『今日も どこかで』6/3富山オーバード・ホール・レポその2

June06 [Fri], 2008, 18:35

オーバード・ホール。富山駅の目の前にある紫の建物です

小田和正ツアー2008『今日も どこかで』
6月3日、富山オーバード・ホール、レポの続きです。
レポその1はこちら

以下記憶を追いかけつつのレポです。

録音録画機器は一切使用しておりません。

うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。

←逃げてゆく記憶  

まって~!
 

『たしかなこと』を歌って、
いつもよりぐっと短い花道の先にあるステージへと移動します。

(小田さん!と声がかかる)
「あっどうも。(笑)」

「富山、で思い出すのが…
小学校の同級生の女の子で『とやまさん』ていて(笑)
かわいかったですね~。
よくからかって、泣かしたんだ

(笑)すぐ泣くんだよ。(笑)

とやまさんちは病院で。
うちは薬屋で、病気は全部、薬で治してたから、病院には行くことがなかったです。
抗生物質、死ぬほど飲まされましたからね~(笑)
そのせいで今は効かなくなったですよ。

で、たぶんケガかなんかで行ったのかな。
その、とやまさんの病院に行ったら、お父さんが出てきて。(くすくす)
お父さんに『君が小田君か。』ってゆわれまして

(笑)
怖かったですね~。
それから、いじめんのやめましたよ(笑)
…それだけの話ですが(笑)」

(メモを取り出してじいっと眺める小田さん。笑いが起こる。)
「毎回、忘れちゃうんだけど、
メモを書く時は、メガネして書いてるんですよ。
本番になると外してんのに、つい小さい字で書いちゃう(笑)

(メモを遠くに離して見つつ…すると、客席から『がんばれ!』)
「頑張ってますよ。」(爆笑)

「では、オフコースの歌を歌います。
『僕の贈りもの』を…(拍手!


これは…みんなで歌うしかないよ!
男の人にはキーを下で、ゴロゴロした声で(笑)歌ってください。
男性は、低い方で、
女性は、高い方で『♪ふゆと~』、みたいに。」

『僕の贈りもの』

最後に小田さんが「♪こころから~」とコーラスをつけてくれました

「歌ってくれた方の割合が、今までで一番多かったかもしれないね


(拍手!


たくさんの人が、一緒に歌ってました^^

『地球は狭くなりました』
たしか初日に、急遽やることに決めた…と言っていた曲ですが、
どんどんカッコ良さが増してってる!
ギターの音も、歌も、バンドも。
すげカッコいい!!

この歌をヤスさんとハモってるの、生で聴いてみたいなあ~。
凄いだろうなあ~。

「そして、次のアルバムが『この道をゆけば』(拍手!)
…予想してないとこで拍手を受けると、動揺します

(笑)

このアルバムに何が入ってるが、もうほとんど覚えてないです。
昔は、この曲はどうやって歌詞を書いて、メロディを作って、
レコーディングはどうだったか、とか細かくちゃんと覚えていたのに、
あるときから全部、忘れました(笑)
どうなったんでしょうね~」(うひゃあ~

(『別れの情景2』を歌ってくれる。)
「当時の、フォークソング的な感じの。」

「3枚目のアルバムが、『ワインの匂い』で(拍手!)」
♪『ワインの好きなその娘はいつでも…』
『ワインの匂い』を歌ってくれました!きゃーい!

続いて、

♪『たとえきみがめのまえで…』
ふいに、『眠れぬ夜』を歌い始めた小田さん!
思わず湧き起こる歓声、そして手拍子

、一緒に歌い出す客席

歌声はどんどん大きくなってゆき、ホール全体がひとつになります!

♪『愛のない毎日は 自由な毎日
  誰も僕を責めたり できはしないさー』

小田さん、途中でやめるわけにもいかず、
とうとうワンコーラス、一緒に歌い切ってしまいました!

「いや~。乗せられてしまいました(笑)」
嬉しそうな表情です^^

『倖せなんて』

「みんなが好きな歌…おふくろが、好きだと言ってた歌を。」

『愛の唄』

歌い出し「♪すぎ…(あれっ?)失礼しました~!(笑!)」
そう言ってやり直し。2回目は完璧や!

「そして、この歌にたどりついていくわけです。
じゃ、へへっ(笑)その歌を、やってみたいと思います。」

『さよなら』
大きな拍手が起こります。

『言葉にできない』
『今日も どこかで』は、ステージのグランドピアノで。
オンステージの人たち、目の前での弾き語りはたまらないでしょうね。

私は、涙がこぼれ落ちそうになるのをぐっとこらえつつ、
ピアノを弾く小田さんを、双眼鏡でガン見

←腕がぷるぷるして結構辛い
途中からは椅子に身をうずめて、目を閉じて。

ふと客席を見ると、
じっと身動きもせず聴き入っている人、
ハンカチでそっと目頭を押さえる人、
何度も手で頬をぬぐう人、
たくさんのひとたちが、
それぞれの想いを心に秘めて、小田さんの歌を聴いている。

そんな光景を見おろして、
ステージに視線を戻すと、
小田さんがピアノの前で、渾身の力をこめて歌っている。
ピアノの美しい旋律、愛情に満ちた小田さんの声。

いちど涙がこぼれてしまったら、もう後は止まりませんでした。

・・ご当地紀行を見るまでは。

いったんCMでーす。その3へつづく。~