2月26日なので、7月30日31日愛媛ファイナルのメモなど

2月26日。オフコースが次に進んだ日。メンバー全員がずっと前に進み続けているのが嬉しい日。オフコースの音楽の素晴らしさを、いつまでも心の奥で輝き続けていることを、再確認する日。

今日は何を聴こうかな。悲しい愛を終わらせて。当時の小田さんがあまり使っていなかった「悲」という字を使ったタイトルなのが今にして思うと悲しみ。

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移転作業に苦労している間に、書きかけの愛媛レポをアップできてないことに気づきました…もうほぼ記憶がないので、書きかけの途中までのメモがすべてです。(なんかミスったらしく、苦労して移した過去の写真がほぼ全部消えてる…しくしく…またゴールの見えない作業…gooブログにも残しといてよかった…)

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※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器・携帯電話やスマートフォンの録音録画機能など、一切、使用しておりません。すべて個人の記憶と、手書きの速記メモによる主観に基づくもので、実際とは異なります。

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小田和正さんの言葉。ENCORE!!ENCORE!!ツアーのMCから。その3

【2019.7.30(火)愛媛県武道館初日】

「とっても長かったツアー、ようやく最終地、松山へやって参りました。全国あちこちから来てる方がたくさんいらっしゃる。遠くから、暑い中、ありがとうございます。

最終地ということで、いくばくかの寂しさがあります。できるだけ丁寧に、できれば楽しく。」

「全国各地で、みなさんよろしければ知ってる歌があったら歌って、と一年間言い続けて来ましたが、練習したことがなかった。遠慮して歌ってるから…みんなが歌ったらどんな風になるか。

♪忘れないで どんな時も…(低く)女子はそのオクターブ上を、♪忘れないで…(甲高い声w)」

リハーサル開始です。

「あ、素晴らしいね。ボクの歌が聴きたい人もいるかもしれませんが、自由に今日はやりましょうよ。」

皆さん、素晴らしい。大声で歌いました。

ラストの大サビ、忘れないで どんな時も…のときは、小田さん歌わずに聴いてました。

歌い終えて、小田さん、拍手!

「どうも。素晴らしいです。感動しました。ありがとうございます。」

「いろいろしゃべろうと思ったんですが…ちょっと前に、自分ちで風呂へ入ったら、人差し指がしみるんで、風呂から出て、バンドエイドを貼った。でもまだなんかおかしい…と、よく見たら、人差し指ではなく、親指でした(笑)

盛ってると思われるでしょうが、ホントの話です(笑)」

他にもたくさん話してくれたと思うのですが…これしか書いてない…

本編最後の歌前の挨拶。

「何を言えばいいのか、全くのところわからない。

えー…新しいことをやるためにはですね、やっぱり、前へ進んでいかないと。なかなか同じ場所にいて、新しいことはできないから。立ち上がって、前へ進むしかない。

うかつに余計なことは言えないけれど、まず、そのためには、健康であります。健康に留意したって、頼んでもいないのに、むこうの方からやってくる。僕もさらに健康に留意して…」

新しいことをやるためには、前へ進んでいかないと。

アンコールの、アンコールの、さらにその先を、小田さんは見つめてる。

新しい場所へ踏み出すこと。

小田さんからの宿題をひとつ、もらったような気持ち。

【2019.7.31(水)愛媛県武道館2日目・ツアーファイナル】

「どうもありがとう。ENCORE!!、そしてENCORE!!ENCORE!!と、昨年5月から長きに渡ってきたツアー、あんなに遠くに見えていた松山、その日になってしまいました。

いろいろ話したいことはたくさんあるんですけど、余計なことは考えずに、楽しく!盛り上がって行きたいと思います!」

「昨日、この曲をやる前に、みんなに歌ってもらってほしくて、リハーサルをやったら非常にうまくいった。今日もそれを取り入れて、声の調子を確かめる感じで。」

「たしかなこと」サビを。

「ワン、ツー♪」「あ、いいですね。(にっこり)それじゃ、参加してください。」

「素晴らしかったです。僕の歌も素晴らしいんですけど(笑)

今朝、スタバのシュガードーナツを食べようとして、思い切り口の中を噛みまして。ま、しょうがねえな…MCを考えよう。そしたら知らないうちに寝ちゃってました(笑)まあ、最近はそんな毎日です。」

「昨晩、ライブの後、スタッフと一緒に最後の打ち上げを無礼講で。みんな自由に写真を撮ったりしましょう、となったんですが、誰も来なかったらどうしよう…(んなわけない)みんな来てくれて、嬉しかったです。」

盟友、宮垣さんのお話も。

「昔の歌だけど、やってる本人は昔の歌だなー、とは思わないんですね。」

聴いてる方も昔の歌だとは思わないな~、もちろん懐かしい感情はあるけれど、それは思い出とセットになってるからで。新しい歌も長年聴いてる歌も同じく、好きな歌だから、コンサートで聴けて嬉しいのです。

終わってほしくない気持ちと、ただひたすらに、今この瞬間が、楽しくて幸せな気持ちと。

幸せすぎて寂しい。

「最後の一日も、あっという間に終わっていきます。

いくら感謝してもしきれない、バンド諸君。

素晴らしいスタッフ。

全国から集ってくれたイベンターのみんな。

全国のお客さんの代表として今日来ていただいた皆さん。

その存在がなければ、このツアーはありえませんでした。

とっても勉強になったし、思い出にもなりました。貴重な時間をたくさん過ごさせて頂きました。どうもありがとうございました。」

あ…

待って。

その音を、弾いてしまわないで!待ってほしい…!!

切実な願い虚しく、「君住む街へ」のイントロが。始まってしまった。

まだ始まってほしくないのに…本当に最後になってしまう…いつまでもこの時間を愛おしんで、慈しんでいたいのに。

一番ききたい言葉がまだなのに…

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アンコールも夢のように過ぎてしまい、それでもこの時間を少しでも長く共有していたくて必死に叫ぶアンコール。アンコール。

二度目の「会いに行く」を、歌ってくれた直後でした。

「どうもありがとう!」

「また会おうぜ!!」

あんなに聞きたかった言葉、最後の最後に!

もう今回のツアーではきけないんだな…と思った矢先に!

愛媛県武道館の三角屋根が、歓声で吹っ飛ぶんじゃないかと思った。

涙でぼろぼろになって、そのあとのことよく覚えてない。

小田さんは手を振ってステージから去っていった…と思う。

また会おうぜ!の言葉を置いて。

その言葉を胸に、それぞれの日々に戻っていくんだなあ。

いつか再会できる日を思い描きながら。

笑顔で会える時を…と言いたいけれど、きっと涙、なみだだろうな…

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以上、半年以上前の下書きメモからでした。記憶はなにもかも、どんどんと遠ざかっていくけれど、熱い気持ちの名残、ぬくもりはいつまでも残る。

31年前の今日、1989年2月26日の東京ドームで、オフコースというバンドが惜しまれつつ活動を終えて。

彼らの音楽が、今もなお、皆の心に生き続けていること、こんなにも揺るぎなく、心の芯にありつづけてくれること、あらためて感謝であります。

オフコース、万歳。

あの日、無力ながらも声の限りに叫び続けた、アンコールの答えは。

新しい形となって、輝き続けています。