RADIO MAGIC 大阪城ホール・小田さん出演部分レポ

June02 [Tue], 2009, 17:45

2009年5月31日(日)に大阪城ホールで行われた
FM802 STILL20 SPECIAL LIVE RADIO MAGIC。
2日目のセットリストです。

トランジスタ・ラジオ(RCサクセション)/藤井フミヤ、浜崎貴司(FLYING KIDS)
幸せであるように/浜崎貴司
ルパン・ザ・ファイヤー/SEAMO
マタアイマショウ/SEAMO
CONTINUE/SEAMO
そばにいるね/青山テルマ
何度も/青山テルマ
HOME/清水翔太
アイシテル/清水翔太
TRUE LOVE/藤井フミヤ
ANOTHE ORION/藤井フミヤ
タイムマシーン/藤井フミヤ
POP STAR/平井堅
白い恋人達(桑田佳祐)/平井堅
(20分休憩)  
ハナミズキ/一青窈
もらい泣き/一青窈
はじめて/一青窈
キラキラ/小田和正
たしかなこと/小田和正
君住む街へ/小田和正、佐藤竹善、一青窈
500マイル(忌野清志郎訳詩)/小田和正、松たか子
明日、春が来たら/松たか子
SEASONS OF CHANGE/SING LIKE TALKING
WITH YOU/SING LIKE TALKING、SEAMO
SPIRIT OF LOVE/SING LIKE TALKING

Oh! RADIO/全員

以下、小田さん出演部分のレポです。
録音録画機器は一切使用しておりません。うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。 

一青窈さんから(たぶん、私を支えてくれた…というようなコメントの後で)「小田和正さん!」と紹介されると、
私の周囲(たぶん小田ファン濃度高め)はガッと総立ち、ものすごい歓声です。一気に会場の温度が上がります。

「お待たせ、しました~

一曲目は『キラキラ』!
大好きなイントロの音が聴こえた瞬間、涙がにじむ…

小田さんだ!小田さんの声だーーー!!
お久しぶりです。うるうる。

んが、小田さん、最初のサビでいきなり歌詞まちがい

(笑)
途中であれっ…という表情、そして頭に手をやり、会場は爆笑。
思わず崩れ落ちる私(笑)
ああ、… こんなのも懐かしくって嬉しくってたまらない。

大所帯のバンドなので機材も多く、さほど広くないステージの上を、身をよじりながら?歩き回り、いつものように後方の客席を向いて歌い、
で、そろそろ?そろそろ…?キター!!階段おり!!(笑)
アリーナに降り立ちました!

座席の前にはがっちりと柵があるので、それ以上進めないのが残念そう?否応無しに盛り上がるスタンド席に向かって、手を振りながら歌います。

そして…来た、来ました!!小田さんが!!こっちに向かって!!

お だ さ ー ー ー ん (スローモーション風)

ライトを浴びて光り輝いている小田さんが、すぐ目の前に!!
「きゃー!」なのか「小田さーん!」なのか、一緒に歌うべきなのか、
手を振るのか手拍子すんのか、
突然の至近距離の小田さんに、どうすりゃいいんだ!!と大混乱な私、
悲鳴と「小田さーん!」とキラキラ歌うのとが入り交じって、
わやくちゃになってたと思われます。

…が、小田さんはこちらには目もくれず、目線は常にスタンドへ(爆笑)
そんな小田さんが、大好きだーー!

「歌詞まちがえるかな…と思ってたけど、やっぱり間違えた(笑)
ねー。ラップの人たち、すごいよね。間違えたら、一回止まったら大変だよね~。。

(客席:がんばれー!)(笑)

頑張って、歌ってるよ(笑)
…なんだっけ(笑)ずっと昔、僕が昔と言うと30~40年前(笑)、
35年前か。キャンペーンで全国を回ってて、
大阪が、ダメでね~(笑)何度来ても、あったかく迎えてもらえない。
もう大阪行くのやめようかなって。
大阪の女の子と、ひとりぐらい…(笑)つきあってたら変わってたのかなあ(笑)

その頃はまだ802はなくて、毎日放送とか。
毎日放送の、ヤンタンという番組の『今月の歌』になって、
千里の毎日放送で、公開生放送に出まして、
その時に、地元のアマチュアとなんか一曲一緒にやってくれと言われ、
ヤだなと思ったけど(笑)
『天使のハンマー』やりましょうってことになって、
(ちょっとだけ口ずさむ)
そいつと一緒に合わせました。
合わせたときから、ヤだな、と思ってたけど(笑)
それが、アリスを始める前の谷村で(ええっ!)(爆笑)

そんな風にしてやってくうちに、いつの頃からか、
知らないうちに大阪でも温かく迎えてくれるようになって。
前回のツアー、〆は大阪でした。(拍手)

長くやってると、昔やってた曲を取り上げてくれる人がいる。
以前、明治生命に頼まれたので、
拒絶する理由もないので(笑)歌いました

♪La La La … (ギターで『言葉にできない』出だしを口ずさむ)

っつーやつ。(すぐやめる)(客席:ええーーっ!!)

その後、明治生命が合併しまして(笑)『言葉にできない』のCMは終わりだなと思った(笑)
ところが、明治安田生命にエラい人がいまして、新曲を書いてくれ、と言われまして。
頑張ってやってみたいと思って作った曲です。」

『たしかなこと』

若い人が多くて、オレ場違いじゃないかなと思ってたけど、
温かく迎えて頂いて。
昔は、みんながこうやって集まって、昼間から夜まで5~6時間コンサートをやることがよくありました。まだ売れてないとか、曲が少ないとかで…
その頃は、お客さんも一緒に、そんな文化を育てている雰囲気があって。

日比谷野音で、チューリップとか…チューリップ知らない若い人いる?
ガロとかかっこ良かったですね。真夏なのに別珍着て出て来た(笑)
みんな袖まで来て、他の奴を偵察してる。
夜になると照明がついて。オレなんか最初のほうだから。

お互いの曲を聴いて、讃え合ってた感じで…清志郎が『僕の贈りもの』が好きだって言ってくれて、嬉しかった。
でも、当時はみんなシャイだから、そんなに親しくもならず、
楽屋の隅で相手の曲を歌ったりして。

でも今は、割とすぐにコラボしよう…親しくもないのに

(笑)
当時は、親しくても、コラボはしなかった。

ということで、コラボをします(歓声!)
一人目は、弟分の、佐藤竹善!(拍手!)
弟なのに太ってますが(笑)

あともう一人は、先ほど僕のことをこんなに素敵に紹介してくれた、
一青窈ちゃん!(拍手!)
…あんま口きいたことないけど(笑)」

「さっき出てた清水君、二十歳でしょ?
彼が生まれた頃、オフコースというバンドをやっていました。
そのとき書いた『君住む街へ』という曲をやります。
この曲とともに、オフコースは終わっていったような気がします。」

『君住む街へ』(小田さん、竹善さん、一青さん)

この曲を、3人のボーカルで歌われると…
あっ、と思いました。
いつもの小田さんライブで聴くのとは違う、小田さんが歌うパート。
ふいに、20年前に引き戻されたような感覚に、
どうしても、うるうるとしてしまう…

竹善さんはもちろんのこと、一青さんの誠実な歌声に、
オフコースが最後に残して行ったこの曲も、ずっと歌い継がれていってほしいと思っていました。

二人が退場するも、小田さんはそのまま。もう一曲やってくれる?!

「さらに居残るのは不本意ですが、ここで、隠し玉のゲストを呼びます。
あっさり紹介します。松たか子!」

松さんが登場します。相変わらずかわいい、けど男前(笑)
ラジオでよく聴いていて、心に残る曲…ということで、
アメリカのフォークソング『500マイル』を、
今回は清志郎さんが訳詞した、日本語のバージョンで歌います。

『500マイル』(小田さん、松さん)

体育会系の先輩後輩みたいで、いいなあ~

二人のハモりは心地よく、清志郎さんが訳したという言葉の響きは、どことなく懐かしく、歌の世界に引き込まれました…

歌い終わると、小田さんはさっとステージを去っていきました。
何度も客席に手を振って。

サプライズゲストは浜崎貴司さんと平井堅さんだったそうです。
オープニングの『トランジスタ・ラジオ』は嬉しかった。。

トリのアーティストは5年半ぶりの復活、SING LIKE TALKING。
大人の音楽ってこうだよな、と思わせる、圧巻のステージにぞくぞくしました。やっぱシングライク、カッコいい!ハンパない!
トリになったのは、ひとえに小田和正の陰謀だそうです(笑)


あと、竹善さんはひとつだけ、小田さんに訊きたいことがあるそうで、
それは、「小田さん、年金もらってんのかな?」(笑)
もしこの後の打ち上げで答えてもらえたら、後日802の番組で報告するそうです

でも年金もらえるのはまだだと思う。。

私は『WITH YOU』が、いろいろ思い出もあって大好きなのですが
なんとSEAMOくんも一番好きだそうで、途中からラップで参加、
それもまた面白くて良かったです。
『WITH YOU』でラップとは思いもよりませんでした。

最後は全員でステージに上がり、『Oh! RADIO』を歌いました。
青山テルマさんだけ、翌日の朝イチで試験があり、東京に帰ったらしい(笑)
順に紹介されて、ひとりずつステージに登場していくのですが、
小田さんが紹介されて前を通る時に、
フミヤさんが、かぶっていた帽子に手をやり、そっと礼をしていたのが、紳士的で素敵だったそうです

(友人談)

小田さんは初めずっと、スタンドの方を見ながら手を叩いていたので、
まさか手拍子だけ参加?!(笑)と心配になりましたが、
後半ちゃんと歌ってくれました。
久々に見る双眼鏡越しの小田さん…ステキでした~
時々にやっと笑ったり、手を振ったり、歌い始める瞬間の表情に、釘付けになっておりました。
こういう大勢で歌う時、必ず隅っこの方に行こうとする…というか、所在無さげにしてるK.ODAがツボです

全員で手をつなぎ、お辞儀をして終わるはずが、見事にバラバラ(笑)
ウエーブか!!

平井さんが登場した時、もしや小田さんとの『瞳をとじて』が聴ける

と一瞬期待したのですが、なかったですねー。
今回のコラボは、
『トランジスタ・ラジオ』藤井フミヤ、浜崎貴司(FLYING KIDS)
『君住む街へ』小田和正、佐藤竹善、一青窈
『500マイル』小田和正、松たか子
『WITH YOU』SING LIKE TALKING、SEAMO
の4曲でした。
小田さん、リハで「ひとりで持ち歌を歌うのはつまらない」とか言ってそうだな~(笑)

2年前の大阪城ホールでの森亀橋イベントを思い出して、
あんなコラボしまくりのイベントにもまた出て欲しいなと思ったのでした。

大阪城ホール「Your Songs,Our Songs」ライブレポ→

それと、コメント欄で”くすのきいっぱい”さんからお知らせ頂いたのですが、

802DJさんの話です。
小田さん「フミヤさんに、ステージ終わったらあのクルッと回る方法を教えてもらって、家で練習する」とおっしゃったそうです。

うきゃー!み、みてみたい…!!

フミヤ直伝、チェッカーズターン…

今年のくりやく、放送事故すれすれの(あ)小田ターンが見れるかも?!
くすのきいっぱいさん、ありがとうございました~