『今日も どこかで』 6/2富山オーバード・ホール・レポその3

June07 [Sat], 2008, 3:59

ご当地紀行で訪れた富山城。中は資料館になっています

小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
6月3日、富山オーバード・ホール、レポその3です。
レポその1はこちら
その2はこちら

録音録画機器は一切使用しておりません。

うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。

ご当地紀行~

「やって参りました、富山空港です。」
「富山駅です。」

次々と声をかけられる小田さん。
「小田さん?どうして富山におられるんですか?!」
「高校生の時からファンです!」

「…明日コンサートがあることを全く知りません!

」(笑)

おばちゃん「なになに…有名人?」(爆笑)

「リニューアルしたばかりの大和(百貨店)です。
ちょっと入ってみましょう。」
…すぐ出てきます。まさにちょっとだけです。
「たいそうきれいなデパートでした~」居心地悪そうです(笑)

「お祭りの前ということです

その割には人が少ないなあと思ってたんですが…すいませ~ん

「サンポーロ(商店街)に突入しました。
前に歩いた記憶が、まったくでてきません。」

(2000年、SAME MOON!!ツアーのときの映像が流れる。

「中央通りにいってみたいと思います。」
富山城址にやってきました。
「ここも、以前に来たと言うことですが、全く記憶にありません!」

(以前来たときの映像が流れる。爆笑。
季節は夏で、うちわをパタパタあおぎながら。「誰もいません~

」)

「関係者以外、立ち入り禁止~??」

 (本当に立ち入り禁止でした

「あれっ?上に誰かいるよ。(天守閣を人が歩いているのが見える)
行ってみましょう!
果たして、上がるだけの価値はあるんでしょうか?(笑)」

「上がってみました~(笑)
ふんふん…まあまあというか、思ったとおりの眺めですね~(笑)
しかし、料金が200円なので、腹もたちません~(笑)」

ニュートラム(市電)の駅に来ました。
「うわあ…ヨーロッパの市電みたいだね(わくわく

)」
意気揚々と乗り込みます。

降車ボタン近くのポールをしっかりと握って待っています(笑)
字幕:ボタンを押そうと待ちかまえている小田(笑)

と、隙をつかれて『ピンポ~ン♪』
「あっ!押されちゃったあ~~

」(爆笑)

「抜群だなこれ。」かなりお気に入りの様子。

「ファボーレ(?)にやって参りました。」(ショッピングセンター?)
(客席:えええーーー!!)
すれ違うたびに、「え、小田和正?なんでこんなところに?!」
「うそーーー!!」
そら普通にすれ違ったら驚くだろうなー。

「ファボーレは、でかいです!
サンポーロが70個ぐらい入りそうです!(笑)」

「ナチュレフーズガーデン…腹ごしらえです。
海鮮かきあげうどん、こんなのもついてます♪(赤飯おにぎりつき


ん~まいうっ!!

ずるずるとうどんをすする小田さん。
カメラが徐々に引いていきます。
…周囲のテーブルには、誰もいません(笑)

「遠出しま~す!」車に乗って高速を走っています。

「やって参りました、五箇山です!」(どよめき)
合掌造りの家が点在する、世界遺産です。

富山市内から、50キロ以上離れてるのでは?

広い田んぼの横のあぜ道を、てくてくと歩きます。
気持ち良さそうです。

「あぜ道を歩くのなんて、50年ぶりだよ…
金沢文庫が、こんなだったね。。」

合掌造りの家を眺める。
静かな時間が流れています。

再び富山市内へ戻って来ました。
「山王祭りは、すごい盛り上がってます!」
「私は…スタバでお茶でも飲みますか

カメラが再び引いていきます…お店の外から、ぽつんとカウンターで一人ティータイムの小田さんを撮影中(笑)

銅像前で、ポーズを真似っこするいたずら好きK.ODA(笑)

「呉羽山展望台にやって参りました。
さあ、いよいよライブも後半です!
盛り上がっていきたいと思いまーす!!」(拍手!

颯爽と登場するK.ODA。あっ中のTシャツ変わってる!と気付きました。
プレスにも、途中で着替えてるって書いてありましたね

^^

いなぴーと向かい合って弾くイントロ、『NEXTのテーマ』からスタートしました。
後半に入って、バンドの音がよりくっきりと聴こえてくる気がして、
どきどきしながら聴いていました。

ファーイーストクラブバンド、めちゃくちゃカッコいいっす!!
万作さんが~万作さんが~笑顔で叩いてる!
しびれまっす!!
バンドメンバー全員がよく見えて、カッコ良さに悶えました

『キラキラ』の時に、小田さんは「道をあけてね」という仕草をして、
ステージの端から客席に降り立ちます!

でも、ガードするスタッフの人も数人しかいないし、大丈夫かな…?
と少し心配しつつ見ていたのですが、

みなさん密かに「きゃー

」っとなってる様子で、混乱もなく、
ずっと後ろの方まで、上がって行くことができました。
後ろの人たちも、小田さんも、嬉しかったでしょうね~。

3階~5階席にも、小田さんが行けたらいいのにな…と思いました。
自分のところにも来てほしい、という訳じゃなく、
きっと、小田さんも行きたい、と思ってくれているんじゃないかと。
うーんと上の方から、一生懸命に手を振ってる人たちのところへ。

『風のようにうたが流れていた』
『東京の空』
富山~東京の空が、モニターに映し出されます。

「小田さん素敵!!」と声がかかり…
「もうちょっと前は、もっと素敵だったと思うんですけど…」(爆笑)

「はじめに言ったとおり、一生懸命、歌いました。
上の方にも、ね、届いたでしょうか。(拍手!

最後の曲になってしまいました。
この歳になると、また会いましょう、ということを、平気で約束することはなかなかできませんが…
またいつの日か、会える時がくるかもしれません。
みなさんも、油断しないで(笑)元気でいてください。」

大きな拍手、たくさんの声援。
「また来てねー!」「また来てよー!!」

…小田さん、一瞬、

ヤバくなかったかな?

「『ダイジョウブ』を、みんな一緒に歌いましょう。
歌い出しは…あの、その、どっちだっけ?あの笑顔。」

 あの笑顔見せて 僕の大好きな

小田さんと、心を合わせて、一緒に歌います。
涙で歌えない人も、いっしょうけんめいの手拍子で。
みんな、みーんなが歌ってる!
富山オーバード合唱団、結成だ~!

私はというと、小田さんと皆さんとの合唱があまりに素晴しく、
感動の涙で歌えなくなってしまったという…

「じ、しん~(うるうる)にゃくしゃないれ~

(めためた)」

歌が終わると同時に盛大な拍手が送られ、
すぐに、アンコールを求める拍手へと変わります。

2回目のアンコールは、なんと、
小田さんがギターをかけました!!うおおお、というどよめき。
聴こえてきたのは…

『YES-YES-YES』

だあああーーーーー

3年前のツアーの思い出が、怒濤のように押し寄せて来ます。
もちろん、一緒に歌う。
この歌には、あらゆることを乗り越えていく力強さがある。
カウントダウンの時を思い出します。

 あなたを連れてゆくよ 手を離さないで

小田さんの、最後の力を全部ふりしぼるかのようなシャウトに、
我々はすっかり、連れてゆかれたのでありました…

拍手は鳴り止みません。

「ほんとうに、みんな、やさしくって…
ステキでした!!」

小田さんこそ!

「思ったより体力の衰えを感じておりますが(笑)
最後に、『今日も どこかで』を一緒に歌って、終わりましょう。」

富山合唱団は、発売前の新曲だろうと、しっかりと歌います!

小田さんは、時おり歌うのを止め、みんなの歌声に聴き入っていました。
…やっぱり、

ヤバかったんじゃないのかな~?

歌い終わって、小田さんはマイクを置き、
「どうもありがとう!」そう叫んで、ステージを去ってゆきました。

拍手は鳴り止むことなく、
流れ出したエンディングの音楽に合わせて、手拍子に変わり…

「きっと また いつか」の文字に、
この日最後の、大きな大きな拍手が送られました。

富山オーバード・ホール。
客席がひとつになって歌う。
その真ん中に、ファーイーストクラブバンドと、小田さんがいる。
幸せでした。

小田さんの言葉どおり、
みんなホントにやさしくって、ステキでした!

コンサートの翌日、五箇山に行きたかったけれど、
車がないと、ということで断念。

ポートラムに乗って、日本海を見に岩瀬浜へ行きました。
ずっと向こうまで続いている砂浜には、釣り人が数人だけ…

回船問屋を見学。

この日の富山は良いお天気で、暑かったです

まさか、小田さんが東京に帰って行ったから