「今日も どこかで」神戸レポその2・MCなど

April16 [Wed], 2008, 23:13

六甲ソフト♪

小田和正ツアー2008「今日も どこかで」神戸ワールド記念ホール、
12日公演レポの続きです。MCレポ。
神戸レポその1(大事件)はこちら

以下ネタばれです。録音録画機器は一切使用しておりません。
MC、曲順など、実際の内容と同じではありません。 

この日の席はスピーカーがすぐ上にありまして、
またしても、頭上から降り注ぐ小田さんの声を全身で受け止めるという恩恵に浴しました。(別名:若返りシャワー


メモには、「声すごくいい!すごく出てる!」と興奮気味に(笑)書いてありました。
小田さんの歌は本当に力強く、美しく繊細で…肌にもいいなきっと!

「僕らの街で」を聴いている時にふと、この歌はもしかしたら小田さんが若かった頃、実際に思っていたことを歌詞にしたのかな…と、今更ながらに思いました。
元は若人へ向けて書いた歌だけれど、今、小田さんが歌い、そして今の自分が聴いても、心にすとんと落ちてくる歌だなあと。

「みんなは、自分の歌がテレビから流れてるっていうのは…(ないです)
変な感じですが、それに合わせて歌ったりして。。

(小田さーん、と声がかかる)
あ、どうも。聴いてますか?(笑)
なんかすりむいてるらしくて、ヒリヒリしてますね。(笑・拍手


なんですかその拍手は(笑)

では、明治安田生命に書いた歌を…
別に、明治安田生命の回し者ではないですが(笑)」

「たしかなこと」イントロ、歌が始まります。

 「あめあが…(突然やめる) 

歌詞間違えちゃった!すいませ~ん!!(爆笑)

もっかいやりますよ!」

このとき、小田さんは右側の花道、歌詞モニターの真ん前に立っていたのですが…間違えてました

「どうも。(手を振っている人に手を振り返す。

)話さないでずっと手振っててもいい?(笑)

最近、ふっと鼻歌歌うと、オリジナルのキーより低いんだよね。
昔はオリジナルより高かったのに。いよいよそういうふうになってきた。
歳のことは言いたくないけど。

将棋の羽生さんの話なんですが。
対局中、対局って長いから、途中で飯食いに行ったりして。
その時に「何も考えないようにする」って。すごいよね。

私はなにかあると、5分でも10分でも、考えないでいられないですね。
その5分に、なにか、降ってきたりして…それを逃がしてなるものか。
いやしいですね~。。(笑)

私も今度、実行してみようと思います。何も考えない。
布団に入っても考えてるからね。なかなか生まれてこねえなあ…
どうでもいいのをすごく、何だろうこれ…音符まで考えてるのに。」

「40年近くやってると、いろんな曲やっちゃって。
次は、まだ、曲なんか書いてない頃の曲です。新鮮です。

昔は、若い頃のつたない自分をみたくない…というのがあったんですが、
今は、これはこれで良かったな。
ルッキングバックしなくても良かったなと(笑)
すいませ~ん(笑)」

 地球は狭くなりました

「いろいろあったの、話したいけど。
話すと、差し支えることもありますので…(笑)」

 倖せなんて

「もうちょっとしゃべりたいような…しゃべんない方がいいような。
(拍手

)あ、しゃべりますか?

ここでね、1996年、震災のとき泉谷なんかと2日間やりまして。
その時にね、一日目みんな良かった良かった、ってゆってたんだけど、
俺としょうやん(伊勢正三さん?)、すげえ反省しちゃって。

二日目、俺たち自分の演奏が終わってもステージ残ろう!
ね、かわいいでしょ?(笑)
この日はいいコンサートができました。

このイベントには大友がいて、潤ちゃん(山本潤子さん)もいて。
大友が潤ちゃんの『忘れた朝もふたり…』という歌が好きで、
ぜひ潤ちゃんの歌で聴きたい、と。
街でCD買ってきて、坂崎と正やんとで練習して。いい思い出です。

震災は大変だったけど。。」

 愛の唄

「さっき、オープニング出てきてその、『人ごみをまぶしそうに…』
って歌ってフッと見たら、そのへんで、泣いてる人がいて。
思わずぐっときちゃいました…」

 さよなら

(小田さんカッコいいー!の声援に)
「昔はもっとカッコ良かったんだけどな。」(笑)
(カッコいい!と次々声がかかる)
「はいはい。」(笑)

「60なんて思ってなかったっすよね。『若いですよ』って、若い時には言われないんだよ。
若い頃は洋楽が好きで…でも歌詞の意味なんて考えないで聴いてた。
今になって好きな曲の歌詞聴いてみると、くだらなかったり、良かったりします。」

「アルバム作ってるとき、スタジオのそばのホテルに泊まってて。
一曲だけふいに、朝起きた時に、
『これつまんないな…英語にしちゃおう』
で、朝起きた時だったので、『When you wake you will see …』
朝起きたときに、私はいなくなってるから。(そおだったのか!!)

それにしても『私は勝手に出てく。いつか思い出になっていく。』
自己中ですね~~。。
なんでしんとしちゃったんですか(笑)」

「みんなの前で歌って、完成していく曲です。」

 今日も どこかで

さて次は大好き!ご当地紀行~~!!

といったところで、
自分で書いたはずのメモが解読不能

(笑)
これ…同じページにもっかい上から書いてるじゃん…

つづく…

「こころ」「たしかなこと」「a song of memories」
作詞・作曲 / 小田和正