どーもどーも2011/9/24・25 京セラドーム大阪2days・その1

September28 [Wed], 2011, 12:08

小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』
9月24日(土)25日(日)京セラドーム大阪2days。
MCなど覚えてる分だけレポ。どこまで書けるかな~

京セラドームの2日間、
小田さんは、全力で…全身全霊で、駆け抜けていきました。
思うことがたくさん溢れすぎていて
終了後から、いまだ放心状態が続いております
今日はいよいよドーム最終地、東京ドーム。どうなっちゃうんだろう…

録音録画は一切しておりません。うろ覚えで実際の内容とは異なります。    
・・・

ドームのアリーナに張り巡らされた花道の、外側を2周すると、ちょうど1キロ。
一周500メートルだそうです。
3時間を超えるコンサートの間に、小田さんはどれくらいの距離を歩き、走ってるんだろう。

歌いながら。
そう。ただ歌うでもなく、ただ走るでもなく。
歌いながら歩く。走る。ドームを、何周も。

オープニングムービーで、3年前のドーム、無念の怪我、それからの日々を
ユーモアをまぶして描いてはいるけれど
この3年間、どれほどの悔しさを抱え、どれほどの厳しさを自分に課してきたのかと
春夏秋冬と、ひたすら走り続けた小田さんを思うと、もう涙で映像がゆがんで、

やばいもうバンドメンバー登場だし!
もうすぐ小田さんが、花道の向こうに現れるし!!

(ところでラインダンスはいつ披露してくれるのかな)

ツアトラ軍団が走りだす!
やがて、光の中から、
小田さんが、白いシャツをひるがえし、長い花道をかけてゆく!

うわあああああ!!小田さーーーーん!!

始まって数分でもう泣きすぎ。。

・・・

「どーも!

前回のツアー最終日は、ここ京セラドームでした。
僕の、長い音楽人生で…長いんですよ(笑)
とっても心に残るコンサートをやらせてもらいました。(拍手!)

あれから3年、誰も予期していなかった大きな災害があって…とても参りましたが
その日が来るまで、とツアーをスタートして、
京セラドームに帰って参りました。」(拍手)

・・・

メンバー紹介。
栗ちゃんのキーボードには、タイガースのマスコット

「あんなに走らなくてもいいのに、って思ってる方もいらっしゃると思いますが(笑)
走らせてください。
ちなみに我々は、何がイヤじゃないかというと…拍手です(笑)(拍手

昔は、若い頃は…初日より二日目、最終日のほうがどうしても盛り上がったもんですが
今は、初日がんばりすぎると、疲れちゃう(爆笑)
そんなことを言いながら、初日から頑張るようになりましたねー。(拍手!)
では、いきます!」

続いて、花道をゆっくり歩きながら、歌います。
この日の席は横でしたが、花道のわりと近くだったので、
通り過ぎる一瞬、小田さんを近くで見ることができました。

歌の合間に、客席に向かって「どうも」と言いながら、ペコリ。

小田さん、髪切った?かわいくなっております

すっかりやせて、スリムになってはいますが
体幹がとてもしっかりしていて、しなやかさを感じる。
ナゴヤドームでも思ったのですが、最近の小田さん、すごくキラキラしてる!

なにやら面妖な色気というか…歌舞伎の俳優さんみたいな、艶っぽさが…

ツアーが始まって5ヶ月、
ステージの上で、客席からのキラキラ

を、たくさん浴び続けてるからかなあ…
やっぱ、ツアーっていいなあああ!ツアーばんざい!\(^o^)/

・・・

「名古屋で、カッコつけて(ギターを持って動く仕草)クッとやったら、
首が痛くなりまして。(えええ)
それがおかしくておかしくて、自分が。(笑)バカだな~って。」

そんな小田さんが好きです

(客席:カッコいいーー!

)「カッコいいっすか?」(笑)

「ツアーで、東海道新幹線によく乗りますが、
あれ乗ると必ず、谷村の曲がかかるんですが、どうなんですか(笑)
谷村の曲といっても、百恵ちゃんの曲ですが。」

「昨日、くるりのイベントに呼ばれて行ってきました。」(京都音博2011レポ→)
「イベントは今年5回目ですが、そのうち、3回も出ていて、出すぎなんじゃ…(笑)
頼まれて(強調)出てますが(笑)

前回出たのは3年前でした。
くるりが変わってるせいか、イベントも変わっていて。
このイベントで、細野晴臣さんと初めて知り合いまして、
ずっと年上だと思ってたら、同い年だった。
それで、話がとっても盛り上がりまして。
お互いの葬式には絶対に行くからって(笑)細野さんも『むろん。』て言ってました。

で、あれから3年経って、くるりの計らいで、細野さんと一曲やることになりまして
『風をあつめて』

♪風をあつめて~ (口ずさむ)

たいそう楽しかったです。

一曲ちゃんとできたので、またやろう、と。
しかし、オレが細野さんの曲を歌うのはいいけど、
オレの曲を細野さんにやらせるのは、憚られる…(そうかな?)
細野さんが ♪キラ、キラ… (笑)(たしかに!)

なのでまた、細野さんの曲になると思いますが。」

(客席:おめでとうー!)「そういや、4日ほど前、誕生日でした。

…54でしたか。

(笑)

えへへ(笑)ちょっとサバよみました。64になりましたね。(どよめき)

誰でもほっとくとそういう歳になるんです。
頑張りましょうよ、同世代の諸君!(拍手!)
では、一番、年齢にふさわしくない曲を…」若葉のひと

・・・

(メモ見る)「へへっ(笑)。あ、どーもど-も。
書いてあることはもう全部、しゃべっちゃった。あーあ。(笑)
もう、どーも!ってゆってるしかねーんだ(笑)

前回のドームツアー、初めてドームをやったはいいけど、
東京ドームの前に(自転車で)ひっくり返って怪我して、どーすんだ…
どこにも動けない。10メートルくらいがやっとだった。
(10日後の)名古屋の頃には、なんとかなってると思ったけど、甘かった。

それで(東京Dから約3週間後)大阪で、奇跡的に、走れました。
一回走ったらどうなるかわからなくて、
スタッフに、オレはこの曲のここからここまでは走るから!と伝えて、
その一回を…一回だけ、走りましたねー。」

そうでした…大阪でやっと走れた瞬間、嬉しくて泣いたなあ…
その時の曲は「こころ」でした。

「ここで、季節は、秋の気配…ということで、いつも1番だけやるのですが、
今朝の天声人語に『秋の気配』のことが書いてある。(拍手)
それが、2番のことが書いてあって(笑)
これはしくじっちゃいけねーなーと。
なので、2番もやります。」

やっぱりフルコーラスっていいなあ…

(スタンドを見上げて)「とっても遠い人たち、大丈夫ですか?」
(スタンド上方から:小田さーーん!)(しっかり聞こえてました。)

・・・

『♪風の坂道』

ピアノを弾く小田さんに対して正面側の席だったので
歌いながらの表情が、とてもよく分かりました。

大サビの直前、軽く下唇を噛んで、力をこめて鍵盤を叩き…
目を閉じて、全身の力をこめて、シャウトする姿。

涙で視界が曇るのが悔しい…ずっと見ていたい、聴いていたい。
心底、時間がもっとゆっくり流れて欲しい…と思う。

・・・

京セラドームご当地紀行は、全国総集編!
と、当日の昼に見たばかりの景色が…!!Σ(゜Д゜)

うわー!うわー!

 スケッチ紀行巡りで、ついさっきまでいたとこだ!
小田さん来たのはもちろん別の日だろうけど!
うわー!小田さんが河原の石に腰掛けて、ぞうさんギター弾いてる!
あの、全く同じ石の上に、カバンとカメラ積んで、セルフタイマーで写真とったよ!!
…てことは、これ小田さん目線の写真?!(前向き)

ご当地総集編~

 ロープウェーが休止で乗れなかった宮島でーす

 尾道千光寺公園であきらかに怪しいK.ODA

甲子園、葉山コロッケ、熊本城…同じ武士の格好した人と会った!

「みんなで『ふるさと』を歌いましょう。」

2011/9/23(金)京都音楽博覧会2011

September27 [Tue], 2011, 15:55

9月23日(金)京都梅小路公園で行われた、くるり主催「京都音楽博覧会2011」に行って参りました。

今年で5回目の音楽フェス、小田さんの出演は2007年、2008年と今年で3回目です。
過去2回はお天気がいまいち…というかとんでもなかったですが(笑)
今年は見事、ピーカンに晴れました!

\(^o^)/
つか晴れ過ぎだっつの!待ってる間の日差しが、熱くて痛かった~

9月なのにこんがり焼けました。。(涙)

過去の京都音博レポを読み返すと、いろいろ現在につながってますな~。
2007年音博→恋は大騒ぎ伝説の始まり。
2008年音博→細野さんとの出会い。

録音録画機器は一切使用しておりません。
うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。
MC補足いただきました、ペコさん、くるみん、どーもー!

キヨさん、コメントで外の様子を教えてくださり、ありがとうございました!

・・・

当日は朝5時40分に(かろうじて)起きて、新幹線で京都へ。
9時過ぎに会場に着いた頃には、すでに入場待ちの列ができていました。
小田さんの出演は、トップバッターの12:05予定。
せんせい…もう…日差しが…きついです…

10時半まで待って、開場。
ステージ前はスタンディングエリア、後のブロックはシートを敷いて座って見れます。
もちろん前方に陣取り、そこから開演まで、また1時間半待ちます。

日除けなど一切ない野外広場で、徐々に強くなる日射し、
早起きしたせいで遠のく意識(笑)
せんせい…腕が!背中が!日射しで熱いを通り越して、痛いです!!
このままでは倒れるかも…と思い、その場にしゃがみこんで、体力温存。。
いやー、人ってどんな状況でも寝れるもんですね~(o_ _)o zzz

待ちかねた12時、開演です!
小田さーん!!くるりーー!!
前回は、ふたりとも着物だったように記憶しているのですが
今年のくるりは…浪人生のような服で(すいません)

小田さんが紹介され、登場です!!

小田さーーーん!!\(^o^)/

前方エリアは主に小田ファン(と石川さゆりさんファン)で埋め尽くされており(笑)
声援が飛び交っております。

秋らしく、濃い目の色のジャケット、白に大きめの胸ポケット付きTシャツ、
ジャケットと同系で濃い色のジーンズ、足元は白いスニーカーだったかと。
いつものツアーとは違う、ちょっとよそいき風?なスタイルに、客席きゃーきゃー

音博の小田さんの写真はこちらでも→オリコンスタイル→

・小田さん登場の挨拶「こんにちはー!」(わー、お昼だなーと思った。新鮮!)

・椅子に腰掛けて、低かったのか「ちょっと低い…」って、こしょこしょ小声で言いながら
高さを自分で直しかけたら、スタッフさんが出てきて直してもらう。

・「ツアーをスタートした頃、岸田君から長い手紙をもらいまして。
切々とした手紙だったですねー。」(切々という言葉がとても印象深かった)

・ 今年の音博の話をもらった時、即、出演を決めた。

・ 岸田君は変わった奴だなと思ったけど…(笑)真面目に音楽をやっている。

・ 最初に出演した時は、変なイベントだなーと思った(笑)海外のジプシー音楽みたいなグループもいて…

・会場からの「小田さーん!おめでとうー!」の声に、こちらを向いてにっこり手を振る小田さん。
なんてやさしい笑顔なの…

・先日、誕生日だった話。64になりました、にどよめき。

・青空を見上げて、「いい天気だ、すばらしいねー。」

・くるり「なんで音博に出てくれはったんでしょう?」

小田さん「事務所に二人が来て、音博の話しをしてるときに、言ってることよくわかんないし(笑)滑舌も悪いけど(笑)、なんか一生懸命だなと。こいつら真面目な奴らだなと思って。」

・一曲目は「東京の空」キーボードで弾き語り。
京都は、まだ夏空です。よく晴れています。

・続いて、くるりとフジファブリックの人と一緒に、「恋は大騒ぎ」
前にやったときは大雨だったけど、今日はこんないい天気で…とMCがあったような。
青空の下で聴く「恋は大騒ぎ」いいなー!

\(^o^)/
豪雨の「恋は大騒ぎ」も、思い出に残って良かったですが(笑)

・細野さんとは4年前に音博で知り合ってから、2度ほど会った。うち一度はお蕎麦屋さん。
40年近く存在を知ってるのに、今日初めて一緒に、ステージを踏むことができる。(嬉しそう)

・細野晴臣さん登場。「風をあつめて」
主旋律は主に細野さん、小田さんはコーラス多め。

・細野さんとの曲が終わって
「もう一曲、ノルマがある。岸田君が歌えっていうから、『たしかなこと』。」

ステージに小田さんが一人残ります。
「この曲をここで歌えて嬉しい」と、言ったかどうか記憶が混乱してます…言ったっけ?

小田さん、ギター一本です!!途端に緊張する我々。小田さんひとりでギター…!

ですが、歌いだしの、のびやかで美しい声が、京都の、高い青空にむかって放たれた瞬間、
自分の周りの空気が変わったような…素晴らしかった。

「君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ」ここの部分は、アカペラで。

しんと静まり返った広い空の下に、小田さんの声だけが響く…

「それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ」で

こらえきれず、涙があふれました。。すごく良かった。

会場はたくさんの人でいっぱいだったけれど、その大勢の人に向けて歌っているのではなく、
…それこそ、一人で散歩中に、雨上がりの空を見て、
自分の好きな歌が、思わず口をついて出たような
そんな、個人的な歌を、聴かせてもらったような気がしました。

歌が終わって、最後のギターも、丁寧に…
内心ちょっとハラハラしつつ…

ん?

ちょっと一音、違ったような

(しーっ)
小田さんの表情も心なしか痛恨といった風な

(しーっ!!)
いや気のせいだきっと!

曲が終わって、小田さんが去った後の会場は、
何か…すごい歌を聴いてしまったという空気で
しばし、気持ちを切り替えることができなかったです。

すーっと、染みこむように、届いてきた「たしかなこと」

今年も音博で聴けて、さらにさらに、もっと好きな歌になりました。

・・・

【小田さん出演部分セットリスト】
1. 東京の空(小田さんキーボード弾き語り)
2. 恋は大騒ぎ(くるり岸田、佐藤、田中、フジファブリック山内総一郎、bobo)
3. 風をあつめて(細野晴臣、くるり岸田、佐藤、田中、フジファブリック山内総一郎、bobo)
4. たしかなこと(小田さんギター弾き語り)

作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用