10/3 モンパチフェス in ヨミタンリゾート沖縄・小田さん出演部分レポその1

October06 [Tue], 2009, 1:52

2009年10月3日(土)ヨミタンリゾート沖縄の特設会場で行われた、
”MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!09”
に行って参りました~!!

で、お約束のように燃え尽きとります。。
雨だよ~寒いよ~眠いよ~
床で気絶したら2回も金縛りにあったよ~

以下、会場がぎゅうぎゅうでメモとってないため、超うろ覚えレポです。録音録画機器は一切使用しておりません。実際の内容と同じではありません。ネタバレです。
MCは大体こんな感じの話をしてたということで

き○ちゃん、補足訂正よろしく(笑)
なお録音や録画は一切していません。 

イベント前日、沖縄の天気予報は、曇りから、曇り時々晴れに変わりました

きっと小田さんと拮抗するような、強烈な晴れパワーの持ち主が沖縄入りしたに違いない、と西に向かって敬礼

雨でもドピーカンでも辛すぎる…と心配でしたが、
薄曇りで時々日が差し、蒸し暑いけれど風が吹くと爽やかという、絶好の野外ライブ日和の朝を迎えました。

那覇空港から、車で1時間ほどの読谷村へ。
キロロの母校もあるよ(ご当地紀行情報)
さとうきび畑の中の一本道をしばらく行くと、海辺にぽつんと建っている日航アリビラリゾートが見えてきます。

その近くの海岸を整地して、ライブ会場が設営されています。
うかつに草むらに入ると、ハブがいるらしい…

アリビラは、静かで落ち着いた雰囲気のリゾートホテルで、
どっちかっつーと、オールナイトの野外イベントとは、真逆。
んで、客室に入るとこんな注意書きが置いてありました。

出演者/モンゴル800、小田和正ほか、って(笑)
小田さんの名前だけ、しっかり書かれてます。保護者扱いです(笑)

さて会場まではホテルからてくてく歩いて20分ほど。
途中すれ違うスタッフの数に、いかに大がかりなイベントなのかが伺えます。
会場に着いて、とりあえずビールビール!

ステージは2カ所

「ハブステージ」と

「マングースステージ」
小田さんはハブステージで、19時15分登場予定です。

ブロック指定は無く、全エリアフリー。二つのステージを自由に行き来できます。
先発隊がハブステージ側に位置を確保してくれたのですが、
若人が続々と押し寄せるにつれて、主催者側から、我々にとっては救命いかだにも等しい、お花見シート撤収令が出てしまいました。

ステージ前エリアは、ギチギチのオールスタンディングでわやくちゃ状態であります。
あー大昔、こんな感じのライブで、終わったら青あざだらけだったことあった…
斜めがけのカバンごと引きちぎられたこともあった…

…と、老人の思い出話の間に、
小田さんのひとつ前、Dragon Ash のステージが始まりました。
入場規制エリアの、いちばん後ろのやや空いてるあたりで、若者に混じってぴょんぴょん跳ねてみる

さあ、次はいよいよ小田さんです!
マングースステージで始まったライブを観るため、移動する人々の隙間を狙って、ぐいぐい前に進みます。
ためらったら負けじゃー!

もうこれ以上は進めない、というところまでステージに近づき、スタンバイ。

小田さんのファンらしき人は圧倒的に少なく、
周りは若人だらけ…そうか、君たちそんなに小田さんが観たいのか

そんな中、ツアーグッズTシャツの人を見つけるとお互い親近感♪

ちょうど日も暮れて、まんまるの月がキレイに輝き始めました。
中秋の名月を見上げて、SAME MOONだよ~

なんて思いつつ、じっと立って待つこと約40分。

押しあいへしあいは避けたいのですが、後ろからの圧力

がじわじわと増してきます。(入場規制がかかったようです)
みんなー、小田さんだけはゆったり観ようよ~、と呼びかけたい

隣のステージの音と波の音を聞きながら、
待つ時間はわくわく、ドキドキ…

やがてすっかり周囲が暗くなり、
予定より10分遅れて、19時25分に、
いなぴー、栗ちゃん、そして、小田さんがステージに登場しました!!

ぎゃーーーー!!
小田さああーーーん!!ヽ(´ ∇ `)ノ

(きゃーではない。ぎゃー)

うおお近い!!双眼鏡いらず!!(感涙

左にいなぴー、右のキーボードに栗ちゃん。
中央で小田さんがギターをかけ、
ワン、ツー、スリー…とカウントを取ります。

大好きな、大好きなあの曲のイントロ。

『たしかなこと』

美しいギターの音に続いて、小田さんが歌い始めます。。

♪雨上がりの…

うう…
感激で、涙があふれかけたその瞬間…

会場全体から「うおおおおーーーーー!!」という、怒濤の歓声が湧き起こりました!!続いて拍手!!

私も驚いたけど…
小田さん、びっくりしてちょっと歌が止まってます

(笑)

ああ、CMで聴くあの曲か~、という気持ちと、
たぶん初めて、生で小田さんの歌声を聴いた瞬間の、驚きと感嘆。
双方が混じりあって、あれほど大きな歓声になったのかなと。

ワンコーラス終わりで、また大きな拍手が起こります。

それまでのライブでの、アクティブな反応とは打って変わって、
月の光の下、音楽に合わせて、みんなが左右に体を揺らしています。
すぐ近くから波音が聞こえてきます。。

「どうも~~!!」(大歓声、大拍手!)

「さっきちょっと、海岸へ降りて、
遠く、みんなの…若者たちの声を遠くで聞きながら、
とんでもなく、場違いなとこへ来ちゃったなと(笑)

昨日、久しぶりに、ライブの途中でみんながどんどん帰っていっちゃう、という夢を見まして…(笑)
今日はもう、帰ろうかなと思いましたが…(笑)」

小田さ~ん、そんなに弱気にならなくても~

「ジジイなので昔話ばかりになってしまいますが、
ちょっとしゃべっておきたいことがあるので、きいてください。

僕がはじめて、沖縄に来たのは、1978年7月31日でした。

初めて来たというのが、文化放送の公開録音で、
ムッシュとか、今は亡き(うそ)山本コータローとか…

(↑客席、まったく反応なし。

…ドッとくるとこなんですが…

(うちらだけ爆笑。)
知らない?
♪岬~めぐりの~、の山本コータロー、まだ生きてますが…

(↑岬めぐりを知らない客が大半。よってさらに反応なし。

その見事な滑りっぷりも含めて、小田ファンだけがやたらウケてる状況がこれまた妙に楽しく

…気をとりなおして(笑)

「なんで、初めて来た日付がはっきりわかるかというと、
飛行場からタクシーに乗ったら、ちょうど沖縄県民にとって大きな出来事があった話を、運転手さんから聞きました。
昨日、車線が、右から左になったんですね。
(客席:ああー、という声)
信号の付け換えからなんから、大変だった…という話をきいて。
ちょうどそれが前の日の、1978年7月30日のことでした。

僕の勝手な思いとして、
沖縄の人たちは、内地の人間に対してなんか言いたいことがあるんだろうなと…
(公録で)ブーイングがあるかも…と出ていったら、
とっても歓迎してくれて…あったかい拍手で迎えてくれた。

その、あったかい拍手をしてくれた人は、君たちのお父さん、お母さんの世代だと思いますが。
まさか、文化放送の公録の時にいたという人は…
(手が挙がる)いたのー!!(驚き)」(拍手

「こういう場ではみんなの知ってる曲をやるほうがいいと思いますが…
その頃に書いた曲です。
ちょうど、今の沖縄の時期に合うかなと…」

『夏の終り』

まさに、最後の夏のかけらが残るこの場所に、ぴったりな曲です。
今日はまだビーサンに海風が心地良いけれど、
きっともうすぐ、夏が終わる…

そっとそこにそのままで かすかにかがやくべきもの
決してもういちどこの手で触れてはいけないもの

まだ十代の時にこの曲に出会えて、本当に良かったと思う。
あの頃にしか持ち得なかった、幼く純粋な感情を、
遠くに思い出す時、必ず流れているのがオフコースであり、
小田さんの「夏の終り」の、優しい歌声だから。

あゝ 時はさらさら流れているよ

「今」の思いは「今」しか体験することができない。
この日、海辺で聴いた「夏の終り」を、
会場にいた若者たちが、遠いいつの日か、思い出すことがあるといいな。

「えー、まあ、そして(水を飲む)
…そしてってこともないんですが(笑)
帰ろうと思ってたわりには、よくしゃべりますけれど(笑)

モンパチ(MONGOL800)と知り合って、知り合ったいきさつは後でまた話しますが、
沖縄のモンパチの事務所に、素敵なスタジオができまして、
見にいったらですね、大いに使ってよろしい、と。
(軽いどよめき…)

それ以来、何回か沖縄に来て、そのスタジオでレコーディングしています。
最近のシングル3~4曲はずっと、沖縄で歌入れしました。」
(大きなどよめき!)(そっか、普通は知らないんだよね~)

「レコーディングの時に、天気もいいし、PVとっちゃおう!と
まだ歌詞もろくに覚えてないのに(笑)
その辺の空がきれいなところで座って、歌って。
あんなにいい加減に撮ったのに、とっても素敵なPVになりました。」

『こころ』

小田さん、いなぴー、栗ちゃんの3人バージョン。
夜風に吹かれて聴いたせいか、アレンジのおかげか、
ツアーのオープニングの高揚感とはまた違う、ちょっぴり大人な『こころ』に、すっかり打ち抜かれてしまいました。
すっごくいいよーーー!!

「去年、全国ツアーで毎回この歌を歌って、歌いながら沖縄の空を思い出していた。
今日は、沖縄で歌えて幸せです。」(拍手!)

その2につづくっ!→

作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用