August17 [Wed], 2005, 14:25
青森市から西へ、約25km。
津軽平野に位置する、五所川原市の立佞武多(立ちねぷた)。
明治時代の設計図を元に、1998年に見事復元された。
2004年夏の写真。
「立ちねぷた」の名前どおり、特徴はその高さ。
大きいもので高さ22m、7階建てのビルほどもある。
とにかくでっかい!
信号機や電柱なんて、横をゆったりと過ぎて行く立ちねぷたに比べると、半分にも満たない。
夜空にすっくと、高々と立ちのぼる炎の柱。
近づきすぎると、その大きさがとらえきれない。
「ヤッテマーレ!ヤッテマーレ!」(やってしまえ!)と勇ましく繰り返される囃子。
あまりに非現実的な光景に、一瞬いいようのない畏怖を感じる。
少し離れて、街の端にある高い陸橋の上から見下ろすと、街中にゆらりとたたずむ立ちねぷたが見える。
悔やまれたのは、一眼用交換レンズを車に忘れて来たこと。
望遠とデジカメのみでは、デカさ、高さが撮りきれなかった…
まだ復活して10年にも満たない、若いお祭り。
ほのぼのと、のんきなシャトルバス係の人たち、
控えめな警備員。(道で立ち止まる時は、せめてひとり分通れるくらいはあけといてください~)
土地柄なのか。
それに合わせて、遠くからのんびり眺めるのも良いかな。