『今日も どこかで』8/19山梨県立県民文化ホールレポ by きっちゃん

August28 [Thu], 2008, 3:48

小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
8月19日、山梨県立県民文化ホールのレポを、きっちゃんさんから頂きましたので、さっそくアップ致します!
きっちゃんさん、ありがとうございました!!

以下ネタばれです。 

オンステージが当たった段階で、すっかり舞い上がってしまい、頭の中は空っぽになってしまったのですが、
真駒内に行けなかったので、おぼろげな記憶を頼りに、
ちょっとだけレポにしてみました。

オープニングのビデオ、何度見ても心がときめきます。
今日は小さいけれど、とっても近くのモニターで見れました。
今回は、バンドメンバーや、小田さんが舞台に出てきてスタンバイする気配も感じられて、いやがうえにも期待が高まります。

『こころ』
『正義は勝つ』
『愛を止めないで』
『伝えたいことがあるんだ』

ほぼ総立ち状態の客席。
たたみかけるように4曲。

「ーーお待たせ・しました~
3年ぶりの甲府ですが、駅について街を歩いてても、誰もいないので、
こんなんで本当に(みんな)コンサートに来てくれるのかな、とちょっと不安になりましたが、
こんなに沢山集まってくれてありがとうございます。
精一杯、一生懸命、歌いますので、楽しんで帰ってください。

甲府に来るというので、初めて甲府に来た時の事を思い出そうとしたんですが・・・(よくわからない)
多分誰かと一緒にやったんだと思うんですが・・・
その時に来てた人いますか?
(ぱらぱらと手が上がる)
 誰と一緒だった?ガロ?
(「あ・・・・・・」 よく聞き取れない)
だれ? アリス?
あべ静江?(聞いてもピンと来ない様子でした)

あっ・・・メンバー紹介するの忘れてました
みんなの方から見て左から…」
(稲葉さん、木村さん、有賀さん、木下さん、栗尾さん、園山さん、の順だったかなぁ?・・・・自信ありません)

『Re』
『僕らの街で』
『いつかどこかで』

--あんなに近くで聴いていても私は気づかなかったのですが、
(っていうか、14歳から憧れ続けたその人がすぐそばで歌ってくれている、 それだけでもう、夢の中にいるようで・・・・)
のどの調子がおかしかったようで、後ろの小物が置いてある所に行き、
後ろを向いて水を飲んだ後、何かを口に入れました。
のど飴だったらしく、口の中でコロコロ転がしながら、
行儀が悪くてすいません、ちょっと喉がおかしくて、みたいな事を言ったと思います。

「この中で、生まれてはじめて私に会うという人はどのくらいいますか?」
(2割弱位?あまり多くはなかったと思います)

あ~、あ~、と軽く発声してみて、

「もう大丈夫みたいです、すいません」
(といいながらまた後ろに行って、アメを出しました。



「知っている人は、よかったら一緒に歌ってください。
高い音なので、ちょっと不安なので・・・」

『たしかなこと』

小田さん、私には、充分すぎるくらい、綺麗な声でした。

移動しながら、なぜか食べ物の話になりました。 
焼きなすっていう料理が理解できなくて、みたいな話で、

「それだけが、ど~んとでる、子供の頃、イヤでね

だんだん、大人になって食べられるようになって、
今はたまに『あ~今日は焼きなす食いたいな」』とか思ったりもしますけど。

なんか同じものばかり食べてるとね、
オクサンとかはなるべく色々な物を食べさせたいとか思うんでしょうね、   

いろいろなものを作ったり、努力をするんですね。
でもダンナは、同じものが食べたいんですよ」(客席笑)
(~小田さ~ん、それは言い訳ですかぁ~?

少し涼しくなってきた、というような事もいってたと思います。
でも、

『夏の日』

「--え~、ここで、昔の曲をやります。
昔の曲、というと、オフコースの曲ということになりますが・・(わ~い)
オフコースの1枚目のアルバムは『僕の贈りもの』というタイトルでした(拍手)
じゃ、『僕の贈りもの』をやりますので、一緒に歌いましょう。
2番のほうを…♪夏と~冬の間に~、です」

『僕の贈りもの』(みんなで)

『地球は狭くなりました』

「2枚目のアルバムは『この道を行けば』
いろいろ迷ってる時でしたね。
歌で食っていけるっていう自信もないし・・・
そういう迷っている気持ちが出てるタイトルですね
この道を行って・・・(大丈夫かな?みたいな?)
のに、レコード会社が勝手に『Going My Way』ってつけてきちゃった
それじゃ確信犯じゃねーか、と思ったけど、文句も言えなかったですね。」

3枚目は『ワインの匂い』
これはわりとまとまっていたと思います
この頃から、すこしずつみんなの知ってくれる曲がでてきました
それまでは、前座とかで呼ばれるんだけど、他人の曲ばっかり歌ってたりして、 
オフコースってどんな歌うたってるの、みたいな感じで言われたりしました
CMの歌とか結構歌ってたんですが
 ♪(何かの曲、よく聞こえませんでした)
 ♪明治ブルガリアヨーグルト

とかね、歌うと、あぁ~、あの歌うたってる人達、って感じで・・・

でも、この頃から少しずつ、ヒットって言うほどじゃないけど、
みんなが知ってくれる曲もできてきました。」

『眠れぬ夜』

少しだけのつもりだったかもしれませんが、みんなの手拍子と合唱に押されるように、
1番の終わりまで歌ってくれました♪

「それでは、その『ワインの匂い』から。」

『倖せなんて』
『愛の唄』

「そうやって少しずつみんなに知ってもらえるようになって、
やがてこの曲が生まれました」(みたいなことだったと・・・)

『さよなら』

(ピアノに移動して)
「これからやる曲も、誰かが聴いてくれてて、
オフコースのファンだけじゃなくて、みんなが知ってくれるようになって、感謝しています」

『言葉にできない』
『今日もどこかで』

【山梨ご当地紀行~】

甲府駅
「3年ぶりの甲府です。くそ暑いです。」(嬉しそうな小田さん♪)

どこかの商店街(何とかロード)
「まったくひとけがありません。。」

舞鶴城公園
入口(?)の石垣の前に立つ小田さん、のぼってみる。
がらんとして、誰もいない。
「くそ暑い舞鶴城公園には、誰もいませんでした。」

どこかのショッピングセンター、人はあまり歩いていない
「店員のほうが多いくらいです。甲府はどこに行っても人がいません
これで本当にコンサートに人が来てくれるのでしょうか?」

お約束のフードパーク、みそラーメンと何かでお昼ごはん

「んー、まいうー^^v」
カメラがひくと、お客さんは離れたテーブルに1人だけ(笑)

善光寺の入口
「善光寺にやってきました。だいぶ傷んでいます」
中へ入っていきながら
「かなり傷んでいます」
本堂のような所へ来て、
「コンサートの成功を祈ってお参りしたいと思います」
手に握った小銭の中から選び出して
「10円で!」

車で移動
「少しだけ遠出をしたいと思います」

昇仙峡 滝の映像。
8合目(6合目かも)まで車で行ける
9合目まではロープウエーで、と乗り込む小田さん
運転士さんが乗ってきて、扉を閉める・・・が、動かない

小田さんのアップ 

「・・・」
運転士さんのアップ 

「・・・」
小田さんのアップ 

「・・・」
運転士さんのアップ 

「・・・」
小田さんのアップ 

「・・・」
(かなり経った感じで)ようやく動き出す

ロープウエーを降りて、
「ここからは徒歩で登ります」
ウキウキと登り始める小田さん、スキップ気味に
「楽しいな~っと♪」

だんだん、道が険しくなってくる
やがて・・・

【ここからは いよいよ 素敵な(?)のぼりになります】
(正確な言い回しは忘れたけどちょっと面白かった)という注意書きが・・・

道はますます狭く険しい登りになり、
ハイキングではなく、山登りっていう感じでした
さすがの小田さんも、
「ちょっとこれは、こわいようだな」
と言いつつ、登りきったところは、崖か岩の上みたいな所でした
それだけに絶景ですが、高所狂気症の小田さんも
「何だか足がすくむような感じです…」

「ご当地紀行楽しんでいただけたでしょうか
コンサートもいよいよ後半戦、張り切って行きたいと思います!」

すでにステージ上では、全員がスタンバっています

『NEXTのテーマ』
小田さんと稲葉さんが向かい合って演奏する所は
何度みても、カッコいい~♪

『Yes-No』

『ラブストーリーは突然に』
来た!小田さんが来た!
60センチ!手を伸ばせば届きそう・・・
でも固まってしまってそんなことはできませんでしたが・・・
マイクは前列の人だけでした
前列に小学3年生位の男の子がいたけど、
イマイチ乗ってない風なのがわかったらしく、
小田さんもマイクは向けませんでした

『キラキラ』
ステージから見て左側から客席に下りて、後ろのほうへ通路を上って行く小田さん
2階席に手を振っています
さらに後方まで上っていく小田さん
後ろの方では、出て行こうとするお客が警備員に引き止められています
そのせいかどうか、小田さんは最後尾の手前7~8列くらいで止まってしまいました 

誰も無茶な動きをせずにじっと待っていたら、最後尾まで行ったかもしれないけれど・・・
通路を戻り、右のほうへ移動して、右側の通路も後ろの方まで行き、
戻ってきて、ステージの右側から帰ってきました

『そのままの君が好き』
『時に愛は』

ピアノに戻って来て
『風のようにうたが流れていた』
ピアノの後方の席だった私は、
ピアノに向かう小田さんを真横から見ることの出来る特等席でした
座っているとその手元は見えませんでしたが、
小田さんがピアノに向かって集中するその一瞬、
その素敵な横顔を息を止めて見ていました
このまま、永遠に時を止められるものなら・・・
(もちろん無理ですけどね~)

『東京の空』

ステージ中央に戻った小田さん
「どうにも、悔しくて、このままでは帰れないので、やり直します
多分後ろでは今すごく慌ててると思いますが・・・」

『たしかなこと』
コンサートの終盤に、こんなに澄んだ声で、しかも気迫のこもった歌に
小田さんが1回1回のコンサートをこんなにも真剣に、
そして大切にしてくれているんだという事を改めて感じました。

「コンサートをやって来て、みんなの喜ぶ顔とかを見ていて、
また、いつか会える気がしてきました
ここで、いつかまた、会いましょうよ、ね

~ハーイ、また来ます!小田さん、約束だからね!

「じゃあ、その願いを込めて、知ってる人は、一緒に歌ってください。」

『ダイジョウブ』
歌わなきゃ、でも小田さんの言葉が嬉しくて、
涙が出てしかたがありませんでした…

小田さんがマイクを置いて帰っていきます
バンドメンバーも・・・
客席はほぼ総立ちのまま、アンコールの拍手に・・・

~アンコール~
『またたく星に願いを』
ステージから見ると、手を振る客席は、波のようでした

『君住む街へ』
いつもこの曲になると、コンサートがもうすぐ終わってしまう淋しさに襲われます
もう少しでこの曲が嫌いになりそうなくらいです(それは逆恨みと言うものですが^^;)
この曲でも小田さんは客席に下りて、1階の前方と後方の間の横向きの通路から、
2階席に向かって何度も手を振っていました

メンバー紹介
稲葉さん、木村さん、有賀さん、木下さん、栗尾さん、園山さん、の順だったかな? 

~アンコール再び~
『Yes-Yes-Yes』
『今日もどこかで』

そして、ピアノに向かう小田さん
客席は喜びのどよめきと拍手

「海の見えない街で、海が出てくる歌もピンと来ないかもしれませんが…」

『my home town』
ここで、この曲が聴けるとは思ってもいませんでした
ピアノに向かわれた時、
きっと『生まれ来る子供たちのために』を歌ってくださるんだろうと思ったのですが 
嬉しいサプライズでした。

本当に、小田さんのファンで良かった
私の人生にはいつもいつも、
まるで空気のように当たり前に小田さんがいてくれた
手を抜かず、ぶれずに、いつも、真っ直ぐで。
私のずっと前を行く小田さんを追いかけて、
導かれるように、生きてきた
嬉しいときも、悲しいときも。
どんなときも小田さんが音楽を続けてくれて
歌い続けてくれた事に感謝しています
小田さん、ありがとう
本当にありがとうございます

きっちゃんさんのドキドキが伝わってきます

小田さんのライブにかける思い、きっちゃんさんの思い、読んでいて思わず涙です…

素敵なレポを、ありがとうございました!