『今日もどこかで』7/26・さぬき市野外音楽広場テアトロンレポその3

August06 [Wed], 2008, 16:02

小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
7月26日、香川・さぬき市野外音楽広場テアトロン、レポその3・スペシャルゲスト&アンコール~

レポその1・前半戦&MCはこちら→
レポその2・ご当地紀行&後半戦はこちら→

週末はもう情熱大陸野外ライブ…わあ(焦)
オリンピック関連もTBS以外はノーチェック、開会式は明後日だって!

夏休みの宿題とレポはお早めに~

コメント、ありがとうございます!てくてくお返事しております

以下ネタばれです。録音録画機器は一切使用しておりません。うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。

  
本編終了後から~

ひたすら、アンコールを求める拍手は続きます。
芝生席まで、ほぼ総立ち。

ステージの照明が落ちると、あらためて周囲の暗さが実感されます。
背後にある丘や林は黒々として、
海の向こうの島の灯りも、ぽつ…ぽつ、と見えるだけ。

やがて…
小田さんたち登場!!(わーーーーー!!

「どうもありがとう!」
続いてゲストを紹介します。もちろん…

「スターダスト・レビュー!!」

やったー!!客席みんな、大喜び!!

なんと、その喜びに沸く客席から、
中央通路を歩いて、スタレビ登場です!

驚きました!

と、曲の前にイベントがあります、と小田さん。

「全員で、記念撮影をしたいと思います!

おお!今度はもっと巨大な写真になるのでは?
テアトロン中のお客さん、小田さん、ファーイーストクラブバンド、
スターダストレビュー、全部で何人だろう??
巨大記念撮影作戦、開始~♪

要さん「オレたちまだ何もやってないんだけど、写っていいの?」(笑)
小田さん「ダメだ、要にマイク持たせちゃ!しゃべらせるな!」(笑)

もう遅い、その手にはしっかりマイクが

(笑)
要さん「小田さんの背後霊のように、ずっといるからね♪

花道のステージに小田さん、バンド、スタレビがスタンバイ。
「オンステージの人たち、こっち来て、階段に並んで。」
(客席「えーーーっ」)
「皆さん心を広く持ちなさい(笑)人の幸せを喜んで。」

オンステージの人たちが移動する時間の間(ま)が耐えられなくなった
要さんがしゃべり出します(笑)

要さん「えー、みなさん、ご歓談タイムです。」
「小田さん、この無言の状態が怖いんですけど」
小田さん「じっと耐えるんだよ(平然)」

カメラマンさん「会場を7分割にして撮ります。」
要さん「どの場所にもオレが写ってたら怖いよね(笑)
いつ移動したんだ!って。」

マイクでいろいろ指示を出すカメラマンさんに、
「すげー!カメラマン用のマイクがあるよ!
うちだったらメガホンだね。(笑)」

要さん「ね、欠席の人は上に写るの?」(笑)
小田さん「誰が写るんだよ。」(笑)

カメラマンさん「スローシャッターなので、皆さん動かないで下さい」
客席の端から、撮影開始です。

順々に撮影が続き、少しすると、

小田さん「ナカモト、巻きで」

こえ~~~~!!

(笑)
急に撮影のペースを上げるカメラマンさん。

最後に中央の小田さんたち(でべそステージの上でぎゅうぎゅう

)を何枚か撮影して、
テアトロン集合写真、撮影完了。
どんな写真になるんでしょうね~わくわく。
どこかで見れるといいなあ。

要さん「オレ、写真撮ったからもう歌いいや!」
(と、ステージに戻る間も、ひっきりなしに話をつなごうとする。健気。)

要さん「いいもの、見せて頂きましたね~。心、洗われたね。
みんな乗ってるねーー!イエー!!(客席:イエーーー!!)
オレ今日何にもしてねーよ(笑)
いいね、みんなオレの意のままだ!(笑)」

小田さん「スタレビ、明日ここでライブやるということで。
何のいたずらか、運命か。今日、来てもらいました。」

要さん「僕らも小田さん利用していいのかな?
このあと夜、交渉に入らせてもらって…


小田さん「(華麗にスルー)それでは、この歌は…」(笑)

要さん「この曲は、小田さんが歌詞を書いてきてくれました。
いきなりスタジオに入ってきて、
本番3日前の、リハーサル大忙しの時ですよ?!
小田さんのリハは次の日の予定で、まちがっちゃったのかと…

そしたら、『これで曲を書け。』ええー?!
2時間半で作りましたよ。
それで、『歌ってみろ』っていうから、歌って聴かせたら、
『いいな。じゃあオレ帰るから』
さーっと帰って行きました(笑)
オダ、大スターじゃなかったらくびしめてるとこだよ!」(笑)

小田さん「なんか良かったねー。あの日は。」
要さん「不覚にも涙流しちゃってね。小田さんがアニキに見えた」

小田さん「楽屋でも泣いてたね。綺麗な涙でしたよ」(笑!&拍手)
要さん「あの瞬間だけはキレイでした。。(笑)
いろんな場所から、こうやって来てくれる。
自分たちの歌が、思い出になる…泣けちゃうね。
アニキと呼ばせて頂きます!」

小田さん「えー、というわけで…タイトル、何だっけ?(笑)
みんな待ってるから、やるぞ(笑)
『思い出はうたになった』いいタイトルだよな~(笑)」

『思い出はうたになった』

小田さんと、スターダスト・レビューの、美しいハーモニーが響きます。
感激です。

 歌は思い出になって 思い出は歌になった
 そしてそこにはいつも 君たちがいた

この歌もまた、今日という特別な一日の思い出になってゆく…

家に帰ってから、スタレビ大感謝祭のDVDをまた観ていたのですが、
『思い出はうたになった』を歌った後の要さんが、涙、涙で、
見守るお客さんの拍手もあったかくて。。
テアトロンでの感動がよみがえりました。

この一曲を歌って、スタレビの皆さんは帰ってしまわれました。
ちょっと寂しかったけど、

ご機嫌なイントロが、高らかに鳴り響きましたよ~~~!!

『またたく星に願いを』サイコー!!

なんつーか、客席のノリ、手の振りの揃い具合が、ハンパないっ!

『SAME MOON!!』ツアーを彷彿とさせるような、熱い感じが懐かしく♪
ジャンプ!ジャンプ!(よろめく)ぶんぶんぶん!

小田さん、栗ちゃんに近づいて耳打ち。
続いて始まったのは…

『真夏の恋』

いやったーーーーーーーーい!!

ヽ( ≧▽≦ )ノ
テンションMAXまでアップ(笑)これ以上あげてどうすんのか!

ああああなんて幸せなんでしょう!
真夏のテアトロンで、大大大好きな『真夏の恋』が聴けるなんてっ!!
ほんっとにライブ映えする、ライブで聴くのが最高な曲なんです。

なにゆえそこまで私が『真夏の恋』に入れ込むのか?…と思ってた同行者も、初めて生で聴いて「納得!」だって♪
ねー!イントロ聴いただけで、一気にテンション上がるっしょ!

体の底からうきうき、無条件で幸せになるっしょ!!

迷いも不安もため息も、ぜーんぶ吹っ飛ぶぞ!!

『君住む街へ』

…ちょい落ち着かんと(ぜえはあ)
小田さんは花道のあちこちを巡って、歌詞をひとことひとこと、かみしめるように歌います。
♪ひとりと 思わないで いつでも のところ、力の入った低い声が、
小田さんの低音スキーにとってはたまらないです。

ステージの前に、小田さんとバンドメンバーみんな集まって、
前・後・右・左、と丁寧なお辞儀。
精一杯の拍手を送ります…

『YES-YES-YES』

小田さん、この日一番のシャウトでした。
客席も一緒に大きな声で、
ステージの小田さんを越え、海の向こうへも届けと。
大・迫・力!!

『今日も どこかで』

小田さんはマイクを降ろし、客席の歌声に耳を傾けていました。
完璧に覚えている人、多数(笑)さすがテアトロン。
みんなしっかり声を出して歌ってるので、
周囲を気にすることなく、心おきなく歌えました~

これでおしまい…と思ったら、小田さんがキーボードに向かいます!
客席の、うわあああ~~~!!という大きな歓声に、
ちょっと後ろにのけぞるようなそぶり、のあと
イントロを弾き始めます。

『生まれ来る子供たちのために』

 ひろい空よ僕らは今どこにいる

空を見上げ、ただじっと、
この場所で、この歌を聴いたことを、心に刻んで。

 ふたりでも漕いでゆく
 その力を与えたまえ
 勇気を与えたまえ 

曲が終わりました。
まだ深い余韻が残るステージを、すっと後にして、
小田さんが去ってゆきました…

その瞬間、大きな花火が、ドーンと打ち上げられました!

うわあああ!!きれい!!

テアトロンよりもやや下の方で打ち上げているのか、

花火、ちかっ!!Σ( ̄口 ̄;

爆発音がどーんと響いて、斜め頭上に、次々と大輪の花が開きます。

時おり、ステージのやぐらで花火の一部が隠れるくらい、近い。
散ってゆくときの、マグネシウム?水音のようなしゅわしゅわという音までも、聞こえます。

花火が降ってくる、というより、迫ってくる、みたいな(笑)

おっきな尺玉が弾けて、空いっぱいに長い長い光彩を放ち、
やがてキラキラと、暗闇に消えてゆきました。

エンディングムービーが流れ出します…
一夜の夢のような時間が、終わってゆきます。
この日のすべてに、拍手を、
最大級の拍手を。

画面の中のK.ODAが、トランクを持って、次の街へと去ってゆきました。

「きっと また いつか」という言葉を残して。

楽しかった…

終了後、しばし去りがたい気持ちで、客席でぼんやり。

まっ暗な海。
星がいっぱい見える空。
さっきまであんなにたくさんの人がいたのに、残っているのはスタッフの人たちだけ。
座る人がいなくなった客席に、少しだけ涼しくなった風が吹く。

こんな遠い場所に、今いることが、不思議に思える。。

さよなら、テアトロン。
きっとまたいつか、来るからね。

とまあ、ちょっぴり感傷的な気持ちに浸ってたわけですが。
そんな我々を待ち受けていたものは・・ギャアアー!!

地獄の大階段 

(笑)

階段があるなんて、聞いてないよ~~~

(さっき意気揚々と降りてたじゃん)
3時間半のライブの後、長い人波に連なって、暗がりの中を一歩一歩、踏みしめ登る鬼のような階段の、なんと辛いことよ…

なったことない箇所が筋肉痛になりました(涙)

5時15分頃スタートしたコンサート、終了は8時45分でした。
シャトルバスに乗れたのは9時40分。
志度駅から電車で、高松に着いたのは11時。


やっと現実世界に戻って来た!って気がした(笑)

小田さんの、汗びしょの背中のこととか、
アンコール、走るのは俺だTシャツ着てたね…

とか
暑さなんてものともせず、最高の歌を聴かせてくれたこととか

途中で消えたときは焦ったねとか(笑)ぱんつ!

とか(笑)

園山さんのあの曲のサックスが~!とか
万作さんのハイハットが~!とか
いなぴーのひげとギターソロのこと
栗ちゃんてソロになってからはずっと一緒だよね♪
近くに来てくれた時に有賀さん!て呼んだけど届いたかな

木下さん以前はステージの袖でひっそり演奏してたよね(涙)
昔は船越さんも楽器担当してたよね
熱烈なファンが多くて会場の雰囲気が熱かったなっ

暑くて遠くて大変だった…
でも、会場に到着した瞬間の、あの景色は最高だったね

海と空と山に囲まれた、こんな素敵な場所で、
小田さんの歌を聴くことができて、
ほんっと、はるばるテアトロン来て良かったね!

コンサートのあれやこれやを、楽しく思い返しながら、
たくさんビール飲みました。

真夏のテアトロンに、乾杯!!