2008年11月17日小田和正@横浜BLITZ・ドーム直前ライブレポ

February18 [Wed], 2009, 21:16

えー、もはや昨年の話でありますが、
11/17(月)横浜ブリッツ・小田さんドームツアー直前ライブレポ、殴り書きのメモを頼りにレッツポメラ~

ライブ中、ネタバレしないでね、と小田さんに念を押されていたので、ドームツアーが終わってからレポしようと思いつつ…うっかり2ヶ月が経過…
記憶力の低下も著しい今日この頃、時が流れるとはこういうことであります

まっ白(小)

録音録画機器は一切使用しておりません。うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。自分で書いた字が読めん… 

ドーム初日を2週間後に控えて、突然発表された横浜BLITZライブ。
当然チケットの電話はつながらず、あきらめていたところ、
ご好意でカフェオレさんに声をかけていただいて、幸運にも参加できました。ありがとうございます!

さらに信じられないことに、席は実質1列目、目の前はすぐステージ。

1階と2階あわせて観客は700人だったそうです。

ふらり、といった感じでバンドメンバー、小田さんが登場。

(大拍手&大歓声!)

みなさん私服でしょうか?
小田さんはTシャツにグレーのニット。ニットは前身ごろだけグレー系のグラデーションの格子柄あり。パンツとスニーカーは黒だったかな?
このニットがとっても素敵で、似合っていて

なんとかスケッチしようと試みたのですが…私の画力では再現できず。うう。

「どうも~。

ドームでなにやるか決まってないんで(ええっ?)
とにかくみなさん最後まで楽しんでください。
あとでまたしゃべりますから、とりあえず、みんなの知ってる曲を。」

愛を止めないで

伝えたいことがあるんだ(念願のフルコーラス!)

まっ白(久々~!と思ったら、ありえないほどのまっ白っぷり

「え~、間違えるのもほどがある(笑)ので、まっ白をもっかいやりたいと思います。
(総立ちの客席に)あ、座っていいですよ(笑)
自分のためにやるだけですから…」

まっ白(2回目)

「2回目はまあまあ…それでもまた間違えたけど(笑)
だから、こんな風にして、事前にライブハウスやって良かったな、と思うわけです(笑)
ちなみに、今日来ててドームには参加しないという方は…?
(7~8人手が上がる)あ、そうですか。

でも、なんていうの?おしゃべりすずめ?

今日見た、聞いたことを、あちこちに書き込んだりする人がいるでしょ?
(は、はひ?)
友達、家族にも、できればあんまりしゃべらないでほしいです。
(ももももちろんでございます!)
まあ、みんなの気持ちにまかせますが…家族に言うと、子供が学校で友達にしゃべっちゃうからな~」

僕らの街で

「いっぱい間違うと思いますが、それもみんなの胸にしまって(笑)」

続いて、始まった曲は…

思いのままに

その瞬間、言葉にならない悲鳴があちこちであがる!

周囲は泣き出す人、多数

うわああ。まさかこの曲がくるとは…
感涙にむせぶ会場。。んが、小田さんやっぱり間違えた(笑)
会場も一緒になって「思いのままに」を合唱します…感激…

思いがけない選曲に、興奮冷めやらぬ客席にむかって、

「え~、…みたいな感じをあんまり期待されても、困るんですが(笑)」

「今日、遠くから来た人…北海道?札幌のは行った?千春が出たとき行ったの?で今日わざわざ来たの?バカだね~

(笑)

ツアーやると、思い出がいっぱいあります。
コンサートいっぱい来た人は?私はいっぱい行った!って人、言ってみて。(25回!)(←私ではない)
25回?!そんな人がいるから、MC変えなきゃいけなくて大変なんだよ~(笑)

ご当地なんて、2日あるときは全部変える。
初日だけの人は、2日目のご当地見れないでしょう。あれ、全部変えてるんだよ、って教えたいんだけど言えない。」

「ツアー行った場所、どこが印象に残ってる?野外とか?
オレは、釧路湿原に、初めて行ったのが…
(コンサートの話じゃないのね^^;)
今までで一番、広かったね。
阿蘇山の外輪山も広かったけど、釧路湿原は、すごく広かった。

何回もやって耳にタコかもしれませんが、♪あめあが~りの、という歌をやります。」

たしかなこと

(スタッフに確認)「いつ、でべそ(花道の中央のステージ)かな?

(配置換えの間に…)

楽屋の鏡って、足が長く見えるんだよ。(笑)
自信を持たせようっちゅう…でも実態は違う。

洋服を買うとこの鏡も、足が長く見えるの。みなさん気をつけたほうがいいですよ~(笑)」

いなぴーと並んで座って、花道中央のでべそステージでのスタイルに。

「でべそ、座ると落ち着くんだよね。」

(余談ですが、メモには「でべそ さわると落ち着くんだよね」と書いてあって、「でべそをさわる…??何のために…??」としばし悩んだ…

「でべそに すわる」だっつの!

「(でべそでは)騒がしい曲をやるわけではないし…
でも騒がしい曲やります。」

恋は大騒ぎ(だったか?いまいち不明です)

「オレは根本的にはおしゃべりなんですけど、昔はしゃべんのヤでね。

スタジオでドームのリハーサルやってたんだけど、リハだと間違い放題!

こうやってお客さんの前に立っとかないと、間違っちゃう…
ライブも2月すると感覚を忘れちゃう。
さっき出てきたら、一瞬わかんなくなってきて、あれ?なんでお客さんいるの?みたいな。
リハみたく間違い放題だと、わかんなくなっちゃうんだよね。年とってくると。

ここは狭いから、遠くの人にも気を使わないですむね(笑)
この曲気に入った?とかいちいち確かめられないからね。あれ、もしかしてみんな引いちゃった?とか、考えたりして…
わりと気楽な顔してますが、心の中は四苦八苦してるんですよ。(笑)」

倖せなんて

「当時はこの歌をライブでやった記憶がない…ま、やったんでしょうね。
この曲をツアーでやったら、身近な人から『良かった』って言ってもらって、とっても嬉しかったです。」

2008年11月17日小田和正@横浜BLITZ・ドーム直前ライブレポその2

February19 [Thu], 2009, 9:1811/17

横浜ブリッツ・小田さんドームツアー直前ライブから3ヶ月。
いまさらレポの続きです。 その1はこちら
実際の内容と同じではありません。 

「なんか質問ありますか?
しゃべる紙を、実は忘れてきたんです…(笑)

(「倖せなんて」にんべんがついてる理由は?)
「若い頃はこだわってたんじゃない?どっちでも良かった…」

(ドームは何時間くらいやりますか?)
「この前と同じくらいだと思います。」
朝まで?(笑))
「朝まではやらんけど(笑)またいつか、元気なうちに朝までやりたいですね~。(わーーー!!

)八景島、楽しかったね。

(「東京の空」はCDにはならないんですか?)
「まーだいぶ先になるんじゃないか。オリジナル作るったら大変なんですよ。仕事のろいし…」

「ここで、懐かしい曲をメドレーでつなげてみました。
昔の曲、みんな聴きたいんだよ。嬉しくもあり、寂しくもあり…
でも…ウケたいから(笑)
『ドームでメドレーやるのよ!

』みたいなことは…(ナイショね

)」

夏の終わり

眠れぬ夜

こころは気紛れ

風に吹かれて

やさしさにさようなら

between the word & the heartー言葉と心ー

「どうもっ!楽しかったですか~?

昔はよくメドレーやりましたね~。すごくスムーズにつながるように転調していったり…
今は、あんな風につなげるのは若気の至り(笑)に思ったり。考え方、変わりましたね~。」

「昔の曲、やったからもういいか。(え~~!!)
くれぐれもメドレーやるって、口外しないでね。

横浜でご当地紀行やったときに、横須賀にバイオリンの先生訪ねて行ったんですよ。
あんときはカットしてるんですが、先生がけっこう怖かった…すっごい迷惑そうで

(笑)
オレ、少しは喜んでくれっかな?って思ってたんだけど(笑)
バイオリンが小さくなって、『小田君そろそろ買い換えて…』あ、いい機会だからってやめちゃった。
小田、って言ったら…ねえ、覚えててくれるかな~?と思って行ったら
『なんですか?

』横須賀で、ですよ~(笑)」

もう歌は作れない

「ドームでぼそぼそMCして、こんなしっとり歌を歌って、みんなに伝わるかなって…
みんなドームでコンサート行ったことある?
(オフコース!)あっ!(笑)すっかり記憶が~

(笑)
(すまっぷ!)(あらし!)(ビーズ!)
はいはい、はーい。僕もがんばります!(笑)」

「ドームでもこの曲やったらしいんだけど、覚えてねーんだ。(え?)やりますよ。」

NEXTのテーマー僕等がいたー

ラブ・ストーリーは突然に

キラキラ

と、小田さんが歩いてきてすぐ前に立ち止まり、ステージの上からマイクを差し出しました!!

ところが…私はガチガチに固まってしまい、ただ目の前を見上げるばかりで、その場から一歩も動けず…

(ばかー

他の人が駆け寄って、差し出されたマイクに向けて歌ってました

あっという間の出来事に、ただ呆然…

(笑)

そして小田さんはステージを降りて客席に突入~!フロアの後ろの方まで歩いていき、2階席にも手を振って、歓声に応えます

こころ

緑の日々(!)

イントロで『緑の日々』とわかった瞬間、拍手が沸き起こります!

この歌を、再び東京ドームで聴ける日が来るなんて…

東京の空

「最初にドームツアーを発表したのが9月2日の名古屋で、今日が11月17日だから、まだ2ヶ月たってないのに…
とっても昔のようでもあり、おとといのようでもあり。
ステージは、あがってないとどんな感じか忘れちゃう。

今日はみんなに有料で来て頂いて、リハーサルをやらせて頂いて(笑)
すいませんね~~(笑)

今日選ばれた、ドームにも来る700人…7、8人はお疲れさんでした(笑)
700人の人たちは、なんにも知らなかったように…(笑)みんな味方ですから、ね!
ドームを盛り上げて、楽しんでください!(はーーい!!

…なんか、リビングルームにいて、知らないお客さんがいっぱい来てて、そこでだらだら話してるような気がしてきましたが…

(笑)」

「テレビ小説、どんど晴れからもう2回ぐらいやってるのかな?
まったく見てません!(笑)
月9も、真央ちゃんのときは見てたけど、北川んときはなんも見てない(笑)
では、『ダイジョウブ』を。」

ダイジョウブ

再び、こちら側に歩いてきて、客席を見渡している時に、目が合ったような気がしたのですが…

目の前に小田さんが立ってこっちを見てる、という状況に、ドキドキしてまともに目を合わせられなかったという…

(悔)
あ~、あの時に戻って、己の頭をはたいてやりたい!

「ドームツアーのために、曲を書きました。タイトルは、『さよならは 言わない』」

さよならは 言わない

この曲を、初めて聴いた瞬間。

メモには、これだけ書いてありました。

さよならはいわない

かなしみはやがてきえる

よろこびはいつまでも

無意識に歌詞の一部を書いていた。

悲しみはやがて 消えることを知った
喜びはいつまでも 輝きつづけることも

たぶんここで、涙が溢れて、続きが書けなくなったと思われます。。

…んで、メモもここで終わっとる!!

アンコールは?最後の小田さんの言葉は?「また会おうぜ!」は

「さよならは 言わない」があまりに衝撃で、残りのメモも記憶もなにもかも吹っ飛んだらしい

誰か続きの詳細求む!みゆさん(名指し)、よろしく~

ライブが終わって、ちょっと半泣きで、放心状態だったのは覚えています。
退場の最後まで席に座って、小田さんたちが去ったステージと、ガラガラの狭い会場を見ていた。
「まるでリビングにいるみたいだね

」と小田さんが言っていた、ついさっきまでの親密な空間を思い出す。

MCの途中、客席とのやりとりもいっぱいあって、
私は外れて行けなかったけど、2001年のトーク&ライブってこんな感じだったのかな?
質問コーナーでは『緑の街』監督舞台挨拶を思い起こさせたり…

ドーム初日が間近に迫ってたにもかかわらず、リラックスした、あったかい雰囲気の小田さんでした。
その分、歌詞を間違えまくってましたが

ドーム、歌詞ダイジョブか~?と、不安になったくらい(笑)
『まっ白』のまっ白っぷりは凄まじかった…と思ったら、
やっぱり?ドームではやりませんでした(笑)

この後、幕張でのリハーサルで、脚を怪我されたんですよね。。

東京ドームのオンステージで、間近で観た小田さんは、
横浜の時のようなふわっとした雰囲気はなくて、厳しく張りつめたような表情をしていました。
視線の向こうには、5万人のお客さんがいて、全力で走るはずだった長い花道が延びていて。
その全てを受け止めて、全身の力をこめて歌う姿が、目に焼き付いています。

でも、走れなかったことや、いろんなことを全部ひっくるめての、ドームツアー2008『きっと またいつか』だったんですよね。
『楽しかったね』その言葉がすべてです。今も思い出すだけで泣きそうなくらい、楽しかった…

次回、ドームツアー2009『ドームでどうも~』(一部フィクション)では、思いっきり花道を走る姿を、楽しみにしています!

横浜みたいな「何気ない」ライブも、またいつか、あるといいなあ~

作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用

◆ gomaさんより、コメントいただいたので追記します。

『はじめまして。幸運にもブリッツに行けまして、手元のメモが残ってましたので補足させて頂きますっ!

ダイジョウブで本編終了。その後アンコールで、YES-YES-YES →YesーNo(君住む街へのイントロが流れたけどそれを小田さんが止めてこれを歌ってくれた。園山さんのSAXからスタート)→君住む街へ(みんなで合唱)→またたく星に願いを→今日もどこかで(みんなで合唱) →さよならは言わない

となってましたー。』

gomaさん、ありがとうございました!