8/24(水)25(木)酷暑の大阪市中央体育館、MC一部れぽ【小田和正ツアー2016君住む街へ】

September03 [Sat], 2016, 23:54

大阪は暑かったです~

初・通天閣に上りました。面白かった

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 小田和正ツアー2016 君住む街へ
8/24(水)25(木)大阪市中央体育館。

どうしても書いておきたかったので、MC一部うろ覚えレポ。

※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶、主観に基づくもので、実際とは異なります。

以下ネタバレがありますのでご注意ください。

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【8/24 MCの一部うろ覚えれぽ】

今日は、終わっていく夏の日の思い出になるように
楽しく、ホントに楽しく、がんばっていきたいと思います。

メンバーを紹介する回数が、どんどん少なくなっていってしまいます。
なんだかさみしいですけど…

オリンピック、すごかったですね。
オリンピックが終わってしまったら、急に日が短くなって、夜は早くなって寂しい。
ふと空を見上げると、秋の空で。

このツアーをやるという理由付けで、一番大きな理由のひとつが
スタッフが、「身体が丈夫なうちにもう一回ツアーやった方が良くないですか…?」
えっ、と思ったけど、そうかな…と。

昔はツアーするのに、理由なんか無かった。
ツアーが終わったら次、また次へと転がっていくイメージ。
今は何をするにしても、理由付けが必要で
なんでやるんだ?へへへ(高笑い)

では、何の理由付けも無かった頃の歌を歌いましょう。
これはぜひ皆さんに参加して頂きたいと思います。

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先ほどご当地紀行(総集編)を見てもらったんですけど
地方を回るほどに、ふるさとはいいもんだと思います。

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さっき話した、スタッフが元気なうちにもう一回、って言った意味が
何となくわかってきました。
何曲でも、またみんながあーいい曲だなと思ってくれる曲を書いて、また来れたら。
僕に負けないくらい、歳いった方がいらっしゃる(笑)
健康に気をつけて、また元気で顔を合わせられたらと思います。

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【8/25 MCの一部うろ覚えれぽ】

昨日は、前半張り切り過ぎて、後半パテたので(笑)
それを反省して、今日は前半控えめに…
でも、こうしてみんなの顔を見ると、張り切ってしまう。(拍手)
ほどほどに(笑)頑張りたいと思います。

僕は学生時代、仙台でひどいホームシックになりまして。
夏休みとか長い休みの後は、とっても帰りたくなかった。
気温差があるから、横浜から仙台に帰ると、もう秋の風が吹いていて…
余計に寂しくなった。
この季節になると、そのことを思い出します。
今日も暑いけど、でも、ふっとした時に、秋の風が。

MCがさっきコケたので、飛ばして。(ん?どこだろう??)
ここで、皆さんで歌うコーナーです。
比較的、歌いやすい歌ですので。
「僕の贈りもの」

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すぐに(大阪城ホールに)戻ってきますが…(笑)

実際、本当のところ40まで歌っているかな…?と思っていました。
けど、40どころか、50、60を過ぎてもうすぐ70…
やめどきが、わからなくなっちゃって(笑)

せっかくだから、もうちょっと、お付き合いください。

みんなが聴きたいと思ってくれるような曲を、
いっぱいとは言いません。いくつか書いて、また戻ってきます。
またみんなで会いましょう。

それでは、ツアータイトルになっている「君住む街へ」
一緒に歌いたいな、と思ったら、一緒に歌ってください。

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以上、うろ覚えてるところだけ、MCれぽでしたが…

大阪市中央体育館は、とっても蒸し暑くて、
出雲より体力を消耗したかもしれません。
客席でさえそんなに暑かったのだから、ステージは相当だったかと。

初日の小田さんは、力を抜いて軽々と歌ってる風に感じましたが、
やはり張り切りすぎてたのかなあ。
後半も、MCで言うほどバテてるようには感じませんでしたが、
繊細なところで、違いがあったのかもしれません。

小田さんが、アンコールでアリーナの後ろを歩いている時に、
スタッフTシャツではない、普段着でパスを下げた男性が、
近くに来た小田さんをガードして、
小田さんが離れていったら、後ろに下がっていきました。
遠目なので定かではありませんが、デュークの宮垣さんだったような…

2日目の小田さんは、絶好調というわけではなく
軽々と…というよりは、全身の力を振り絞って歌っているように感じました。

小田さんは、一人きりで立っていて…

周囲を客席が囲んでいるけれど
花道の上は、壮絶な孤独。

ふと、小田さんの声が掠れた瞬間。
胸がしめつけられました。きっとバンドの人もスタッフの人も。

がんばってください、などと安易に言えるわけもない。
「元気なうちにもう一回…」という言葉は、決して和やかな話ではなく
今こうしてツアーがあるのは、
長年、小田さんが厳しく自分を律してきたからこその奇跡。
きっと、凄烈な覚悟をもって、のぞんでいるツアー。

だから、

「本当のところ40まで歌っているかな…?と思っていました。
けど40どころか、50、60を過ぎてもうすぐ70…
やめどきがわからなくなっちゃって。
せっかくだから、もうちょっとお付き合いください。」

思いも寄らぬ、その言葉を聞いた瞬間。
2日ぶん、ずっとこらえていた涙が、一気にあふれ出てきました。

止まらなかった。

小田さんのファンは、幸せだなあ。

小田さんは、幸せだろうか。

ツアーはまたひとつ、終わりに近づきました。

名古屋へと続きます。