小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』6/9(木)横浜文化体育館、2日目レポレポ

June14 [Tue], 2011, 11:00横浜文体とツアトラ~

うおおおパカっと開いた

小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』
6月9日(木)横浜文化体育館、2日目のレポレポ。

記憶が混乱してきました…言い回しなどは記憶にございません。
録音録画機器は一切使用しておりません。実際の内容と同じではありません。
横浜文化体育館は、普段の横型と違い、会場を縦に使っていました。
今日の席は、その縦長アリーナのずっと後方。
横には花道のステージ、斜め後ろを振り向けば、PA席ですよ~

スピーカーと正対する位置は、初めてかも…ヽ( ´ ∇ `)ノ

ちょいちょいPA席が気になりつつ

(笑)
予定の時刻を少し過ぎて、(たぶん)史郎さんが、さっと右手を振り下ろしたのを合図に、
客電が、徐々に暗くなり。。オープニングが始まりました。

横浜2日目、スタートです

今ツアー初めて、花道中央のステージを、前の側から見れました。
つまり、オープニングで歌う小田さんを、初めて正面向きで見れたという…

こんな風景だったんだ…うう嬉しい

「その日が来るまで、とこのツアーをスタートしまして、横浜に帰ってきました。(客席:おかえりー!)

古巣は、つくづく平和ですが…局面は変わることなく、難しいです。
気持ちを強く持って、頑張りたいと思います!よろしくお願いしまーす!!」

小田さんが頑張る!ってゆうと、頑張りすぎる傾向が…というわけで、走る走る

(笑)

一曲の間にも、花道のあちこちでぴょん、と飛び降り、走ってマイクを向け、
花道に戻って、またすぐ降りては、マイクを向けて、すぐ走って戻り…

花道の昇り降りもしんどいから、いっそ降りたままでよくないか?と思いますが
そういうわけにいかないのが、小田さん

メインステージに戻ってからの曲で、肝心な大サビを思いっきり、思いっきりまちがえ

しまったという表情で、思わず左手を頭にやる仕草に、会場全体の腰が砕けました…(〃Д〃)(笑)

「あんなに走るつもりではなかったのに…つい走ったら(やはりな。


今の曲がとってもしんどくて、やっと終わる、と思ったら、
そしたら、私が、この曲で一番大切に思っている、サビを間違えました…」(爆笑)

バンド紹介。
「じじいバンドの中にあって、彼だけ20代…吉田翔平。今日が誕生日です。(拍手!)
何歳?(29歳です)20代最後の1年を、楽しんで頂きたい。」(笑)

「横浜文体。いかがですか、皆さん。
今日、初めて来たという人?(手が挙がる)ほとんどこうゆう状態です。
では…次の曲いきたいと思います。(笑)」

「楽曲をレコーディングしているときは、まあなんといいますか…一生懸命ですよ。

それが、こうしてみんなの前で歌ってみると、
ちょっと…違うな、とか…ライブは手ごわいな…と思うときと、
やってみたら、なかなかいい感じだな、と思うときとあります。
どの曲がどうだ、とはいいませんが(笑)

この曲は、初めてやった時のことは…覚えてませんが(笑)

ラブストーリーの時は…あの曲すげえ盛り上がったじゃん?(笑)
すぐにライブの機会はなくて…しばらくしてから新宿のパワーステーションで
(客席:行ったよー!)あ、そうすか(笑)
その時、初めてお客さんの前で…あえて言ってしまえば、大ヒット曲ですよ。(爆笑)
そこで、♪チャカチャーン!って始まったときには…自分の曲じゃないみたいな、ふわふわとした感じでしたね。

(うなずきながら聞いてる人がいて)うんうん

って納得して頂いて、嬉しいですね~(笑)」

反対側の花道の先は見えないけれど、モニターがステージ正面と左右と、計三面あって、そちらを見放題です。
三面ぜんぶ小田さん 

サビを歌いあげる表情のアップが、たまりませーんヽ( ´ ∇ `)ノ

「ふるさとっていうのは、あの頃のままだな…とか、
あれ、変わっちゃったな…って思うことはいろいろあるけれど、
自分が小っちゃい時の、歩いてる姿が、ぽろぽろと見えるような…

小さい自分が、あっちこっち歩いてるみたいな。。

(客席:私もそう!)(おー!)みなさんもそうですか(笑)その『おー』はなんだ(笑)」

小さな小田少年が、横浜をあちこち駆けまわってる姿を妄想~

かわいいだろうなあ…あっちにもこっちにも、ちび小田さん出没 

(笑)
故郷の思い出をたどるとき、
今の姿と…変わってしまう前の懐かしい姿とが、重なり合って見えているのでしょうか。

MCをしながら歩いてきて、一番近くの花道ステージへ!

距離が近すぎてドキドキ…

「サインを頼まれた時に、名前を入れてください、って言われることあって、
その中に、自分の苦手な字があると、その字を書きたくない。

オレは、親父とあまり会話を交わしたことが…実のある会話をした記憶がほとんどない。
で、うちの親父は小学校しか出てないけど、昔の人は独学で…
しっかりやっていたんでしょうね、字がうまかった。

それで、ある時、親父に『字がうまく書けない』
『なんの字だ』
『ひらがなの、あ』
『書いてみろ』
それで書いて、うまく書けなくて、
『いいじゃないか』
『いや、これじゃ駄目だ』

なんて、そんな話をしたことを、よく…最近よく、思い出しますね。

さて、この話から、どうやって曲に…(笑)ちゃんと考えてきたんですよ!(ふふん♪)

これから歌う『若葉のひと』の、”葉っぱ”っていう字…
うまくかきたいけど、これが、ふわーっとなっちゃうんだよな~…

(笑)

では、葉っぱのことは忘れて、(笑)曲にいきます。」

♪ まるで… ん?

「すいません!!」

何が起きたのか?あきらかに、出だしの音が違ってました~

小田さん、こころなしか顔が赤いです。

ちょっと動揺した風で…一瞬、少年の小田さんを垣間見たような。。 

  |∀・;)

・・・

メモの紙を見ながら。「えー。。(唐突に)リニアモーターカー。(へ?)
27年くらいにできるんですって。(へえ~)
あんなの乗って、ツアーしてみたいけど…(拍手!拍手!

)いやいや(笑)

ツアーなんて、昔はやってなくて、
イベンターが呼んでくれて、ドサ回りみたいにあっちこっちの会場に行って。
ハウスPA…自分の体だけ行って、全部、会場の機材で歌って、帰る。

それが、だんだん、PAがつくようになって、大きなトラックに機材を積んで、
ツアーに行けるようになって。。
今の若い奴は、はなからツアーですからね。ツアー

(語尾あげる)(笑)

リニアモーターカーでツアー

したいな~

でもあんな早いと、名古屋なんて、泊まりは無いな。(笑)
大阪も日帰りだよ~

(ひええ)」

「それでは、ツアー

(語尾さげる)(笑)が始まった頃の曲をやります。」

中央のステージで、いなぴーと。
初めて正面から見る光景です!うわあ~

大好きな曲を歌う小田さんを、ここぞとばかりに双眼鏡ウォッチ。
感激のあまり、クラクラとめまいがしてきました…

いなぴーが、にこにこしてる~

「僕は、1991年と97年に、2本、映画を作りました。
1本目は『いつか どこかで』時任くんが主役で、昨日、遊びに来てくれました。
相変わらずでかかった…(笑)
老けたかな~?と思ってたけど、昨日会ったら、若かったね(笑)
人生が充実してるんだ、ね。

で、時任くんが来てくれたので、『いつか どこかで』を歌いたかったんだけど
やる曲は決まっていて、急に変えられないので、
歌ってる間、ずっと申し訳ないな~と思っていました。(笑)」

昨日、スタンドからあんなに近くに見えたグランドピアノは、
アリーナのうんと後ろからは、やっぱり遠かった。。
この会場は、大きさが伸びたり縮んだりするのか?などと考えたりして…

正面の三面モニターを見ると、歌う小田さんが3人♪
凛々しくピアノを弾く姿も、三面横並び♪
なんだかすごく、ゴージャスな光景です…

と、カメラがバンドに切り替わって、木下さんも3人♪♪♪(笑)

・・・

【6/9(木)横浜2日目のご当地紀行~】

◆「横浜2日目のご統治機構は、氷川丸からスタートです!今日はよく晴れました!

前回、氷川丸に来たときに、たいそうキレイなお姉さんが、とっても愛想よくしてくれて
とってもハッピーだった記憶がありますが…

」(笑)

 2008年ご当地紀行、氷川丸。キレイな受付のおねいさんが、
入場した小田さんを追いかけてきて、ファンなんです~

と握手。小田さん嬉しそう

「あのお姉さんはもう、いないでしょうね~…」

松山城の茶店女子大生につづき、小田さんさみしそうです

(笑)

◆ 修学旅行?の女子高生たちと記念撮影。

◆ 中華街へ。「北京飯店です。よく来ましたが、何を食べても同じ味が…すいません」

◆ 店先のワゴンで服をみているおばさま。
「ババアはとにかくさわります。さわりまくって…買いません。」(爆笑)

◆ 「やって参りました、何を隠そう、横浜文化体育館です!(笑)

(建物入り口に、プロレスのポスターが貼ってある。

はなはだ迂闊だったのですが…横浜文体、現在は、

プロレスかサーカスしかやっておりません!(爆笑)

KM(ミュージック)の下田に、すっかり騙されてしまいました!
しかし、やると決まってしまった以上、やるしかありません!(笑)」

文体、そうだったんだ!プロレスて!/(^o^)\ ますます楽しくなってきました(笑)

◆ 伊勢佐木町へ。あやしい界隈にやって参りました。
「一品香のサンマー麺を食べましょう。…つぶれてないでしょうか…?
(発見♪)あぶねえあぶねえ。。」

「一品香の絶品タンメンをあえてはずして、サンマー麺!
見るからに、参ったという感じがしております…うれしいなあ!!

来た甲斐があるというものです♪」

すっごい美味しそうに食べてます…

うう、食べたいっ!!

◆ 気持よさそうに歩きながら「いい気候だな~。。」
と、ひなたぼっこ中の、ねこ発見


「にゃお~♪」といいつつ、猫のあごのあたりをナデナデ。
「警戒心ゼロだな~。警戒心は無いけど、嫌がってる(笑)」

◆ 「私の好きな、三渓園にやって参りました。
40年前、ここに、絵を描きに来て、アヒルがなついて。
帰るときになったら、そのアヒルがついてきて、係員に止められてました

(笑)
かわいかったですねー。。

40年前、若き日の小田青年は、絵を描いておったのだよ…いやいや。。」

のんびり散策。「こうなっちゃうと、コンサートという感じがまったくしませんな。。

◆「お約束のお茶屋さんで、おしるこです。
このお餅、焼いてないや。・・おしるこはうまいなあ~

どんだけしるこ好きなんだ~~

◆ 金沢八景の海岸に来ました。
「55年前、子供だった頃に毎日のように連れてこられた海岸です。
シーパラなんて無くて…野島山が遠くに見えます。」

◆ その野島公園へ。
前回のご当地で、追浜高校陸上部の生徒たちが、飛ぶように走っていたところです。
「飛ぶように走るというのは…(走りかけて)…やめましょう。」(笑)

海岸を見おろして。
「さっきまであそこにいたんだな。さっきの自分があそこに見えたら面白いんだけどな…
なんだか感慨深いものがあります。。」

「今日は、この曲です。『ふるさと』」

客席が歌い終えると、拍手が起こりました。

「みんな、大きな声で歌ってくれましたか?」「はーい!(^O^)/」いい返事(笑)

・・・

怒涛の後半戦です。

コール&レスポンス(?)の曲(Yes-No)では、まさかの花道目の前~\(◎o◎)/!
あ、柵からは遠いので、マイクを向けられる心配はなく

(笑)
目の前で光り輝いている小田さんの、イヤモニの彼方に届け~~!!っと
思いっきり心置きなく、歌ってみました\(^o^)/

ずっと前から聴いてきた優しい曲、『緑の日々』が、こんなにも力強い曲に生まれ変わっている。
希望に満ちた、強い曲に。

金原さんが参加しているストリングスチームは、気合いが違います(笑)
弾いてないときの手拍子は、常に頭の上

(笑)
金原さんがいないときは…普通の手拍子(笑)

とっても弦のアレンジが印象的な曲が…♪「さよならは 言わない」。
最初は、小田さんとピアノだけで始まって、
やがて、チェロ。バイオリン。フルート。と、寄り添う楽器が次々と入れ替わっていく。
その、一連の流れが、とても美しくて…聴き惚れております。。

やがて、動と静とが過ぎ去って…

「どうもありがとう。

昨日、今日と、横浜でやりましたけど、
最初に言ったように、ひと月前にツアーがスタートしましたけれど、
あの時は、横浜に帰ってこれるんだろうか、と不安でしたが、帰ってこれました。(拍手。。)

これからも、みんなで、日本を。

・・大好きな日本を。

盛り上げていきたいと、思います。」

…この言葉に、こらえきれず涙が溢れて拭う、その向こうで、
小田さんの目にも、涙が浮かんでいるのが見えました。

私が小田さんの涙を見たのは、長野と、次の福井が最後。

明るく…明るく、という言葉を、会場で何度も聞いた。
会場だけでなく、自分たちに、言い聞かせるように。

福井の次の愛媛では「最後の曲を…これまた明るく、歌いたいと思います」と。
あのとき、もう涙は流さないと決めたんだろうなあ…と思ったんだった。

きっと、会場の誰より辛くて悲しくて苦しんでいるのは、小田さんなんだろう。
初日の「このツアーを、絶対にやめてはいけない。」という覚悟の言葉を、
思いつめたような涙を、思い出す。

それでも、ツアーが始まって一ヶ月…コンサートをやるにつれて、
私たちも、もちろんだけど、
小田さん自身の心も、少しずつ、ゆるやかに、回復に向かっているような…
元気を取り戻しつつあるような気がしています。

地元だったからかな…
心が柔らかくなって、ふいにこぼれた涙、みたいな。。

最後の曲を、小田さんは泣かずに歌いきりました。ずっと目が潤んでいたけれど。

・・・

アンコールではもう、元気いっぱいの小田さん~~

また星の曲終わり、いつもなら「ど~も~!」のところ、

「どうだ参ったか!!」←無理くり

どうだ参ったか!出ました~~!

ひゃっほーい!!ヽ( ´ ∇ `)ノ

2回目のアンコールでは、いきなりグランドピアノへ。
うわあこの曲。。

金原さんのヴァイオリンで聴くのは、今ツアーでは初めて…

凄い音だなあ…情熱的で、繊細で。
「私を支えてくれています」との言葉は、どこだったっけ…

そして、3回目のアンコール。

「どうもありがとう!…それでは、愛すべき横浜のために歌います。」

♪『my home town』・・

フルバージョンで、全員のコーラスが入ってくるところが、本当に好き。
ひとりの思い出の歌から、故郷の仲間とともに歌う曲へ。

急な階段を上ると、丘の上に建っている校舎。
昼にご当地巡りで見た景色が、鮮やかに広がります。

♪ ここで夢を見てた 海に囲まれて

バンドのメンバーが去って、これで、本当におしまい…と思ってたら、
小田さんがひとり、ステージに残りました!!

この曲、横浜では聴けないかも…と思ってたら、やってくれた…(号泣。。

♪ そして ボクは 考えることを やめて

  君のことを 思い出している

  僕らと呼べる 君のことを 今

  心から 誇りに思う

どこかで聴いている、あの頃の僕らに向けて…

♪ 歌い続けてゆくから きっと 元気でいて

  君がいないと つまんないから

  そんなふうに 思えるんだ 今は

歌い終えて、ギターとマイクを置き、
口の形でわかるように、小さな声で「ありがとう」
そのまますっと、ステージから去ってゆきました。

小田さんありがとう、と叫ぶ間もないまま…
21:51、終了。

・・・

町の古い体育館…郷愁ただよう不思議な場所のコンサートが、終わりました。
小田さんは、思い出のある会場で、少しでも羽を休めることができたのかなあ?

そんな時間もなく、次の街に向けて出発したのかな…エンディングの、ツアトラ軍団みたく。

そして私は、早々に終電をあきらめ、途中駅から歩いて帰ったのだった。
三重2日目と豊田2日間につづく。。

つづかないかも。。

作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用