September25 [Tue], 2007, 16:30
9月23日(日)に行われた、京都音楽博覧会 IN 梅小路公園。
今年初、の生小田さんに会ってきました!!
京都はとにかく暑い!
日焼け止めを塗り、Tシャツにハーフジーンズ、ビーサンといういでたちで会場に向かいます。
この日も蒸し暑く、15分歩いただけで汗だく^^;
午前中はピーカンに晴れていたのに、
午後1時半を過ぎた頃…みるみるうちに雨雲が空を覆い、大粒の雨が降り出しました。
集中豪雨。土砂降り。雨粒が当たると痛いほどです
この時は30分ほどで雨が上がり、晴れ間が戻ってきました。
小田さんのひとつ前、Coccoさんの歌を聴きながら、
時おり青空と白い雲を見上げて、野外ライブっていいなあ…なんてしみじみ思う…
録音等一切しておりません。曲順・MCともうろ覚えですので、雰囲気だけ書きます。
さあ、いよいよ小田さんだ!と気合いを入れます!
ふと気づいたら、
小田さんがさりげなーくステージを歩いてるとこでした。
Coccoさんが去ってすぐに普通にスタスタ出てくるから、びっくりした(笑)
「お待たせ、しましたー!!」
わーい!ヽ(´ ∇ `)ノ 小田さん!お久しぶりです!!
声だけは毎日のようにお会いしております。
小田さんに気づいてどよめき、一斉に立ち上がる人々。
「こないだどこかで『お待たせしました!』って言ったら引かれたので(笑)
今日はウケたんでよかったです」
佐橋さんを紹介します。
「そんなとこに俺ひとりやるわけにいかないって…ついて来てくれた」
「よくわからないかもしれませんが、『ラブ・ストーリーは突然に』のイントロはこの人が弾いています」
「ちょっとやってみますか」
♪ちゃかちゃーん(佐橋さんのイントロ)
あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら
僕等は いつまでも 見知らぬ二人のまま
うおおおおおおお、と湧き起こる歓声。
「このイントロのおかげでヒットしたんですね~。」
「二匹目のどじょうを狙った歌を…」「知ってたら歌ってね」
『こころ』
「歌ってね」と言われたけれど、小田さんの歌をしっかり聴きたいから、心で歌いながら。
すごい集中力で聴きました。
歌詞…間違えてなかったと思います(笑)
ギター2本で歌う『こころ』よかったです~
初聴きの時、ぜったい生歌で聴きたい…と思ったとおり、ライブ映えする曲ですね。
気持ちが盛り上がります!
あの夏 世界中で いちばん 大切な君に 会った
途中のサビでは「いちばん大切な”人”に会った」とメロディを上げずに歌って、
最後の大サビで「いちばん大切な”君”に会った」とメロディを上げてシャウトするとこが、たまらんです
きゃー!小田さーん!!(ぶんぶん
次『ダイジョウブ』くるか?!と思ったけど来ませんでした。これは次回のお楽しみかしら。
「今回イベントの誘いを受けて、よくわからないイベントだなーと思って(笑)
くるりが事務所来て趣旨を説明してくれたんだけど、それでもよくわからない(笑)」
「今日会場来たら楽屋は外人ばっかだし(笑)ますますよくわからないイベントですが」(爆笑)
「でも、くるりに言われた時点で、よくわからなくても出ようと最初から決めていたんで。」
くるりファンから拍手
出会いを大事にする小田さんらしく、お誘いがあった時点で即断したようです。
くるり、信頼されてます^^
「京都は事情があってしばらく来ていなかったんですが、来年また来ます!」(拍手)それはツアーですねっ♪
ところで事情って?!また誰ぞとケンカでも(笑)
佐橋さん?から「還暦!」と言われ、
「ああ、還暦ね。どうも…」(拍手)
「なかなかねえ、自分で還暦だぞって自覚できる人はいないんじゃないかと…」
もごもごゆってました。照れくさそうです。
ステージのモニターに、客席の「小田さんお誕生日おめでとう」「還暦おめでとう」などと書かれた、
立派な横断幕が映ります。
あちこちから「おめでとうー」という声がかかりますが、いかんせん小田ファンは総じて恥ずかしがり(笑)
会えただけでもう嬉しいのな。
「還暦を迎えて『長生きしてね』とか言われるようになって…」(笑)
それにしても還暦を迎えた風には見えません…相変わらずスリムで鍛えてる風情だし。
「はからずも、今日の状況にぴったりな歌い出しの曲をやります。」
「僕は長らく『雨男』
と言われてまして、ここんとこ大丈夫だったんですが、
さっきいきなり大雨降りまして…どうしようと思いましたが、止みましたね。
僕の時は晴れまして。すいませ~ん」(笑)
…がしかし!
このとき小田さんは気づいていなかったであろうが、
ステージ真後ろの空から、みるみる不吉な黒雲が近づいてきつつあったのだった。。
一瞬、風向きが変わり、すうっと気温が下がる。
これは…もしかすると…来るかも…
京都音楽博覧会 IN 梅小路公園・レポその2
September26 [Wed], 2007, 21:50
うろ覚えの記憶を元に、雰囲気で書いております。
ライブ初披露の『こころ』が終わって、小田さんはギターを置いて立ち上がり、ハンドマイクを持って、ゆっくりとステージの端の方へ。歓声があがります
「今日の状況(雨上がり)にぴったりな歌い出しの曲を…」
『たしかなこと』
雨上がりの空をみていた 通り過ぎてゆく人の中で
イントロに続いて歌が始まった瞬間、 ”ほおおお~~” というどよめき。
小田さん思わず吹き出し、演奏中止。
「ほおおお~って…(笑)」
気を取り直して初めから。でもちょっと笑いそうになってた。
そのせいか、なにげに歌詞間違えてましたが
くるりやこっこのファンは気づいてなかったので、セーフ!
が、瞬時に「あっやべえ」みたいな表情になったのを、小田ファンは見逃しません(笑)
時々声のボリュームを低くして、一緒に歌っている客席の声を聴きつつ歌う小田さん。
少しでも小田さんに届けとばかり歌う。
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
“大好きな君に”ツアーから2年、また一緒に歌えて、嬉しかったなあ。
『たしかなこと』を歌う時はいつも、特別な気持ちになる。
小田さん、この歌を一緒に歌わせてくれてありがとう。
そして、「雨上がりの 空を見ていた…」と、いい感じで始まった『たしかなこと』ですが。
まさかの雨粒が、途中からぽつ…ぽつ…と落ちてきて、
歌い終わる頃には、すっかり雨降りですよ!!
まさにK.ODA、ミラクルな雨男っぷりと申せましょう。
「僕の時は晴れまして。すいませ~ん」とゆった、4分後に雨(笑)
「ここで、くるりの歌をやろうと思います!」
くるりのお二人がてくてく出てきます。大歓声。
「ゆうべくるりと一緒に食事しまして。
先日、モンゴル800と食事したんだけど、会話が弾まなくて(笑)シーンとしてね。
向こうもあんま話さないし、話題も見つからないし、どうしようかと…。
でも昨日は、岸田君が気を使っていろいろと質問してくれたりして。」
「いえ、色々興味があったんで。。」
しかし、小田さんと岸田さんてどんなテンションで会話してるんだろ…
( _ ” _) ぼそ ぼそ (_ ” _ ) …みたいな?
「岸田君はオフコースやってた頃に生まれた」そうです。ほえー…
『ばらの花』
歌い出しは「雨降りのあさ…」おっとぴったり(笑)
同じく雨男
というくるりが加わって、小田さんとの素晴しいハーモニーに誘われるかのように、
激しさを増してゆく雨。
このコーラスの繰り返しが気持ちいいんだよね…
♪あんしんなぼくらはたびにでようぜ…
ああ、どんどん雨も強くなってく…
もはや土砂降りと言ってもいい…
というわけで『ばらの花』すっかり豪雨のイメージです。
「次が最後の曲です」客席「ええーっ!!」
「いいともじゃないんだから」(笑)
視界も雨で煙るほど本格的な雨に、
テント設営のため、一旦中断するのかな?という空気が流れたんですが。
小田さんは、天気にも負けず嫌い。
「このままいきまーす!この方が思い出に残るんだよ。」
いぇーい!!ヽ(´ ∇ `)ノ
軽快なイントロが始まって、まさか?と思ったら
『恋は大騒ぎ』
さらにテンション、あがるあがる!!
両手を上げて、手拍子で跳ねつつ、一緒に歌ってました。
雨で大騒ぎで恋は大騒ぎ。いやっほーい!!(ヤケです)
最後の掛け合いのコーラスも、交互にばっちり決まって、くるりとの共演フィニッシュ!
それにしてもこの曲がくるとは思わなかったなあ。
『恋は大騒ぎ』絶妙な選曲でした!
「どうもありがとう!とっても楽しかった!」
私も小田さんと同じく、とっっても楽しかったです!
小田さんと佐橋さん、くるりがステージを去ります。
と同時に、激しかった雨足が、弱まってくるのだった…
ステージでは雨のためテント設営が始まったので、屋根のある場所へ避難。
ポンチョのおかげで、Tシャツだけはさほど濡れずにすみましたが…
ビーサン履いてきてよかった。
キリンラガーで乾杯して、ほろ酔いで会場に戻る。
最後にくるりの色彩華やかなパフォーマンスを堪能して、京都音楽博覧会は終了しました。
うふうふと余韻に浸りつつ、たこ焼きとビールでまた乾杯
京都という山に囲まれた場所で、美しい音楽が聴けて良かった。
音量も大きすぎず、ちょうど良かったです。
時おり隣のSL博物館の汽笛が ”ぽーーーっ” て鳴ってるし(笑)それがまた雰囲気合うし。
雨は大変だったけど、妙にテンション上がって楽しゅうございました。
なにより京都はまだ夏で、大晦日の野外の雨じゃないから!
あめさいこう!
くるりさいこう!
小田さんさいこう!
この京都音博に、小田さんを呼んでくれたくるりに感謝しまーす。
久しぶりに生で聴いた小田さんの歌。
ああやっぱりこの人の歌が好きだ。この人の音楽が好きだ。
聴く度に新鮮な感激があり、心揺さぶられ、もっと好きになる。
小田さん、元気でした。
来年はたくさん会えるといいなあ。
「たしかなこと」作詞・作曲 / 小田和正
「ばらの花」作詞・作曲 / 岸田繁 より歌詞一部引用