麦わらくまが、横浜にやって参りました~
夏休みーー!!ヽ( ´ ∇ `)ノ
…夏休みの宿題、終わってなかった。
感動の横浜から早や9日。ヤバい。記憶の古井戸が干からびかけております…
さて、小田さんツアー2014「本日 小田日和」8/6(水)横浜アリーナ2日目。
この日も暑い暑い東京・横浜です。これ危険な暑さです。
御当地巡りはあっさり棄権(根性なし)
以下、横浜アリーナ2日目レポレポ。思い違いや抜け、創作箇所も多々あるかと。
・・・
以下ネタバレです。詳細を知りたくない方はご注意ください。
録音録画機器は一切使用しておりません。すべて個人の曖昧な記憶に基づくもので、実際とは大きく異なります。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。
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18:37、2日目のコンサート、開演です。
♪そんなことより 幸せになろう
♪キラキラ
♪やさしい雨
「どうもありがとう!クソ暑い中、本日 小田日和に来てくれて、ありがとうございます。
その気持ちにこたえるべく、
…ちょっと、歌詞を、間違えるかもしれませんが(笑)
がんばります!(拍手)
若いアーティストなら、(コンサートが)1本、1本終わるごとに、次が見えてくると思いますが
わたくしなどは、1本、1本終わっていくと、寂しい気持ちになります。
そんなことはさておき、(さておくのか!)
バイオリン、金原千恵子。」(唐突なメンバー紹介にウケる客席。)
メンバー紹介が終わって…「暑いですが、春の歌を。」
♪Re
歌が終わるとすぐ、走って左の花道へ。
「Re」のアウトロが終わるまでに、スタッフからギターを受け取り、次の曲のスタンバイを終えます。
歌って、走って移動して、息ぎれすることもなく。
なんという、ギリギリのタイムテーブルで動いてるんだろう。
一曲でも多く歌うために…と思うと、その姿を見てるだけで泣きそう。
ところが…次の曲が、すぐには始まらない様子。
「ちょっと、機材がトラブっておりまして…」ちょ、機材!小田さんの努力を無にしおって!(笑)
照明が明るくなりました。
「しゃべれってこと?」
小田さん、機材が直るまでMCでつないでいただきます(笑)
「ステージでしゃべるのは、なかなか納得するような話は無い。
普段から街を歩いて、なんか面白いネタはないかな…
見つけて、書いとこうと思うのに、忘れちゃう(笑)
それが、私の、典型的な日常であります。(笑)
…どうでしょうか?OK?(まだ調整してる様子)(所在なさげに待つ小田さんがかわいい)
…◯◯はダメって言ってるけど、いいんだろう?OK?はい。」
今は もう…
せっかちな小田さん、間髪入れず歌い始める。こっちが心の準備できとらん(笑)
♪やさしい風が吹いたら
「何をしゃべりますかね。ネタがいっぱいあって…
次に歌う歌は、今やってるテレビドラマの主題曲です。
依頼を受けた時から、なぜか、ずっと(NHK)BSの時代劇だと思って作っていた。
コンサートツアーが始まってから、「BSで…」と言ったら、
お客さんが「(NHK)総合ですよ」「えー?!」(笑)
じゃ、総合だったら、作風は変わったのでしょうか(笑)
もしかしたら、もっとシンプルになっていたかも。
では『吉原裏同心』の主題曲を。」
♪二人
歌い終わって、次の曲のため、ウクレレを渡されている間…
客席「小田さーん!」 小田さん「へへっ
」
明治村のVTRが流れます。「明治村のために(笑)曲を作りました。」
♪この街
歌い終えるとすぐ、早足でグランドピアノまで移動。
♪東京の空
この時に天井に投影される、空や雲のようなかたちをした照明がとてもキレイで
小田さんの歌声とあいまって、ほんとうの、横浜の夏空を見上げてるような気持ち。
「がんばっても がんばっても うまくいかない…」という歌詞に、ずっと抵抗を感じていた。
がんばるって…どれほど頑張れば、がんばったと認められるんだろう。
自分には、この曲を聴く資格はないと思っていた。
でも、年とったからか(笑)以前より、構えず素直な気持ちで聴けるようになりました。
ため息をついてふと空を見あげた時、もしかしたら、遠くの誰かが、同じ空を見てるかもしれない。
♪たそがれ
「東京の空」、からの「たそがれ」。
この流れ、すごくいいですね。
間奏、いなぴーのギターはカッコよく、Ah~のコーラスは切なく。
このまま残して欲しいです。
♪たしかなこと
忘れないで、の時に一瞬、声が辛そうな表情になりましたが持ち直し。
すこし掠れ気味の声がまたよくって、低音がよく響いて、
小田さんのセクシー低音スキーには、たまらなかったです…(*´Д`)
小走りでメインステージに戻り、万作さんのドラムから。
♪明日
♪その日が来るまで
この日は東北から友人が来ていて
今同じ会場で、小田さんのこの歌を聴いていると思ったら、涙が止まらなくなりました。
札幌レポでも書いたけれど、小田さんが一年たってやっと書いたというこの曲は、
乾かぬ涙のあとがたくさん残っていて、
その悲しみ苦しみの涙と向き合えない私には、この曲を聴く資格はなく、
きっと「東京の空」のように、腑に落ちるまで長い時間がかかるんだろう。
♪愛になる
御当地あけの一曲目がピアノ、って新鮮ですなあ~
あいかわらずイントロの帝王は健在であります。
小田さんが呻吟し作り上げた、肝となる曲の主メロをピアノで。
なんでこんなに、きれいなだけではない、悲しみも慈しみもたたえた旋律を生み出せるのか。
やがてストリングスが入ってきて…重なってゆく音、小田さんの歌声…
なんと美しい…
ここからは一気に。
♪the flag
♪風と君を待つだけ
この日はちゃんとツアータオル持ってた!足りた!
コーラス部分を歌ったけれど、やっぱり最後は泣いてしまった。
♪愛を止めないで
2日目は初めから歌ってる人が多かったかも。
これもう合唱曲でいいんじゃ。小田さん休んでていいよ~(笑)
♪Yes-No
♪ラブ・ストーリーは突然に
そして、一日目と同じように、小田さんは花道を降りてアリーナを突っ切り、スタンドへ。
(よかった~会場に怒られなかったのな。)
昨日ぜんぶ回りきれなかった反省からか、わりとテンポよく進んでらっしゃいます
(笑)
でも、すぐに埋もれてしまって、姿が見えませ~ん(笑)
私は、スタンドの真ん中部分を横切っている通路の近くにいて、もしかして、ここを通るのかも?
でも姿は見えないし…と、いつものように手拍子をしていました。
と、周囲が急にざわっ…っとしたかと思うと、
ゆるやかなカーブの向こうから、ふいに、ピンスポットに照らされた、小田さんの姿が!
おおおおおおださん!そこにいるじゃんーーー!!Σ( ° 口 °
急に姿を現すもんだから、心の準備ゼロ
(笑)
小田さん、歌いながらみるみる近づいてきて、もうすぐ前をゆきすぎる…と思ったら
通路をはさんだ、友達の前あたりで、
たっ たっ たっ 立ち止まったー!!(このへんスローモーション。)
君を抱いていいの、好きになってもいいの
しばらく、その場で、みんな一緒に跳ねながら、歌った。。と思う。。
記憶が飛んでいる。。
ものすごく、長い間だったような気がするし、
あっという間だったような気もする。
小田さんの茶色い瞳は、キラキラと輝いていて、
たくさんの観客に囲まれ、リズムを取りながら、とても楽しそうに歌っていて、
恐ろしいくらいに、イケメンで(笑)カッコ良かった。
一瞬の姿が、脳裏に焼き付いている。
小田さんありがとう、と言葉にはできなかったけれど、
あの場でみんなと一緒に歌ったことで、伝わっていればいいなあと思う。
小田さんが通り過ぎていったあと、半ば放心状態で、その姿を目で追っていたら
階段をどんどん上がって、車いす席のところまで到達し、
ひとりひとりと握手をかわして、また次のブロックへと突入していった。
それは札幌の時もそうだった。
いつか車いす席の真後ろの席で、間近でその姿を見たことがある。握手をする小田さんは、とても優しい笑顔だった。
スタンドをぐるっと周り、花道へ戻り、さらに花道を走る小田さん。
だから走っちゃダメだってば(笑)
でも我慢できなかったんだね。ホームタウンの横浜だもんね。
「走らないように気をつけていたのに、走ってしまいました…」(笑)
ネイザン・イースト氏とのメールのやり取りの話から。
「つい先だっても、他愛のないメールがきましたけど…(笑)他愛のないメールって何だ(笑)」
♪mata-ne
♪言葉にできない
♪彼方
あのスタンド突入から続く、圧巻の曲たち…
小田さん、歌う順番まちがえてやしませんか。これ辛いでしょう。絶対に辛すぎる。
スタンド突入(はちゃめちゃ)からの花道ダッシュ(はちゃめちゃ)からの、
「mata-ne」「言葉にできない」そして「彼方」なんて…
小田さんドSか!自分にもドSか!
♪今日も どこかで
小田さん、みんなに歌わせます。まかしといて!発売前から歌わされてたから!
6年前の横アリで、隣の人に「この曲は何ですか?」ってきかれたなあ。
「朝はNHKじゃなくフジテレビを見て覚えて…」と説明して。
さらに、大サビは全員で。なんだか懐かしい。
みんなで歌うの、嬉しいね。
「本日 小田日和、2日間もあったけど、あっという間に終わっていきます。
さっき、若いアーティストは、終わったらまた次のことを考える…とゆったけど、
私も、別に考えてないことはないんですが(笑)
(大切なことは太字で)
でも、みなさん、ボクとほとんど同じような年齢で…ね。
身体に気をつけて、心にも気をつけていれば、
またきっといつか、会えると信じて。
今日はどうもありがとうございました。」
♪やさしい夜
・・・
アンコール一曲目。
小田さんたち登場、エレキギターをかけるのを、固唾を呑んで見守る客席…
「シーンとしてしまいました(笑)
横浜アリーナは今年25周年、そいで、ま、25年前というと、あの…
『あの(オフコース)』だって(笑)ボクの、オフコースが解散していた年で。
(『あの』『ボクの』オフコース、という紹介に悶えた人、手え挙げて~
)
ここ(横アリ)でやったことが無い…あっ?…ないない。
解散はしたくなかったし、仲良くやっていきたかったけど
若気の至りで、解散してしまって。
それで、もっと近くに…(妙に発音よく)『as close as possible』(笑)(最近の小田さんブーム)
冗談です(笑)
もう一回、心を合わせてやっていこうとしたんですが、願いは叶わず。
その時に作った曲をやります。」
♪もっと近くに
東京体育館以降、この曲をアンコールでやるようになってから、必ずこの話をする小田さん。
少し前までは、横浜のコンサートといえば「ヤス」「ヤス」連呼してましたよね。2005年くらい?
それが、名古屋でのヤスさん宛ての手紙につながり、
『君のこと』という曲に結実したと、思っています。
もしかして…小田さん、今あらためて、4人時代のオフコースに決着というか…けじめをつけようとしているのかなあ。
解散以降、小田さんからは、ネガティブな話しか出てきませんけど(笑)
でも、ファンからは、真剣に愛されてた。5人が4人になって、バンドがうまくいかなくなっても、最後まで決して離れなかったファンが、たくさんいたんですよ。
だから、こないだの松尾さんの「せつなくて」の小田さんピアノとか、ほんっと嬉しかった。
この先、何かが変わる時が来るのでしょうか。
まあとにかく、「もっと近くに~as close as possible~」は超カッコいい曲なんで!
アンコールで聴けるのはとても嬉しいです。バンドっぽいし。バンドが生き生きしてる!
♪またたく星に願いを
前日の『ダイジョウブ』からまた☆に変更。小田さん、走り回りまくり!!
すっごい元気!もうヤケだーー!ってくらい元気!!
横浜ということで、きっと知り合いがたくさん来てるんだろうな~。
花道から、いつもよりあちこちに降りてました。
小田さんの元気につられて、私もジャンピングワイパー、完走しました!辛かった!ヽ( ´ ∇ `)ノ
・・・
アンコール2回目。
「『小田日和』は10曲、今まで9曲やりました。残りの1曲をやりたいと思います。」
♪今のこと
今だから見える 景色がある
今だからきこえる 言葉がある
ずっと長い時間を、共に歩いてきた人、もの、街への思い。。
「今のこと」を横浜で歌うことは、きっと、小田さんにとっても特別だったと思う。
今日の客席にいるであろう、小田さんと縁ある方たちにも…
♪YES-YES-YES
♪hello hello
「YES-YES-YES」の大合唱はもちろんのこと、
「hello hello」でも、途中で皆に歌わせようと、マイクを持った手で客席を指さし(意味:君らも歌え)
その仕草がたいへんにツボだったことを書いておかねばなるまい。
横浜アリーナ、たくさん歌いました。
hello helloの曲終わり、メンバー紹介。
最後に「小田 和正でした!」大拍手です。
小田さんはピアノへ…
♪生まれ来る子供たちのために
多くの過ちを… (拍手が湧き起こります。)
夏はやはりいろいろなことを考える季節で、この日は朝から広島のニュースをやっていました。
きっと観客それぞれの胸に去来する思いがあったかと。
小田さんの声が横浜アリーナに響いて、すうっと消えていって…
ピアノ前から立ち上がり、小田さんが帰っていきます。
もう一度、3回目のアンコール。
小田さん、栗ちゃんが帰ってきました。
中央のグランドピアノへ。
♪my home town
たくさんの仲間と、愛情に囲まれて。
横浜で歌う、「my home town」。
横浜の小田さんは、やっぱり特別で、ときどき少年のように見えて、
いつもよりほんの少し、頑張っちゃってました。
次に横浜でこの曲を聴くことはあるんだろうか…と考えたけれど
「ある」以外、考えつかなかった。
横浜はいつでもここにあって、小田さんの帰りを待っている。
「(次のことを)私も、別に考えてないことはないんですが…」(大事なことなので2回)
本日 小田日和から、明日も小田日和へ。
次の横浜でのコンサート、楽しみにしています。
作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用
【本日 小田日和 2014年8月6日(水)横浜アリーナ2日目セットリスト】
そんなことより 幸せになろう
キラキラ
やさしい雨
Re
やさしい風が吹いたら
二人
この街
東京の空
たそがれ
たしかなこと
明日
その日が来るまで
ご当地
山下公園・マリンタワー・港の見える丘公園・山手駅・聖光学院・三渓園
金沢の海岸(八景島を望む)・称名寺・野島公園
愛になる
the flag
風と君を待つだけ
愛を止めないで
Yes-No(アリーナ席(スタンド)突入)
ラブ・ストーリーは突然に(アリーナ席(スタンド)突入)
mata-ne
言葉にできない
彼方
今日も どこかで
やさしい夜
(アンコール1)
もっと近くに
またたく星に願いを
(アンコール2)
今のこと
YES-YES-YES
hello hello
生まれ来る子供たちのために
(アンコール3)
my home town