小田和正ツアー2015「本日小田日和」大阪城ホールMC追記。お父様と「あ」

May27 [Wed], 2015, 18:30

ご質問を頂いたので…下書きのまま眠ってたMCレポ。短いですがアップします。

※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶に基づくもので、実際とは異なります。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。

「本日 小田日和」2015/3/11大阪城ホール、MCでお父様との字に関するエピソード。

・・・

【小田和正ツアー2014-15「本日 小田日和」3/11大阪城ホールMC】

老化、という話から…

思ったような字が書けない。
いつもコンピューターを使ってるけど、できるだけ字を手で書くように。
ひらがなが…「あ」がうまく書けない。
最後の(くるっと円を描くようにして)最後、、自分が思ってるようなカーブが描けない。

うちの親父が字がうまい。丁稚奉公の時に夜中に筆を練習したのか、
親父とは折り合いは良くないけど(笑)ある時、「あ」がうまく書けない、と言ったら
「お、書いてみろ。」と。
書いてみせて「それでいいじゃないか。」

…ま、それだけなんですけど(笑)
「あ」を書くと、親父の顔を思い出す。

そのあと、「今だから」の時の話もありました。

歌ってる最中に字で思い出しましたが
昔、財津とユーミンと、30年位前「今だから」という曲を作って
3人集まって、俺が字を書いてたら、
ユーミンが「あ、そういう字書くんだ」
…そういう字…意味は聞きませんでしたけど(笑)

綺麗に書いた図面、譜面、字を見てきたけど、大したことないですね(笑)
きったねえ譜面だな、っても、音を出すとすごい…
すごい綺麗な譜面だと、すごいいい曲のような気になるけど、大したこと無い(笑)

ユーミンはそんなふうに人の書く字を見てんだな、と思った。

そのあとで明治村のVTRが流れたのですが
「この辺ですっごくウケてて、私はとっても嬉しいです(笑)」

この日は3月11日ということで
小田さんも客席も少し特別な思いがあったように感じましたが(ライブ後の取り急ぎメモ→)
お父様とのほっこりするエピソードも話してくれていました。

・・・

お父様が書く字のお話は、2011年の横浜体育館でもきいたような気がします。
ということで当時のレポより。

【小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』6/9横浜文化体育館】

「サインを頼まれた時に、名前を入れてください、って言われることあって、
その中に、自分の苦手な字があると、その字を書きたくない。

オレは、親父とあまり会話を交わしたことが…実のある会話をした記憶がほとんどない。
で、うちの親父は小学校しか出てないけど、昔の人は独学で…
しっかりやっていたんでしょうね、字がうまかった。

それで、ある時、親父に『字がうまく書けない』
『なんの字だ』
『ひらがなの、あ』
『書いてみろ』
それで書いて、うまく書けなくて、
『いいじゃないか』
『いや、これじゃ駄目だ』

なんて、そんな話をしたことを、よく…最近よく、思い出しますね。

さて、この話から、どうやって曲に…(笑)ちゃんと考えてきたんですよ!(ふふん♪)

これから歌う『若葉のひと』の、葉っぱっていう字…
うまくかきたいけど、これが、ふわーっとなっちゃうんだよな~…(笑)
では、葉っぱのことは忘れて、(笑)曲にいきます。」

・・・

小田さん、文字の話を時々しますよね。それも、普通の人は思いもよらない視点で。
根っから分析好きなのかなあ?とか思ったりします。さすが理系。
恭子さん、の「恭」がタコみたいな字…とか(笑)

ひらがなの不思議さについては考えたこともないですが、
たしかに「あ」は小さい頃…5~6歳の子供には書きにくかったような記憶。
つまり、小田さんはある部分、幼いころの新鮮な感性を忘れていないということなのかも。

小田和正公式サイト・メッセージボードに小田さんからの直メッセージ

March25 [Wed], 2015, 20:51

小田和正公式サイトのメッセージボードに、小田さんからのメッセージがあります(;_;)

小田和正 「毎日が小田日和だった」 

更新日時は「 2015-3-25 13:31:9」 です。色が違うのですぐわかります。

小田和正公式サイト →Message Board → 一番下の ENTER から。

・・・

小田さんがライブ中どんな気持ちでいるのか、本当にはわからないけれど

…そのまんま、私たちと同じじゃん!!

私たちと、おんなじ気持ちじゃないですかーーーー!!!(;_;)

3時間、いや始まる前のドキドキも含め会場に入った瞬間から
あんなにもあったかくて、笑顔と幸せに満ちていた空間が

「明日も 小田日和」という言葉を残し、客電が着くと同時に、静かに消えてゆく。

ものすごく満ち足りて幸せいっぱいな気持ちが続いている一方で
ああ、終わってしまった…という、言いようのない寂しさ。。

茫然と椅子にへたり込んでいると係の人にせかされて外に出て
ついさっきの出来事をひとつずつ思い返しながら帰り道をてくてく歩く

幸せだったね。
楽しかった。

終わっちゃった。。

「あの想いはみんながそれぞれに持ち帰って行ったんだ」…

はい、ずっしりと重たい、 胸いっぱいの想いを抱えて、帰っていくのですよ…
幸せだけど、すっごく寂しいんですよーーーー!!!。・゜・(ノД`)・゜・。

というわけでメッセージボード読んでください。
泣きながら最後は笑顔になりました。

携帯の方、これでみれるかどうか…メッセージボードの1ページ目に行きます。
メッセージボード