秋なのに夏みたいな奈良旅行写真その2~薬師寺、唐招提寺

October15 [Fri], 2010, 17:43

早朝の、東大寺大仏殿。朝もやがたなびく奈良の街

そして、夕日に照らされる薬師寺。

左から、金堂、西塔、東塔。

若草山を背にして、池越しに、赤々と西日に染まる姿は、とても美しかったです…

薬師寺、東塔。
天平2年(730年)の創建時から現存しています。
古く美しいこの塔は、まもなく10年間の解体修理に入り、見れなくなるとのこと。

…修理代が爆裂にかかるらしい~

左から、東塔、金堂、西塔。
西塔は昭和56年(1981)に復原されました。

金堂には本尊の薬師如来、
そして個人的に大好きな、日光・月光菩薩像が安置されています。

檀家をもたない薬師寺では、写経を寺に納める際の供養料を集めて
金堂などの修繕、復原をしてきたそうで。。

さすが関西だけあって、面白くて話上手なお坊さんに乗せられ(笑)
写経紙を購入してしまいました。
そもそも写経なんてやったことないし…筆も硯も無いのに、どーすんだろ

また、薬師寺では、吉祥天女図が特別公開されており、
絶世の美女の御姿を、拝んで参りました。

すぐお隣の、唐招提寺。
教科書でも習った唐の高僧、鑑真が開いたお寺です。

あおによし…あお(緑)と、に(朱)の色鮮やかな薬師寺から一転、
こちらは荘厳で、重厚な空気をまとっています。

柱の間隔が、一定ではなくて、
真ん中は広く、端にいくほど狭くなっていることで、
より広がりを感じる造りになっているそうです。

どこもかしこも、まるっと国宝。

よく手入れされた、朝のお庭を散策~

緑の苔がみずみずしく、敷きつめられています

爽やか~

校倉造りの宝蔵。正倉、と呼ぶそうです。
東大寺の正倉院より古いそうです。

ちょっと小休止~