Somewhere)

私にとって、これぞ小田さん!と思う、すごく好きな曲。
アルバム”Sometime Somewhere”バージョンで。自己ベスト2よりも後奏が長く、余韻に浸れます。
4分25秒すぎからの、消えゆくように繰り返される小田さんのコーラスが、切なさをより増して…うう…

大雪の中、映画館行ったなあ…

(あれ?夏?)(夏の歌ですよ)

19.こんな日だったね(個人主義)

シングルジャケ写の小田さんが…夏だから!

(笑)
明るく真っ青な空、でも雲は秋…ゆく夏を惜しむ気持ちで選曲。
2000年のSAME MOON!!ツアーで一番泣いた曲でした。なんでだろうね。

20.今日も どこかで(どーも)

シングルジャケット写真の小田さんが…夏だから!

(2度め)

今日も どこかで

2008年3月に「今日も どこかで」ツアーがスタートして
めざましテレビで一部が流れていた、まだCD化もされていないこの新曲を、
小田さん「一緒に歌ってください」(ええええ!Σ(゜Д゜))(笑)
公式サイトで必死で覚えて、歌いましたとも!小田ファンは素直ですから(笑)
隣の席の人に「何の曲ですか?どこで聴けますか?」ときかれたりして。

春から夏へとツアーは進み、9月10日、11日の武道館。
初日のアンコールで『今日も どこかで』のシングル発売と(やったー!)
今から『今日も どこかで・会場のみんなとバージョン』の録音が行われることが、発表されました。
突然の告知に、客席は大混乱

指揮はもちろん、小田さん。
みんな異様に緊張しましたね~。だって、指揮者のダメだしが…怖い

(笑)

2日間にわたり録音された音源が、シングルのカップリングで収録されました。
アルバムでは、後半にミックスされています。

 2008/9/10 武道館 今日どこ収録レポ→

21. my home town(MY HOME TOWN)

1992年8月の終わり、小田さんの故郷に近い横浜スタジアムで、 
『my home town』が歌われました。
スタジアムコンサート ”MY HOME TOWN”。

吹き渡る夜風が気持ちよかった。ゆっくりと空の色が濃くなってゆき、夜空の下で聴く小田さんは最高だった。
ゲストに徳永英明さんが来て、『YES-NO』歌ったんだよなあ…。
もう21年前、ということに軽く目眩を感じつつ。
そういや小田さんこの頃から走ってた。花道で派手にスッ転んでた。

懐かしい、”MY HOME TOWN” アルバムバージョンで。
最後に何度も繰り返されるコーラスが、ステージから客席に手を振り続ける小田さんの姿に重なります。

まだまだあるけど、がんばって20曲に削り…あれ?!21曲じゃんか!!(うかつ)
『遠い海辺』もいれたい。いっそ風シリーズ全部いれたい。
風うたプレイリストも作ればいいのか

作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用

EMI音源の配信限定アルバム「夏うた オフコース」発売…してたので夏うたプレイリスト

July22 [Mon], 2013, 21:08

オフコースのEMI時代の音源から、春夏秋冬、季節にあわせて選曲した、
配信限定のアルバムがリリースされることになりました。

第一弾は「夏うた オフコース」2013年7月17日(水)全12曲、1,050円でリリース!

…ってもう発売日過ぎてた~/(^o^)\

DLなど詳細はこちら。 EMI Records Japan:オフコース →

9月に「秋うた」、12月に「冬うた」、3月に「春うた」と順次リリース予定。

「選曲は、以前にオフィシャル・サイトで行なわれた“この季節、君が聴きたいオフコース”投票の結果を元に行い」(EMIサイト)とのことだそうです。

【「夏うた オフコース」収録曲】
1. I LOVE YOU  (詞・曲/小田和正)収録アルバム「I LOVE YOU」1982年
2. 哀しいくらい  (詞・曲/小田和正)「over」1981年
3. 哀しき街    (詞/小田和正 曲/松尾一彦)「I LOVE YOU」1982年
4. 雨よ激しく   (詞・曲/鈴木康博)「ワインの匂い」1975年
5. 夏の終り    (詞・曲/小田和正)「FAIRWAY 」1978年
6. 海を見つめて  (詞・曲/鈴木康博)シングル「あなたのすべて/海を見つめて」 1978年
7. 時に愛は    (詞・曲/小田和正)「We are」1980年
8. 汐風のなかで  (詞・曲/鈴木康博)「Three and Two」1979年
9. 生まれ来る子供たちのために(詞・曲/小田和正) 「Three and Two」1979年
10. 潮の香り    (詞・曲/鈴木康博)「JUNKTION」1977年
11. 風に吹かれて  (詞・曲/小田和正)「SELECTION 1978-81」1981年
12. いくつもの星の下で (詞・曲/鈴木康博)「We are」1980年

ぜんぶあるけどとりあえずダウンロード完了しました(`・ω・)ゞ
EMIのオフコース編集盤は星の数ほどありますが(笑)
曲順とか、けっこう意表をついてて面白かったりします。

夏のうた12曲。ふむふむ…φ(・ω・ )


・・・

あれっ? わたくし的No.1の、テッパンの夏曲が入ってないっ!!Σ( ° 口 °

「Yes-No」はーーーーー????

♪夏が通りすぎてゆく… の、Yes-Noは、どこーー?!!(´;ω;`)

つーことで、2007年8月に個人的に作った(書いた)
「オフコース夏うたプレイリスト25」記事を、一部改定して再掲します。
25曲はちと多すぎるので削りました(笑)
しかし、夏の曲はファンハウス時代に多いんだな~。

【オフコース夏うたプレイリスト・2013年改訂版】

1. 夏の日(The Best Year Of My Life)

オープニングはもちろんこの曲で!
”大好きな君に”ツアー、暑くて楽しかった万博公園ライブを思い出します。

そして「夏の日」と言えば小田監督のPV!ジローさん走ってた!(走らされてた)
田中みさこさんに、思いっきり平手打ちされてた。。
そんなドタバタも、一向に関せずといったふうで(笑)極上の笑顔で歌う小田さん。

2回めのサビのとこの、あの笑顔の破壊力…凄まじいですよね!ね!(力説)

2. 夏の別れ(STILL a long way to go)

1988年、STILL a long way to go ツアー神奈川県民ホールライブ後に
夜更けのベンチで、いかにこの曲が素晴らしいか、延々と語り合ったこと思い出す。
私も友もなにしろこの曲が好きだった。これぞ小田さん。

3. 夜はふたりで(オフコース・シングルス21)

シングル『I LOVE YOU』のカップリング曲。武道館ライブDVDにも収録されてます。
ヤスさん、ライブでたまに歌ってくれるんですよね~感激です~

4. きかせて(We are)

ソロツアー、山本潤子さんが参加してた時に聴きました。94年?
コーラスが圧巻で、ぞくぞくしたです。
もう一度聴きたい…との念願かなって、2008年ドームツアーでやってくれましたね。

5. 君を待つ渚(LIVE)

「君がいないとつまんねえや」ぜひ一度、生で聴きたい。
武道館コンサートDVDでは松尾さんこのセリフ言ってないんですよねー、なんでー(笑)

6. 白い渚で(as close as possible)

当時としては貴重な、小田さんの「おーいぇっ」がきける。

7. 一億の夜を越えて(We are)

夏の野外といえばこれだろう!野外で思いっきり盛り上がって聴きたいよー!

8.夏から夏まで(IT’S ALL RIGHT)

ツアー”The Best Year of My Life”、武道館公演で初聴きでした。
え、新曲?!と驚きで、会場が一体になってすごい盛り上がった!
公衆電話を3時間45分かけ続けてやっととれたチケットは、2階の追加見切れ席。
ステージ斜め後ろの上空から、ひたすら小田さんの後頭部を見ていた…

9.Yes-No(SELECTION 1978-81)

♪君を抱いていいの 夏が通りすぎてゆく

SELECTIONバージョンが一番好き。
夏合宿の夜、ラジカセ大音量で友達と聴いてた。
オフコース、そして小田さんのライブで何度も一緒に歌った。
私にとっての夏うたナンバー1。

10.この海に誓って(オフコース・シングルス21)

『生まれ来る子供たちのために』のカップリング。小田さん作詞、松尾さん作曲。

♪海の星は青く 僕の夢を誘う
 言葉を眠らせて 君を想う

小田さんの紡ぐ言葉たち。なんて美しいんだろうと思います。

11.夏の終り(FAIRWAY)

夏は冬に憧れて、というより、夏の終りは夏の初めに帰りたい。。
ずっと夏がいいです。あっでもそしたらクリスマスの約束が…Σ(゜Д゜)

12.いくつもの星の下で(We are)

オフコースというより…もうヤスさんの曲ですね。
ライブでは毎回、号泣必至です。

13.哀しき街(I LOVE YOU)

「あなたと居ると 息が止まるほど
切なくて ただ 倖せで」

「誰れか 私を 夜の海辺まで
抱き上げて 連れて行って」

最後にもう一度、初めの歌詞を繰り返すから、「倖せ」よりも哀しみのほうが心に残る…

14.雨よ激しく(ワインの匂い)

激しい雨がふるたび、この曲のイントロ(かっくいー!)が頭の中で流れます。
ファルセットのコーラスもしびれます。

15.潮の香り(JUNKTION)

潮の香りに酔い
漂うクルーザー 水面まかせ

初めて聴いた頃は「葉山」という地名が示す意味がよく分からず。
大人っぽい地名なんだろうな~と想像していました(笑)

17.思いのままに(Three and Two)

92年の夏、スタジアムライブ”MY HOME TOWN” で演奏されて、
そりゃあ町はもう大騒ぎさ!!(町?)
間奏とかすんごい燃えたな~

それですっかり夏のイメージ定番曲。

18.I LOVE YOU(I LOVE YOU)

ラストみんなで大騒ぎ、のシングルバージョンも捨て難いけれど、
ぞくぞくするほど美しく透明感あふれるコーラスで終わる、アルバムバージョンで。
9月を待ち焦がれるこの曲とともに、夏が終わってゆきますね…。(夏はこれからだけどー!!

作詞・作曲 / 小田和正、鈴木康博 より歌詞一部引用