9月22日(土)FM COCOLO で放送された「靱公園MUSIC FESTA FM COCOLO~風のハミング~」
小田さんのインタビュー部分を、きっちゃんが文字起こしして送ってくださいました。
ありがとうございます~(´;ω;`)
終演直後のラジオ収録ということで、興奮さめやらぬ感じでしょうか(特に要さん
・・・
【9月22日(土)FM COCOLO 風のハミングスペシャル 小田さんインタビュー by きっちゃん】
要さん「ここで、なんと、この方がゲストに来てくれました! こんばんは」
小田さん「♪あ~あ~あぁあ♪(全員で歌った ”The Longest Time” のコーラスを口ずさむ)
歌わされました。小田です」
要「小田和正さんです。ありがとうございます」
小「おつかれさまです」
要「今日は~ね、もう最初から最後までほんとに小田さんにもいろいろ手伝っていただき
まして、ありがとうございました」
(KANさん、馬場さん「ありがとうございました」)
小「いいえ~」
要「すいませんこんな雨降らしちゃって」
小「いゃ~降りましたね~」
要「はい、去年は馬場くんだったんですけど、今年は完全にスタレビ~(笑)
雨にたたられました(笑)」
小「そうだったね(笑)」
要「でも小田さんも割と長いこと野外とかやってられると雨の経験てやっぱありますよね」
小「ありますね。でもあんだけ降るとね~(笑)」
要「えぇ~(笑)特別でした?あれは…」
小「いや~大粒の雨がず~っとだった、時間も長かったしね。
まぁオレらは途中だったけど」
要「去年はね~もっと突然しかも大粒すごかったですよね」
馬「そうですね~」
KAN「去年は風もありましたから」
要「もうね歌える状態じゃなかったんですけど(笑)それでも根性で続けていたライブでしたけどね(笑)
今年は意外とまだあの丁度、転換とかにね、あって僕等のまえにどかっと降りましたけども。
要「小田さんは、今年の夏はいっぱいいろんなコラボのイベントに…」
小「行かしてもらいました」
要「すごいですよね」
小「いやすごいってなにが?」
要「普通ほら、僕等ぐらいは割とちょちょいでコラボイベントやりたがるんですけど(笑)
小田さんぐらいになると、普通やってくれないですよ」
小「あの~3人ぐらいのユニットで動いたからね」
要「今回はアコースティックユニットでね、栗尾さんと稲Pとね3人で小田さんアコースティックで」
小「ステージでも言ったんだけど、やっぱり各地で世話になったしね、
こんな時だから全部できるだけいっちゃおう、みたいな」
要「で、なんと今年の夏のイベントの最後を飾ったのが、このうつぼ公園」
小「大雨(笑)」
要「大雨の方はいいんですけど(笑)感想を伺いたいと思うんですけど」
小「いやまぁ…かえって…ていうかね、思い出に残るのはわかってるんだけども、
ああいう時っていうのはさ~俺らがすごく一番、過保護みたいにこう守られるじゃない、
傘さしてもらったりとか」
要「あ~ミュージシャンがね、テントの中で」
小「す~ごく守られて…そいで~あのお客さんはまぁそんなに守られなくて…
まぁ雷きたら、みんな避難したりするけど…
スタッフはああいう時はもう…スタッフの顔見てたらやっぱりもうすごいじゃない、
戦って…ミュージシャンにちゃんとやらしてやりたいし、自然には勝てないし、
その葛藤をみましたね~」
要「でも小田さんはそんな中、客席に飛び込んでいって~客席走り回り~(笑)」
小「いやいや、あの~みんな濡れてるとこに、お前も何回も言ってたけど、
テントの中でね、のほほんとしてちゃいけないな、という思いがあった」
要「(笑)はいはい、今日はみんな濡れましたよね、出演者もね」
小「うん(笑)」
要「でも小田さんがやっぱあの会場に行くとすごい…もうえらいことになってましたよ、しかも雨の中で」
小「あ~ねぇ…年寄りががんばってっていう思いが強いんだね~ほんとに」
要「(笑)やめてくださいよそれ~(笑)今回2度目なんですけどアコースティックでね、
しかもこんな街中でね、やることなかなかないしね」
小「なんかマンションの一室からみんな手降ってたよね(笑)」
要「そうそう」
小「あれはその~あの部屋の人だけじゃなくてどっかからみんなが集まってきて、
あの部屋に来てたんだよね」
要「あの部屋でね(笑)だから…花火大会みたいなもんじゃないですか、きっと…」
小「あぁそうだね」
要「真ん中でみんなで見ててね(笑)」
要「馬場くん、馬場くんは小田さんとは今回初対面で」
馬「はい」
要「昨日の前夜祭で(小田さんの)隣に座って」
馬「はい」
要「小田さん、あの~馬場くんは小田さんの食い残しのケーキ食いました」
小「さっき聞きましたよ」
要「あっはぁそうだったか~(笑)」(全員爆笑)
馬「すいません(笑)ここだけ聞いた人は(笑い声で聞き取れない、なんだ~かな?)
馬「あの~小田さんがステージに登場されてホントになんか会場の空気が…」
要「変わるんだよなぁ~」
馬「して~どっとこう集中力が高まって
で、音が鳴った瞬間にまたピッとこう走って…
であの~ホントにこの360度のこの会場が、360度でよかった、みたいな気持ち…」
要「そうだよなぁ」
馬「あの~みんなが周りから思いを届けて、また小田さんが歌いだして…
あ、この会場は、こういう風になる為に、こう360度なんだって思うような、
そんな雰囲気を感じました」
要「ちょうど小田さんが始まられた時、みんな楽屋の出口んところの階段に
みんな集まってたんだけど、
小田さんが♪雨あが~りの、って歌った瞬間に『ずるいよなぁ~』って…
みんなが『ずるいよなぁ~』って…もうね、なんかね、
すごい空気のとけこみ方がいいんですよ~あのアコースティックだと余計、
ま僕は小田さんとは何度もやらせていただいてたけど、
アコースティックの時の声のぬけ方って、 楽屋にまで届くんですよ、遠い楽屋にまで」
小「ん~…」
要「あれは~もうなんかね、人間国宝だよね、ほんとに(一同笑)小田和正の声は」
小「♪雨上が~りの、っていった時にさ、ふわ~って黒い雲が来たんだよね
」
要「はっはっは~(爆笑)」
小「なんだよ~」
要「そうだったんですか(笑)」
小「うん…まいったね~」
要「どうでしたかKANちゃんは」
KAN「風のハミングということで、やはりお客さんのほとんどの方は、ハミングをしに来てる…」
要「…なワケね~じゃねーか(笑)タイトルだけだよ」
KAN「僕はそう信じてたのね、去年から。
あの最後はやっぱりハミングでエンディングにもっていく…っていうのがあって、
あのドヴォルザークの」
要「ドヴォルザークね」
KAN「『家路』をね、去年もエンディングでやったんですけれども、
あん時はあの~、ついてるイントロを~」 (要「はい」)
要さんが『こんなの知らねぇ』って『お前勝手に作って…』」
要「ドヴォルザークを侮辱する不届きものだ~」
KAN「『なんだよ』とかゆって…いやいやこういうイントロある、って言って誰も知らなかった」
要「オレは聞いたことない」
KAN「それで、一生懸命やってるのになんか練習に力が入ってないのが
なんとなくわかったんですけど、
今年は小田さんが『うん、これいいよ』って言ってくれて」
要「小田さんはこれ知ってたんだよね~」
KAN「みんな急にピリピリ集中して練習しててね、アレ~ッ? (小田:(笑))
ねぇこうピアニッシモから入ってこのイントロでガァ~ッと持っていくって
僕去年、全く同じこと言ってましたよ!」
要「…あれ言い方がちょっと良くなかったんだと思うね」
KAN「ま人間性だと思うんだけどね…」
要「『ここはオーボエだからここはオーボエだから』って言ったね~
小田さんのあの『ここはピアニッシモ、ピアニッシモ』って言った瞬間にもうなんか
寺田とか『ピアニッシモ、ピアニッシモ』なんだろう?なんだろう?って~
ピアニッシモってなんだろう、おいしいのかなぁ~
みたいな感じで聞いてたんだから」
KAN「いや~でもほんと、おかげさまで、すごくこう、あの静寂な緊張感のあるエンディング」
小「ね、ちゃんとできてたよね~
なんかさぁ、でもなんか途中でなんか笑い来なかった?」
要「あのね、2コーラスめに入った時に…」
小「あれなんで笑ったの」
要「あの、普通の歌に入った時に、あんまりみんなが真面目に『ん~んん~』って
いってたから」
小「あぁそれがおかしかったのかぁ」
要「そうみたい(笑)」
小「あぁそっかぁ」
要「あれ、だと思うんですよ(笑)」
小「ふ~ん」
要「もうでもホントにこういうね、コラボをやるとほんとに~僕はあの~
僕がちょうど真ん中ぐらいでね、真ん中よりは上だね、きっとKANちゃんか」
KAN「僕がちょうど真ん中です」
要「ね、宮沢くんと、馬場くんがいて、そして僕らと、あと小田さんがいてね、
ホントに世代を超えたいいコラボを作ってもらいました。ありがとうございます」
KAN「ありがとうございます」
要「でも小田さんはあれですよね、ホント僕思うんですけど、
世界中で、クラプトンと小田さんぐらいでしょ、
ここまで名前がある人で、ガンガンツアーやってアルバム作る人って。
あ~れは驚異的だと思いましたよ。
普通はやっぱりねぇ、隠遁生活に入ってっちゃって…(笑)」
KAN「隠遁生活(笑)」
要「昔小田さんに『そろそろお前達が引っ張る時代だろ~』…って言われたんだけど 引っ張る力ないし、小田さんのあとをこう、スリップストリームのように
風を小田さんが受けてくれて走って来たけども…(笑)」
KAN「いや~スターダストレビュー引っ張ってますよ~」
小「引っ張ってるよね、ほんとに」
要「足引っ張ってる(笑)」
KAN「両方の意味でかも知れないですけど(笑)」
要「ほんと今年はありがとうございました」 KAN「ありがとうございます」
小「いえいえ」
要「来年の風のハミングも期待しててください。
…という事でゲストに小田和正さんをお迎えしました。ありがとうございました」
小「どうも~」
・・・
風のハミングスペシャル小田さんインタビュー部分は以上でした~
ところどころ聞き取りにくい部分があって、多少違っているかもしれませんが、
雰囲気が伝わったらいいなと思います。
ライブ終了後の楽屋で収録したそうで、要さん、KANちゃんとだったので、
とってもリラックスした感じの小田さんでしたよ♪
(オマケ)
宮沢さんが『生まれくる子ども達へ』を選んだいきさつ (ライブ中のMCより)
「学生の頃大好きだった曲なんですけど…『さよなら』という歌が大ヒットして、
その次のシングルで、全く違う世界でびっくりして、で、もう感動して鳥肌が立ったのを覚えています。今日歌えるのをとても光栄に思います。」
・・・
きっちゃん、貴重な放送の文字起こし、本当にありがとうございました~
ライブ直後の、高揚した空気感が伝わって来ました。
ずぶ濡れになりながらも、無性に楽しかったことを思い出します。。
要さんの言葉「小田さんが♪雨あが~りの、って歌った瞬間に『ずるいよなぁ~』って… (中略)
すごい空気のとけこみ方がいいんですよ~あのアコースティックだと余計、(中略)
アコースティックの時の声のぬけ方って、 楽屋にまで届くんですよ、遠い楽屋にまで」
この夏は、小田さん、いなぴー、栗ちゃんのアコースティック編成で聴く機会が多かったのですが
なんだか、小田さんの歌声がスコーンと伸びてくような…
深く、遠く響いてくような気がする…と毎回感じてたのは、
あながち気のせいではなかったんだなあ。
そして、小田さんの言葉
「いやいや、あの~みんな濡れてるとこに、お前も何回も言ってたけど、
テントの中でね、のほほんとしてちゃいけないな、という思いがあった」
・・・うう (´;ω;`)
雨に濡れるのも構わず、客席に来てくれた小田さん…ありがとうございました