小田和正歌詩集 風うた~恋~

July03 [Mon], 2006, 2:27

買ってみた。
「恋」とか表紙に書いてあるせいで、北杜夫とカズオ・イシグロの文庫にはさんでレジに出すという、なんでしょう、まるで思春期の男子高校生のような行動に出てしまったことよ。。

『小田和正歌詩集 風うた~恋~』

オールカラー96ページ。新書よりやや横広のサイズ。
価格:税込1,260円(主婦と生活社)

全歌詞ではなく、印象的なフレーズをひとつふたつ、抜粋したもの。
一行だけだったり、途中は飛ばしてあったり、同じページに違う曲の歌詞がそれぞれ数行ずつ載っていたり。
それに、匿名的なイメージ写真がついています。
まるでコラージュのようなかんじ。

ソロになってからの小田さんの歌がメイン。「時に抱かれて」とか渋い。
オフコース時代の歌も十数曲選ばれています。

日頃、小田さんの歌詞は全部通して読む・聴くのが当然の自分にとって、編集者の意図で歌詞が切り貼りされているのを読んでいると、あれっ?ここの続きは?とか、初めのうちは思いますが、

頭の中で、小田さんの歌で再現しながら読みつづけるうち、
『NEXT』のメドレーみたいにたくさんの歌をちょっとずつつなげた、リミックス盤を聴いているような、面白い感覚がありました

結局、どこを切り取っても、小田さんの書く歌詩は美しい。
と、あらためて思わされるのです。

小田さんが選ぶ言葉は、タイトで、シンプルで、力強く、深い。
そして、なにより美しい。

最後のページに、鉛筆を手にレポート用紙に向かう小田さんの、横からの小さなショットがあります。