そうかな「僕らの夏」「そして今も」

そうかなメモその10「僕らの夏」

July06 [Wed], 2005, 15:08そうかな / 小田和正(2005年)

「僕らの夏」(4曲目)

この曲を聴くと、2002年のツアーファイナルを思い出す。
小田さんの涙と、BBSのメッセージ。

K.ODA TOUR 2002『Kira Kira』最終日の8月18日、名古屋。
アンコールのあとエンディングの映像と音楽が流れ、
つきせぬ余韻に浸る中、客電がついてライブの終了を告げた時、客席に小田さんの新しい歌が流れてきた。
それが「僕らの夏」。
退場を急かされながら、最後まで聴いた。

夏が終わるころ いつか僕らは みんな ひとつになっていった
でも もう僕らに 明日はない
やがて ここから 離れてゆくんだ
(「僕らの夏」)

夏の終わりと、ツアーの終わり。なんだか妙にぴったり合った、切ない歌だった。

ツアー最終日、「woh woh」 の途中で、つまって歌えなくなった小田さん。
数日後、小田さんのメッセージを公式HPのBBSで読んだ。
歌えなくなったときの気持ちを、「woh woh」の歌詞を引用し、書いてくれていた。
「みんなが教えてくれたこと」というタイトルがついていた。

ほんとうに 大切なことは 君が 教えてくれた
(「woh woh」)

それはわたしのほうこそー!と思った。

では、これから武道館へ。
小田和正ツアー2005 “大好きな君に” 行ってきます。

「僕らの夏」「woh woh」 作詞・作曲・編曲 / 小田和正 より
歌詞一部引用

そうかなメモその11「そして今も」

July14 [Thu], 2005, 22:05そうかな / 小田和正(2005年)

「そして今も」(11曲目)

(「そして今も」の歌詞について)
これは自分の世代に関する思いが強いかな。同じ世代の顔が嫌でも浮かんでくる。アイツな~って。
(別冊pause6/14発行より)

武道館でこの歌を聴き、小田さんの思いがよりいっそう伝わってきたような気持ちになり、ますます好きな歌になる。
もちろんわたくしは、小田さんの世代からは、はるかに、はるか~に(言い過ぎだよ)離れておりますが。
ふっと過去を振り返るときは誰しもあるものです。

この歌にならって、過ぎてきたときを振り返る。
目に浮かぶ愚かな(自分もな・笑)友たち、愚かな日々。
今も君の中にぼくはいるか。
君の中に己のバカな姿しかなかったらイヤだ。たまにはきちんとしたところを見せておきたい。

そして今も、集まって杯を交わし、
そして今も、バカな話で盛り上り、

そして今も、また愚かな一日を重ねる。

この歌を、自分が57歳になるまで、大事にとっておこう。
その時見える光景を、楽しみに。

「そして今も」作詞・作曲・編曲 / 小田和正 より歌詞一部引用