ご当地紀行で訪れた富山城。中は資料館になっています
小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
6月3日、富山オーバード・ホール、レポその3です。
レポその1はこちら
その2はこちら
録音録画機器は一切使用しておりません。
うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。
ご当地紀行~
「やって参りました、富山空港です。」
「富山駅です。」
次々と声をかけられる小田さん。
「小田さん?どうして富山におられるんですか?!」
「高校生の時からファンです!」
「…明日コンサートがあることを全く知りません!
」(笑)
おばちゃん「なになに…有名人?」(爆笑)
「リニューアルしたばかりの大和(百貨店)です。
ちょっと入ってみましょう。」
…すぐ出てきます。まさにちょっとだけです。
「たいそうきれいなデパートでした~」居心地悪そうです(笑)
「お祭りの前ということです
その割には人が少ないなあと思ってたんですが…すいませ~ん
」
「サンポーロ(商店街)に突入しました。
前に歩いた記憶が、まったくでてきません。」
(2000年、SAME MOON!!ツアーのときの映像が流れる。
)
「中央通りにいってみたいと思います。」
富山城址にやってきました。
「ここも、以前に来たと言うことですが、全く記憶にありません!」
(以前来たときの映像が流れる。爆笑。
季節は夏で、うちわをパタパタあおぎながら。「誰もいません~
」)
「関係者以外、立ち入り禁止~??」
(本当に立ち入り禁止でした
)
「あれっ?上に誰かいるよ。(天守閣を人が歩いているのが見える)
行ってみましょう!
果たして、上がるだけの価値はあるんでしょうか?(笑)」
「上がってみました~(笑)
ふんふん…まあまあというか、思ったとおりの眺めですね~(笑)
しかし、料金が200円なので、腹もたちません~(笑)」
ニュートラム(市電)の駅に来ました。
「うわあ…ヨーロッパの市電みたいだね(わくわく
)」
意気揚々と乗り込みます。
降車ボタン近くのポールをしっかりと握って待っています(笑)
字幕:ボタンを押そうと待ちかまえている小田(笑)
と、隙をつかれて『ピンポ~ン♪』
「あっ!押されちゃったあ~~
」(爆笑)
「抜群だなこれ。」かなりお気に入りの様子。
「ファボーレ(?)にやって参りました。」(ショッピングセンター?)
(客席:えええーーー!!)
すれ違うたびに、「え、小田和正?なんでこんなところに?!」
「うそーーー!!」
そら普通にすれ違ったら驚くだろうなー。
「ファボーレは、でかいです!
サンポーロが70個ぐらい入りそうです!(笑)」
「ナチュレフーズガーデン…腹ごしらえです。
海鮮かきあげうどん、こんなのもついてます♪(赤飯おにぎりつき
)
ん~まいうっ!!
」
ずるずるとうどんをすする小田さん。
カメラが徐々に引いていきます。
…周囲のテーブルには、誰もいません(笑)
「遠出しま~す!」車に乗って高速を走っています。
「やって参りました、五箇山です!」(どよめき)
合掌造りの家が点在する、世界遺産です。
富山市内から、50キロ以上離れてるのでは?
広い田んぼの横のあぜ道を、てくてくと歩きます。
気持ち良さそうです。
「あぜ道を歩くのなんて、50年ぶりだよ…
金沢文庫が、こんなだったね。。」
合掌造りの家を眺める。
静かな時間が流れています。
再び富山市内へ戻って来ました。
「山王祭りは、すごい盛り上がってます!」
「私は…スタバでお茶でも飲みますか
」
カメラが再び引いていきます…お店の外から、ぽつんとカウンターで一人ティータイムの小田さんを撮影中(笑)
銅像前で、ポーズを真似っこするいたずら好きK.ODA(笑)
「呉羽山展望台にやって参りました。
さあ、いよいよライブも後半です!
盛り上がっていきたいと思いまーす!!」(拍手!
)
颯爽と登場するK.ODA。あっ中のTシャツ変わってる!と気付きました。
プレスにも、途中で着替えてるって書いてありましたね
^^
いなぴーと向かい合って弾くイントロ、『NEXTのテーマ』からスタートしました。
後半に入って、バンドの音がよりくっきりと聴こえてくる気がして、
どきどきしながら聴いていました。
ファーイーストクラブバンド、めちゃくちゃカッコいいっす!!
万作さんが~万作さんが~笑顔で叩いてる!
しびれまっす!!
バンドメンバー全員がよく見えて、カッコ良さに悶えました
『キラキラ』の時に、小田さんは「道をあけてね」という仕草をして、
ステージの端から客席に降り立ちます!
でも、ガードするスタッフの人も数人しかいないし、大丈夫かな…?
と少し心配しつつ見ていたのですが、
みなさん密かに「きゃー
」っとなってる様子で、混乱もなく、
ずっと後ろの方まで、上がって行くことができました。
後ろの人たちも、小田さんも、嬉しかったでしょうね~。
3階~5階席にも、小田さんが行けたらいいのにな…と思いました。
自分のところにも来てほしい、という訳じゃなく、
きっと、小田さんも行きたい、と思ってくれているんじゃないかと。
うーんと上の方から、一生懸命に手を振ってる人たちのところへ。
『風のようにうたが流れていた』
『東京の空』
富山~東京の空が、モニターに映し出されます。
「小田さん素敵!!」と声がかかり…
「もうちょっと前は、もっと素敵だったと思うんですけど…」(爆笑)
「はじめに言ったとおり、一生懸命、歌いました。
上の方にも、ね、届いたでしょうか。(拍手!
)
最後の曲になってしまいました。
この歳になると、また会いましょう、ということを、平気で約束することはなかなかできませんが…
またいつの日か、会える時がくるかもしれません。
みなさんも、油断しないで(笑)元気でいてください。」
大きな拍手、たくさんの声援。
「また来てねー!」「また来てよー!!」
…小田さん、一瞬、
ヤバくなかったかな?
「『ダイジョウブ』を、みんな一緒に歌いましょう。
歌い出しは…あの、その、どっちだっけ?あの笑顔。」
あの笑顔見せて 僕の大好きな
小田さんと、心を合わせて、一緒に歌います。
涙で歌えない人も、いっしょうけんめいの手拍子で。
みんな、みーんなが歌ってる!
富山オーバード合唱団、結成だ~!
私はというと、小田さんと皆さんとの合唱があまりに素晴しく、
感動の涙で歌えなくなってしまったという…
「じ、しん~(うるうる)にゃくしゃないれ~
(めためた)」
歌が終わると同時に盛大な拍手が送られ、
すぐに、アンコールを求める拍手へと変わります。
2回目のアンコールは、なんと、
小田さんがギターをかけました!!うおおお、というどよめき。
聴こえてきたのは…
『YES-YES-YES』
だあああーーーーー
3年前のツアーの思い出が、怒濤のように押し寄せて来ます。
もちろん、一緒に歌う。
この歌には、あらゆることを乗り越えていく力強さがある。
カウントダウンの時を思い出します。
あなたを連れてゆくよ 手を離さないで
小田さんの、最後の力を全部ふりしぼるかのようなシャウトに、
我々はすっかり、連れてゆかれたのでありました…
拍手は鳴り止みません。
「ほんとうに、みんな、やさしくって…
ステキでした!!」
小田さんこそ!
「思ったより体力の衰えを感じておりますが(笑)
最後に、『今日も どこかで』を一緒に歌って、終わりましょう。」
富山合唱団は、発売前の新曲だろうと、しっかりと歌います!
小田さんは、時おり歌うのを止め、みんなの歌声に聴き入っていました。
…やっぱり、
ヤバかったんじゃないのかな~?
歌い終わって、小田さんはマイクを置き、
「どうもありがとう!」そう叫んで、ステージを去ってゆきました。
拍手は鳴り止むことなく、
流れ出したエンディングの音楽に合わせて、手拍子に変わり…
「きっと また いつか」の文字に、
この日最後の、大きな大きな拍手が送られました。
富山オーバード・ホール。
客席がひとつになって歌う。
その真ん中に、ファーイーストクラブバンドと、小田さんがいる。
幸せでした。
小田さんの言葉どおり、
みんなホントにやさしくって、ステキでした!
コンサートの翌日、五箇山に行きたかったけれど、
車がないと、ということで断念。
ポートラムに乗って、日本海を見に岩瀬浜へ行きました。
ずっと向こうまで続いている砂浜には、釣り人が数人だけ…
回船問屋を見学。
この日の富山は良いお天気で、暑かったです
…
まさか、小田さんが東京に帰って行ったから