小田和正ドームツアー『きっとまた いつか・今日もどこかでFINAL』
12月6日(土)ナゴヤドームレポの続きです。
レポその1はこちらレポその2はこちら
明日の京セラドーム大阪ファイナルまでに書き終わるかな~
以下ネタバレです。録音録画機器は一切使用しておりません。うろ覚えの記憶に基づくもので実際の内容と同じではありません。
替え歌を歌わなかったことを後悔してる(笑)話から…
ドーム中央のステージに移動し、いなぴーと二人で並んで座ってギターを持ちます。
このだらだらやるコーナー、大好き!毎回とっても楽しみなのです。
「曲は大事ですが、タイトルも大事です。
その時、勘でつけたタイトルも、今思うとそうでもなかったり…
『恋は大騒ぎ』というタイトルの曲をやります。」
『恋は大騒ぎ』
たのしーーー!!
去年の京都音博でずぶ濡れになった思い出が浮かんできます。
くるりと小田さん、豪雨を呼ぶ男たち(笑)
激しくなる雨の中、歌ってる小田さんたちも楽しそうでしたが、観客の我々もヤケになっちゃってすごい楽しかったよ!
座りスタイルでのアレンジがいいですねー。
ソロ初期の曲も、こんな感じでどんどんやって欲しいです。
キラキラツアーの『勝手に寂しくならないで』とか、雰囲気が変わって面白かったなあ
「いまやった『対旋律』、対旋律っていうのは
♪泣いて、泣いて /♪こーいーすーる(を同時にやる)みたいの。
全部つけたくなっちゃう(笑)
やりすぎると、何がなんだかわからなくなっちゃって(笑)
だから最近は我慢してる(笑)」
「ツアーでマイナーな曲をやったら喜んでくれた。ディープなファンの人も知らないようなのをやって。
最初のシングルは『僕の贈りもの』(拍手!
)
お?…一緒にうたいますか~?(拍手!!
)
では、春に向かってるということで、1番を歌いましょう。
わかんない方は黙ってていいですから(笑)
♪冬と~夏の~間に~、ですよ。なんか乗ってきましたねー!!
(笑)
では『僕の贈りもの』」
『僕の贈りもの』(みんなで。小田さんは伴奏。)
東京ドームでは『僕の贈りもの』の合唱がなくて寂しかったから、嬉しくて、思い切りお腹の底から声を出して歌ってみました(まわりのひとごめんね
)
小田さん、途中ギターがぴにょん、となりましたが(笑)最後にコーラスをつけてくれました。
「2枚目のシングル『もう歌は作れない』を歌います。」
『もう歌は作れない』
バンドの音もコーラスもしっかり入って、LBバージョンよりもオリジナルに近いような気がしたけど…どうだったでしょうか。
『もう歌は作れない』本人さんも(人か!)まさか34年後に、こうやってドームの中央で歌われるとは思ってなかっただろうなー。
だらだらコーナー最高!
「それでは、それ以降の曲を何曲か、メドレーでやります。」
【メドレー】
東京ドームでは「うちのおふくろが好きだった…」と紹介がありました。
『夏の終り』
ストリングスと一緒に。モニターにはオフコース時代の写真が次々と。
小田さん、ヤスさん、海、二人でギター、小田さんがピアノ、
ファミリーコンサート、ツアー移動中の小田さん、
5人の写真は『FAIRWAY』の頃?
そして…
決してもういちど この手で触れてはいけないもの
真夏の陽射しの下、5人が肩を組んで、Tシャツに短パンで並んで笑っている、大好きな写真。
…そんなことわかってる、わかってるけど。。
小田さんのイケズぅ~
(笑)
『眠れぬ夜』
今度は懐かしい映像。
5人が浜辺で海パンで整列、海に向って走る
(うきゃーーー
)
はい、うち帰ってから探しましたよ~DVD。発見しました!
みんな微妙な海パン姿がかわゆし
(笑)
『若い広場』から、『over』レコーディングの様子…
涙が出るほど懐かしい『NEXT』…ああ大好きだった、好きすぎて全部のシーン鮮明に覚えてます。小田さんプロゴルファーだし(笑)
『眠れぬ夜』コーラスのとこ、リハ中に5人でごちゃっと固まって
わーい!ヽ(´ ∇ `)ノって楽しそうにやってるのがもおおお大好きで、
今回も歌終わりにその映像を持ってくるのがこれまた、たまりませんです!ふがーー!小田さんのイケズっ!!
(2度目)
『こころは気紛れ』
この曲も、弦がフィーチャーされて新鮮なアレンジです♪
89年のオフコース東京ドームでも演奏してました。
小田さんお気に入りかな
『風に吹かれて』
97年ツアーでも歌ってましたが、今はさらに力が抜けた歌い方をしていて、しみじみいい感じです。
情感溢れる小田さんの声に、園山さんのサックス、弦が重なって…うわああ…もうどうにでもしてくれ~!!(悶)
メドレーなのが惜しいです。フルで聴きたい!
『やさしさにさようなら』
LBバージョンで。2番からだったような。
小田さんの優しい歌声が、天井のスピーカーからドーム中に降り注いできます。小田シャワー浴びまくりです。。
『between The Word & The Heart -言葉と心-』
この曲を、ストリングスつきで聴けるなんて…感激です。
どんなオケより豪華だよ!
長寿番組「渡辺篤史の建もの探訪」テーマ曲なんですよね。20年テーマ曲が変わらない、というのはすごいことなのでは。
関東は日曜朝6時ですが^^;見やすい時間帯の地域もありますよね。
このアルバムは好きな曲が多いのでまた取り上げてほしいなあ。
『ためらわない、迷わない』とか『一枚の写真』とか。
と、中央のステージ横にグランドピアノが出現しています!いつのまに!
(毎回気づかない。)
「今歌った曲は、『建もの探訪』という番組で使ってくれる人がいて。
あ、これだ!ってつながってく…ありがたいことです。」
「若いときは、何を歌にしていいかわかんなかった。
けど、つっぱってたから…何かと気に入らない。日本も気に入らない。
でも好きだから心配で。そんな気持ちを歌にしました。」
『生まれ来る子供たちのために』
小田さんがピアノの前に座り、
青い光がドームの天井一面を照らします。
うねる波間をゆく一隻のヨット。
東京ドームで「聖堂で聴いているかのよう…」と書きましたが、
「大聖堂」ですね。まるで大聖堂で聴いているかのように、ドームいっぱいに反響する澄み切った歌声に、荘厳、という言葉が浮かぶ。
小田さんは、本当に、ひとりの人間なのかなあ…
『言葉にできない』
光を集めて、その中心に小田さんがいる。
一瞬、周囲に5万人近い人がいることを、忘れました。
誰のせいでもない 自分がちいさすぎるから
それが くやしくて 言葉にできない
歌う小田さんと、自分と。
心の中の風景にいるよう。
あなたに会えて ほんとうによかった
嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない
風に揺れるひまわりが映し出されました。
涙がぼろぼろぼろぼろこぼれてくる。
打ちのめされました。
ひまわりが揺れている、ただそれだけなのに、どうしてこんなに悲しいんだろう。
小田さんの歌にも感じる、静かで明るい哀しみ。
それと同時に、体中に、温かな想いが満ちてくる。
小田さん、ありがとう。。
何度となく聴いている小田さんの歌だけれど
いつも今日聴いたのがいちばん良かったって思う。
今まででいちばんの、いちばんの
『生まれ来る子供たちのために』『言葉にできない』だった。
ピアノから立ち上がって、花道を歩いてゆく小田さんに、大きな拍手が注がれる。激しく手を叩きながら、ふとこのまま小田さんが消えてしまいそうな、不安な気持ちになる。
ずっと、こうして、小田さんの歌を聴いていたいと、心から願う。
ずっと、いつまでも、歌っていてほしい。
ずっと、みんなと一緒に…
…ドームの追加公演してほしい(どさくさ)
作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用