「今日も どこかで」5月6日三重県文化会館レポ by おまつさん

May19 [Mon], 2008, 21:36

しそりんごソフトクリーム

盛岡から宮古に向かう途中の区界高原にて♪

ツアーのテーマ曲『今日も どこかで』が、K.ODAツアー2008公式サイトで聴けるようになってますね。
今日やっと聴くことができまして、何度もリピートしてはライブの思い出に浸っております。なんてなんていい歌なんだ!

15日、盛岡で小田さんのライブをみたあと、レンタカーで宮古~大船渡~気仙沼~南三陸、と三陸方面を回ってきました。


お天気はまさにどんど晴れ、海も空も緑も花も美しく、海の幸はおいしく、ウミネコは人懐っこく

昨日なんてうっかり午前4時起きして日の出を見ちゃうほど、終始ハイテンションな旅でありました。うおー楽しかった!\(≧▽≦)/
小田さんみたく帰ったらすぐジムに…なんてできるわけもなく、かもめの玉子を食べております。あ~緑茶がうまい

おまつさんから、『今日も どこかで』5月6日三重県文化会館大ホールのレポをいただいたので、アップしちゃいまーす♪
おまつさん、ありがとうございました!

以下ネタばれですのでご注意。 

『今日も どこかで』5月6日・三重県文化会館大ホールレポ
by おまつさん

快晴の三重県。緑の中に建つ白い(淡い)きれいな大きな文化会館の中には、エスカレーターで上がると、さらに緑いっぱいの広い中庭が。
空を泳ぐように何十ものこいのぼりが、幾重にも広がってそよいでいます。
そして、その下に一台のツアートラックが、…「見つけた」というより皆を「待っていてくれた」ような、とても素敵な光景でした。
そしてそのまま、まっすぐ目の前が「大ホール入口」でした。

【ご当地紀行♪】

津駅前より出発。商店街へ…

「だぁれもいません。(歩き続けるも…)
閑散という言葉を通り越しております。(場内笑)
歩いてるだけで、どんどん暗くなっていきます。
(ナツメロのような、寂しげな歌が流れてくる)
この音楽が、また…、ね。さびしさに拍車をかけております。(爆笑)
(ありゃ?!って顔。この歌…)‘仲宗根みき’だ!
オレ、仲宗根みきキライだったんだよ~」(テッテケテェ~

ってかんじで声も肩もすぼめてその場を去るK.ODA。)

津の新名所(?!)イオン・サンバレー!!(大型ショッピングモール)へ。
とたんに周りは人・人・人!!

「津の人たちはぜんいんここに集中しております!」(場内大爆笑!)

「ミスタードーナツ」でひとりテーブルに座ってドーナツ(だったかな?)を食すK.ODA。客席からたくさんの歓声が!私の後ろの人たちも。
…どんなにうれしいだろうな~♪

→8年ぶりの(以前訪れた)公園へ…
「案の定、誰とも会いません。みんなサンバレーに行っております。
(ベンチで…)このへんで、ババアと一緒に歌ったんだ…」

(2000年ご当地の映像流れる。ベンチに座っておばあさま達と「はるかな尾瀬ぇ~♪」と歌うK.ODA。)
「あれから8年ですから… いまもご健在でしょうか~^^」

(少し歩いて…)「このあたりで‘がきんちょ’とふれあったんだ…」

(2000年ご当地、3歳くらいの‘がきんちょ’とのふれあいシーン流れる。K.ODA「ほら…おかあさんがよんでるよ。はやくママのところへいきなさい。」…やさしい

「あの子もいまはもう、いくつだろ。
時が流れるとはこういうことであります。」

→伊勢神宮へ
「出雲大社も良かったですが、ここも…すごい。
おどろくばかりであります。
すげーなぁー(黙々と?歩きながら感激しておられますがうまく文字におこせなくて、ゴメンナサイ~)
品格がちがうんだよなぁ。
(ひしゃくで水をすくい、口をすすぐ)
てぬぐい忘れてきちゃいました~(笑)
ズボンで拭いちゃいまぁ~す^^」(再び、てってけてー、と去る)

→通りで。
「暑くなってきたな~」

(道ゆく人がみんな「赤福」を持って歩いている。)

「不死鳥のごとくよみがえっております!赤福!!」

【MCなど…】

「地球は狭くなりました」を歌って…、
「地球は、平らにしかみえないよな。(

)

ダレだっけ、地球はまるい!って言ったら、
死刑にされるんだよな。おそろしぃ時代です。

地球がまるいなんて、自分じゃ気がつかないよな。
それでは、(次の曲、と(きっと誰もが)思ったのですが…)

…あれはどーしたってんだい?!(へ?


水平線から船がじょじょにあらわれたから
地球はまるいとおもったのか。

地球がまるいなんて気がつかなくたって
生きていけるからね。

死刑にされるより、僕は「地球は平らだ!」と
言う側にいたいです。」

長野では「別れの情景(2)」を歌ってくれたんですね~
三重では「眠れぬ夜」を歌ってくれました。

ライブは試合(?)、ライブは客席との対話^^…、そこに流れる時間に同じものなんて一瞬もないんですよね。同じ歌であっても、同じじゃない。
今日の記念に…
小田さんは、これからもたくさんの街で、心こめてこの歌を歌ってくれるのでしょう。三重もそうでした

嬉しかった。

「今日もどこかで」(アンコール)
「まちがえてもいいから、ね。
みんなで、今日の記念にいっしょに歌いましょう。」(感涙

三重県文化会館大ホールの客席は、小さな(テレビでしか見たことナイ)オペラハウスのようでした。
バルコニー状にせり出した3階までの客席すべてが両腕に包み込めてしまいそうな不思議?な感覚。狭くは感じないのは天井の高さのせい?
そしてステージが!ステージがっ!…近いっ

客席を少し歩きましたが、どこから(最後列)みてもステージがとっても近く感じられて、嬉しかったです。

オープニングからアツかった

「異様~な盛り上がりをみせておりますが^^
僕らも、はりきって、きっちり!やっていきますんで。
(うお~!(大歓声))
ナマイキをいわせてもらえば、エヘッ、今まででいちばんせまい会場ですが…」
(うおぉぉ~!(大歓声))

「こんなにいい天気でねえ~
なのにこんな暗いハコの中で、、、
津は野外が似合うような気がするなぁ。」

「僕の贈りもの」(中央のでべそで。皆で合唱。)
「キャンプファイヤーみたいだね」(うぉ~!(とにかく(笑)大歓声!))

「地球は狭くなりました」‘地球は平ら…’話のあと、3枚目のアルバム紹介で、
「眠れぬ夜」を…(客席手拍子♪)やめてしまう。(えー


「歌おうと思ったけど手拍子なんかすっから、ヤメちゃったー(…みたいなことを!) (ええ~っ


♪…ったとえきみがめっのまえぇに~」(イキナリ始まる)
(うおぉ~!(こりずに(笑)また手拍子!))
この瞬間すっごくおかしくて笑って、でもすぐにたちまちその歌の中へひきこまれていく…、楽しさも感動も音楽一本勝負の小田さんです

「キラキラ」
ステージ端に立った小田さんが、歌いながら客席端の通路前に向けて
そっと手で合図をしました。 (え?) もいっかい合図が…。(まさか?!) 次の瞬間、総立ちだった客席にサァーっといっぽんの花道がうまれました。
私、そのすぐそばでして、あの瞬間を、あの時の客席の表情を思い出すと今でもぐっと…。
小田さんは、ゆっくり歩いてきました。柵も警備も何もないすぐ目の前の小田さんに、(きっと)触れたくても触れなかった人、嬉しそうに手をのばした人、みんな素敵だった。真横を小田さんが通りました。そばに来てくれることが…どんなにうれしいか、ってこと、小田さんはわかってくれてるんだって思った。
どんどん進むにつれてベチベチにタッチ

されて(笑)姿見えなくなってました~

「今日もどこかで」
神戸以来です。 ずっと、ずっと、聴きたかった。
泣けて泣けて…歌詞見えないけど、
小田さんが歌っている。
小田さんが笑っている。
なんて心にしみこむ歌なんだろう。
ねぇ…つうさん、なんて心にしみいる歌声なんでしょう。

「(津を)歩きながら、思ったんですが、
ここで生まれ育って出ていく人と、ずっとここに根をおろす人と、ね、いるでしょう。僕は、自分がもしここに、津にずっと暮らしていくとしたら、どんな人生になるだろうって、ふと…思いました。」

「ダイジョウブ」
歌がはじまって、…でも歌詞が途切れて、途切れて…
小田さん?! 目も鼻もまっ赤…!
(え?!)
自分のぐじゃぐじゃのカオ拭ってるばあいじゃぁない、次の瞬間!
突き動かされるように立ち上がっていました!
座って聴いていた客席は一斉に総立ち。大歓声です。
今まで涙に声をつまらせたり、スッと拭う小田さんを見たことはあった。
でも今、目の前の小田さんは…客席にまっすぐ身体を向けて、まっ赤な目から涙が流れて、拭っても流れて…、両手で覆って拭って…。
中央でべそに続く花道のまんなかで、大歓声につつまれて泣きじゃくる
(←じゃくってませんがそれに近く、)姿は、
つうさん

まさに「アジアいち可愛らしく泣く60才

」でした

アリーナも私は大好きですが、
ホールは、やっぱり素晴らしい。
音が、…もう全てが、本当に素晴らしい

言葉に尽くせない贅沢な一夜でした。
そして、べらんめぇ調で、毒舌で、やさしくって、温かい、
小田さんの、みなさんの、愛あふれるコンサートでした

きっとこれからも…‘今日もどこかで’

 ね。

おまつさんから頂いた三重レポは以上です。
ダイジョウブ、で涙した小田さん…
小田さんの気持ち、みんなの気持ち、きっと同じですね。
おまつさん、どうもありがとうございました!感謝っ!