2011年10月8日(土)AM11:00~PM1:00 文化放送「ドコモ団塊倶楽部」に
小田和正さんがゲスト出演されました。
パーソナリティーは弘兼憲史さん、文化放送の石川真紀さん。番組HP→
小田さんの直筆メッセージと写真はこちらっ!→\(^o^)/
2時間の生出演でした。前半を聞き逃した人がいるかも…ということで簡単にレポ。
みゆさん、部長代理補佐心得さん、補足ありがとうございました
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【2011/10/8(土)文化放送「団塊倶楽部」簡単レポ】
・1曲目『秋の気配』(オフコースバージョン)
・小田和正さん登場。文化放送は、四谷から移転して新しい社屋になってから初めて。
・弘兼さんとは、弘兼さんの奥様の柴門ふみさんの原作漫画「東京ラブストーリー」の主題歌がきっかけで、一緒にゴルフをしたことがある。
(小田さんはめちゃめちゃうまい)
いやいや…オレもけっこう飛ぶ方だったんだけど、弘兼さんはすごい飛ぶんだよ…
・多い時で年間60ラウンドくらい回ったこともあった。
ツアーで地方に行って、コンサート前にラウンドを回って、そのままステージとか…不謹慎で(笑)
千春でさえも、ステージ前にゴルフはやってないと後で聞いて(笑)
(テンションが上がったまんまコンサートに入ったほうが…と言っていたが…?)
それは言い訳ですね~(笑)
・リスナーから:小田さんがゲストの10月8日から、信越放送、山梨放送でも生放送が聞けるようになって嬉しい!というメッセージ。
【小田和正さんに10の質問】
1.ジンクスは?→無いです。
2.苦手なこと→ナマ、嫌ですね。生放送、ライブ。
3.アーティストになっていなかったら?→建築。
4.64歳の誕生日当日に嬉しかったことは?→ツアーをやってるから、ホントにいろんな人に祝福してもらって、それが、まあ口だけみたいに感じるときもあるじゃないですか(笑)でも今回はみんな本当に祝福してくれてるなって気持ちが伝わってきて。。
5.気分転換は?→散歩。
6.おふくろの味は?→茶粥ですね。
7.苦手な人?→わがままな人ですね(笑)
8.声を守るためにしていることは?→何もしていないが、風邪をひかないように注意はしている。
9.タイムマシーンがあったら、どの時代に行きたい?→どの時代とかじゃなくて、歴史上の人物に、あ、あなたは普通の人間だったんですね、ということを、確認みたいな。あ、あなたが…!キリストさんなんですね…みたいな、そういう気持ちを味わってみたい。
10.体力作りは?→できるだけ走ってる。
・できるだけ毎日走る。家の周りを走ったり。(散歩も含め?)散歩はぜんぜん別のジャンル。いつ走っても走れるように。距離的には3キロとか。
・印象としてずっと走ってるみたいですけど、そんな走ってないですよ(笑)ポイントポイントで走ってるのが効果的に伝わってるんじゃないか(笑)
・(小田さんといえば高音の美しさ。若いころと比べてどうですか?)
声の張りっていうと、若い頃のがあると思うけど、コンスタントに今のが出ますよね。
今は低いほうが出るようになった。使える音域は今のほうがありますね。
・(年齢に従って、力を抜くと逆に声が出るというお話をされてましたが…)
スポーツでもなんでも、いかに力を抜いて、スムーズに。声帯も。
自分でも、ぐうーっと力を入れて高い声を出してるように思うけども、
力が入ってるのはたぶん腹筋とかで、喉は開放してますよね。
開放してないと出ないですよ。高いとこはね。
(オペラのドミンゴみたいに…)力入ってるように思うけど、抜いてますよね。
・(東北大学、早稲田で建築をやったが?)
だんだん、オレは建築をやらないだろうなという予感がありましたね(笑)
じぶんが現実的に建築と向きあおうとしていないような…そこに飛び込んだら出てこれないという予感もあったのかもしれない。
子供の頃は野球選手になりたくて、
理科系で、研究バカみたいにはなりたくないという思いもあったから、どっか社会とつながりのある理科系、というのが、建築だった。
・文化放送の常務取締役が、聖光学院の中高の同級生
(笑)
・(誕生日の祝福が、今年特に嬉しかったのは…?)
年取ったってことですかね。みんなのおめでとう、って言ってる表情がとってもキラキラ…一生懸命言ってくれてるのが。こっちが素直になったのかな。
・(苦手なのはわがままな人…小田さんご自身は…?)(笑)
自分じゃそれは、わがままなつもりはないですよね。
で、わがままな人は、自分がわがままだと思ってないから。(笑)
それを説得するとこから始めるのはしんどいから、もう付き合わないほうがいいかなって(笑)
・(タイムマシンの質問…歴史上の人に会ってみたい。面白い答え。)
要するに、どの人も、普通の人に違いないって僕は思うんですよ。
長嶋さん、金田さんに会った時も、普通の人だなって思うんですよ。偉業は偉業としてあるけど、もちろん。
普通の人として見れないけど、でも、普通の人だって。それがわかるときに、とってもほっとするというか。
でも人間てそうだよな。一生懸命やってきて、偉業はあるけれども、基本的にはみんなフラットな人なんだな。
・(生が苦手だと言っていたが)
僕らはスタジオでレコーディングとかやり直しきくから。
生は編集できないから、余計なことも言えないし(笑)余計なことも言いたいけど、我慢して、平坦な番組になってもつまんないと思うと…(弘兼さん、大ウケしてます)
やっぱり、面白いためにはリスクもね(笑)生でリスクを背負うのはちょっと…(弘兼:僕も何度も飲み込んで…(笑))言ってこそ面白いんだけどね。
・(MCはその都度考えて?)
同じ事を言うのは嫌だって思うので。スタッフが聞いて、あ、また同じ話してんだな、って思われるのがイヤで(笑)
・岡山の植樹の話は、珍しく、2~3回してもいいかなって(笑)
ご当地紀行で、たまたま地元のスタッフから「植樹してくれって話があるけどどうですか」
面白そうだなと。で、やって、それをステージで流して。けっこう受けたんですよ。麦わら帽かぶって。
そっから数週間したら、その植樹が、公園側のミスで無許可(許可が間に合ってなかった)と新聞に出て(笑)
その植樹した樹を引き抜いて、よそに植え替えたと…(笑)
もうこんなバカバカしいことは、みんなに話さなくちゃいけない(笑)
(新聞記事:浦安総合公園から、今は、西大寺緑花公園に植えられている)
それは、オレが植えたわけでもなんでもないんですよ(笑)
・2曲目『ラブ・ストーリーは突然に』
・ラブ突のイントロは、印象的な始まりが欲しいなってことで、佐橋が。
僕らは当時、観音崎にあるスタジオで泊まりがけでやっていて、
ホントは「チャカチャーン」の前に、8小節ぐらい別のフレーズがついてたのね。
「チャカチャーン」はけっこう埋もれてる感じで。それをもうちょっと際立たせようみたいな。
それで、レコーディングが終わってからホテルに戻って、飲んで、雑談しながら、
ところで、あの頭のとこ…って話してるうちに、それが面白いんじゃないかって話になって。
酔っ払ってんのに(笑)またスタジオへ戻って、「チャカチャーン」から始めて、おう、やったやったと。
8小節はとっぱらってね。
エピソードの多い曲でしたね。裏話として思い出深い。
(ミュージシャンはお酒を飲んだ後でも仕事の事を考えている…)
いや、すぐやってみたいんですよね。イメージができたらすぐ音にしてみたい。今やろう、みんなうわーっと盛り上がったときに。
驚くのは20年たってるってことですよ…せめて10年くらいにしてって思うけど(笑)
・番組Twitterのつぶやき:弘兼さんの今週の一言
【目の前には小田和正さん。スタジオ周辺の人口密度は 過去最大】
・(3月11日、何をしていたか?)
スタジオでツアーのリハーサル中だった。揺れましたね…。
もし、東京が震源の中心じゃないとしたら、どっかが大変なことになってると思って、すぐテレビ見て。
現実味が…どうしていいかわかんない。
・(だんだん被害が明らかになってきて…)
自分の曲を演奏して、その音を聴くってことが苦痛でした。自分の音楽を聴くことがとっても苦痛になってきた。
もう(音楽から)離れないと。
ツアーどころの話じゃないなと。とにかく時間を置こうと。
・(延期して、ツアーは5月にスタート)
震災前に組んでたプログラムとは、ものすごく変えました。予定の曲でない曲から始めようとしたけど、
この『明日』って歌ですけど…(『明日』が流れる)
これも、歌うのは…たぶん歌えないだろうなと。でも歌うしかないわけで。
考えないように、考えないようにして歌いましたね。
(歌詞があまりにもストレートに重なる…)
それは歌いたかったし… … でも、まともに意味を考えながらは歌えないなって…
・(途中で歌えなくなった曲もあるのでは…)
それは、何度もありましたけど…それは、避けたかったから。できるだけ考えないようにって。
せめて伝えるならMCで。
それも、目の前にいる人達は、被災地の人たちじゃないわけですから。直接、言う話とはまた違うだろうし。
・(『hello hello』が流れる。)
三宅島で被災した人たちをテーマにした映画のための曲だったから。
映画も、この時期に上映するんだろうかっていうなことも含めて、いろんなことがシンクロしてったから。
重く…どんどんどんどん重くなっていくから…
それを、重いまんま表現していくのはちがうだろうし、ただただ明るく楽しくやるのも違う。
ずっと模索して、会場のみんなと一緒に、模索していってるって感じでしたね。
・僕の場合は、「その日が来るまで」ってテーマを見つけて、あ、これでスタートしようって決めたから。
基本的には「その日が来るまで」って思いがいつもあるから、
まあ…楽しく、って言っても、やっぱりどこか、のしかかって来る感じのものは、未だに引きずっているっていうことはありますけどね…
(アルバムタイトル「どーも」について)
・「どーも」って、震災の前に決めてたから、こんな時に「どーも」なんてとぼけたタイトルつけてツアーやっていいのかなと思いましたけど…
若い頃は、カッコいいタイトルとかいろいろ考えたけど、
年取ってくると、そういうものは、却って排除したいなって。そういう思いが強かった。
自分にとっては「どーも」っていうのが自然だったから。
(ステージの最初の挨拶も「どーも!」)(笑)
「どーもっ」っていうのが、軽くていいかなって。
自分のステージは、自分のお客さんだから、喜んでくれるけど、
人のイベントとか、自分のファンがほとんどいないとこに出ていっても、「どーも!」っていう感じが、とぼけてて、すごい好きだったんですよ。
「どーも」って、全然お呼びでないのに(笑)お呼びでなくても、「どーも」って言ったら、受け入れて、開いてくれるみたいな…そういう感じが好きだったですね。
(「どーも」って日本語独特なのかも?)
僕のベース弾いてくれる友達でアメリカ人なんですけど、そいつ「どーも」って好きなんですよ。
昔からすぐ「どーもどーも」って言うんですよ。(笑)
・質問メール「一回のツアーが終わると3キロぐらいおやせになるとのことですが、ちゃんとごはんは食べてますか?」(笑)
食べてますよ(笑)一回ってなんだろう…1ステージってことかな?1キロ半くらい痩せるんじゃないすかね、その日。たぶんね。バレーの選手なんか一試合で4キロ痩せるってきいたことあるけど、それに比べたらね。
食事がなかなか、その…歌う前にあんま食べると、歌いづらいんですよね。
で、歌い終わると食べる気がしなくなって、というのを繰り返してると、どんどん痩せてっちゃいますね。
今は…60キロぐらいですかね?(弘兼さんは、小田さんが20リットルの灯油缶を持ったのと同じ位)
ただね、歌ってるうちに疲れちゃうんですよね、食べとかないと。
それが最近わかるようになって。なんか疲れちゃったなって途中で思うと。ガソリンと全く一緒ですね。
・3曲目『生まれ来る子供たちのために』
・突撃クイズ「小田さんが子供のときに習っていた楽器はなんでしょう?」正解は時報のあとに。
・・・
ネイザン・イースト氏「どーもどーも」って( ´∀`)
いうことで前半部分、終了~