その日が来るまで・2012/4/29サンワアリーナ青森2日目、個人的感想メモ

May11 [Fri], 2012, 14:10

前回の青森ご当地に登場した、八甲田丸

修学旅行で、青函連絡船で北海道へ渡った思い出があるそうです。
手前に見える橋の名前は…
K.ODA「『ラブリッジ』…ブリッジでいいじゃないですか」(笑)

小田和正ツアー2012『どーも どーも その日が来るまで』
4月29日(日)サンワアリーナ青森、2日目の個人的感想メモです。

 青森初日のMCレポはこちら→

開演前、ある方をお見かけしました。

・・・

開演前、ツアートラック付近でお見かけしたのは、なんと…

ジローさん!!Σ( ° 口 °

大間ジローさん、ご本人です!!
いつもと変わらぬニコニコの笑顔…早くも開演前から心拍数があがっております!

もちろん小心者なので声はかけられません。
こっそり、ひっそり、ドキドキ。

大間ジローさんのブログ「J’s Blog」:2012/4/30更新「行って来ました」→「職人技でした!」→

ツアトラ前で記念撮影してる~♪

思わぬ出来事に、ぽーっとしながら席に着き…

いよいよ、青森2日目のコンサートが始まりました!!

花道を、バンドのメンバーが歩いてきます。
そして…小田さん!小田さーーーーん!!小田さ~~ん!!!(絶叫)

大歓声の中、一曲目のイントロが始まります…

・・・

MCメモ。録音録画機器は一切使用しておりません。うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。

「クリスマスの約束というテレビで、若いアーティストと割と距離が近くなって…
頼まれて、よく一緒に音楽をやったりする。
彼らが詞、曲を書いてきたのを、ここを直せば…みたいなことを。
とっても、人のことはよく理解できるのが、
いざ、てめえのことになると、まあ…ホント簡単なことも決められなくて。
人にアドバイスするように…ほんとに人のことはわかるのに、自分のことはわからない。
そんな日々です。」

このあと「そうやって悩んで作った曲です」みたいな紹介があって、
『たしかなこと』を歌ったような。

「青森に『横浜』って地名があるんだね。横浜から来た人…?(手が上がる)
いいとこだよね。菜の花畑があって。
昔、地図をみて、青森にも横浜があると知り…敵対心を持った(笑)

もうひとつ、僕は横浜の『金沢文庫』というところなんですが
石川にも『金沢』という地名がある。
辞書をひくと、そっちの金沢のほうが大きい…傷つきまして(笑)
その後、ツアーで行くようになって、ああ、こんな素敵なところなんだと思いました。」

「昔は春が好きじゃなかったです。風が強いし。
野球やってたから、砂ぼこりとか舞って…
でも歳とってきたら、春が好きになりました。」

「おやじの先祖は、津軽藩に仕えてたらしい…(どよめき)
ちゃんと調べてないんですが(笑)

僕が初めて青森に来たのは、修学旅行で。
仕事で青森に来たのは、42~3年前、加藤和彦さんとかと同じ事務所で、
ファッションショーとコンサートを、一緒くたにしたような…(笑)
予算が無いから夜行、それも普通電車でやってきて。
まさか、それを観た、という人はいないよね…?(一人手が上がる)
君?え、若いんじゃない?
あの頃は、三人でやってたんじゃないかな…いやいや…(笑)

そんな、そんなってどんなかわかりませんが(笑)
懐かしい曲をメドレーにしたので、聴いてください。」

新しい曲を歌う前にも、MCがありました。

・・・

【青森2日目のご当地紀行】

◆「A-FACTORY(青森りんごなどお土産が揃う複合施設)です。
なんだかシャレオ(おしゃれ)ですが…
外から見て、中を見ても…何か足りない(笑)」

◆「ねぶたの家、ワ・ラッセ。」
入るなり、修学旅行生の一団と、妙齢の女性に囲まれました。みんな大はしゃぎ!
「うひょ~…ババアうるさい…」(笑)

実物のねぶた見学中。「これがねぶたか…」

「『ワ・ラッセ』とかつけなきゃいいのに…(笑)」
売店で、ねぶたのミニチュアを見つけ「96700円…ひぇ~!おみやげで9万!」

◆ 路上で修学旅行生のバスが止まり、窓から手を振る生徒たち、

と…
「さっきの修学旅行だ~。父兄だと思ったら先生だったんだ、あのババアは(笑)」

◆ 外のテーブルで小休止~「いやあ、優雅ですな~。」
と、妙齢の女性から握手を求められ、いつものように応対してたら
「うざい顔しないの!」と言われてしまったK.ODA(笑)
「うざい顔するなって…ひどーい(泣)まぶしいだけだったのに~」
傷ついてます(笑)

◆ 善知鳥(うとう)神社。
「どこも素敵…今日は天気がいいから。ひとつだけお願いしておきました。」

◆「やって参りました、おなじみの黒岩…(スタッフ:黒石!)黒石駅であります。」
「こみせ通り。変わりようがありません…
旅っていうのは、変わっていないところに来て変わってないのを確認する…」
前回も来て「古いだけです」とかゆってましたね~

◆ 弘前城公園。残念ながら桜の開花には一歩早いようで…雨も降ってきました。
「雨はいいなあ~。。

弘前の桜は、明日まで咲くまい、と頑張っております。
桜を見たことが無いわけじゃない、と強がりを言っております。」(´・ω・`)
(かなり残念そうな様子。)

◆ りんご公園。喫茶で、アップルパイを食べています。
『リンゴ追分』の歌碑から流れる歌に「…ジーンときちゃいますねー。」

◆みんなで『ふるさと』を歌って…
「あんなに晴れてたのに、こんなに曇ってきました。
私は、雨に降られましたが、なんだか楽しかったです。」

と、いつものように、〆の言葉が来るのかと思いきや…

「ちょっと待ったー!!」

次の瞬間、画面には『本日10:00』の文字とともに、
晴天の弘前城公園で、桜の花に囲まれた、K.ODAの姿が!!

わざわざ今朝、行ってきたのか~~!!(場内爆笑)

「これで溜飲が下がったというものであります!」

心底、嬉しそうなK.ODAの姿に、会場は沸きに沸いております!

小田さん…よっぽど桜が見たかったんだね…良かったね…

いやあ~、ご当地にかける情熱、ハンパないですな!!
チームご当地、ばんざーい!!\(^o^)/

・・・

ところでわたくし、この日はもうひとつ重要な任務を背負っておったのです(`・ω・´)ゞ

題して「父のコンサート初参加・大作戦」

母は小田さん好きで、コンサートも何度も来てますが、
父は、日頃よく小田さんを聴かされてるとはいえ、コンサートはいいや…と。
前回ツアーの盛岡でも、私と母が見てる間、ひとりホテルで待ってるよ~、なんて。

しかし、今回は我らが青森…!なんとしてもふたり一緒に連れていかねば!!( ー`дー´)キリッ

かくして、勝手にチケットを取るところから、ミッションスタート~

「オレはいい」「留守番してる」というのを、
しれーっと「あ、全員分のチケット当選したから!やったね♪」
「小田さんのチケット取るのたいへんなんだよ~」「これは行くしかないね!」

でも、3時間を越えるコンサートがちょっと心配だったみたいで

「年寄りで気後れするからオレはいいよ~」と言い出すのを、

「年寄りだらけだから!」と説得し

演奏予定曲のCDを渡して、毎日予習してもらい
秋田でお揃いのツアーTを買ってきて「一家でこれ着るからよろしく~」と脅し(笑)
コンサート当日を迎えました。

会場に着いて、さっそくツアトラ前で記念撮影。
周りを見回し…「けっこうオレらみたいな年代も多いな~、安心した。」でしょー

ちなみに衣装は、お揃いのツアーT2012バージョンに、どーも缶バッジ。
「カラフルな刺繍がいいね♪」と、けっこうノリノリで着てますよ!

いやあ~気分上がるわ~!

開演直前、チケットはポッケに入れといて…とか、あれこれレクチャー。
「こちら、小田さんが歩いたり走ったりする花道でございます」
「あそこに歌詞が出るので、見て一緒に歌えます」
「もし小田さんを見失っても、頭上のモニターに映ってますので」
始まる前はいつもあたふたと落ち着かず、挙動不審なわたくしですが
輪をかけて、あたふたでした。メガネメガネ…頭の上じゃん(定番)

 さて、父の初小田さんコンサート、どうだったかというと…

オープニング~花道から登場の大歓声に、一気にボルテージが上がったみたいです♪
一曲目から、食い入るように見てまして…
ミラーボールが回り出すと、周りと一緒に立ち上がり、すっごいノリノリ!!\(^o^)/

バラードでは、何度も、眼鏡をとって涙をぬぐって…

ご当地で、大笑いしてる!

盛り上がり曲では、すかさず立ち上がって、手拍子してる!\(^o^)/
やさしい雨に、目がキラキラしてる…

花道を走り抜ける小田さんに、拍手を送ってる~
またたく☆で、ワイパーしてる!

…母に負けず劣らず、すごい溶けこみっぷり(笑)

アンコール、エンディングアニメもしっかり最後までみて、
「3時間、あっという間だったね~。もうそんなに経ったの?」
ヨッシャー!!

思いっ切り楽しんでもらえたようで、良かったあ~。。
落ち着いて見れるよう、いろいろ配慮してくれた友達にも感謝です。ありがとう。

終演後も、コンサートから数日たっても「いや~小田さんはすごかったなあ…」って。
でしょでしょー!

「コンサート初参加・大作戦」大成功~ヽ( ´ ∇ `)ノ

・・・

しかし…小田さん、見るたびに上り調子といいますか…
どうなってるの…

初日の走りも凄かったけど、
2日目もまったくスピードを緩めることなく、むしろあがってたかも。

「この会場の花道はつかんだぜ」ってこと?
それでいて、歌がちょっとも乱れないんだよ!
あんなに走ってるのに…歌はますます絶好調で、恐ろしいわ!!

さすがに『またたく星』で花道ぐるっと全力疾走した直後は
「酸素が…こんな走らなくたっていいのに…」って、自分でゆってた(笑)
それでも、次の曲のカウントが情け容赦なく始まる、ファーイーストクラブバンド、鬼(笑)

なんなんだろう…キツければキツいほど、歌がすごくなってくのって…
酸欠からの『ダイジョウブ』それもサビからとか…
休むことなく2度目のアンコールで弾き語り、
これまで3時間近く歌い続けたことが、まるで嘘のように
ひたすら美しく澄み切った、力強い歌声。
より深く、優しく。。
拍手を送るほかに術がないのが、もどかしい。

 青森2日目、最後のMCから。

「楽しみにしていた青森も、あっという間に終わっていきます。
40年もあっという間だったから…2日間なんてあっという間で、さみしい。

寂しくならないように、できるだけ早く、会いに来ます。
また新しい歌を書いて、歌いに来ます!(大拍手!!)

若い人もたくさん来てくれましたが、
主に、割と、健康に気をつけなくちゃいけない人たちも、多く見受けられますので(爆笑!)

私も、走ったり、腹筋したりして、頑張りますから。
みんなも、健康に気をつけて、また会いましょう!」

いつもより、じゃっかん年齢層高め?な青森会場でしたが
父も含め、誰もがみんな、心から楽しめたコンサートだったと思います。
小田さんがあんなに元気なんだもの!
そして…自分達も、小田さんを見習って鍛えなきゃな、元気でいなきゃなって。

花道を歩きながら、イヤモニを片側だけ少しずらして、
客席の歌う声を聴いていた小田さん…
「ありがとう小田さん!」の声に、一瞬、顔をクシャっとゆがめて
泣きそうになるのを、必死でこらえてるみたいに見えた。
でも、最後まで、明るく、笑顔で。
とっても楽しい2日間でした。

小田さん。
青森で「また会いましょう!」って言ってくれて、ありがとう。
その言葉が、なにより嬉しかったです。
ありがとうございました。