金スマX’masスペシャルでさらに感動する

December24 [Sat], 2005, 21:32

小田和正「クリスマスの約束2005”大好きな君に”」の裏側。
昨日、「金スマX’masスペシャル」後半で放送されました。

小田さん男前すぎ。

ひっさびさに、体育会系体質炸裂の舞台裏でございました。
中居正広さんにスポットを当てて、クリ約舞台裏を見せてくれてましたが、小田さんの言葉の男前なこと!

「心が通えばいいって思うんだよな。
それをみんなが見れば、みんなとっても、いいプレゼントになると思うよ」

「そんなハッキリ見えて、それのイメージに向かって進んでいくっていうのは、まあそこそこの仕事が出来るけど、
…見えないけど『これ絶対面白いな』っていうのは、そこを
思い切って行った時に、
考えられないような、摩訶不思議な面白いことになるはずなんだよ。」

武器を持って行かないと怖い、と不安いっぱいの(笑)ナカイさんに、

「それはね、武器じゃなくて、お前の等身大の、全部剥ぎ取った形で、
来て勝負すればいいんだと思うよ。」

「テレビで人気の中居じゃなくて。その辺は難しいかもしれんけど、
そこを乗り越えて行くような、力は発揮できるはずだと思うよ。
じゃなかったら、俺たぶん呼んでないと思う。」

「お前の武器は俺でさ、俺が居るって言う。」

くーーっ!!聞きましたか皆さん?!(←何者じゃ)

ナカイさんの何を引き出そうとしているのか?という質問に。

「一般人から見ると、とっても特異な育ち方をしてきている。
昨日そうだったよな。
コイツ俺の全く知らない、見たことのないベールに包まれている。
そういう人間が素直に、なんかどっか一瞬でも素直になって、
とりつくろわないところの、中居正広が出てこないかなって。

それをアイツが人前でさらけ出していいんだ、って思った時に、
なんか変わるんじゃないかなって。

今日アイツはね、ほんとできないと思うけど。
何にも持たないで、ボロ負けで、…いいや。っていう気持ちで来てくれれば
一番いいと思うんだよね。
絶対出て良かったと思うから。」

小田さんて…

なんでそんなにナカイに詳しいの?! 

その日ナカイさんは「いいとも!」「増刊号」たぶん「サムガ」、
日テレで12/14に放送された「ザ!世界仰天ニュース・200回記念」の収録を終えてから、クリ約に臨みます。

その仰天ニュース。
初めてスタジオを飛び出し、バスに乗ってどこかへ行くようです。
ナカイさんは、しきりと時間を気にします。

「早く!早く!あ、もう始まっちゃってます!」
…何が?(大笑)

そして、バスはなぜか「埼玉」へ。
一瞬、さいたまアリーナらしき建物が映ります(笑)
埼玉名物の塩ラーメンを食べるために、はるばるやってきたのです…
釈然としないゲストと鶴瓶師匠(笑)

その仰天ロケ終了直後、ナカイさんは会場入り口に現れました!
これぞまさしく収録しつつ移動もする、ナカイ輸送大作戦!
日テレ太っ腹~(笑)

ステージでは小田さんが「愛を止めないで」を歌っています。
白いシャツに着替え、控え室で待つナカイさんの後ろで、小田さんのMCや歌が聞こえるのが、わくわくします♪
このとき、すっかり小田さんの歌に酔いしれていたんだなー。
まさかすぐ近くに、ナカイさんがいるとも知らずに。

ナカイさん、すごい涙目。
「ここ何年か緊張したことない」ナカイさん、緊張のあまり歯磨きもっかいしようか?などと言い、スタッフに止められる(笑)

「大丈夫か?大丈夫だよな。あんまり余計なこと考えないで」

「そのまんまでいきます。小田さんに全部預けますんで」

「ウチにいる時のお前のままね」

「普段の僕でいいですか?」「そうそうそう」

「おし!じゃいくぞ」

いよいよ登場です!

「中居 正広!」

会場はすっごい盛り上がり!
小田さんがナカイさんをハグして、ステージに迎えます。

当日のナカイファン的レポはこちら→

MCはほぼ放送されましたが、うろ覚えながら追加しますと、

(ひとしきり恐縮したあと)
「僕らのコンサートと同じように、皆さん、あたたかーく迎えてくださって。ありがとうございます!」(大拍手)

「この話を頂いたとき、ぼくは、最初に、お断りをしました。(笑)

理由は、あまりにも『見えない』って。
どう考えても、小田さんとぼくと二人で歌うっていうのが。
もう見えなすぎて。
プロデューサーにきいても『見えないな』つって。(笑)
小田さんだって昨日リハで『クリアには見えないな』ってゆってたじゃないですか!」(爆笑)

「でも、なんで僕のこと呼んでくれたのかなっていう…」

「それはね…話すと長いんだ!」(笑)

「ま、長い話を短くするとだな、俺らみたいなアーティストと、テレビに出てる人と、垣根をとっぱらってやっていかないといけないな、と。そんな細かいこと言ってる場合じゃないなと…。
君はなんてったって、ほら、ジャニーズだし(笑)
それに、そういう垣根を取っ払うみたいなことは、君が一番、分かってくれるかと思うんだよね。」

「歌手じゃない」ってナカイさんがゆっちゃったときには、ウケてましたが、私は内心ヒヤヒヤ。またこの人自虐に走るよ…って。
小田さんにはそういうの、通じません(笑)
「(日本の音楽シーンには)いなくてもいい奴いっぱいいるよな」とか、平気でバンバン言ってますから。
その小田さんが、ナカイさんのこと、一緒に歌うために呼んだのに。
「そんなことをいわせるつもりはなかった」と小田さん。

「夜空ノムコウ」の感想は、語りつくすことはできません。
小田さんと中居さんが一緒に歌う。
私にとって、奇跡のような出来事だったですから。

でも、なんであんなに心に響く歌声だったのか、金スマを見てわかった気がしました。

裏に戻ってぐったりしているナカイさんの背後からは、小田さんの歌が。

「そんなに自分を責めないで…」

いやー音楽の神様が降臨してたっ!!
これぞ究極の「相対性の彼方」!!

小田さんて、ほんと男前。
小田さんによって鎧をはぎ落とされた、ありのままの中居さんも、良かったなー。
一流は一流を呼ぶ。
小田さんがカッコいいのは知ってたけど、ナカイさんもカッコいい(笑)って知ってたけど、
いやーふたりともとっても素敵だったなっ!!
ファンでよかったなっ!!

小田さんのことも、ナカイさんのことも、もっと好きになり、「クリスマスの約束」もまたいっそう楽しめる。
金スマX’masスペシャル、最高のプレゼントでありました。

「君住む街へ」作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用