小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』5/8(日) 長野2日目覚え書き

May20 [Fri], 2011, 16:16

 小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』
2011年5月8日(日)長野ビッグハット、2日目のレポです。

録音録画機器は一切使用しておらず、MCなどこんな感じの話をされたということで、実際の言い回しとは大きく異なります。   
この日は、母と一緒の参加でした。
「今日も どこかで」が大好きで、私と違って(^_^;) くじ運のいい母…
花道に至近距離の、素晴らしい席を引き当ててくれました。
わあい

\(^o^)/ありがとう~

ツアトラ前で記念撮影もして、席についてまもなく
開演予定とほぼ同時の17:01、照明が落ちました!!

ぎゃああああああああああああああ

ちなみに座席は母、私、お友だち2人の4人で並んでまして
「お母様が一緒だと、叫んだりするの恥ずかしいかな~」とゆうとった友たち
むしろ真っ先にスパークしてたよね~

\(^o^)/
楽屋とステージの出入口のカーテンが揺れるたび、大騒ぎ(笑)
小田さんのシルエットみっけて、もっと大騒ぎ(笑)

一曲目はやっぱり、初日と同じ「明日』
初日だけのセットリストではなく、このツアーのオープニングとして、この曲なんだな…って。
この曲が、特別じゃなくなる日がいつか来たらいい。と思いながら聴いていました。

どーも!
えー、このツアーをどうしたらいいんだろうと、ホントに悩みました。
が、みんなが笑顔になるその日が来るまで、
明るく、一日一日、走り続けて行こうと、僕らは決めました。
その、第一歩を、思いっきり、みんなと、楽しく、大きく、踏み出したいと思っています!
よろしくお願いします!(拍手!)」

で、さっさと花道降りて客席に突撃

スタンド席、後ろの方まで行こうとしてたような…

2番でさっそく歌詞が飛ぶ(笑)

アリーナに降りてしまうと、まったく見えなくなるので
客席にマイクを向ける姿を、モニターで見ているのだけど、
降りた地点から相当離れた位置で、花道をよじ上ってくるので、
その地点を予想するのも、楽しいです(笑)

2002年のキラキラツアー以来かも…な曲に、大喜びしていたら
再び花道を降りて、あれっと思った次の瞬間、

目の前を、風のように通り過ぎていきました!!

一瞬のことで、何がなにやら

少し離れた位置で、お客さんにマイクを向けてた姿は、覚えています…

続く曲、肝心の大サビで、まさかの大間違い

あっやべっ、てな表情のどんぐりまなこに、
ペコちゃんみたいな舌も出て、かっ、かわいいいいいい~~!!!

腰が砕けた…へにゃ~(*´∀`*)
あの表情をすかさずとらえたカメラスタッフさん、グッジョブ!!

「自分が、ここのところが大事だな、と思ってるところを、間違えてしまいました…(笑)」

メンバー紹介をして…

「大昔、オフコースというバンドをやっていましたが、
MCなんかしなかった。メンバー紹介をするくらいで。
4人のメンバーの名前を順に言って、自分の名前は言わないわけですが

ドラムの大間ジローを紹介するのをよく忘れてまして、ひがんでましたねー」(笑)

ジローさああん…

(笑)

「NHKの、なんだっけ?おひさま?(朝ドラ)観てますかみんな。
ここから安曇野までは何キロ?50キロくらい?近いね。

僕は昔、安曇野に絵を描きにきったことありますね。なんかスカしてるみたいですが(笑)
僕の通っていた高校は、長野が好きで。夏になると茅野?へ行って。
長野の山を登らせるのが好きでしたねー。

おひさま、私観てましてねー、
…さっき、歌詞を、ちょっとだけ、しくじった

(笑)
真央ちゃんのドラマの主題歌でした。
以来、真央ちゃんのことは、ドラマに出てたりすると観てます。

昔は、NHKの旧態依然とした演出が、たまらなくイヤだったんですが

(笑)
歳をとってくると、まあ…いいか。(笑)ってなってくる。
恐ろしいもんですね~。

まだ始まって間もないので、今から観ても遅くはないから、みなさん観てください。
若尾文子さんのナレーションが、上手だなあ…。いいなあ…と思いながら聞いています。

とりとめのない話でした(笑)」

「歩きながら歌って、落ち着かねーなーと思う方がいたらすいません。」

(客席:こっち向いてー!)

「こっち向いて、ってゆったのはどっち?(笑)(客席:こっち~!)
耳にモニター突っ込んでるから、どっちで何をゆってるのかわからなくて…失礼があったらすいません。

「これから歌う曲は、音のない状態で、映像を観て作りました。
そういう作り方でなければ、こんな歌詞は出てこなかったと思います。」

「男の人にニコニコして手を振られても…すいません(笑)」

「したくないけど、歳の話になる。
僕は熱心に腹筋を鍛えたりしてますが、それは必要に迫られてのこともあるんですが、
100回とか決めて、(ざわめき)1、2、…ってやってるうちに、わかんなくなって、
平気で20回くらいわかんなくなっちゃう。しょうがないなあ…」

でべそステージで、いなぴーと2人で演奏するコーナー。

「それでは、稲葉政裕です!…かわいいシャツですね(笑)」

初日とは違う曲でした。こっちも聴けて嬉しい~

初日も感激でしたが、2日目の選曲も、たまりません。
すごいよかったーーーーーー

「この曲は、80年くらい?We are ですか、over?
昔の曲をやるのは抵抗がある時代もありましたが、もう抵抗もなんもなくなりました(笑)」

コーラスすげー!バンドすげー!!
ソプラノサックスの音色が、とても美しくて…

園山さん、吹き終えたソプラノサックスを左手に持ちながら、右手で鉄琴を叩き、
そのあとバリトンサックスかな?超低音のを吹いて、
そしてまた鉄琴。園山さん大忙し!

「いつ頃の歌か、皆目、記憶にないですが~
いま思うのは、あの頃だって30は過ぎてたと思いますが、
少年みたいなもんですよね、僕と同世代の人から見たら。
30なんて、やりたいことがあったら、いくらだってできる。
40、50でもそうだと思いますが。」

50でも、やりたいことはいくらだってできる…
たしかに、小田さんは、50代以降もすごい勢いで走り続けてますよね。
きっと70になったら「60なんて、やりたいことはいくらでもできる」と言うかも

「以前作った映画に、出てくれた人はたくさんいますが…
大御所の津川さん、泉谷、大友、(武田)鉄矢…
まだ若い、駆け出しの俳優も出ていて、大森南朋。知ってますか?「ハゲタカ」に出てました。
(大森さんが小田さんの映画に出演してたこと、知らない人も多かった模様。)

あいつなんか、チョイ役で出てて(笑)
この前、久しぶりに一緒に食事しまして、なにやってんだお前、エラくなりやがって(笑)

あの時のスタッフで集まって、『緑の街の続編、やりたいね。』(きゃー!拍手


いや、やりませんけど(笑)
もしやるとしたら、どんな脚本になるんだろう…
渡部(篤郎)はどうなんだ、とか(笑)」

小田さんがピアノに向かう、それだけで何かが起こる気がする。
会場全体にピリっとした緊張が走ります。

その、張り詰めた空気を解きほぐすような、柔らかなピアノのイントロが聴こえてきて、
思わず拍手が湧き起こります。。

ああ…すごいなあ…

しばし、椅子の背に深く寄りかかり、余韻に浸っていたい…のに
ご当地が始まるのが正直、つらい(笑)

【長野2日目のご当地紀行・戸隠神社SP】

◆陸橋の上で。「さて、2日目のご当地紀行は、(プー!っと車のクラクション音が入ってやり直し)(笑)

テイク2「さて、2日目のご当地紀行は…」

◆ご当地紀行で、日本のあちこちを走ってきましたが、
いちばん辛かったのが、2008年の、戸隠神社の奥社を走ったときですね。

 2008年ご当地、戸隠神社の参道を走っていく映像。
小田さんがほいさ、ほいさ、と走っていく後ろを、スーツ姿の2人組が必死で追いかける(笑)
キョードー北陸の後藤君と秋田君 

 2008年の長野ご当地レポはこちら→

「というわけで、私は今回、ランニングウエアを着て参りました!

走る気まんまんの小田さんに、場内爆笑

 このひとは一体…(笑)

さっそく、軽快に走り始めます。
そして、今年も当然スーツで追いかける、キョードー北陸スタッフたち(爆笑)

…と、カメラマン(船さん)   

「3人でそっち走ってっとおかしいんだよ~

「あっという間に山門にたどり着きましたねー。」

立派な杉並木が続く参道を、雪解け水が流れています。

「いやーこの杉の大木を、みんなにみせてあげたい…」

連休中で人出も多く、人気のスポットになってる模様。
ひょい、ひょいっと、参拝客と、道端にまだ残る雪をよけながら走っていきます。
一人はジャージ、二人はスーツ、もう一人はカメラを抱えて走る走る(笑)
参拝客から見たら不思議な集団だったのでは…

「ホントに辛いのは、階段になってからだ…」

「それ、階段だ、こっからが勝負だ…何と勝負してるんだ?
君は、何と、勝負してるんだ?

自問自答を繰り返つつ、駆け上がっていく小田さん

「これは…コンサート前に来る企画じゃねーな…」はーい、みんなそう思ってまーす

ついに奥社に到達しました!

「どうだ、参ったか!…参ったのはオレだ…」(笑)

「モノ好きな3人は、また奥社を走破しました~!」

小田さんと、キョードー北陸の「後藤君」「秋田君」3人で並んで。
お疲れさまでした…カメラマンさんも。

◆小布施、一面の菜の花畑。

◆「竹風堂」で栗おこわを…

その前に、栗あん汁粉も注文します。

このあとおこわが来るんだよね…といいながら、おしるこが止まらない。

延々、おしるこを食べ続ける小田さん

(字幕:とにかくおしるこ好きの小田)

結局、栗おこわは登場しませんでした(笑)

◆地附山公園。

「イヤな予感がして参りました…長い滑り台があります。」やったあ\(^o^)/

滑り台といえば小田さん、小田さんと言えば滑り台♪
さっそくチャレンジ。
「おーーーーー!」「おーーーーー!」「一人でどよめいております。」
楽しそうだ~

と、「ツワモノがいます。私は普通に滑ってましたが、足で滑ってる人がいる…」
真似て、しゃがんだ状態で滑ってみます。…と、しばし滑って尻もち

(笑)

◆新企画、みんなで歌おうコーナー。「初のメドレー、2曲歌います!『こいのぼり』」

♪やねよりたかい~こいのぼり~ 
♪いらかの波と~雲の波~

「こいのぼり」2曲をメドレーで歌いました。

◆さっき滑り台を滑ってたお兄さんと合流して、一緒にご当地終了~

前半は紺色のTシャツに白ジャケットでしたが、後半は白Tに着替えて登場、
いなPと二人で向きあってギターを弾く姿が、たまりません

◆間奏で、いなPギターソロが

ぎゅぅいいいいーん、て炸裂してて
カメラも、いなPに超接近して撮影してたので
おっ、とモニターを見上げたら、小田さんのアップだった/(^o^)\
いなP…(涙)

◆コーラスを忠実に再現してるのかな…泣ける…

◆シャッフルのリズム、万作さんのバスドラがしびれる…

◆花道を歩き…走り回る小田さんの背中をみたら、
ギターストラップをかけてた部分が、汗で濡れて斜めに透けていて

きゃー!!

とかなってたわけですが
いやその、す、透けてるとかではなく、あまりに過酷な状況に…

(そうなのか?)

真面目に書くと(笑)ステージの、過酷な状況を物語ってるよな、と…
これからどんどん暑くなっていくから
どうか、元気に駆け抜けて欲しいと、2日目にして思うのでした。

◆そんな心配を吹き飛ばすかのように、小田さん、走る!走る!!

初日よりいっぱい走ってる!しかも全力で!!
ダイジョウブかな??

◆そして、母にとって、小さな奇跡が起きました。

母が一番好きな曲、『今日も どこかで』のイントロが始まって
まさに歌い出しの時に、目の前の花道に、小田さんが来てくれたのです。。

♪気づかないうちに 助けられてきた…

すぐ、目の前で。小田さんが。

花道の、一番前で、本当にすぐ目の前で、
大好きな曲の歌い出しを聴けるなんて。。

『今日も どこかで』という歌が世に出てよかったなあと、何度も思ってきたけど、
(♪何度も~ 何度も~ そしてこれからも~)

2008年までさかのぼっていろいろ思い出して、しみじみと…良かった!と思いました。

小田さんは、すぐに花道の向こうに歩いて行ってしまったけれど
無理やり母を長野まで呼んでよかったなあと、
なんたって、この席を引き当てたのは、母でしたから

くじ運強いです…私と違って

「ここ2ヶ月…(僕達にとっても辛い時間でした…だったかな?思い出せない…誰か補足プリーズ

長野でツアーをスタートしたことを、僕らは決して忘れません。

 ぶわっ (´;ω;`)

「昨日は、初日ということで、全国のイベンターが来てくれた。
東北の、ギルドの社長も来てて…とってもいい奴なんですが、ちょっとルーズな処もあるんですが(笑)

そいつが、打ち上げの宴会半ばで隣に座って、ずっと話をしてる。
でも一度も、コンサートやりたいとは言わなくて、
ただ、震災のこととか、大変だったこととか、そんな話をずっとして…

僕は、いつになるかわからないけど…」(この先が思い出せない…誰か~)

最後の曲…hello hello。

いつか涙ではなく、笑った顔でこの曲を聴く日が来ますように。

アンコール、いつもより出てくるのに時間がかかってる…?と思いつつ拍手。

小田さんたち、登場です!!

昨日とアンコールの曲目が違う!やったあー!!
『だからブルーにならないで』聴けて嬉しい~!!\(^o^)/

「どーも!!」(会場:わーーーーー!!

「さっき、キラキラとYes-No のあたりで全力疾走しすぎて、酸欠になりまして…
途中で、何が何だかわかんなくなりまして」

な、なんですと~

道理で…後半、ふっ、と、いつもより間を置いて歌ってるなあ…と思うとこがあって
じっと目を閉じて、ピアノに向かってる姿に、うっとりしていたのですが

実は酸欠だったのか…

「では…アンコール、なにやりますかね?」バンドと打ち合わせ。ノープランで出てきたらしい。

「ダイジョウブにしますか。」

ギターの準備が間に合わず「いいやギターは。…あ、きた!」

(客席:がんばれー!)「がんばってんだよ!」(笑)

同じく、前日は歌われなかった曲。
2008年ツアーを象徴するもうひとつの曲だなあと、私は思っていたのだけれど
それが不思議と、今を象徴するような曲にも聴こえてくる。
この日だけでなくずっと歌ってほしい、聴きたい。

そして…酸欠なら、あの曲は見送りかな…と思っていたのが

「いくぞ」とバンドに告げるそぶり。

途端に、ステージ下のスタッフさん達が、バタバタ慌ただしく動き始めました

これは…来るか?

来るか?

キターーーーー!!\(^o^)/

なぜスタッフさんが慌てたかというと…スタッフコーラス隊の出番だから!

\(^o^)/

小田さーーーーん!!小田さーーーん!!
もう周囲の皆さんも、わけわかんなくなって叫んでます

初日アンコールは1回だったのですが、
がんばって拍手を続けて、
ステージ出入口付近、カーテンの裏側に届けとばかりに、大声で「アンコール!!」を叫び

喉がかれそうになった頃、再び、ステージのライトがつきました!

やったあああああああ!!

\(^o^)/

で、一回目は酸欠で?見送られた、アンコール定番曲!また星!

一緒にジャンプ!ジャンプ!!ぶんぶんぶん!!(^o^)ノシ

さらに…小田さんがグランドピアノに向かったところで、
うおおおおおおおお!!という野太い大歓声が!!
みなさん熱すぎます(笑)

『生まれ来る子供たちのために』

涙… …

最後まで、彼の地を思わずにはいられない…思いがこもった歌でした。

小田さんたちが去って、ステージが静かになる。

コンサートを観た…ただそれだけではない体験を通り抜けたような気持ちで、我に返って、
放心状態で、エンデイングムービーを見る。

ぜひ、最後まで、見てください。

小田さんの気持ち。

「今日も どこかで」作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用

 追記:3年ぶりに、小田さんコンサートに参加した母の感想。
「小田さんて、前よりすごくなってるけど…。どうなってんの?」でした。ナイス感想!

小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』5/8(日) 長野2日目

明日
ラブ突
春風に乱れて
こころ
(MC)
誰れも どんなことも
こたえ
たしかなこと
若葉のひと

私の願い
(メドレー)
I LOVE YOU
切ない愛のうたをきかせて
goodtimes & badtimes
めぐる季節
水曜日の午後
少年のように

緑の街
風の坂道

グッバイ
時に愛は
little tokyo
愛を止めないで
the flag
Yes-No
キラキラ
伝えたいことがあるんだ
緑の日々
今日もどこかで
さよならは言わない
東京の空
Hello Hello

(アンコール)
君のこと
だからブルーにならないで
ダイジョウブ
YES-YES-YES

またたく星に願いを
生まれ来る子供たちのために
いつもいつも