2015/8/20(土)野外最高!小田和正大阪万博公園(ネタばれあり)その1

August22 [Mon], 2005, 16:30

小田和正ツアー2005 ”大好きな君に” in 大阪万博公園もみじ川芝生広場。8月20日の感想いきまーす!ネタばれ。曲順等はあやふや。

とにかく、

野外サイコー! 

小田さんサイコー!

自然が似合う男・小田和正

たしかなことっていい歌だな~

我々がどんだけ幸せになったか、この胸の熱い想いを小田さんに伝えたい!

ああ思い返しただけで熱くなる。万博公園も暑かった。死ぬ?とか一瞬思いました。3日間カチコチに凍らせたポカリを新幹線輸送して持ち込んだおかげで、なんとか生き延びました。
大阪はカラリと晴れた青空。真っ白な入道雲。日射しが肌に痛い。
まるでビーチにいるような、熱い空気。
芝生の上は遮るものなく、直射日光が照りつけます。

ビニールひもで細かく区切られたブロック。
前日にその会場を見た小田さん曰く、

「家庭菜園みたいな」「休日のお父さんがやってるやつ」

だそうです(笑)

スクリーンに気合いを入れるメンバーの姿が!
小田さん登場だよ!真夏の太陽をさんさんに浴びて、てくてく花道を歩いてるよ!

普通すぎ。ほのぼの。。

スタートは「真夏の恋」。ひょー!
みんな一気に盛り上がって総立ち!

そして、「ラブ・ストーリーは突然に」で、長く伸びた花道を走り出す小田さん。
ステージ向かって右の花道先端まで、えっ?!来るぞくるぞくるぞ~!
うひゃー!目の前に小田さんが!
す、すぐそこに小田さんが!

強い日射しを真正面に受けて、日に焼けた顔に大粒の汗を流しながら(もちろん体を反って)歌う小田さん!

最近はすっかりおじ様になられて…と思ってましたが(失礼)、間近で見た瞬間思ったのは

超かっこいい(真顔)

まだまだ現役アイドルいけるかも(違)

…冗談はさておき、本当にカッコ良かったでございます。アーティストとしてだけではなく、アスリートのカッコ良さ。
ライトではなく、真夏の太陽に照らされた小田さんは、本っ当に生き生きと輝いてました。  

そして、あっという間に、横のスロープを一気に駆け下り、ブロックの間の芝生の上を突っ切り、左側先端の花道に向かって走る!
雪崩を起こすように駆け寄る観客。
しかし、

小田さん、足、速っ! 

不届きな客が追いつくようなスピードじゃございません。アスリートの速さです。
あちこちで「小田さん走るのはやーい!」と驚嘆の声が上がる。
普通あのスピードで走ったら、アキレス腱切る人続出でしょう。
歌いながら、猛スピードで(笑)花道を走り回り、ラブ突を歌う間に会場一周。

「夏の日」。園山さんのサックスが、青空の下に響き渡ります。
気持ちいい~!この暑さが気持ちいい!

「こんなくそ暑い日に、こんなへんぴなとこに来てくれて、このマイナスをプラスに変えるべく頑張りたいと思います。」

へんぴって、梅田から30分ですから!全然都会ですから!
小田さんに会えるのはプラスしかありませんからー!

ステージからは遠く、スクリーンを見ていることが多かった。
画面に映る、歌っている小田さんの背景には、真っ青な空や、緑の木々が風にゆれているのが、一緒に映し出される。

徐々に日が傾くにつれて、うっすらと赤く染まってゆく空と、日射しを反射し光る雲、そして夕日を受けて歌う小田さんが映る。
それがとっても良かった。
それだけでも、野外ライブっていいな。と思いました。
演奏しながら、時折遠くのほうを見て微笑んでいた小田さん。
このスクリーンの映像DVD欲しい!とさえ思った。

ご本人もMCで言っていましたが、
小田さんの歌は、自然の中で聴くのにとても似合う。
風。緑。空。
小田さんの歌には欠かせない、美しい言葉たち。
それらの美しい言葉で綴られる歌を聴いていると、周りの景色が、よりいっそう、素敵なものに感じられてくる。

そして、小田さん自身が自然児なのか?太陽の光を受け、風に吹かれている小田さんは、今までで一番、気持ち良さそうに見えました。

さて、やたら長いライブレポ続き~

花道の右に移動して、ギターで「たそがれ」「さよなら」。
時折りマイクスタンドを自分で持ち上げて、向きを変えながら歌ってくれた。
やさしいなあ。

「このくそ暑いのにさよならもないと思ったんですが、歌ってしまいました(笑)」

花道のセンターステージに移動し、のんびりムードで歌います。
ここで「僕は座りますよ。みんな座ったら?」と。
みんな一斉に体育座り(笑)

この辺りから、暑さで朦朧としてきたため、曲順不同。MCも正確ではありません。

・「夏の野外と言えば、思い出作りです。」
みんなで「夏の思い出」を一緒に歌おう企画!
歌っていると赤とんぼが飛んで来た!

「野外コンサートで、オフコースのとき、田園コロシアムでやったんだけど。雨が降って、当時は今みたいにかっぱ着たりしないんだね。傘さしてんだよ。で、傘持ってるから拍手とかできないの。
お客さんは一杯なのに、なんかシーンとしてんだよね(笑)」   
「昔、初めてやった野外は、羽田空港のビアガーデン、みたいなとこでライブやったんだけど、もうひとつは安岡力也のいるバンドで(笑)とっても怖かったですねー(笑)
そこでぼくらは『冬とー夏のあいだにー♪』とかやってんですけど、飛行機はうるさいし聞こえやしない(笑)客も聞いちゃいない、みたいな(笑)」

「今までで心に残った野外といえば…つい先日のテアトロンとか。富士急でチャゲアスとやったやつも良かったね。二人は良かったかどうか知らんけど(笑)あと事故後の海の中道。」

・「夢で逢えたら」
鈴木雅之さんがゲストで来てくださるはずだったのが、体調不良のためお休みに。
「せっかく練習したので、彼の回復を願って、一人で歌います。でもうろ覚えなんだよなー」
案の定、途中かなり怪しかった(笑)
なんとかギリギリアウトで(?)歌い終わったあと、
「マーチンも草葉の陰で喜んでいることでしょう(笑)」

・「HOTEL CALIFORNIA」
「復活したイーグルスを見て…」とか言ってたような。強い西日がカリフォルニアぽくてぴったりじゃ。

・「僕らの夏」
「高校野球、今日あたりやってるんでしょうか…どっち勝ったの?東京でしょ?北海道?じゃあ面白いね」
これは武道館では聴けなかったので嬉しかった!

・「銀座カンカン娘」
「なーんとかね、暗くなるまで引っ張りたいんですよ」とかいいながら。
これもみんなで歌いました。
日が傾いては来ましたが、まだまだ西日はガンガン(笑)

あと何か歌ったかな?

花道左のキーボードに移動し、

・「秋の気配」
「みんなが聴きたい曲と、こちらがやりたい曲っていうのはなかなか一致しないんですが、この曲はきっと、みんなが聴きたい曲じゃないかと思います」
歌い出すと拍手が起きます。

・「風のようにうたが流れていた」
聴けば聴く程、好きになる。でも、今日ほど心に響いたことはないかも。

「あの夏の空 きらめく海も 忘れかけてた 青い恋も」

小田さんが歌っている時、ふと見上げると、
少しだけ暮れ始めた夏空が広がってた。その瞬間に、さあっと涼しい風が吹いて、
再びスクリーンに目をやると、キーボードを弾く小田さんのバックに、同じ空が映っていました。
ああ。なんていい歌なんだろう…

「たしかなこと」のあと、
御当地紀行、大阪万博公園編に続く~!
まだまだ続きまーす!その2はこちら。

「僕の贈りもの」「風のようにうたが流れていた」

作詞・作曲 / 小田和正 より歌詞一部引用