コスモスの丘

October19 [Thu], 2006, 11:16 

茨城の国営ひたち海浜公園、コスモスの丘

に行ってきました。

ゲートを入ってすぐの中央フラワーガーデン、ピンクのコスモスは既に盛りを過ぎていましたが、他のいろんな種類のコスモスは満開!
きいろ。しろ。オレンジ。えんじ。八重。

そのあと、海沿いにある見晴らしの丘までてくてく歩く。
海浜公園の敷地は広大で、だだっぴろい芝生の草原がどーんとあり、そこをつっきって丘まで歩くとけっこうかかる。はひ。

500万本のコスモスの丘・・は、少し前の豪雨で満開だった花が散ってしまい、その後咲いた花がぽつぽつと風に揺れていました。

コスモスの間を通って、海抜50数メートル?でも、関東平野を見渡す高さの丘に登る。
目の前には海が広がっていました。

さすが国営公園はスケールが違うな・・と思いましたが、
丘の上まで上がって、このむやみな広大さの意味がわかりました。
海岸線のむこうに原子力発電所があるんですね。

丘のてっぺんで、広い公園と森と海とコスモス畑をぐるりと見渡し、
海から吹く強い風に負けじと、両腕を広げ、夕暮れの空を見上げて深呼吸をしました。
なんとなく世界の果てに立っている気がしました。

夏の終りにちょっとゾクッとする話(そうでもない)

August30 [Wed], 2006, 13:58

関東の地元でちょっと奥に入ったところに、知る人ぞ知る、うなぎと焼き鳥の名店があるらしい。
その名も「うなぎ『鳥よし』」
お盆も営業中、とのチラシが入っていたので、さっそく車で探索に出かけた。

チラシには、嫌がらせのような、細かく見辛い手書き地図が載っている。

大きな沼に沿ってしばらく走り、
古い首塚伝説ゆかりの、神社の角を曲がる。
お寺を過ぎると墓地にぶつかる。
その墓地の間の砂利道を通り抜け、
突き当たりにその店はある、と書いてある。

沼沿いの細い道は真っ暗だ。
対向車もなく、しばらく走ってから、どうやら行き過ぎた、とUターン。

たしか墓地を通って突き当たりだよ、と沼のほとりにある大きな霊園の看板のところで脇道に入ってみる。
しーんと静まり返った墓地の真ん中を、のろのろと進む。
草いきれの匂いがする生ぬるい風が吹いている。

やがてたどり着いた突き当たり。
店どころか灯りひとつなく、あるのはただ無数のお墓だけ。

…違ったらしい。慌ててUターン。

延々道に迷い、見当違いの場所に出ては戻り、
やっと伝説の神社を見つける。
次はお寺。あった。
突き当たりには墓地、砂利道。地図どおり。

がたごととお墓の間の砂利道を行き、
行き止まったところは木が生い茂っていて、これ以上は進めそうにない。
着いたのか・・?  
しかし、周囲は真っ暗で、店らしき建物など見えやしない。

「木曜定休日」とペンキで書かれた木の板が目に入るが、他に看板も見当たらず。
暗くて危うく溝にタイヤが落ちそうな、狭い行き止まりの袋小路である。

車の窓を開けると、うなぎの焼ける美味しそうな匂いがした!
たぶんすぐ近くまで来ているはず…

でも、店どころか、人の気配すら感じられないぞ

この先の暗がりからは、物音ひとつしてこない。
ただうなぎのいい匂いだけがずっと漂っている。
ここからは、車を降りて歩いて進むべきだろうか?

ふと我に返り、周囲を見回す。
なにゆえお盆の夜に、墓地のすぐ横で。

匂いはすれども姿は見えぬ、うなぎ屋を探し求めているのか?
道に迷いすぎてラストオーダーの時間とうに過ぎてるし。

・・なんだかどうにも怖くなってきた。

やめやめー!
何度も切り返しつつUターンして、その場から逃げるように去る。
月明かりに、ふと宮沢賢治の童話を思い出す。注文の多い料理店。
がたがたがた。ぶるぶるぶる

果たしてうなぎ「鳥よし」は実在するのか?

そもそも、うなぎと言いながら名前は『鳥よし』とはいかがなものか?

次号、決死の(そうでもない)潜入レポへ続く!

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