熊本といえばラーメンでしょ、そうでしょ
んがー、高菜ラーメンに、ネギ増量、もやしと味玉トッピングしたら、こんなことに…
麺はどこー(´;ω;`)
小田和正ツアー2011『どーも どーも その日が来るまで』
6月25日(土)グランメッセ熊本、初日MCレポです。
雨に濡れるツアトラ。
以下ネタバレです。
※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶に基づくもので、実際とは異なります。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。
グランメッセ熊本の会場は、すごく横長のアリーナでした。
サイトによると8000平方メートル…長辺150メートルとか書いてある(笑)
公式サイトの日記にも、「パフォーマンススペースは100メートル」ってあって
花道を合計したら、いったいどれほどの距離になるんだろう…
今回はその横長アリーナの端っこ、後ろから3列目くらい。
スタンド席はなくて、アリーナだけなんだ…と思ったら、
反対側のずっと遠く、片側だけスタンド席が設置されてました。(霞んでよく見えてなかった。
)
スタンドの拍手が、遠くの波音のように聞こえる…
モニターもいつもと違い、会場をぐるっと一周する形で設置。
数えたら、9個もありました!
18:20、少々遅れての開演です。
・・・
「えー、いろんなことが中々うまくいきませんが、少しずつでも、良くなっていくと信じて。
その日が来るまで、頑張って、駆け抜けていきます。
今日も最後まで、思い切って、明るく、楽しく、がんばります。
よろしくお願いします!」
と、向こう側の花道に行き…降りたのかな?遠すぎて見えないのだった。
こっち側の花道に来てくれた、有賀さんに夢中になっていて、ふと気づいたら、
その、うんと遠くのスタンドを上っている、小さい小田さんの姿を発見
(笑)
わああ…という凄い歓声が、遠くからこだまします。一体何が起こってるのだ~?
次の曲では、あっという間にこちら側に来て、そのまま一番遠いエリアのアリーナへ突入。
すごい距離を移動してる。。
そしてまた大歓声が!!
しかし、近くてもアリーナに降りると全く見えないので、何が起きてるのか…
とにかく熊本のお客さんが熱いことは、わかった
「どうもー!
降り続く雨はやんで、夏の空に変わった。
今日の午前中までは、とってもいい調子だったんですけど…また雨が降ってがっかりしましたが…
ではさっそく、バンドのメンバーを紹介したいと思います。」(拍手)
特筆すべきは、万作さん。いつもと違って、おちゃめなペコちゃん顔~!!
「万作ペコちゃん」←ライブメモより
「はい、それでは…汗も拭いたので、次の曲いきたいと思います。」
南国の小田さん絶好調
やっぱり暑いの大好きなんだな~。
新しいアルバムからの曲も、回を重ねるごとに、素晴らしさが増してるような
これが、新しいオリジナルアルバムを携えた、ツアーの醍醐味ですよね。
一曲、一曲、歌う毎、そして日々聴くごとに、それぞれが、思いを刻んでいく…
眼を閉じて、ゆったりとしたバラードを歌い終えて…
左手で額の横の汗を、パッと払う仕草が、またカッコいいのだ(`・ω・)bキリッ
花道先のステージに来て、くるっと後ろを向くと、大拍手&大歓声!!
ぐわんぐわん反響してます。くまもとアチー!さすが火の国!
「そんなに喜んでいただいて、非常に恐縮なんですが…こっち向いて歌うんだよ(笑)
人生って言うのは、あ、やったー!と思った途端に、えーっ…(笑)
すいません(笑)はあ…(笑)」
「遠いねそっち。ものすごく遠いね。ま、頑張ります。」
「熊本に、最後に来たのは、11年前…(客席:えーー?!)
知らなかったんですか?拍子抜けしました~
11年の間に、いろんな曲を書きました。この曲は、その11年のちょうど間くらいに書いた曲です。」
♪ あめあがりの…
歌が始まった瞬間、客席から、ほおお…っと、感激のため息がもれます。
「こっから今度は、その、めちゃくちゃ遠いとこへ…(拍手)遠い!同じ会場とは思えません。
京都(大津)が終わってから、九州新幹線で大阪から鹿児島へ。新鮮でしたね。
熊本は内陸のイメージでしたが、海があったんですね。すごーくいい感じで…
ただ、ずっと雨なんだ
」
(客席:会いたかったよー!)
「会いたかったって…AKB?!」(笑)
小田さんの口から、AKBって単語が出るなんて
ツアー中は意外とテレビっ子になってますもんね~。
「ズボンがずっちゃう…やせたから。
歌はやせますよ~。なんですか…ダイエット?(笑)気にしてる人。
カラオケかなんかで、小さい声で歌ってちゃダメだけど、
思いっきり大きな声で、2~3時間、歌ってごらん。やせるどーー!!(笑)
そんなことしたら、家の人に怒られるかな。」
デスマッチカラオケダイエット推奨された Σ(゜Д゜)
「曲のタイトルというのは…その時代、時代の匂いがしませんか。」
と、話しかけたところで…
(客席:きゃあ~~~~!!!
)
「(とまどって)え、何?…近い?(客席:うんうん!)近いっつって喜んでんの?
自分は、とっても普通の人間と思ってるので…近いっつって喜んでもらうと、とっても、ギャップがあるんだよね…」
客席からたくさん声がかかる。「あーそーすか。」「はーい。」
「いちいち返事してたら話できないよ~
」(笑)
「鹿児島で、AIちゃんのお母さんと、妹さんが来てくれて。
AIちゃんとはクリ約を一緒にやったから、お母さんは、オレのことをほとんど身内みたいに思ってるんだね。
向こうの人だから、『I Love you so much !』とか言われて…(笑)
近い!とかいわれる方たちも、そういう気持ちなのかな。
みんなの思いっつーのは、オレが考えている以上なのかと…
横柄に聞こえるかもしれませんが、お母さんに会ってから、ちょっと考えるようになりました。」
「日活映画が好きで…芦川いづみとかね…(客席:笑)笑うってことは、知ってるな~。(笑)
『そうじゃなくってよ~』とかね。今はそんなセリフゆったら、おかしいですが…
そんなタイトルをつけようと思った曲です。」
熊本のお客さんは、喜びの表現が激しくて、
小田さんが花道を歩く先々で、悲鳴、歓声、拍手。
嬉しくてたまらない感じが、伝わってくる。
「日活の映画の主題歌だったら、どうしようと思いながら歌いましたが…合ってねーな。
えーと、どっちだ?(広すぎて、次に移動する場所がどっち?かと)
僕は、毎日、腹筋やったりして、とってもエラいんですが(笑)
毎日…あー、今日もやるのかー。
できるだけ早いうちにやれば、あとは寝るだけだから、
さっき楽屋で、腹筋をやってきました。(えええ!
)
でもマットも座布団もなくて、床に直に寝転がって腹筋をやったら
尾てい骨が痛くなっちゃった…
」
「では、1979年、80年ごろの曲を…」
歌い出しに、うっとり…目を閉じて聴き入っていたその瞬間、痛恨の歌詞まちがい
「ごめんなさい!!(爆笑)
あ、間違えた、シカトでいこうか…やり直そうか…瞬時に私は、やり直すことにしました。」
と言ってすぐ、間も置かずに歌い始めるのがまた驚きで…ため息がもれます。
小田さん、歌、すごいなー。
楽屋でさっき腹筋したから?(関係ないない
)
メドレー、元の長さに戻して欲しいな…(おっと)
9面のモニター全部が、小田さん♪
本物と合わせて、10人
マルチシアター小田さん
中央のグランドピアノで、イントロを弾き始めると、
広い会場を、さざ波のように拍手が広がっていきます…
【2011/6/25 熊本初日のご当地紀行~】
◆ 「熊本駅からスタートです。…シャワー通り。
雨と光が降り注ぐ、ということから名付けられたそうですが、地元の思いが、空回りしてるような…すいません!」
◆「下通りアーケード、バカ広です!前にもバカ広って言ってるなきっと。」
97年ご当地の映像。「下通りアーケードは、バカ広です!」(笑)
「あー、ここ歩いたなあ。あの辺。あん時も傘さしてたような気がするな。」
95年ご当地、同じ場所を傘をさして歩いてる(笑)
「熊本はいつも雨だ…」
◆「熊本城は人が多い…人気だねー。」
「天守閣に登りましょう。もちろん、エレベーターはありません。大阪城にはあります。(笑)
…天守閣は混んでますね~。」
天守閣で、話しかけられ記念撮影に応じますが、
一人、なかなかに派手な…強烈なおばさま「大好きなのよ~!!
」(べったり)
「汗びっしょりの上に、バ◯アにつかまって冷や汗が…すいません
」(爆笑)
私も熊本城、行ってきました。が、下の方の須戸口門から入ってしまったので
天守閣まで、石段を登らねばなりません。とおい…( ´ Д`)
飛行機の時刻がせまっており、歩いてる時間は無いっ
ほいさっ、
ほいさっ、
ほいさっ、
着いたー!(゚∀゚) 天守閣―!!
◆「水前寺公園まで、市電で行ってみましょう。」
市民の皆さんと触れ合うつもりが…座席が横ではなく、縦に並ぶ形式で、
「・・・。市民の皆さんと触れ合う機会は、なさそうです…」
(前の座席の若者に)「振り返られてしまいました…」
(若者降りて)「前はジジイに変わりました…」(笑)
◆ 水前寺公園。「甘酒日和ですねー。市電が寒かったので…」
鳩に餌やり、手に乗っかられて「痛てて…鳩ジジイになってしまいました。
」(笑)
公園の茶屋で、待望の甘酒
「ああちーー!あちー!!
…こういうの飲んでると、雨っていいね。」
お店あてに、色紙にサイン。
(Fan太郎123さん、ありがとうございます
)
道の向こうから、散策の人たちが歩いてきます。
「(こんな雨で)貸し切りかと思いましたが、酔狂な人はいます。
挨拶をしましょう。『こんちはー!』・・無視されてしまいました。」(笑)
◆ ちょっと遠出して、金峰山へ。漱石ゆかりの地を目指します。
・・・
いつも中央のステージでギターを弾きながら歌うのに、歩きながら歌ってる!!
花道があまりに長いから…かな?なんて優しいの…(´;ω;`)
♪ 「やさしい雨」
でもギターを持たないのも、この歌の躍動感に合ってる~
♪ 「Yes-No」
「どうもありがとう!Thank you!」うわー久々に小田さんのセンキュー聞いた!
んで、たぶん客席に突入したんだよね…そいでもみくちゃにされて、イヤモニが聴こえてないんだよね…
思いっきりバンドと歌がずれてる^^;
万作さん笑ってる(笑)
しかし、お客さんにマイク向ける小田さんの手を、つかもうとする人の多いこと!
11年前はそんなことしてなかったもんな。仕方ないのかな。
みんな手を伸ばすから、なかなかマイク向けらんなくて、音だけ流れてる
手を伸ばさなければ、もっと近づけるのに…
お互いの思いが行き違っていました。
でも小田さん元気に花道を走る!走る!
一気に百メートル以上全力で走ってる!!また酸欠になるよ~
その全力疾走のあとの、♪「伝えたいことがあるんだ」。
走った直後、間髪入れずにこの曲は、絶対、キツイに決まってるのに…
ほとんど苦行、拷問の域かと…小田さんどえむ?
あえて、ここで、この曲を持ってきたのが、きっと今の小田さんの気持ち。
♪ やさしくなる 強くなれる 君となら 夢 追いかける
君と出会った夏を 決して 決して 忘れない
伝えたいことがあるんだ 君のことが好きだから
果てしなく続く 長い 道を 君と歩いてゆきたい
そして…次に続く曲の歌詞がもう…号泣 (´;ω;`)
♪ 君のために強くなる 僕には もう なんの迷いもない
… 何も怖れないで 今は
うわああああ(´;ω;`)
この2曲を歌うために、小田さんは自分を追い込んで走ってるんじゃないかと思うほど…
もちろん自分のこじつけ、思い込みだけど。
そう思わせる何かを感じさせる。
冒頭の挨拶で繰り返す「その日が来るまで。」
今回のセットリストは、すべてこのために組まれたものなんだろうな…
・・・
「どうもありがとう。
楽しい時間は、あっという間に終わっていきます。
終わっていくからこそ、明日がある。
けっこうな歳になってきて、明日のことなんて、簡単に約束できない歳になりました。
それでも、気持ちは、また、きっとやる。と思っています。
必ずまた会えると…その日が来ることを信じて。」
・・・
バンドメンバー揃ってのお辞儀は、前、後ろ、右、左、の4回(笑)
さすが横長の会場です。
「遠くの人にも同じ気持ちでいるんですが…
どうも、何回あそこへ行っても、あまりに遠いので。あの人たちに気持ちを込めて、歌いたいと思います。」
最後まで、遠くの席の人達のことを気にする小田さん。
アンコールで、ピアノで歌い始めた途端に、
「小田さーーーん!!」と、感極まって泣きそうな悲鳴が。
小田さん、ちょっとびっくりして、歌がストップ(笑)拍手が起こります。
そのまま歌いきりました。
最後はマイクを通さない声で「どうもありがとうーーー!!」
終了は21:23、3時間を越えるコンサートでした。
・・・
11年ぶりの熊本…
「また、きっとやる。と思っています。」という言葉が、私の聞き間違いでありませんように。
また熊本でコンサートがありますように。
熊本2日目に続きます。(力尽きてレポ続きませんでした)
作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用
(2018年追記。
小田和正ツアー2018「ENCORE!!」5月4日、熊本からスタートしました!)