小田和正『きっとまた いつか』12/6ナゴヤドームレポ2

December10 [Wed], 2008, 19:58

小田和正ドームツアー『きっとまた いつか・今日もどこかでFINAL』
12月6日(土)ナゴヤドーム、レポその2。
レポその1はこちら

以下ネタばれです。録音録画機器は一切使用しておりません。うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。
MCはナゴヤドーム、曲の感想は東京ドームと横浜も混じっています。 

『きかせて』を歌い終え、拍手の中、花道を歩いて移動します。

「(客席の「カッコいいー!」という歓声に応えて)そう?最近、記事に書かれるのはトシがらみのことばっかりですが…(笑)

今日はねー、いっぱい話を考えてきました。(やった!


私は本来、しゃべるのがとっても好きで、しゃべってばっかいるとコンサート4時間ぐらいになっちゃう。(いいよー!


どうも知らない人の前では本心を出しにくいんですが…

自転車転びの事件、で面白いことがあって。

あるイベンターが、美輪明宏さんのブッキングもやっていて。
その人が美輪さんに他のアーティストの話をしてて、俺のことも質問したんだね。
『松山千春は知ってますか』

『そんな人に興味ないわ』みたいな(笑)

『この人は人の言うこときかないわね』(笑)なんて。

で、『小田和正は?』ってきいたら、

『…この人はちょっと前に大きな事故をやってるわね。。もう一回この人、大きな事故やるから気をつけて。言っといたほうがいいわよ。』
(ひええ!

その話をきいてから、なんとなく、自動車の運転は丁寧になっていたんですが…

まさか自転車とはね~。

(爆笑)

まあ、コンサート、キャンセルせずに済んだけど…(笑)
事故がこれだったのか、それとも自動車に気をつけた方がいいのかわかりませんが…あの時の自動車も、ここでは言えませんが(ひそ)けっこう

…たんでね~(笑)」

「ちょっと水ない?(客席:小田さん、すてきー!!


小田さん素敵、って言われるとちょっと嬉しいですが、
小田さん面白い!と言われるのも嬉しいですね~」(←ナカイか!)

「曲をたくさん書いてきて、途中でつまったり、コードを考えたり、
もしかして次の日に書いたら違う曲になってたのかもしれない。
でも、この曲はどう転んでもこういう曲になっていったんだと思う。」

『さよなら』

今日は特に高音の上がりっぷりがすごいような…

さよなら、ってふわっと上がってく感じが、めちゃめちゃ気持ちよく。
東京ドームでも思いましたが、声の調子がすごくいいですよね。
野球にたとえるなら、速球が走ってる!って感じ!

『さよなら』は今までも歌われてきましたが、このツアーでさらに完成されていってるような気がします。凄みが増してきたというか…

「カラオケで『さよなら』歌ったりすると、♪さよならあーああー

、って伸ばす人がいますが、伸ばす部分は、メロディじゃないんだよ。そこはコーラスであって。
♪さよなら、さよなら、で切っちゃうと、全然ちがう?と思うかもしれませんが、実はそうなんです。」(この辺はうろ覚えです。)

「以前僕は、星野仙一の引退試合を応援しに、名古屋球場に来まして。
応援したってしょうがないよなー、引退なんだから(笑)
公式試合なのに、オレもベンチに入って…花束もってマウンド出てきてくれ、って言われて。

オレのことみんな知らないんじゃ?と思ったけど、本人が出てくれっていうんで。

僕は一応、野球少年だったんで、1塁側のファウルラインから先に、土足で、スパイクはかないで入るのがとっても抵抗がありまして。

グラウンドは神聖な場所だから。。
でもそんなこと言ってたら進まないんで、お疲れさん、って花束を渡して。

そのあと、あの時の写真が欲しいなと思って探したんだけど、
どこ探しても、オレがマウンドに行ってる写真が無いんだよ~。
選手が写ってるのはあるんだけど。
で、ここは名古屋だからさ、私、ぜひ欲しいんですよ!(笑)
私の父が新聞社に勤めてて…とか(笑)あったらぜひ!教えてください!」

「ここで仙ちゃんの話するのは微妙だよね。阪神に行っちゃって。
実は仙ちゃん、東京ドームにひっそり来てくれて、いろいろ話しましたが…ここでは話しません(笑)
大変なんだよ、野球は見る人、全員が監督だからね。(そうそう)
私は死んだって野球の監督やりませんよ!誰も頼まないけど(笑)
(客席:小田さーん、面白ーい!


…大丈夫ですか?周りはひいてませんか?(笑)」

「この曲は、一生懸命、書きました。」

『たしかなこと』

この歌が好きだから、この歌が聴きたいから、何度もライブに足を運ぶのかもしれないです。

小田さんの声と、ストリングスの美しいハーモニー。
ただうっとりと聴き惚れる。心をまっ白にして、音に集中する。
なんと贅沢な時間でしょう。。

(客席:小田さーん!)
「あ、どうも…ちょっとぼんやりしてました(笑)(一緒だ~

レコーディングやクリスマスの約束以外で、東京以外の会場でストリングスの人たちに手伝ってもらうのは、初めてですね。弦、いいですね~。
(ストリングスの紹介)

昔、僕が初めて弦のアレンジをしたのは24~5の時で、おじさんばっかりでとっても意地悪されましたけど(笑)それでやんなっちゃって。
でも高樹沙耶ちゃんの元ダンナ…中西圭三にプロデュース頼まれて、そこで弦使ったら、あ、いいなってまた思って。
それから弦もまた使うようになりました。」

「ここで受ける話を…(笑)受けなかったらどうしよう…(笑)

昨日、新幹線に乗って来たら中学生が4、5人わーって来て、
『サインしてください』『いいよ』そこで、くしを出すんですよ。

これ書くのに(油性)ペンじゃないと書けないし…困ってたら、
車掌さんが来て『他の人にも迷惑だからそろそろ帰りなさい』って。

彼らが帰った後、後悔しまして…あー、悪かったな、そこをなんとか、と強気に出てれば、サインしてあげられたのに…とか。
やらないで後悔する、やっておけば良かった、というのがあって。

で、私は、スキマスイッチの大橋の結婚式に呼ばれまして。
スキマスイッチって知ってる?そこそこ売れてる若造たちですが(笑)
そこで、オレは『全力少年』の替え歌を用意してた。

ところが、なかなか出番がこないわけですよ。若い奴らが先に歌ったりして。しかも、そこそこ受けたりして。(笑)
だんだん心配になってきましてね。やって、受けなかったらどうしよう、とか…

で結局、自分の番になって、その替え歌は、歌わず(笑!)その事も誰にも言わず…替え歌作ってたことも言わなかった。(ええっ)
今日、初めて言いました!(笑)

あー、あれやっときゃよかったなー、受けなくても。
未だに引きずってる。
歌は全然、思い出せないですが。
♪お前が呼ぶからこうして~来てやったんだ~、みたいな(笑)」

今ごろ、クリ約の収録まっ最中ですね…

名古屋レポ、まだまだつづきます!!