小田和正さんの言葉その2。ENCORE!!ENCORE!!ツアーMCから

August16 [Fri], 2019, 7:48

ENCORE!!ENCORE!!ツアーは全部で8会場16公演。
早くも長野でちょうど半分、さいたまから折返しです。

ENCORE!!ENCORE!!ツアーのMCから・その1はこちら→

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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。
すべて私個人の聞き違い多めで極めて曖昧な記憶と、解読困難な手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。

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【2019.6.27(木)さいたまスーパーアリーナ】

「さっき、楽屋でふと思いついたんですが、僕が、実年齢よりも一回りも二回りも若くて、元気ハツラツでいるのと、
年相応に、ちょっとヨボヨボしてるのと(笑)どっちの感じが、僕はいいんでしょうかね?
どっちのほうが、みんなに好かれるでしょう?」

そんなの、どっちもいいに決まってるじゃないですか~

「どうもありがとう。こけちゃってすいません。
こけたあとはずっと恥ずかしくていたたまれない…とってもはりきってるおっさんがいいか、年相応なおじさんがいいのか、余計なことを言ったせいなのか…ずっと考えてました。
こけた部分も使うかもしれませんが、もしかして付録みたいのでこんなことがありました、みたいな。とにかく私は大丈夫ですから。
要の縄張りである大宮へ…あ、シーンとしちゃった(笑)またいつか帰って来るかわかりませんが、また最後に立ち直ったように(?)
皆さん、元気で。元気に暮らしていってください。」

小田さん一回りもふた回りも若々しいどころか、
大事な時に限ってアクシデント発生がなんかもう…遠足の前日に熱を出す小学生か!

1992年 横浜スタジアム
2008年 東京ドームのリハ
2019年 さいたまスーパーアリーナ←new!

永遠のやんちゃ男子。
全く反省しない。
でもそこがいい。
リベンジする未来が見えた気がする。

【2019.6.27(木)さいたまスーパーアリーナ】

「昔から曲を書くときは必ず、いい曲!(ひとさし指をピシッと立てる (`・ω・´)b)ということでスタートしますけど、いまだに『いい曲』とはなんであるかなどわからない。
書いた曲が、好きだと言ってくれたら嬉しくて、次につながってきた。
では、あの頃、みんなが好きだと言ってくれた『秋の気配』をやりたいと思います。

「今日は収録に協力して頂いて。なんか、気遣いが嬉しかったです。
今日はやっていて、一瞬、どこの会場にいるかわからなくなることが何回かありました。
決してさいたまがどうこうと言う話ではなく、

本当は参加したかった全国の人たち…(くしゃっと泣き顔になる。小田さん涙声。。)

(しばし、涙をぐっとこらえて…)

…そんな人達の気持ちが、届いたんじゃないかと思っております。

このツアーで涙を見せると、特別な意味があると思われるんじゃないかと、ずっと我慢していましたが…
先のことはわからないですが、さっきも言った、いい曲を書いて。ただそれだけを考えて。
今日はありがとうございました。」

涙をこらえながら。
いい曲を書いて…と言ってくれた。
ただそのひとことだけがとても嬉しい。嬉しいよう~。(涙)
今はゆっくりして頂いて、あまり根を詰めないで…小田さんが書く曲ならいい曲に決まってるから…

【2019.7.18(木)神戸ワールド記念ホール初日】

「一年半にわたり、ENCORE!!、ENCORE!!ENCORE!!ツアー続いて参りましたが、いよいよ大詰めです。みんなに支えられて、本当に楽しいツアーでした。今日も思いっきり、楽しく、楽しく、盛り上がっていきたいと思います!」

「楽屋でいろいろ考えてたら、隣でバンドの連中がコーラスの練習をしていて、それがとっても幸せな気持ちにしてくれた。ありがたいな。その曲をやりたいと思います。」

短いイントロの後、バンドのコーラスで始まった「夏の終り」。感動で震えました。
もうバンドも小田さんも最高すぎて、ツアー残り3本とか信じられない。もっとやろ?

「どうもありがとうございました。
ここでしゃべることになってるわけで…何をどうしゃべったらいいか、答えを見つけられない。
あと3本ちょっと…へへへ(笑)

余計なことは言いたくないな。インフォメーションは(?)気持ちは伝えたいな。
こんな風な歌を歌ったりしながら、71まで…72にもなって。まだちょっとあるけど(笑)歌い続けるとは思いませんでした。
長生きしてください。
なんかもしかしたら出来ることがあるかもしれないから、生きていこうと…
(歓声でよく聞こえませんでした)

今年はイノシシ?オレ知らなくて。オレの年だったんだ。
何て言うんだっけ?(年男ー)年男!
72にもなって年男なんてあるんだ、同い年の人は?(手が挙がる)思いの外少ないですね。頑張りましょうね。」

横浜初日に「追加はこれ以上しません」ときっぱり宣言してたのに比べ、今日の小田さんの歯切れの悪さ…(笑)
「ここでしゃべることになってるけど、何をどうしゃべったらいいか…余計なことは言いたくないけど…」って、めちゃ言いたいことある風情。
また会おうぜ!でいいじゃないですか!

【2019.7.19(金)神戸ワールド記念ホール2日目】

「ENCORE!!ツアーの終盤、ENCORE!!ENCORE!!と銘打った追加公演を決めて、残すは愛媛、一つ前の神戸。ずいぶん先の話だと思っていたらもう今日になってしまった。
楽しく、楽しく…いくばくかの寂しさはあいりますが、大切に、大切に、演奏していきたいと思います。もし歌いたいなという曲が出てきたら、遠慮なく歌ってください。」

「自分は、昔好きだな、と思った曲は最近いまいちだなと思うことはなくて。なくて(笑)今もいい曲ですね。
昔はいまいちだ、と思った曲が、今はいいな、ということがある。僕は偏見が強いので、勝手にシャットアウトしてるとこがあるので。そういう曲があります。
自分の曲は…そういうことがあればいいけど。
この曲は、まあまあですかね。」

小田さんの曲は、昔好きだな、と思っていて、そこからどんどん好きが増していくシステムです(笑)

「曲のタイトルはとっても大事。
どうしても、タイトルを歌詞の中から取り上げたくない時がある。
その典型が『Yes-No』。
君を抱いていいのが何回も出てくる。
もう(タイトル)『君を抱いていいの』でいいか!と思っても、いやいや。
考え抜いて、『Yes-No』というタイトルが出来上がりました。

次の曲のタイトルは、『こんなことはなかった』でいいか。
ほとんどそこへ行きそうだったけど、見事に、『秋の気配』というタイトルに行き着きました。」

は~タイトル大事だな~。絶対に『Yes-No』がいいし『秋の気配』以外ありえない。

「ありがとうございました。
昔、そんな昔じゃないか。友達が『小田、お前、ありがとうを言いすぎじゃないか?ありがとうが安っぽくなるぞ。』やなやつがいるんだよ(笑)

…さらに多くのありがとうを、皆さんに言わせて頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。」

もう、、泣きすぎて水分が全部でた。うええ(泣)
ありがとうはこっちの方だし、ありがとうをいくら言っても言いたりないし、ありがとうの詰め合わせを夏のギフトで贈りたい。

小田さん、ありがとう。本当にありがとうございます。

最終地の愛媛につづく。