火曜日に迫ったさいたまスーパーアリーナでの、
「小田和正・クリスマスの約束2005 ”大好きな君に”」収録ライブ。
(発売中のTV誌によると放送予定は12月22日【関東地方】。変更あるかもなので今後とも要チェックです)
いや~盛り上がって参りました!
盛り上がりついでに、
「2001年クリスマスの約束おさらいの旅」に出ておりました
2001年。
”LOOKING BACK2”がリリースされ、トーク&ライブがあり、
クリスマスの約束がスタートした年。
まさかこんなに続くとは。
一番どうなることかとやきもきした年。
だってさ!誰も来な…(うぐぐ)
放送日の前にビデオデッキを買い替えた。(でも結局2002年のクリ約当日HDDレコに買い替え)
見てる自分も緊張したぜ。
「言葉にできない」でスタート。
しばらく観ていて気づく。
小田さんなんだか初々しい!緊張してる?
もちろん、番組の趣旨もあってのことだけど、
MCも、風うたのノリノリな噺家ふうとは違って、なんだか端正な(笑)
前はライブのMCもこんな感じだったかなあ?
小田さん「それぞれの歌を歌ってみたら、とっても貴重な発見をいっぱいしました。
それぞれの楽曲には、それぞれのアーティストの、素晴らしい世界があって。お世辞抜きで、僕は本当に、感動しました。
自分で歌っててね、ほお…。って思ったりしたことも何回もありまして。
その感動を、みんなに、伝えられれば、と思うし、
また、きっと、断った、断ってきた彼等は、当日、これを観たりするんだろうし。(笑)
どういうふうに歌ったら喜んでくれるだろう。
いろいろ考えますけど。とにかく、そういうわけで、丁寧に、歌っていきたいと思います。」
「夜空ノムコウ」「桜坂」「勝手にシンドバッド」
斉藤由貴さんのナレーションが…(笑)
「番組作りがスタートしたのは、夏の初め。
いつもよりずうっとずうっと暑い夏だったのに、
小田さんと番組スタッフの出会いは、凍り付くような雰囲気でした。」
これ原稿書いたのTBSのスタッフだよね~(笑)
よっぽど、小田さんが怖かったらしいのお。。
その後も、何度となく凍り付くようなっつーかすっかり凍り付いた雰囲気を乗り越えて、今年5回目のクリ約を迎えるのでありますね…(しみじみ)
「真夏の果実」「ひこうき雲」
「春夏秋冬」「さよなら」
「Automatic」「Tomorrow never knows」
「クリスマス・イブ」
小田さん「自分のうたこんなに練習したことねえもん!」(笑)
2001年放送当時の私の感想です↓
『どの歌も、いちど小田さんの体内に入って、新しい力を宿した歌として出てきたような印象を受けた。
小田さんの「他人の曲をカバーする、という一言では言い切れない世界が」
という言葉どおり、その歌の世界のとても広く深いところまで潜って、
そして歌ってくれたことが、しっかりと伝わってきた。
54才で高校野球と「夜空ノムコウ」が好き、な小田さん。いいな。』
このとき小田さん54才か~!
なんかまだまだ若いといってもいい年齢じゃないの?
このあと自己ベストがあって、キラキラツアーがあって、アジアツアーもあって、富士急とかイベントがたくさんあって、クリ約があって、風うた、そうかな、”大好きな君に”ツアー…
働き過ぎ!
番組の冒頭で、収録前の2001年10月、小田さんが7人のアーティストに宛てて書いた、出演を依頼する手紙が紹介されました。
「クリスマスの約束2001」は、この手紙の、斉藤由貴さんによる再びの朗読で締めくくられます。
「突然、勝手な手紙を出す無礼を許してください。
現在あるものとは違う音楽番組をやれないか。という打診があって、考えました。
自分の歌を歌えば、ファンの人は喜んでくれるだろうけど、それは目指すものではなさそうだ。
さらに、考えました。
この国で、僕らのような音楽をやってきた者にとって、今大切なことは一体なんだろう。
で、思ったのです。
それは、同じ時代を生きて、音楽を作ってきた人たちを認め、愛し、尊敬することなのではないだろうかと。
アーティスト同士がじかにふれあう事で、初めて進んでいける場所がある。
音楽としても、音楽という文化の確立に関しても。
僕は、そう信じています。
もちろん、出演を断られたとしても、あなたに対する尊敬の気持ちは、いささかも変わることはありません。 小田 和正」
久しぶりに観返して。
小田さんの演奏は、人の心を動かすと思いました。
きっと、観ていた人、制作にたずさわった人、関わった人すべての人たちの心を、強く強く揺さぶったと思います。
楽曲の力が、演奏者の力を得て、オリジナルの良さとはまた違った、新たな輝きを得たように感じました。
それは、小田さんがたびたび口にする「文化」という言葉につながっていくのではないかと。
5回目のクリ約は、ツアーの収録という形だけど、我々の心にも、スタッフの人たちの心にも、今までの積み重ねがしっかりと根をおろしてる。
番組を観て受け取った時の熱い気持ちを、小田さんにかえすことで、ささやかながら小田さんのパワーになればいい…と願うのであります。
こんなに盛り上がってて、当日熱出したりして…
少し落ち着くべ。
2001年12月25日放送「クリスマスの約束2001」より一部引用