小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』5/21(土) 愛媛武道館初日

May27 [Fri], 2011, 20:18

小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』
5月21日(土) 愛媛武道館・初日覚え書き。

やって参りました、松山は夏です!!
と、見えてきたのは…

・・え?あれが愛媛県武道館

 おされログハウスじゃなくて?

そうなんです。これが、愛媛県武道館なんです。
九段下の武道館みたいな、古い建物を想像してたので、びっくり

ちなみにお隣は、かつて小田さんがこけら落としライブを行った(笑)坊ちゃんスタジアム。
(注:2000年ツアーご当地紀行・灼熱の怒涛の路上ライブ。ゾウさんギターで一人で歌った。)

建物の前にはちゃんと、物販のテントもありました。
ここが、会場なんだ…

入場の時間がきて、ドキドキしてきました…

録音録画機器は一切使用しておりません。実際の内容と同じではありません。

建物の中に入り、ホールへ…
長野、福井よりも小さめの会場です。花道も短いです。
むぎゅっ、と詰まってる感じ。

席はプレスでとったアリーナ。ステージの真横より、ちょっと斜め後ろで、
オンステージの、地べたバージョンみたいだ~(笑)なんて言ってたら、
まさにオンステージに向かうおともだちの姿を発見~

(笑)おめでとう!

なぜだか開演が遅れてます。そわそわ

18:18、定刻を18分遅れて、コンサートがスタート!!

オープニングムービーを見ただけで、うるうるです…

いつも途中からはステージの上が気になって、最後まで見られないのですが
やっと全部みれた\(^o^)/

小田さんがスタンバイして、曲が始まります。

「どうもありがとう!
ツアーがスタートして、およそ2週間が経過しました。
先行きの見えないことばかりですが、
その日が来るまで、明るく!駆け抜けていくと、決めたので、
今日も盛り上がっていきたいと、思います!」

花道をおりてラブ突を次々と観客に歌わせる小田さん。

とっても肝心な、サビの、印象的な、最後の二文字だけ、

♪ まま 

この2文字だけを、突然マイクを向けられて、歌いきったおじさんに、大爆笑!

一曲減らされてたのは、時間が押したからかな?

「カンチの松山ですよ~。(拍手


あのドラマは、91年。20年前ですよ~(!)
せめて14年前ってゆってほしいですね~。」そっか、先週の福井は14年ぶり…

バンドメンバーを紹介するときモニターに注目してたら、
万作さんと木下さんが、おそろいのポーズでした(笑)かわいい(笑)

「今日、市内を歩いてたら、
『今日、行きまーす』『今日も明日も行きまーす』(笑)

今日も明日も来るのか…(笑)同じことやったら、悪いかな?
でもまあ、来たくて来てるわけだから(笑)

そんなわけで、どんなわけかわかりませんが、
『どーも』というとぼけたタイトルのアルバムから。」

スピーカーの真下に近い場所にいたのですが、

上空から降り注いでくる小田さんの声が、
すごく柔らかく伸びていて、ふわっと気持ちよくって、

途中から、小田さんを見るのをやめて、スピーカーの方を向き、眼を閉じて聴いていました。

なんて、素晴らしい歌声なんだろう…

ツアーがスタートして2週間、疲れ知らずの小田さんの…声帯(笑)
「オレの声帯は、筋肉みたいなもので」って言ってましたね。

鍛えられて、ムキムキになってゆく声帯…を想像してはいけません

それと、建物が木造だったのも大きいみたいです。
反響がとてもやわらかというか…しっとりしていたと思います。
「木造ならでは」の音ですね。
柔道や剣道をする場所が、音楽を聴くにも向いてるなんて、新たな発見でした。

次の曲では、一番近い花道に来てくださいました。

「大好きな君がこんなに 近くにいるのに」(『こたえ』)

ここのところで、ちょうど正面の位置で立ち止まってくれて、
両手でマイクを持ち、眼を閉じて、歌いあげる姿を、すぐ間近で見れて…
まさに、歌詞のまんまです…

この時とばかりに、ガン見

 さすがに双眼鏡は使えなかった(笑)

間奏で、花道を歩いているときに、マイクをはずして「どうもありがとうー」
わーん

行く先々の客席で手を振られるのにこたえて、手を振りながら歌ってくれます。

「『こたえ』という歌をやりました。」(と言いながら、メモ用紙を広げる)(笑)
「なんでも忘れちゃうんだよ。(笑)(しばらく紙を見て)まあ曲やりますか。
後ろにも、素敵な人達がいると、意識して。」スタンドの人たちへの言葉。

少し遠い花道のステージで歌う小田さんの、横顔をずっと見ていました。

その表情や、喉や、腹筋のあたりを見ていると(どこ見とるんじゃーーー!


軽々と…まったく力をこめずに、軽々と歌ってるんですよね。。

「曲の途中でギターをやめて、
マイクを持って、向こうに歩き出しながら歌う…というのをやってたんですが、
どうにも集中力が…歌をおざなりにしちゃうような。いえ、一生懸命、歌ってんだけど。

で、今日は、勝手に、最後まで動かずに歌ったので(笑)
一部のスタッフは、あれっ?て、バタバタしたと思いますが(笑)」

「一人で作って、自分ちで歌ってたのと違うよなー。
ここにお客さんが見えて。
コマーシャルで流れるところ…♪ 時を越えてー
歌いながら、あ、これCMで流れるとこだ、みんなが一生懸命聴くとこだ(笑)

…というわけで、やっと(反対側に)たどり着きましたが…」

本来、歌いながら移動する距離を、MCでつなぎながら。話がいっぱいきけていいぞ

(客席:がんばれー)

「『がんばって』って言われると、頑張ってないみたいに思いますが、それでいいですか?(笑)
では、さらにがんばって(笑)」

「曲を依頼されて書くときに、CMだと、例えば15秒、30秒だけ書けばいいけれど
後で書き足すのが大変だから、一曲分書く、という姿勢で臨むのですが、
この曲は30秒くらいしか書かなかった(笑)
でも、なかなかいい曲ができたなと思います。」

「この曲を作ったのは2年くらい前ですが…
ちょっと前に、平井◯君がドラマの主題歌かなんかで『何度も何度も君に恋をする』(!)
オレが先だぜ!(笑)
でも一年経って、どうでもよくなりました(笑)

それでね、よく似てる曲というので、今回書いた曲の中に…どの曲かは言いませんが
いきものがかりのライブに行って、武道館かどっかで。
あ、なかなか頑張っておるな…そしたら、

自分がレコーディング中の曲に、くりそつな、
すいません、そっくりな(笑)曲があって。
私はもうわけわかんなくなりまして…(?_?) 
家帰って、その曲をネットで調べて、聴いて。

(レコーディング中の曲は)これはまだ世に出してないから、変えなきゃなー。
これは地獄でしたね~(笑)
水野君に、メールしました。お前のせいで…(笑)」

でべそステージでのコーナーでは、いつにも増して美しい歌声で…

歌の途中で、モニターに写真が映るのですが
それがねーーーーまた!! うわああああん!!・゚・(つД`)・゚・ (何じゃ!)

◯十年前、小田さんを好きで好きで仕方なかった頃の、小田さんの写真と、
あれから長い時が過ぎて、
今の小田さんが歌う、当時も大好きだった、切ないメロディ…
胸がしめつけられます…

これまでライブで聴いたことのないソロ曲も、歌ってくれてます。
『切ない愛のうたをきかせて』
車のダッシュボードにこれ

積んでた、友達の顔を思い浮かべつつ…

懐かしの、アルバムカセットテープ…

前はあったよね~レコードと、カセット

カセットテープを語り始めたら、長いよ~(笑)

あと、ライブで聴くのがすっごい好きな曲もあって、
『good times & bad times』残念ながらフルコーラスではないのだけれど…
そして、一番好きな部分は、カットされてるのだけど(涙)
歌詞をじっくりききながら、そっかあ…ここの歌詞を今、聴きたかったんだなあ…と思ったり。

(『少年のように』を歌い終えて)「そんな歌があることすら忘れてましたね~(笑)
この曲を歌った時に、”坂の上の雲”って感じがしましたね。(拍手!


坂の上の雲、っていうタイトルが好きで。司馬さんの。
…中味はともかく(笑)タイトルが好き(笑)」

「坂の上の雲」美しく、凛とした言葉。。小田さん好きですよね。

大好きな曲が続きます。。ほんとすいません~/(^o^)\ってくらい続きます。

今回は比較的「ソロの小田さん」をクローズアップしてるような気がします。
オープニングもそうだし…
ソロ初期のナンバーからの、意外な選曲とか…

good times & bad times ..
ずっと変わらずに、小田さんの音楽を聴き続けてきて
20年、共に歩んできた曲たち…
各時代、それぞれのツアーで聴いてきた、同じ時間を共有した曲たち。

たくさんありすぎて、全部はもちろん無理だけれど、
また、コンサートで聴けたらいいなあ…と思っていました。
なので、今回の選曲が、ちょっと嬉しいのです。

うつむきがちに目を閉じて、
マイクを両手で、ぎゅっと握って、
曲の最後のフレーズを、そっとやさしく…置くように歌う姿が、
目に焼き付いています。

続いての曲は…『風の坂道』

言ってしまおう。。いまでも一番好きな曲です。

この一曲のためだけでも、はるばる来てよかったと…

長くなったので一旦送信しまーす。
ご当地紀行に続く~

あ、一番好きな曲は、何十曲もあります( ゚∀゚ )