どーもどーも2011/9/3(土)札幌ドーム、MCレポ覚えてる分だけ

September06 [Tue], 2011, 18:40

小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』
9月3日(土)札幌ドーム、MCで覚えてるところをちょっとだけ。

今ツアーでは初のドーム会場、特筆すべきは、音がすごく良かった!予想以上でした

体育館とかよりドームの方が音はいいのかも。
小田さんの声が、ドーム中に美しく反響する至福といったら。。

さすが、PAチームが天才なだけある!

録音録画機器は一切使用しておりませんので、実際の内容とは異なります。
ちえさん、補足ありがとうございました

・・・

会場に入った途端、目を奪われるのが、
アリーナの後方まで行けるよう、張り巡らされた花道。
総距離は、これまでのアリーナ会場の、倍以上あるのではないでしょうか。
3時間を越えるライブで、いったいここを何周するのか…
陸上競技のトラックが頭に浮かびました。

ドーム会場は、本来は野球のグラウンドで、決してコンサートホールではないです。
ぐるっと一周歩くのでさえ、かなりの時間がかかって大変です。
ましてや、全力で走ったりしたら… ひええ。

そこを何周も歩き、走る。ありえないくらいの声量で歌いながら。
手を振り、時に跳ねながら。

小田さんは、容赦ない花道を作ってしまいました。

いま、目の前には、カフェで頂いたK.ODAバースデーカードがあって
そこに「64」という数字が書いてあります。

64歳…
音楽の才能だけでなく、稀有な身体能力をも併せ持った、奇跡の64歳。

・・・

MCから。

「私のことが、米粒のように見える人たちにも、
なんとか身近に感じてもらえまいかと、必死であります。(笑)

しかしながら、体力的にも歳をとってきて、厳しくなってきて
どっちの花道に、どれくらい回っていったか、途中の記憶は定かではありません。
気持ちは一生懸命ですから…」

小田さん…そんなの気にしなくていいのに…

「昨日と今日は、このホールを…ホールじゃないや、すいません(笑)
スタジアムの広さを、体で覚えようと思って、
一生懸命、走ってんだけど、なかなかつかめない。
どっちを向いて行ってるのか、わからなくなる。
私は決して方向音痴ではないんですが…(笑)」

「♪忘れないで どんなときも~ (1フレーズ口ずさむ)良かったっすね。
(会場、キャー

、拍手!)拍手を強要してしまって、すいません(笑)」

「ご要望があればいくらでも…
でも、自分がそっちに行ったら喜んでもらえる、なんて横柄な考えだよな、へへへ(笑)」

何をゆっとるのか小田さん(笑)
みんな、小田さんが来てくれるだけで、ものすごくものすごく喜んでますよ~

「試しに聞いてみますが…ここで野球観戦をしたことがある人?(たくさん手が挙がる!)
見たことない人は?(はーい)8対2ってとこですか。
日ハムですか?(大拍手!

)ダルビッシュ、すごいよね。
大リーグ行ったら寂しいよね。でも活躍が見たいか。」

あの拍手の感じでは、地元のお客さんが多かったんだなー…
私の隣のグループも、みなさん日ハムファンでいらっさいました。

・・・

「ま、年取ってきて(笑)歳の話はやめようと思っていても、ついポロッと。
CDを包んでるセロファン、あれ、剥がすの大変じゃないですか?
私も、自分でCDを発売してるのに、なんでこんなに剥がしにくいのか、
おまけにCDにはこれまた細かい字がいっぱいあって、
あれは若い人には読めるんですか?

(笑)

辞書を引いても、目なのか日なのか…棒が一本なのか2本なのか…
何言ってっかわかんない、ごめんね(笑)」

(客席:小田さん、かわいいー!)(笑)

「僕は、みんなで手拍子をしろとか、まっぴらですが…
僕自身は、みんな立って!とか手拍子しよう!とか言われるのはまっぴらごめんですが(笑)
せっかくこんなにたくさん人がいるから、手拍子をやってみようと思います。

手拍子は、ウラですよ。(ン)タ、(ン)タ、(ン)タ、…
(客席、やってみるが、ドームが広すぎてバラバラ)
あーこんなふうになっちゃうかー。まー気にせずやりますか。」

ドームで手拍子を合わせるのは難しい…
メインステージとスタンド後方では、まるっと一拍ぐらいずれてしまいます。
ひたすら自分の聴いてる音に合わせました。フラメンコ気分です

・・・

「昔のフォークソングのコンサートってこういう感じでしたよね。
こんな風に間が空くと、シーンとして。」

(それは、みんな小田さんの話す言葉を聞き逃すまい!としてるからだと思う。)

「もうこの話はしないと思ってたのに…今日を最後にします。
かつて、道新ホールというところでコンサートをやりました。

オフコースで、73、4、5年…40年近く前になっちゃいましたが
1000人くらい入る大きいホールに、お客さんが、13人…
それも、オレの先輩のお医者さんが、勤務先の看護師さんを連れてきてくれた・
おまけに私は風邪を引いていてボロボロでした。
でも、その13人が、アンコール!アンコール!って…けっこう悲惨ですよ(笑)

今日は、こんなにいっぱい来てもらっちゃって、嬉しいです。
私は決して思い上がってはいませんよ(笑)
13人の道新ホールの思い出は、ここで打ち止めにします。」

 道新ホール入り口↓)

・・・

映画の話から…

「尾藤イサオさん。有名なシンガーですが、私はかつて山田太一の『高原へいらっしゃい』を見ていて、ずっと心に留めておいた役者さんで、2本目を作るにあたって、ぜひ映画に出てもらいたいとお願いしました。
その時は喜んで引き受けていただいたと思っていました。
尾藤イサオさんの歌… ♪ベイビー、オレの負けだ…(『悲しき願い』口ずさむ)
あしたのジョーの主題歌も歌ってるそうだけど、そっちは知らなくて。

でも、後になってきいたら、
オレが、どっかの金持ちのボンボンで、映画を作りたがってるんだ、と思ってたそうで、
(自分のことを)シンガーだと知らなかった…(えええ!Σ(゜Д゜))
それで、すごいショックを受けまして

(笑)
そのあと、とっても優しくしてくれました。へえー、歌うんだ~。って(笑)」

金持ちのボンボンと思ってた…おかしすぎる(笑)
「緑の街」での尾藤さんの役、すごく印象に残ってて、尾藤さん以外は考えられないですね。
たとえ、監督のことシンガーと気づいてなくても…

・・・

「えー、どーも…いやー… ありがとう。
楽しみに、楽しみに、楽しみにしていた、札幌ドームのコンサートも、
こうして終わっていきます。
みんな、ずっとあの時の気持ちを忘れずに、頑張っていれば…

よく、頑張るのは好きじゃない、とかいう人がいますが
私は、頑張るのが大好きです。

頑張っていれば、きっといいことが待っている、と信じて
みんなでホントに頑張っていれば…
頑張るだけではなく、僕と同じくらいの年代の人は、脂っこいものを控えて…(笑)

また会える日を、楽しみにしております。(力強く)」

・・・

アンコール、何曲か歌った後…

「どうもありがとう。
電車とか、大丈夫ですか?帰らなきゃいけない人は、遠慮せずにとっとと帰ってくださいね(笑)

もうこんなでっかいとこでやるのも、どうなんだろうって…(会場、爆笑


昨日のリハーサルでは思っていたけど…

なかなか、楽しいコンサートでした。

どうもありがとう。

うん…
なんだか、同じ気持ちを、みんなで、密やかに共有した気がする。。
楽しかった、すごく。
札幌ドーム、とってもとっても楽しかったです。

・・・

アンコール最後の曲を歌う直前、マイクに向かって、小さな、ささやき声で…

「楽しかったね。。」(ん?聞こえない…?)「・・楽しかった。」

・・・  楽しかった… ね…  ( ꒪⌓꒪)  (思考停止)

うっ うっうっ…

うちらも楽しかったよ小田さあああああーん!! (号泣)