2013年8月17日(土)RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO、
小田和正さん出演部分レポ…と思いましたが、直後にセトリは書いてしまったので
当日のぽや~んとした日記など。
シャトルバスで、石狩湾ふ頭横の野外特設会場に到着した時は、土砂降りでした
目の前の広大な平原には、屋台とキャンプのテント以外、屋根らしきものは無い… ( ꒪⌓꒪)
↓写真左、はるか彼方のステージ。遠い。
身体に打ちつける大粒の雨、ぬかるんだ大地。地元の人、ゴム長靴はいてる…
早くも心が折れそうです… ( ꒪⌓꒪)
・・・
※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
個人の記憶に基づくもので実際とは異なります。正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。
荷物を抱え、シートエリアに到着しましたが…
あちこち敷かれたままの、無人のシートに雨水がたまって、
何もかも濡れそぼっています。切ない…
こんな時はそう、あれです!( ー`дー´)キリッ
ビールビールビール!!
こんな素敵タワーが、私を呼んでいる!
いやっほーい!!ヽ( ´ ∇ `)ノ
いそいそ近づいてくと、RSRのロゴとサッポロ☆マークの入った、リストバンドをくれました。
RSR2013。反対側はサッポロ。
う、うれしい…来てよかった…(*´ω`*) (サッポロ好き)
と、カンパイしているうちに…なんと!
ざあざあ降りだった雨が、上がったのです!!いやっほう!!ヽ( ´ ∇ `)ノ
いや~ありがとうKEMURI!君らめでたく晴れバンドだよ!!
それからは、たまに通り雨みたいのはあるものの、こんな夕焼けまで。
ちょうど小田さんが始まる頃に、美しいたそがれ空かも…
と期待しつつ
スカパラファンに混じって、肩組んで踊ったりして( ゜∀゜)o彡( ゜∀゜)o彡゜
いよいよ次、あと一時間で小田さんです。
ステージのセッティング後、音出しでファーイーストクラブバンドのメンバーが。
わーい、いなぴー!栗ちゃーん!*\(^o^)/*
と…ステージ前で待っている間に、雲行きがどんどん怪しくなってゆき…
さっきの夕焼けはどこへやら、まさかの、雨が降り出したのです。 えー。。
急いでカッパを着たのですが、
その時は10分位で、雨が…すっと上がったんですよ。やったあ!
これは!リアルに♪雨上がりの~空、ではないですかああ!!ヽ( ´ ∇ `)ノ
続々と人が押し寄せて来て、かなり蒸し暑かったので、
カッパは脱いで、カバンにしまって、邪魔にならないよう足元に置いて、
万全の状態で、小田さんを待っておりました。(嗚呼カッパ…
・・・
午後6時30分。
バンドメンバーに続き、小田さんが登場しました!
ううう、おださああああああん!!(´;ω;`)
一曲目は…そうです!『たしかなこと』
小田さんの、ライジング・サン史上初の歌声が、石狩の空に響き渡りました!
♪雨上がりの… (観客:うわあああああーー!!)(感動)
その瞬間。
ぽつ
ぽつ ぽつ ぽつ
(え?)
ザー。。
(ええええええ!)
この時、私は
久しぶりに聴く小田さんの生の歌声に、激しく感動すると同時に、
まさかこのタイミングで降り始めた雨が、面白すぎてどうしよう…
という
ありえない状況のはざまにおりました。
嬉しくて、嬉しくて…号泣しながらも、つい頬がゆるむ…
微笑みながらゴーゴー泣く人になっとった。人間てすごい。
それでも、あまりに感動して涙がぼろぼろ溢れては止まらず、
1コーラス終わる頃には視界が滲んで何も見えず、それが涙なのか雨のせいなのかよくわからない。
切ないとき ひとりでいないで
ずっと涙が止まらない。
今年初めての、小田さんの生の歌声。
CDの音は毎日のように聴いているのに
とってもとっても懐かしくて、
思ってたのよりずっと、あたたかい。
いつのまにか雨のことは忘れていて、ただただ涙をぬぐっていました。
MC。
出演者用のリストバンドを忘れて、ケータリング取りに行って、楽屋に戻ろうとしたら、
警備スタッフが外国の人で(いかつい人たちだった!)
小田さん本人とはわからず、あやうく通してもらえなかったらしい。…不審者扱い?(笑)
まだまだだなと思いました…がんばります!とのこと(笑)
この時に、リストバンドという単語が出てこなくて、客席に「なんだっけ?」と。
客席「リストバンドー」と口々に答えるも聞き取れなくて、「リップバンド?」と聞き返す小田さん。
かわゆす(*´ω`*)
「できるだけ、みんなが知ってる曲をやります。(拍手!)
では、2曲目にして『グッバイ』という曲を…」(笑)
『グッバイ』
あらためてスケールの大きな曲だなと思いました。
この広い野外で、フルバンドで聴けて良かった。ドラマでも北海道のシーンありましたね。
やっぱりかっこいいなあ。
観客のノリもきっちり揃ってて、いい感じ♪
続いて『ラブ・ストーリーは突然に』
小田さんはギターを持ち、珍しく(!)フルコーラス。今や貴重なラブ突フルコーラスであります(笑)
イントロが鳴った瞬間、会場の空気が、ぎゅっと熱くなるのを感じました。
おおー、久しぶりのこの感じ!燃えるぜ!
興奮は最高潮のまま、『キラキラ』へ突入!
このたたみかけといったらもう…ぞくぞくします。砕け飛びます。
小田さん、途中からマイクを手に持ち、行くぞ、行くぞ…走った!!
向かって右手の階段を、駆け下りました!
そのままスタンディングエリアを過ぎ、右のシートエリア端っこの方まで行ったと思われます。
(見えない。)
モニターには小田さんが映って…ない?どこだ~?!
と、右から歓声の波が近づいてきました…小田さんがこちらに戻ってきたようです!
来た… 来た… 来るー?!
びゅーーーん
ものすごい勢いで、小田さんが駆け抜けて行きました。一瞬!一瞬すぎる!
(笑)
きっと反対側の端っこまで行ってしまわれたと思います(見えない。)
そして、左の階段を上り、ステージに戻ってきました。
いやーこれですよこれ!キラキラ、最高!
*\(^o^)/*
そして全力疾走、からの…『言葉にできない』
今日初めて、キーボード前に座ります。
あんなに走った直後なのに、呼吸を整える時間もとらず、イントロを弾き始めました。
ため息のような歓声。
ん…?昨年のツアーと、イントロちょっと変えてる…?
記憶が定かでないですが…サビの♪la la la…のメロディをそのまま弾いたような。
キラキラの大興奮から一転、周囲は水を打ったように静かになりました。
だから、みんな、ひっそり静かに、声を立てずに泣いている。
間奏、金原さんの弦が、
観客それぞれの思い…それこそ言葉にならぬ思いを代わりに語るように、雄弁に鳴っています。
沸き起こる拍手。
あなたに会えて ほんとうによかった
嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない
若人たちは、誰を思いながら聴いていたのかな。
今日ここで、この曲が聴けて良かったな。
「震災の後、すぐに活動を開始したアーティストと、
ただただ、うちのめされていた人といましたが…僕は後者でした。
一年経って、曲を書きました。」
『その日が来るまで』
必ず歌ってくれると思っていました。
初めて秋田で聴いてから、もう1年と4ヶ月が過ぎたんだ…
「最後の曲です。(えー!)
今日初めて会った人…たぶんもう会わないとは思いますが(笑)
もしかしたら、また会う機会があるかも…」 つんでれか!
『今日も どこかで』
はるばるこの会場に来て、この曲を聴いていて、
なんだかとても、歌詞が、心にしみました。
誰かが いつも 君を 見ている
今日も どこかで 君のこと 想ってる
「今日も どこかで」という言葉があれば、
物理的な距離なんか、簡単に飛び越える力を持っている。と思った。
遠く離れていても、ずっと会えなくても、毎日会ってても。
今日も どこかで 君のこと 想ってる…
小田さんが「君」と、客席に向かって指さしたので(別にこっちではない)
すっかりツアーの時みたいで、懐かしく
最後は、一緒に歌いました。
やっと止まった涙が、またボロボロとこぼれ落ちて視界がにじむ…
曲が終わり、歓声が飛び交う中、
小田さんは、お辞儀をして、来た時と同じように、さらりと帰っていきました。
最後の最後、マイク無しで「どうもありがとう!」と言ってくれた気がする…
名残りを惜しむアンコールの拍手は、おなじみのスタッフさんによる撤収作業の間も続き、
完全に片付けられて、次のマイクチェックが始まるまで、やみませんでした。
・・・
結局、ライブ中はカッパを着る余裕もなく、ずぶ濡れでした。
しばし余韻をかみしめ、放心状態で…ふと我に返ると、
小田さん終わったら、すぱっと雨上がってるし!
( ꒪⌓꒪)
再び、感動と面白とが同時にやってくるという体験を…
(笑)
スケール大きな野外、楽しかった!ここに来れたことに感謝。。
小田さんが去り、静けさが戻ったステージ。
【2013/8/17(土)RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO 小田和正セットリスト】
バンド:木村万作、栗尾直樹、稲葉政裕、有賀啓雄、金原千恵子
1.たしかなこと
2.グッバイ
3.ラブ・ストーリーは突然に
4.キラキラ
5.言葉にできない
6.その日が来るまで
7.今日も どこかで
作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用