今朝のめざましテレビで、小田和正さんのインタビューが流れましたね♪
軽部氏だけかと思ったら、4人で大阪までいらしてたとは…
というわけで、文字起こしレポにチャレンジ~
実際に放送された内容とまったく同じではありません。
軽部アナ(以下”軽”):見たもん勝ちスペシャル企画!!超ロングインタビューということで、めざましテレビの主題歌『今日も どこかで』を作って歌っているのが、小田和正さん。
小田和正さんのスペシャルインタビュー、4人で!しかも大阪に!行って参りました!
6月7日(土)大阪城ホール。
入り口階段前で、中野アナ、大塚アナ、軽部アナ、生野アナが勢揃い。
「やって参りました~(ぱちぱちぱち
)」
軽「今日は、大阪城ホールで、小田和正さんのコンサート!」
【2005年、大阪城ホールの外でインタビューしたときの映像。】
軽:そもそも、小田和正さんとめざましテレビのつながりが生まれたのは、3年前の大阪でのインタビューがきっかけ。
このとき、小田さんと私の間に生まれた小さなつながりが、
3年の時を経て、めざましテレビのテーマソング『今日も どこかで』を
書いてもらうまでに至ったのです。
つながりをより強いものにしたいと、4人で乗り込んだこの大阪城ホールでのライブ。
そのツアータイトルは、テーマソングと々、『今日も どこかで』。
そんな、ライブで4人が目にしたのは…
【大阪城ホールで、『今日も どこかで』を弾き語りで歌う小田さんの映像】
【字幕:圧倒的な歌声】
【コンサート鑑賞中の4人。涙を拭う姿も。
「参るな~!」「すごいね。」「素晴しいね。」】
【続いて『ラブ突』を歌いながら走り回る小田さん♪
客席から花道によじ上って(笑)走り続けます。】
軽:60歳にして、いまなお走り続けている小田和正の姿が、そこにはあった。
【武道館1982.6.30、『さよなら』の映像】
軽:オフコース時代は、ヒット曲を連発して、ニューミュージック界に君臨。
ソロとなってからも、常に第一線で活躍。
アルバム『自己ベスト』では57歳3ヶ月で200万枚を突破、最年長記録を達成。数々の金字塔を打ち立ててきた彼に取って、走り続けることは何を意味しているのか。
【字幕:走り続ける男 小田和正(60)】←でーん(笑)
軽:ライブ終了後、なんと小田さんがさっきまで歌っていたステージでインタビューできることに。
緊張する4人の前に、小田さん登場!
(小田さん登場です。白Tシャツに、浅いVの淡いグレー?っぽいカーディガンを合わせて。ボタンはきっちり止めてあります。
こちらへ、と小田さん真ん中へ。並んで立ちます。)
軽「今の感想を言えば、”言葉にできない”」(笑)
小田さん、苦笑いで軽Bにかるく体当たり(笑)
大塚アナ「ほんっとにもう、よくあれだけ素晴しい声が出続けるかと。しかも走りながら!」
小田さん「いちかばちかですよ。」
生野アナ「スタジオにぜひ…」
小田「(すかさず)何を言ってるんですか(笑)どさくさにまぎれて…(笑)」
軽「(生野アナに)質問には、段取りってものがあるから。(笑)徐々に、というね。」
軽「ではあの、小田さん、あちらに椅子をご用意いたしましたので…」
小田「ああ、そっか…今ので終わりじゃないんだ。」(笑)
大「これから本番です。」
今回のインタビューは、4人がリレー形式でつながりながらインタビューすることに。
小田さんは左に座り、生野アナ-中野アナ-軽部アナ-大塚アナ、と並びます。
軽:トップバッター、小田さんと36歳差の生野陽子のテーマは…
【ライブ中『言葉にできない』を歌う映像。
続いて『こころ』『キラキラ』も。
『またたく』でノリノリで手を振る大塚アナたちの映像も(笑)】
軽:この『言葉にできない』だけでなく、小田さんの曲の中にはラブソングの名曲が数多く存在している。
還暦を迎えた今、小田さんはどうやってラブソングを生み出しているのか。
生野陽子のインタビューテーマは、”60歳のラブソング”。
生野「小田さんの恋愛観は、昔から…」
小田「恋愛観なんて、そんなに(笑)そんなに…(笑)恋愛観なんていうと、恥ずかしいよな。」
生「どういう女性がタイプ、どういう仕草を見た時に…」
小田「ちょっ、そんな!!(笑)(のけぞる)」
中野アナ、助け舟
「どういう風にラブソングは生まれるんですか?」
小田「ラブソングは、だから…依頼があったときですか?」(笑)
生「還暦にもかかわらず…どうして、ラブソングを今でも作ることができるんですか?」(←がんばれ~
)
小田「陳腐で、ありふれた言葉でも、なんとかそこで伝えられるような、
メロディとの相乗効果とか、いろんなことで組み替えてみたり…
『それが』とか、たとえばひと言入るだけで、”ふっ”ってなったりすることがあるんだよ。
そういうものを求める。『そして』とか…」
(むにっと口を結び、たしかめるように?無言で相手を見る。。)
軽「…はい!」(←絶妙
)
小田「へへへ…(笑)」
軽「じゃ選手交代!席替えします」
小田「あ、席替えするの?すごい企画だね。」
【自己ベスト2のCM。早口で歌いながら自転車をこぐ小田さん(笑)】
軽:アルバム『自己ベスト』のCMで、誰もが予想しなかったお茶目な顔を見せてくれた小田さん。
実は、ライブでのトークも、かなり面白いと評判なんです。
【ライブMC、鏡を見ないようにしてる…という話の時、客席からガハハ笑いが(笑)】
軽:しかも、ライブの途中では、小田さんが会場となった土地を巡る
『ご当地紀行』なるユニークな映像も。
【大阪ご当地紀行、新大阪駅前で。
「やって参りました、大阪は思いのほか爽やかであります!
というわけで、さっそくご当地紀行、出かけてみたいと思います!!」
1997年、蓬莱でぶたまん作りに挑戦する小田さんの姿もあります♪】
軽:気難しいイメージのある小田さんが、どうして今になって人前で素顔を見せようと思うようになったのか。
続いては、中野美奈子が”素顔の理由”について迫ります。
中野「ライブで、こうちょっと、お茶目な部分を見せたりだとか、
自己ベストのCMで、坂を一生懸命のぼったり、
ああいったアイデアは、小田さん自身から、やろうっていう…?」
小田「本来オレは、ああいう人間だから。
でもそれを、何十年も表現できないでいた、っていう。
あの『ご当地紀行』ってあったでしょ?
あれもけっこう最初はボソボソ言って、人前で路上に出てるから、つい小ちゃくなっちゃうし。
『どうも~♪』とかね。(笑)あれはすごく、解放するようになったね、自分を。
なんかやっぱり、年取ったら、素直に。
楽しいっていうのはやっぱり、もうひとつその上の…なんかそういうものがあるんじゃないかと。。
楽しい方が、カッコいいより、いいんじゃねえか、みたいな…
【ライブ『たしかなこと』を歌う映像】
軽:2005年に誕生した名曲『たしかなこと』。
小田さんは今年この曲を、スキマスイッチの大橋さんとコラボ。
大橋さんだけでなく、小田さんはここ数年、若いアーティストたちと一緒に仕事をしています。
【大橋さんとのコラボ映像~ゆずおだ『クリスマスの約束』~カトゥーン『僕らの街で』~『笑ってみせてくれ』PVが流れる】
軽:ゆずと一緒に作った『クリスマスの約束』。
カトゥーンには『僕らの街で』を楽曲提供。
最近では、JOC北京オリンピック公式テーマソング『笑ってみせてくれ』で、トータス松本さんら多くのアーティストと共演。
そこで私からは、真面目に小田さんの創作活動について聞いてみました。
小田「下世話なこと聞きそうだな~」(一同笑)
軽「最近小田さんの活動を拝見していると、非常にあの、若い世代のアーティストとのコラボレーションがとても多いという風に思うんですけども、
これはやっぱり、そうしていこうという強い意識を持ってしてらっしゃるんですか?それとも、自然とそうなっている現状なんでしょうか?」
小田「いや、年寄りでもいいんだよ、相手は。
なんか、ちょっと(歳が)離れたところが、向こうが素直にやれるのかな、っていう。
ミュージカルとかやったら面白いなと思うし、クラシックの人とやっても面白いだろうし。漫画とかね。それこそおもしろいと思うし。
やれば残って、みんなに届いて、いいだろうなと。
やるかやらないか、っていう。で、自分が動けばいいだけだしね。」
【曲:ラブ・ストーリーは突然に】
軽:でもってここで、あの大ヒット作の創作秘話が飛び出すことに。
軽「詞が先か曲が先か、ということですけど…小田さんは?」
小田「僕は曲を先書くけど、微妙にこう…行きつ戻りつしてるようなとこもあるし。
だから、詞はつらいってわかってるから、曲書いてる時にひとことでもなんか、もう”ここ”って置けるもの見つからねえかな、みたいなことは。。
♪タタタ・タタタ・タタタ(ラブ突サビ)って書いてて、この3連符にしっかりはまるやつが見つかるんかな~、みたいな。
♪誰かが甘く誘う言葉に心揺れたりしないで、とか、
はまったな~コレ!みたいなね。
今でも、あれをもし見つからなかったら、他にどんな3連符ではまってたのかな~、とか思うよね。」
軽:そしてしんがりを務めるのは、大塚キャスター。
小田「ひとつ下だって聞いてるから。」(笑)
軽:そう、小田さんと大塚さんは、一歳違いの同世代なんです。
【小田さん・1947年9月20日生まれの60歳、
大塚さん・1948年9月28日生まれの59歳。】
それだけに、ライブで歌い走る小田さんの姿を見る大塚さんには、他の3人とは違う、言葉にできない思いがあったよう。
【コンサート中、メガネを外し何度も目をぬぐう大塚アナの姿、
『ラブ突』で走る小田さんにノリノリのところも映る。】
軽:そんな大塚さんからの質問は、思わぬ展開に。
でもそこには、還暦を迎えた男と、これから迎える男の走り続ける意味がありました。
大塚「ちょうど一年あとで、いよいよ還暦と。
小田「ええ。」
(じっと大塚アナの言葉をきく小田さん。)
大「いよいよかあ~、という気持ちと同時に、いろんなことを考えるんですが。
なんかこう…いろんなことが切なくてしょうがないんですよね。」
小田「ああ…」
小田「やっぱりもう…切ないのはしょうがないから置いといて。
こういう時、やっぱり、生まれて来たという宿命を背負った以上は、
やっぱり、きっちりその…誇りを持って、終えてくしかない訳で。
そのためにやっぱり、今まで自分がどう生きてきたか、ということを
もう一回整理して、
そいで自分で納得した枠組みの中で、
『よし、わかった。こう生きて行こう。』という。」
軽「走って走って走ることがね、小田さんのひとつの特徴、ということかもしれませんけど…
大塚キャスターはね、近々走るんですよ。」
小田「そういうことをやるのは、大事じゃないですか?」
大「自らにも自信を取り戻さなきゃいけないっていう…そういう作業なんですねきっと。」
小田「途中でやめるのは絶対イヤだ。速度落とすのもイヤだなみたいな。
それで、”ああ、今日も頑張れた”と。
走ることによって、なんか安心しようとしているかも…」
大「願望をいうと、私たちが今日、生で聴いた『今日も どこかで』、
あの感動を生放送を通じてなんかね、ぜひ。」
小田「ふふっ。。鼻で笑っちゃいましたよ」(爆笑)
軽:小田さん、めざましテレビのスタジオに『今日も どこかで』の歌声が響く日がくるのを、楽しみに待ってますよ!
【大阪城ホール、『今日も どこかで』を歌う小田さん。】
誰かが いつも君を見ている
今日もどこかで君のこと 想っている
巡り会って そして愛し合って
許し合って 僕らは つながってゆくんだ
【字幕:そして 小田和正は走り続けている…
今日も どこかで】
(スタジオで)
大:小田さん、ああいう話を聞いて、『今日も どこかで』を改めて聴くと、ほんっとに!しみ入る…しみ通るものがありますよね。
軽:そうなんですよねー。一時間のインタビューということで、ホントはまだいろんなお話があったんですが…
なんかあの、ひとつひとつ…ホントはね、めったにインタビュー答えてくださらないんです。
大:いやあよく一時間も時間をくださいました。あのコンサートのあとですからね!
軽:そうなんですよ!
中:ひとつひとつの質問に、すごく具体的に、一生懸命答えてくれる、っていう姿勢に感動しましたよね。
軽:ねえ。『カッコいい』よりもっと上の、『楽しい』ことがあるんじゃないかという風に最近思われてる、という言葉も印象に残りましたね。
大:一年あとに還暦を迎える私は、ほんとにいいサゼスチョンをいただいたなと思いますし。
小田さんはやはり、なんにも逃げずに、ずーっと走り続けて生き続けてきたんだなっていう…
その先に、『あ、楽しさがあるんだ』ということを、見つけられたのかな、と思いましたね。
(中略)
軽:小田和正さん、全国ツアーの真っ最中、
まさに『今日も どこかで』きっとコンサートをやってらっしゃる、
そして今、ごらんになってますよね?
大:小田さん、ありがとうございました!ホントに!
同世代の大塚さんとのお話、もう少しじっくり聞きたかったですが…
朝からまるまる15分小田さんで、楽しかったです!
そういえば、軽部アナが好きだという『僕らの街で』の話、出ませんでしたね。
”オンナにはわかんねーんだトーク”楽しみにしてたのに~(笑)
ちなみに、めざまし生出演は…しなくていいよ
早朝からスタジオ入り、リハ、本気で弾き語りなんて…喉に負担のかかるようなことは、絶対やめてくだされ~!!