NHK総合「にんげんドキュメント」2006年1月22日(日)23時10分~
「小田和正 58歳を歌う」
あっという間の、ツボ満載の番組でした~!
何回もリピしてたら、夜中になっちゃったよ。
ついでに懐かしの「若い広場」も見ちゃったよ。
もっと見たかったなー。
今回のLIFE-SIZEは、ぜひとも3時間はお願いしたい。2枚組で。
ではでは、以下ツボをつらつらと列挙しまーす。

■いきなりライブのシーン、しかも「僕ら」で始まる。
「伝えたいことがあるんだ」やり直しも!(喜)
小田さんが泣いてるのは台湾ライブだよね?スゲー!
やるなNHK。
しかも、クリ約では流れなかった「僕ら」「Re」「正義は勝つ」「the flag」「またたく星に願いを」を流すあたり。
やるなNHK。(2度目)
■「そして今も」
昨年7月25日のNHK「おはよう日本」テアトロンでの短いインタビューで、「そして今も」について語っていた小田さん。(レポはこちら→)
たぶん、この歌を中心に編集してくるだろう…とは思っていました。
「団塊の世代」というテーマは、いかにもNHKが好きそう。
■全長200メートルの花道、ライブで歌いながら走った距離は1.5キロ。
コンサートは一公演3時間、ひとりで30曲を歌う。
3時間で30曲、楽器を弾きつつ歌い、さらに途中で歌いながら1.5キロ走る。
あらためて言われると、普通の人間じゃないなって思う。
無理です。
■「法事が好きになってきた」って(笑)
そりゃジジイというより話好きなオバちゃんだよ!
■喉をケアし、マフラーをおなじみの「小田巻き」にしてリハーサル。
オクターブ低く歌う「キラキラ」、 たまりません!
高い声も好きだが、小田さんの低音も、張らない声も大好き。
ぼそぼそしゃべる声も好き。
要は、小田さんの声が大好きなのだ。
■「夢の中で自分がジャンプして、ベッドから落っこちた」
↑ドンキのジェットコースターから飛び降りた夢だそうで。
「何もしてない」って、痛いなら医者行ってください。
■「いつもいつも壁があって、必ずハードルがあるんだよ」
そのハードルを高々と設定するのは、いつだって小田さん自身。
もっと気楽に、低くしてもいいのに、絶対に下げない、それが小田さん。
■「個人主義」を聴いたときは、すごい衝撃を受けたなあ。
夜、車の中で初めて聴いたんだけど、す、す、す、素晴らしすぎて!
このまま夜明けまで、海までつっ走っちゃおうぜ!ってな勢いだった。

もちろんライブ定番曲満載の「MY HOME TOWN」も大好きです。
「渚 ふたりで」(マイ携帯着メロ)「let me hold you baby」(カラオケ定番)も入ってるしー♪
■NHKでも「ジジババ」発言炸裂
音楽活動を突き詰めてきた結果、予想もしていなかった、原石を見つけたと。
「お前も頑張れよ、俺も頑張るから」
いいことを聞いた(ニヤリ)同世代のファンの明るい未来のためにも、今後とも頑張って頂いちゃいましょう!
■ジムでランニング。
滴り落ちる汗までもが、さわやかであります。
きれいなフォーム。汗びちょのTシャツもかっこええ…
携帯日記によると、小田さんはかなりのスピードで走るそうで。
たぶん、いや絶対追いつけない。第一同じ距離を走れないかも。
「気管支が痛い。内出血してんじゃない」って、
痛いなら医者行ってください(2度目)
■ジムに行き始めたきっかけは。
「体力が落ちるのは…男として哀れだということじゃない。以上!」
「男として哀れ」って…すげえ悲しみを誘う言葉だの(笑)
なみだが止まらないよう…(笑)
■「声出ないと歌えない曲ばっかりなんだ。」
「ごまかしのきかない曲ばっかり。」
「調子悪いなーって思ってる時に、あれ、どうやって乗り切んだろ…みたいに思うじゃない?最後の方。そういう時、たまんねえなあ。
何回かあったんだ、1回か2回あったな。どうやってごまかせるんだろ…」
(カメラに向かって)「なぁに撮るんだっ(口元をむー、とする)」
…かわええ
■58才のありのままの自分…みたいな前フリで、歌を間違えてる所が続けて流れたけど(別々の日をつなげてます)
小田さんが歌詞を間違えるのは、今に始まったことじゃないんでは?(汗)
■「これからは思い出と友だちが勝負」の記事。ありましたね。
N○Kと朝○新聞の関係を思い起こすと、なにげに…ステキ(笑)
■同級生の方の、デスクに貼付けてあったメモに、「コストダウン」の走り書きが。泣ける。
■外苑を走る小田さんのニット帽はなかなか派手であります?
■12月21日名古屋、ツアー最終日。
我々がわくわくして待ちかねていた、オープニングの瞬間!
ステージに出るギリギリ直前まで、アキレス腱のストレッチに余念のない小田さんだ(笑)すごいね。もう「試合」なんだね。
■「やめるときはフッとやめる。」
フッとやめるつもりが、気がついたらずるずる喜寿まで…
みたいな感じで是非。
■小田さんにとって、58歳とは。
『58歳はよくスポーツ選手が言うような単なる通過点では決してないです。そして予想を上回る波瀾に富んだ数々のドラマを抱えて、思ったよりずっと早くやってきました。
こゝまで懸命にやってきて、さらに遠くを見据えるのもいゝけれど、そろそろ結論を出す準備をしないといけないようです。
団塊の世代と呼ばれるボクの同級生たちは、確かにたいへんだと思います。でも、そんな風に括ってしまうのは間違い。人はやっぱりひとりひとりなのです。世代論に関心はありません。それにしても、みんな58歳になるなんて思っていなかったでしょう。自分はもうちょっと走れそうな気がします。
2006年1月 小田和正』
■「にんげんドキュメント」。
現在58歳の小田さんが、どんな気持ちで、裏でどれほどの努力をして、
ステージに立ち続けるのか。
ずっと昔から、自分にはとてつもなく厳しい人だ、ときいてはいるけれど。
小田さんのコンサートに行く。
小田さんの歌を聴く。
小田さんの話す言葉を聞く、インタビューを、書いた言葉を読む。
そこにはいつも、小田さんのありのままがあるから。
それだけを信じて、このまま素直に、ファンやってくだけです。
■しかし、この番組最大のツボはっ!
うがいをするついでに顔を洗ったあと、洗面台の周りをタオルできっちり拭いてる小田さん(笑)
いやー思わず吹いたわい!
うがい→顔ごしごし拭く→洗面台に飛び散った水滴もきちっと拭き取る
その一連の流れが…あまりに自然で。
さすが几帳面なA型です!!