小田和正ツアー2015本日小田日和 2/4代々木体育館「もう誓っちゃったしな。」

February05 [Thu], 2015, 8:00

東京ご当地は全国総集編。東京タワーの見える公園からスタートでした。
先週の宮島がもう登場してましたよ~Tシャツからダウンジャケットに!

追加公演、4公演目。
小田さんは振り切れたように元気で、颯爽と走っていました!
歌声も力強く、逞しく、繊細で。
でも、MCはほのぼの(笑)
覚えてる限りの脱力系MCレポ。 

※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶に基づくもので、実際とは異なります。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。

・・・

力の抜けた感じのMCが良くて、
国立代々木競技場第一体育館、が、まるでどっかのリビングみたい。
ぎっしり埋まった2階上段スタンドのてっぺんまで、小田さんは何度も手を振り指を指し
それにこたえる客席。
代々木体育館が小さく見えました。

「追加公演。その裏には隠された物語があるのですが(な、なんでしょう…?!)
こうして東京へ戻って来れて…(嬉しい)

今日は立春です

…これはあまりメリットはないかもしれませんが(笑)
東京公演の最終日、思い残すことのない覚悟で、張り切っていきたいと思います!
…覚悟、はちょっと(重すぎ?)
思い残すことが無い、くらいの気持ちで。」

では、はじまったばかりですが『グッバイ』という曲を。(笑)

「楽屋にアップルパイが置いてあって、食べてみようと思いまして。
食べたら、思いの外りんごがたくさん入っていて、
近年の、アップルパイのりんごは大きくなっていて、半分くらい出して食べる(笑)

近年の、シュークリームも、カスタード、甘いですよね。たくさん入ってる。半分サービスのつもりなのか。
当然、半分くらい出して食べる(笑)

たい焼きは…もういいですか、この話は(笑)」

「近年は…リポDとか(笑)飲んだことなかったけど…
(鯛焼きの続きかと思ったら、唐突にリポDの話になってた(笑)鯛焼き話も聞きたいよー)
リゲインとか頂いて出てくるのであります。
気持ち的にはきくような…ウンウン、とうなずいてる、僕と同じくらいのおじさんが(笑)」

「レコードを作ってツアーに出て…
若い連中はツアー(語尾あげる)って言うんですよ。
ツアー(語尾下げる)とジジくさくて。

(それを言うなら小田さん、レコード…(あ)

「うまい人なら、レコーディングの時から最終形で歌えているけど、
(自分は)ツアーで歌いこんでいくうちに、どんどん良くなってゆく。
レコーディングの時はもちろん、一生懸命良いものにしようとしているけれど
で、振り返ってオリジナルのアルバムを聴いてみると、なんだよこんな歌い方してたのかよ…と。

理想としては、ツアーで(まだレコーディングしていない)オリジナルの曲をさんざん歌って、
そのライブで、アルバムを作ってしまう。
というのがいいんじゃないか。」

それ、ぜひやって欲しい!!きっと凄いのができると思う!!
『今日も どこかで』会場のみんなとバージョンはまさにそうだった。
ツアーで歌いこんで(客が)、武道館ライブでレコーディング(客が)。

『Yes-No』がさらに進化していて、バンドメンバーのソロを聴かせるパートができていました。
そこ、昔のようにきゃーって言いたかったけどなあ~。やっぱダメ?

昨日はキラキラで1周多かったですが、今日はラブ突で2周してたような…(笑)
あまりの盛り上がりに、
次の『mata-ne』でピアノ前に座ってから
ラブ突のサビメロの三連符を、突然に!ポロポロ、と弾いてくれて…

それがなんともたまらず、ぎゃー!と。
素敵すぎる…(*´ω`*)

小田さんカッコいいー!の声が、飛び交ってました。

『mata-ne』のタイトルを決める時のエピソードで。

「ネイザンからのメールの終わりに、ローマ字でちっちゃくmata-ne…と
ちっちゃくじゃない、小文字でだ(笑)」

たしかに、文字がちっちゃいわけではない(笑)

本編最後のMC。

「昔、好きだったような歌を、書きたいなと思うようになりました。
またそんな歌が、2曲、3曲でも書けたら、
またみんなの前で歌いたいと思います。

その歌は、聴いている時に、
昔の友達や、昔の懐かしい思い出を、思い出すような歌です。

けっこうな歳になりましたが、元気で頑張って生きていきますから。
客席を見るとご高齢の方がけっこういらっしゃる(笑)
みんな、きっと元気でいてください。そしてまた、

一緒に会うことを、誓い合いましょう。

うわーーー!!大拍手!!

そして涙腺決壊…

「一緒に」「会うことを」「誓い合いましょう」。。

おっしゃ!誓い合ったぞーーーーー!!

「もう誓っちゃったしな。
そんじゃ、そんな誓いをこめて。
最後に、やさしい夜を歌いたいと思います。」

アンコール。

「いちばん最初に言い忘れましたが…
寒い中来てくれて(笑)みんなありがとう。」

「トラという猫がうちにいて、けっこう長生きしました。大学行ってしばらく会わなかったりしたけど、
トラは俺のことを認識してるのか…15年前と今のオレと。

何が言いたいかというと(笑)昔の自分と、今の自分とを認識できなくなってきた…
まあ、オフコースの話をしようと思ったんですが(笑)
キャーキャー言われたりして、あれもオレだったんだろうなー。実感ありませんけど。
それを思い出と言うんでしょうね。」

「オフコースの話を。
ひどいときもありました。ひどいなんて言っちゃいけない(笑)まあ若気の至りですよ。
それでなんとか頑張ってやっていこうと、『もっと近くに』という曲を書きました。
トラのことは忘れて(笑)
『もっと近くに』聴いてください。」

次の「またたく星に願いを」
右花道の先端にいた小田さん、大サビ前にメインステージのオンステ最上段に戻るため
ものすごいスピードで花道を走る!!

今まででいちばん速かった!!今シーズン最速記録!!

でもちょっとだけ間に合わなかった

あまりに猛ダッシュすぎて、そのあと歌うの辛くなってたのに、
またすぐ左の花道へ走っていった。懲りない。

渾身の力をこめた「どーもー!!」

「どうしてあんなに走るんだ、といっても…これといって理由はないんで(笑)」

でも、本当にもの凄い速さでした。

普通の成人男性があのスピードで走ったら、ケガするかもと思う。
小田さん凄すぎるよーーー!!
あんな大声量をコントロールして何十曲も歌って緻密に演奏して笑顔で、
その上、全力で走っちゃうんだよー!!

2回目のアンコール、『hello hello』で、小田さんは花道から降り、さらに先のアリーナへ。
歌いながら客席の間を進んでゆく小田さんを、周りのお客さんたちが拍手で迎えている様子が、とても感動的で…その様子を見ていたら涙が出てきました。

メンバー紹介の最後に「小田和正でした。どうもありがとう。!」

アンコールのラストは『my home town』でした。
それぞれの心の中にある、ふるさとの姿。
いろいろな…本当に色んなことが日々あり続ける中で
マイホームタウンの意味するもの。
大事な思い出の場所であり、帰る場所であり、守るべき場所であり、
その人にとってかけがえのない心の拠り所でもある。。

不思議なのですが。
これまでとはまったく違う気持ちで、いま、この曲を聴いています。

広島でも思ったけれど。
とても大切なことを歌ってくれている。
そして大切な思い出をまたひとつ作ってくれた。

追加公演、4つめが終わってしまいました。
今宵のコンサートも、しっかりと心に刻んでおこう。

・・・

小田さんがご当地で食べていた、麻布十番「浪花家」の鯛焼き。
カリッとして熱々で、美味しかったです。