オフコースの夢をみた

May12 [Fri], 2006, 22:21

朝方、オフコース武道館ライブの夢を見た。
といっても、ライブビデオを巨大スクリーンで、大音量で武道館で見ているという(^^;)
でも、なぜかメンバーは全員楽屋にいる(とわかっている)ので、
超満員のファンが、必死でアンコールを叫び続けている。
もういっきょく!もういっきょく!

で、目が覚めた。しばらく現実との区別がつかなかった。ぼー。

そのような夢を見た原因のひとつは、
昨日写真でみせてもらった(見るだけ。)第3回ヤマハライトミュージックコンテストのLP『GRAND PRIX / FOLK』のせいだと思う。

ジ・オフコース、赤い鳥などの音源が収録されている。
聴いてみたいけど貴重盤すぎて(しかも所有者は友人の上司)お願いできなかった。。

もうひとつの原因はLIFE-SIZE2005。

2005年4月、『そうかな』レコーディング。
『正義は勝つ』のコーラス部分を、スターダスト・レビューの根本要さんと小田さんとで歌っている途中で、根本さんが「涙出てきた」と。

小田さん「泣くなよ~泣いてるよ(笑)」

根本さん「中高生の時に聞いてたさ、ヤッさんの役を俺が自分がやってたような気になっちゃって」(笑)「小田さんの声と俺の声が一緒にユニゾンしてるー!と思ったらさ、なんか涙出てきちゃった」

根本さんの愛ある言葉に、NHK教育「若い広場 オフコースの世界」
(1982.1.3放送)が見たくなる。
『over』レコーディングが佳境を迎えたスタジオ。
小田さんとヤスさんが並んで座り、それぞれのマイクに向かって
『愛の中へ』のコーラスを歌うシーン。

(字幕:小田和正と鈴木康博のコーラスの美しさは
    オフコース結成以来高く評価されている)

美しい、とはまさしくこういう時に使う言葉だと思う。
完璧なハーモニー。
声と声とが重なり合って美しい音楽へと構築されていく、その瞬間の映像を、記録に残してくれたことに感謝する。
放送から20年たって、DVD化してくれたのも感謝の極み。

「若い広場」鑑賞の後、現在の小田さんの貴重な記録、ライフサイズに戻り、昨年のツアー映像をうるうるしながら見る。
そのまま眠って、かような不可思議な夢を見たらしい。