有明夢うつつレポート

December14 [Thu], 2006, 12:30

「クリスマスの約束」12月8日有明コロシアム、夢うつつメモ~

収録参加直後のネタバレ控えめ小田さん日記はこちら→

さて夢うつつレポその1。
さっくりネタばれですのでご注意下さい

録音録画機器は一切使用しておりません。
かなりあいまいな記憶を搾り出して書いているゆえ、全くもって正確ではありません。

■有明コロシアムの中は、先日バスケの試合を見たのと同じ体育館とは思えない、落ち着いた空間に変貌していました。
会場に入るとまず目に入るのが、巨大なクレーンカメラ。床にはたくさんのケーブル。忙しそうに動いている人たちでいっぱい。
去年のクリ約で見た、空中をしゃーっ!と猛スピードで走るケーブルカメラ(今年のスマライブDVDでも活躍してました)はありませんでしたが、あちこちにカメラが設置されています。

■正面のステージと、アリーナ中央にステージが設置してありましたが、花道は無く、小田さんが移動する時は普通に客席の間をてくてく歩いていました。

■席についてからは、スタッフの方々の様子を見ていて、開演まではあっという間。
収録が始まると席を立てないのでお手洗いに行っておこうと、作業中だったTBSの人に場所を訊くと、丁寧に教えてくれました。

■7時ちょっと過ぎ、前説で登場した阿部Pと服部Pに続いて現れたのは・・
いつもの白い割烹着に身を包んだ『幸楽』のご夫婦、五月と勇!

いや~いきなり盛り上がっちゃいました

頭の中で♪ちゃらら…と例のテーマ曲が流れる

■なんで?と思ったら、勇役の角野卓造さんが小田さんのファンだそうです。
ジ・オフコース時代のコンテストCD(再発されましたね)を聴いて、いたく感動されたと熱くお話ししてくださいました。嬉しいです。

■いよいよ小田さんが、ステージ後ろ中央から登場!
「お待たせ、しました~~!」きゃー!(感涙

■レコーディングでもお世話になっています、とストリングスのメンバーを紹介し、
一曲目は『言葉にできない』
今年もこれを聴けるとは。感激です。

■『粉雪』(レミオロメン)
…すごーく良かったです。

■ピアノの前に座り。
「切ない歌をやりたいと思います。僕は彼に一度スタジオで会ったことがあるのですが、白いシャツを着て、ナイーブな感じのする青年でした…」
『I LOVE YOU』(尾崎豊)

■聴き入る客席。ところが突然演奏ストップ。
「ごめん、もう一回やらして!」(爆笑)
小田さん、自分で演奏が気に入らなかったようなのですが、
スタッフからもNGが。「顔に線が映ってる?」
確かに、巨大モニターに映った小田さんのアップには、光が反射して、顔に線状の影ができています。「やめてよかった」
原因がわからず収録中断。スタッフの人たちが慌ただしく動きます。
どうやら照明がピアノの天板に反射していた?のがわかり、影が消えると客席からも拍手。

■収録再開。また歌前のナレーションから始めようとしますが、
小田さん噛んじゃった(笑)
「さっき録ったのでいいか。」とそのまま歌へ。
こんどはうっとり聴き惚れました~。
途中うっかりナカイ26時間バージョンの「I LOVE YOU」が浮かび、慌てて振り払う私(笑)

■セット替えで中断、小田さんが話をしてくれます。
「たくさんの応募があったそうで。書き込みとかを読んでいると、悪いことをしているような気持ちになって。」
「ここはテニスするとこなんだよね。音の反響がすごい。今は客席にみんながいるからいいけど、いないときはもっとすごかったです。」

■一組目のゲストは、男性2人、女性1人のグループ「いきものがかり」
小田さんはCMで歌を聴いて、気に入ったそうです。
みんな若かった。(ってどんな感想だ)物怖じしてない感じでした。
路上出身らしく、声に迫力がありました。
『SAKURA』

■つなぎ部分、ということで『忘れてた 思い出のように』
「この歌は、周りの人たちに素直に感謝を伝えようとして書きました」
小田さんステージから降りて客席へ。歩きながら歌ってくれました。
この歌には特別な思い入れがあるので嬉しかったです。

■2組目のゲスト、松たか子さん。
真っ赤なワンピース(?)が可愛らしく。
「リハーサルとは格好も変えてきましたね~。」
「阿部はこの番組では宣伝は一切させない、と言っていますが」
せっかくなので松さんの新曲『みんなひとり』をワンコーラスだけ。

■小田さんの印象について語る松さん。
「(小田さんとの)レコーディングではとにかく緊張して、軽くトラウマになりました(笑)」
「鼻ぐずぐずしてたから風邪かな?と思ったら泣いてたんだ」
「あれは自分で自分に腹を立てていて・・」(さすが男前)
「でも、今日とか小田さんが観客のみなさんとふれあっている姿を見てると、とってもチャーミングで・・大好きです!!」(笑)

返事につまる小田さん

■「ステージは緊張しないの?」
「緊張する場面があるのはありがたいことだと。本番はとにかく楽しもうと思っています。」
「力が無いと楽しめないんだよね。」

■泉谷さんとの「日本をすくえ!」桜井さんの「ap bank fes」の話。
そして、「ap bank fes」のコンセプトソング『to U』を、
「今日は松たか子さんと歌いたいと思います。」

■小田さんがプロデュースした『ほんとの気持ち』を歌います。
ほんとにトラウマになってないといいなー(笑)

■松さん退場。「かわいかったね~」とあちこちから聞こえました。

■VTR:小田さん練習曲シリーズ!
これは・・ぜひ放送を見て笑ってください!マリオネット!!

有明夢うつつレポートその2

December15 [Fri], 2006, 9:56

有明夢うつつレポート・その1はコチラ→

さっくりネタばれております。
録音録画機器は使用してません。単なる思い出メモ。

■3組目のゲストは小田さんとほぼ同世代の男性。斉藤哲夫さん。
いきなり♪「今の君はピカピカに光って~」と、スクリーンに懐かしの宮崎美子さんのCMが流れ、場内が沸きます。(いまのキミはピカピカに光って / 作詞:糸井重里・作曲:鈴木慶一・歌:斉藤哲夫)

■斉藤氏は三十年ほど前の「オフコースの小さな部屋」というコンサートにゲスト出演されたそうです。
「それに来てた、という人は今日いますか?」と訊いてましたが、さすがにいなかったようで・・

■というわけで調べてみた。
1975年3月22日、日本青年館「オフコースの小さな部屋 vol.1」
オフコースとゲストの斉藤氏とで『グッド・タイム・ミュージック』を演奏しています。
当時から小田さんはこの曲をとても気に入っていたようです。

■『悩み多き者よ』
始まった瞬間、あ、この人だったのか!と。
オフコースのライブアルバム「秋ゆく街で」で、ヤスさんと小田さんで『悩み多き者よ』を歌っています。とても印象深い曲だったので、歌詞もメロディーも覚えていました。
ご本人が歌っているのを、初めて聴くことができました。
ここも聴きどころです!

■『グッド・タイム・ミュージック』
「メッセージを伝える曲が多かったのに、こういった曲も作るんだな、と当時は驚いた」・・と小田さんが言っていたような気もするのですが、その辺はあいまいです。同世代のせいか会話のトーンも落ち着いていて(笑)聞き取りづらかったので。
楽しく、幸せな気持ちになる音楽でした。

■4組目のゲストはスキマスイッチ。
なんと、「クリスマスの約束」のために3人で新曲を作ったそうです!

その様子がVTRで流れます。スキマさんたちは、小田さんの前でも遠慮せず、ぽんぽん発言している感じで面白かったです。

「ここは女々しいから変えよう」
「女々しいって・・小田さんの曲もそんな感じじゃないですか」
「…そうか?」←小田さんショック(笑)
みたいな。

■アフロっちは歌詞を書くのがすごく早いらしい。

■曲のタイトルは、スキマスイッチが考えてくることになっていたそうで、彼等からタイトルが発表されます。
「『僕らなら』・・どうでしょう?」
と、小田さんも気に入った模様。

そして、『僕らなら』を3人で演奏します。
素敵な曲ですよ~

■小田さん「スキマスイッチって聞くと・・壁に電器かなんかのスイッチがあって、
その前に大きな物置いちゃって、
スイッチ押す時にはその隙間に手を入れて・・みたいなイメージがあんだよ。」(爆笑)

その後、本人たちがグループ名の由来を説明しましたが…
小田さんの「隙間にあるスイッチ」のイメージが離れなくなってしまいました。やば・・

■現在28才の大橋さん。
「今の小田さんの年齢まで歌い続けるって・・来年は還暦ですか?
(客席・笑)あと32年と思うと。。」
「32年後、還暦の時にステージで『全力少年』歌えよ。」

小田さん、全力で歌ってる時の姿はまさに少年です!

■「君らは今年も紅白出演ですが・・」
「テレビに出演することに抵抗は無いの?」と、テレビの収録中に(笑)質問する小田さん。
「特に無いですよ。」
…そういえばこないだ、うたばんにも出てたなあ

■歌は 『全力少年』

昨年の武道館以来。パワーのある歌です。
スキマスイッチが帰ります。これで最後のゲストも終了したはずでした、しかし・・

■アメリカで音楽をやるということについて。
「この夏にアメリカに行っていました。
昔、向こうでレコード出そうと挑戦したこともあったし、オフコース時代に向こうの有名なプロデューサーと話す機会もあったんだけど、やはり英語じゃないと難しいと言われたりして。
今はもう、「伝える」ということに関しては日本語だなと思っています。
今回アメリカに行ったのは、自分の歌を英語で、ライブハウスででも楽しく歌えないかな・・と思って。
だから、以前とは違った想いで、また英語で歌ってみようと。」

■『my home town』
最初は日本語で、途中から英語で歌います。

■「ちょうどアメリカから帰ってから、この話をもらいました。
どうしようと思いましたが、やってよかったと思っています。
彼等に会いましたが、とてもいい青年たちでした。」
『僕らの街で』(おお、いい歌だ!)

■「今年のテーマは「伝える」ということなので。まさにテーマにふさわしい曲をやりたいと思います。」
『伝えたいことがあるんだ』(きゃー!

■最後に、新しい曲を、演奏してくれました!
ピアノ弾き語り風のバラードでした。
この曲は一体いつリリースされるんでしょうか?!わーい!

(「東京の空」…仮タイトルは「TBS」この時が初披露でした。)

■収録はここまで・・と思ったら、何曲か撮り直しをすることになり、
コンサートはまだまだ続きまーす!ひゃっほう!

有明夢うつつレポート・最終回

December18 [Mon], 2006, 12:45

有明夢うつつレポート・その1→

その2→

小田和正音楽特番「クリスマスの約束」12月8日有明コロシアム夢うつつレポ、最終回~。
12月28日の放送に向け、小田さんも連日スタジオでのお仕事が続いているようです。
どんな番組になるのか、とっても楽しみです

以下ネタばれです。曲順、MCなど全て曖昧で、もはや妄想まじりかと

■収録のメニューは終了しましたが、何曲か撮り直すことになりました。
『my home town』
後ろのスクリーン映像が中途半端に映り込んでしまったためのようです。

■『伝えたいことがあるんだ』
一度目は、観覧なのに立ち上がってもいいものか、客席がちょっと迷ったふうだったため、撮り直しになった模様。
二度も聴けてうれすぃ~

■さあ、これからはアンコールタイムです!
客席はすっかりヒートアップして、アンコールを求める拍手の嵐

小田さん再び登場!観客総立ち!
「せっかく練習したのに、数日前に突然ボツになりました。わたしと楽曲の為にもやります。」
竹内まりやさんの『元気を出して』
これはまたぜひ聴きたいと思うんだけど。なんとか入りませんか?

■続いて『Yes-No』『ラブ・ストーリーは突然に』『キラキラ』
小田コン最強トリオに客席も大スパーク!

えー、飛び跳ねながら歌いまくってました。
もちろん手拍子は頭の上ね

(笑)

■「実は20分つながないといけなくて。」
『全力少年』をもう一度撮りたい、とスタッフからの要望が。
しかし、スキマスイッチの二人はすでに帰る途中で、誰かが呼び戻しに行ってるそうです

緊張がほどけて(笑)弾けまくる客席を見て、この感じで撮り直したいと思ったのでしょうか?

■「もうレパートリーがないので、もう一度『僕らの街で』を。」
わーい、また聴けちゃった♪いい歌だ・・

■もう5分くらいかかるということで、いったん楽屋に戻ります。

■小田さんとバンドメンバー、そしてスキマスイッチのお二人がステージに戻ってきました!
みんな大拍手で迎えます。

大橋さん「あれ、なんかデジャヴみたいな・・」(笑)

■デジャヴかも?(笑)
というわけでもう一度『全力少年』。
既に客席は総立ちでしたが、先ほどの映像とつなぐ関係で、いったん座って手拍子、ドラムのカウントが入ってから客席が立ち上がる・・みたいにしましょう、と演技指導が(笑)
「じゃあ一回練習しましょう!」
ためしにイントロだけやってみます。び、微妙?

客席も興奮していて気持ちがはやるせいか、手拍子が速い速い(笑)
万作さんから「手拍子走らないでね。」
さあ、次が本番です!

■この日2度目の『全力少年』。
とってもいい雰囲気で盛り上がり、客席も一緒になって歌っていました。
やっぱり、この歌はみんなで歌うべき歌なんだな!と。歌に力がみなぎっていたように思います

さて、どちらのテイクが使われるのか・・

■再び去って行くスキマさんたち。本当にお疲れさまでした

■そして、『君住む街へ』。

■小田さんたちがステージを去り、収録が終了したのは午後11時10分。
時計を見て、もう11時すぎ?と驚く。
会場に入ってから5時間近くが、あっという間に過ぎていました。

■番組から生まれた、ゆずおだの『クリスマスの約束』は、今回は歌われませんでしたが、
今年は新たにスキマスイッチとの『僕等なら』が誕生しました!
これもいつかリリースされることを願っています。
毎年、クリ約から新しい歌が生まれていくって・・いいなあ。

■「やってみるとまだ思ったよりも声が出るので、来年の約束はできませんが、またみんなのところへ、行ければと思います。」

『君住む街へ』を歌う前に、そう語ってくれた小田さん。
小田さんは、画面の向こうにいるであろうたくさんの人たちに向けて、心から愛おしそうに、歌っていました。

 あの日の勇気を忘れないで
 すべてのことが終わるまで
 君住む街まで 飛んでゆくよ
 ひとりと 思わないで いつでも・・

4時間におよんだ収録、最後は全身の力を振り絞ってのシャウト。
やっぱりこの歌が大好き。小田さんの気持ちそのものだから。
また『君住む街へ』を聴きにいきたい。
また小田さんに会いに行きたい。いろんな街で歌う小田さんを、遠くから応援していたい。

「また会おうね」、そんな言葉を残して、小田さんはステージを去って行きました。

チケットを譲ってくださった方に、心から感謝です。

「クリスマスの約束2006」放送は12月28日(木)午後11時30分から。
楽しみー!

「君住む街へ」作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用