8/1情熱大陸 SPECIAL LIVE 大阪万博公園・小田和正さん出演部分レポ

August06 [Thu], 2009, 15:43

降り続く雨はやんで…
8月1日(土)大阪万博記念公園もみじ川芝生広場で開催された、
情熱大陸 SPECIAL LIVE に行って参りました。

天気予報では、大阪は雨。。

まー小田さんだし、フミヤさんもだし、こりゃ絶対降るなと

ビーサンと「大好きな君にポンチョ」を用意して、朝7時前(私にはまだ夜)に出発したのでございます。
のぞみは新大阪止まりにしました。
博多行きだと、きびだんごどころか、明太子がお土産になること間違いなし

のぞみで爆睡してる間に、関西の友からメールが来ました。

現在、豪雨で道路が川のようです、と

さすが雨男が集うイベント、期待も高まりますわ~

以下ネタバレです。録音録画機器は一切使用しておりません。
現場メモと、参加者による「反省会」と称した深夜のディスカッション(笑)を元にしております。
実際の内容と同じではありません。 

心配していたお天気ですが…

万博公園駅に着く頃には、雨はすっかりやんで、太陽が輝いとりました

つか、暑い!またしても蒸し暑いよ~!!

入場口から15分以上歩いて、長い行列につき、
イベント会場の芝生広場に到着、入場…
よっぽど激しく雨が降ったのか、地面がぐしゃぐしゃにぬかるんでいて、
一足ごとに、スニーカーが泥と芝生にめりこみます。

田植え?

湿地帯と化した、たぷたぷの地面にシートを敷き、
せめてこれ以上は雨よ降らないで…と祈りつつ、おやつタイム。

ペコさん作、抹茶クリームのおーだロール&ひよこクッキー

豪雨を降らせた雨雲は遠くに行ってしまったようで、
ときおり太陽が顔を出す、薄曇りのまさにイベント日和!
よかったー豪雨でもピーカンでもなくて^^;
気温も大阪にしては低め、風が吹くと気持ちよかったです。

開演の1時よりちょっと前に、オープニングアクトのライブが始まり、
それからはあっという間でした。

【出演順】
カサリンチュ/秦基博/柴田淳/SALT&SUGAR/西村由紀江/
クリスタル・ケイ/CHEMISTRY/中孝介/押尾コータロー/一青窈/
藤井フミヤ/森山直太朗/小田和正/一十三十一/葉加瀬太郎

塩谷哲さん佐藤竹善さんの、SALT&SUGARが超カッコよかった!! 
思わず直近のライブ予定をチェック^^

小田さんは最後から3番目。
小田さんの前の前がフミヤさんなので、ひょっとしてまたターンの手ほどきを…と密かに期待

(笑)
フミヤさんは今日も華麗に回ってました。

森山直太朗さんの「さくら」が終わって、
時刻は17:30ごろ。
いい風が吹いてきます。もしかして、夕焼けが見れるかなあ…

いよいよ、小田さんの登場です!!

「小田和正!!」

登場を告げるアナウンスと同時に、会場が一気にわっと立ち上がります!
もちろん私たちも大騒ぎ。わーーーー!!!ヽ(´ ∇ `)ノ

「どうも~!!おまたせしましたーー!!」

『愛を止めないで』

LBバージョン!イントロは葉加瀬太郎さんの華麗なバイオリンです!

ちなみに葉加瀬さんは「マッコリを牛乳のように飲む男」だそうです@森山直太朗氏

イベントでこの曲が聴けるなんて久しぶりかも~

はかせさんのリクエストかな?
手拍子をしながら(いちおう小さな声で)歌ってたら、

2番のサビで ♪「眠れぬ夜」は~

○:いらない~もういらない~ 

×:ひとりで~いないで~ (小田さん) 

どっと崩れ落ちる我々

ひとりでいないで、は甘い夜のほうだろう!(笑)

小田さん、早くも2曲目でピアノの前へ。

「えー、僕の錯覚かもしれませんが…歌詞を間違えたような…(笑)
…どうも~~(力なく)(笑)

どんな歌を歌うか、イベントでは知ってる曲をやるもんなんだけど、
僕はへそ曲がりなんで、知らねー歌を歌ってやろう(笑)
でも、決められてることなので、その歌をやりたいと思います。」

『言葉にできない』

初めに葉加瀬さんがあのメロディを奏でた瞬間、会場から「うおお~…」(低音)と声が上がります。

小田さんのピアノ。
バイオリンとチェロ。
風が吹き、静かになり、
周囲の木立から、蝉の声が聞こえてきます。

間奏を弾く葉加瀬さんの表情が、泣きそうにみえました。
嬉しさをかみしめているような…

「さっき『また会える日を楽しみにしてます』なんて、間抜けなMCをしてるな~、もう一回出てくるのに…と思いましたが(笑)

森山直太朗くんです!」

「もう一回出てきました、森山直太朗です」(笑)

「えー、彼とはそんなに親しくない…3回か4回目ですか」

「3回目です」

「君はいくつだい?」「33です」

「君のお母さんは、僕はよく知っている。
渋谷の公会堂で40数年前、うまい子がいるんだなあと思った。
その息子と、40年の時を経て、こうやって一緒にやれるなんて、
長いこと生きてると、素敵なことが巡ってくる。」

「今日は、僕の曲を歌ってくれると…
他のアーティストが自分の曲をやってくれるというのは、
はなはだありがたく、心躍る。アーティスト冥利につきます。
アーティストが、自分の時間をさいて、僕の曲をやってくれるなんて…
今日は、僕の時間も、さいてますが(笑)

ありがとう、とは照れくさくてなかなか言えませんが、
今日は、ありがとう。(拍手)

はなはだ地味な曲を、彼が選んできました。
この曲を選んだところが、直太朗らしい。

なんか言いたいことある?」

「めっそうもない!小田さんのステージですよ~
正直に言います。
僕は、小田さんのことを…小田さんとやらせていただ○×△※(噛む)
しど、しどろもどろですよ!!(笑)(←言えてない)

会う前は怖い人だなと思ってても、実際に会ってセッションするうち
なんだ、こんな一面もあるんだ…とか、
意外とおちゃめだったんだ…と、印象が和らいでいくものですが、

でも、まだこわいです(笑)

その恐怖感を、緊張感に変えて(笑)がんばります。

僕の大好きな曲です。
前回のリハで、曲を聴いた時に、
音楽で、人の人生が変わることがあるんだな、と思いました。」

『風の坂道』

小田さんはピアノで、直太朗さんが歌います。
もちろん葉加瀬さんのバイオリンも。
サビの一番高いところは、直太朗さんらしいファルセット。
2番からは小田さんがコーラスをつけます。

♪言葉の前に走り出す… から、直太朗さんが主旋律を、小田さんが裏メロを歌い、大サビに向けて盛り上がっていきます。

そして、 ♪二人で生きる 夢破れても… のところで、
小田さんが主旋律の高いシャウト、直太朗さんが下でハモるという、
なんとも見事な展開!!

うおおおおこうきたか!!…と、体中に震えがきました。
(私の脳内ではそう聴こえてましたが、逆だったらすいません。)

歌が終って、ピアノの音の余韻が、消えるか消えないのうちに、
まるでさざ波のように、拍手が湧き起こりました。
大拍手です。

「どうもありがとうございました。」

「直太朗くんでした。どうもありがとう!」

続きはこちら~→

8/1情熱大陸 SPECIAL LIVE 大阪万博公園・小田さん出演部分レポ その2

August08 [Sat], 2009, 1:148月1日(土)情熱大陸 SPECIAL LIVE (大阪万博記念公園もみじ川芝生広場)小田和正さん出演部分レポ、その2。
毎日あついですなー ( ´ Д`;)
その1はこちら→

以下ネタバレです。実際の内容と同じではありません。
録音録画機器は一切使用しておりません。 

『風の坂道』を歌って、森山直太朗さんが退場。

小田さんが水を飲んでいる間に、客席のあちこちから声がかかります。
「おださーん

」(黄色い声)
「おだーーー」(野太い声)(笑)

「えー、特に夏になるといろんなイベントがあります。
出たいイベントもあれば、そうでもないかなというイベントもある(笑)
まあ、言ってくれなきゃ、出たくても出れないから…

僕は生来、人見知りで、人の好きキライが激しくて、
ま、こんな感じだし…テレビで見ても、あ、そうか、と思うくらいで。

あるとき、テレビで観て…この人、ずいぶん一生懸命やってんな。
音楽に正対してて、いいんじゃん…(葉加瀬太郎さんのことですね)
その人がその後、楽屋に来てくれて、ますますいい人で。

そんなわけで、この行事に誘われ、
断る理由も無く、参加させてもらいました。
去年は東京でしたが、今年は大阪です。(拍手!

みんなは金払ってるだけですが、やる方は大変です。(笑)
ぜひとも、永く、続けてもらいたいです。」

「さらにバカバカしいくらい、みんなが知ってる曲をやりたいと思います。」

♪じゃかじゃーん(ラブ突出だしのギター)

同時に、会場にどよめきが起こります!

『ラブ・ストーリーは突然に』

小田さんはハンドマイクを持ち…(わくわく


メインのステージを降りて、左隣の小ステージへ!
小ステージ前の客席が、大騒ぎになているのが見てとれます。

さらに、小ステージからも降りて、客席へ!

「どうも~!!」

柵があって残念ながら客席突入はできないので、
左端から右端へと、歌いながら(時々歌わせながら)移動、
後を着いて歩くカメラマン、スタッフが大変そう(笑)

小田さん、とうとう客席のフェンスに上って、手を振ってますよ~

フェンスから飛び降り、さらに右横の奥の方まで来て、
やっと大サビ直前に、メインのステージに戻ってきました。
葉加瀬さんはもちろん出ずっぱりで弾いてます(笑)

「どうも~!!(拍手!!

思いのほか、疲れてしまいました(笑)

いかにもこれで終わり、の曲っぽかったですが、もう一曲やります。
(やったーーー!!ヽ(´ ∇ `)ノ)

去年のツアーのテーマ曲だったんですが、
葉加瀬くんがぜひやりたい、というので…その曲を歌います。」

『今日も どこかで』

あの美しく、懐かしいイントロのメロディを、葉加瀬さんが弾きます。
大好きな、大切な曲。
こんな大きなイベントで、聴けるとは思っていませんでした。。

この曲だけは、小田さんと一緒に、大きな声で歌いました。
ステージからずっと遠くの、後方の席でしたが、
少しでも小田さんに届いてたらいいなと思いながら。
みんなで、一緒に歌えるのが、嬉しい…

ほんとうに 大切な人たちと
かけがえのない その人と この広い 空の下で

その歌詞に、思わず、頭上に広がる空を見上げました。
何層にも重なった、真夏の白い雲。
そこから透けて見える、夕暮れ間近の、太陽の光。

東の方には、青空が広がっていました。

降り続く雨は やがて 上がる
かくれてた 青い空は どこまでも 広がっていく

こんな風に、空と、風とを体感しながら、
小田さんの歌を聴くことができるなんて…

夏の野外ライブって最高だあ…としみじみ思ったのでした。

アウトロを弾く葉加瀬さんの、嬉しそうな、キラキラした笑顔。

心から音楽を楽しんでいる様子が伝わってきて、
なぜか、私が泣きそうになりました…はかせ氏のアップで

(笑)

「どうもありがとう!」

小田さんが手を振ります。小田さーん!!(ぶんぶんぶん

最後に、口元にきゅっと両手を添えて、 

「ありがとう!!」o(^0^)o

なんと、会場後方の私がいた場所まで、はっきりと、
小田さんの肉声が届きました!すごい!!

会場の拍手に手を上げて応え、手を振り…
小田さんは、ステージから去っていきました。

小田さん、ありがとう。
もう一度、ここ、緑に囲まれた、万博公園に連れてきてくれて。

はかせさん、ありがとう。
こんな素敵なイベントに、小田さんを呼んでくれて。

と、余韻をかみしめていると…

「小田さん、ありがとーーーーう!!」

びっくりするほど大きな声で(笑)隣の女性が叫びました。
まったくおんなじ私の気持ちを、小田さんに届けと言葉にしてくれた、
そんなあなたにも…ありがとう~!

(笑)

小田さんが去るのと同時に、涼しい風が吹いてきました。。

ラスト、葉加瀬さんのステージが終わって、カーテンコール。
出演者が、お揃いの青いTシャツを着て、再び登場です。
小田さんももちろん、青Tシャツ♪
去年みたいに所在無さげなこともなく(笑)ステージ中央へ。

葉加瀬さんが、一人一人と抱き合っていきます。
小田さんの時だけ、抱き合ったあと、さらにお辞儀も

全員で両手をつないで、フィナーレのお辞儀。
皆で大きな拍手を送り、情熱大陸SPECIAL LIVEは終了しました。

2008年8月9日 昨年の情熱大陸・夢の島レポはこちら→

作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用