久々のさいたまスーパーアリーナ、でかい!
5階席?天井近くまで、ぎっしりです。
小田さん登場に、客席の拍手も、歓声も、大きい!
小田和正ツアー2016 君住む街へ
2016年6月14日(火)さいたまスーパーアリーナ。
2005年「大好きな君に」クリスマスの約束(中居ゲスト)の収録以来、11年ぶりの会場です。
ツアー始まって初の首都圏でのライブ、盛り上がりました~!
そして…小田さん、どんだけスタレビさん大好きなんだ。
以下、初日のMCメモなど。
一部、曲などネタバレにふれる所がありますのでご注意ください。
※当ブログにおける全てのライブに関する記述は、録音録画機器は一切使用しておりません。
すべて個人の記憶に基づくもので、実際とは異なります。
正確な内容は音楽系情報サイトなどを参照ください。
・・・
オープニング、
紺のスニーカーをきゅっと後ろに蹴りあげる仕草に、気づいた人たちが軽く悲鳴(笑)
「こころ」の2番で、1番のサビを歌っちゃった小田さん/(^o^)\
そうかそんなに、君が好きかー*\(^o^)/*
大サビ、上からいこうとしてましたね♪
「ツアーが始まって一ヶ月以上たちましたが、ようやく首都圏でのコンサートです。
緊張している場合ではありません、最後まで盛り上がっていきたいと思います。
リハーサルの時、あんな高いところに椅子が、席があるのか…と思ってたら、みなさんがいる。
そこまで届くように頑張ります!(拍手!)」
花道先で、オフコースの歌を歌い終えて…
「正直に告白しておきますが…何か、間違ったようです(笑)」
はい、みんな気づいてたー*\(^o^)/*
でも、あんな長い花道の先で、手拍子の音はすごくて
(会場中が熱くてすいませ~ん)
大変だと思う…だからといってイヤモニの音量はあまり上げてほしくない心配性のファン^^;
「さいたまで、僕は思い出すのは、浦和市民会館。40年くらい前?
まだスタッフもついてなくて(移動など)自分で全部、ひとりでやっていた。
自分で言うのも何ですが(笑)ちょっとずつ、人気が出てきて(笑)
単独ではなく、いろんなアーティストが出るコンサートで、
駅前にいっぱいお客さんがついてきて、
そしたら、ホームまで攻め込んできて。
僕は、お腹が空いていて、駅の立ち食いそばを食っていたら
(ファンに)囲まれまして。(笑!)
周りのサラリーマンたちが、こいつら何だ?というような目で見てまして。。
それを思い出します。」
駅のホームで小田さんが立ち食いそばを食べ…それを囲むファン…とサラリーマン…
そりはぜひ、引きで見てみたい(笑)
「自分で言うのも何ですが、次の曲もたぶんオフコース…(笑)
立ち食いそばを食ってた頃より、たぶん後になりますが。」
「最近は、口を開くとすぐ”年をとった”と言う話になるから、できるだけ話さないようにしている。
ほんのちょっと前、スタレビの根本要と食事しまして。
あいつがよく言うのが『ハンサムで、人気のあるアーティストは、許せない』(笑)
『振り返って見るに、小田さんは、ギリギリ許せる』(爆笑)
オレだって昔はけっこうキャーキャー言われてたんだぞ!
と、言おうと思いましたが、
言いませんでした」(笑!笑!)
客席からは「かっこいー!」「今もかっこいいー!」とたくさんの声が
小田さん「いやいや。」
今も十分、キャーキャー言われてます
「浦和の駅で、立ち食いそばを…そばは熱いし、みんなに囲まれて、
サラリーマンになんだこいつ、って目で囲まれて、いたたまれなくて…すごい汗をかきました。」
ご当地紀行は、埼玉といえばスタレビ、ということでいろいろと
レポは後ほど。
・・・
風船をてけてけ押しながら花道をまっすぐ行って、客席に押し出す小田さん
会場が広くて、風船がなかなか小田さんのところに来なかったので、
小田さんがたくさん風船と絡めますように( ^ω^ )
花道の下では、大勢のスタッフさんがずっと動いていて、
小田さんが、歌いながら花道を行きかけると、舞台監督さんが逆方向を指差して(笑)
あっΣ( ° 口 ° と、向きを変えて歩いていったり。
ツアーが進むに連れて、映像も演出も音もなにもかも、びしばしと引き締まってゆくのが実感されます。
小田さんの客席突入も(笑)
アリーナとスタンドの間の外周をぐるっと歩き、スタンドの階段に突入も!
通路に人が溢れて、上まで進めなくなってたのが残念でしたが…
それでも、無理やり、お客さんの椅子に乗っかって大サビ!!ひゃっほう!!ヽ( ´ ∇ `)ノ
スタンドマイクでの歌を歌い終えて。
「今、考えてたのが… 歌いながら(笑)考えてたのが、
またいつか、今日のことを、思い出話みたいにして、みんなに会えたら、
とっても素敵なことだなと思います。
浦和の駅に向かって、立ち喰いそば食ったのを思い出す(そんな思い出話みたいに。)
頑張って長生きして、
みんなが素敵だと思う曲を書いて、またみんなの前で歌えたら。」
・・・
アンコール。愛になる。
バラードではないピアノ、よりエモーショナルに弾く姿がかっこいいー!
ひ・だ・り・あ・し!(20年位ゆってる)
・・・
2回目のアンコールで、最後のアカペラ曲を歌い、会場を去っていき…
そのあとはエンディングムービー…が、始まらない。
もちろん、客席はおさまらない。延々と拍手を続けます。
「小田さーん!!」という叫び声が飛び交います。
しばらくして…ステージに明かりがつきました!
小田さんたちの姿が!!やったあ!!トリプルアンコール!!ヽ( ´ ∇ `)ノ
メインステージでスタンバイ、小田さんはアコギ。
いなぴーと向き合います。
ん…?これは…??
グッバイ?
明日?
どちらでもありませんでした。
今ツアーで初めて演奏される曲で、
ベスト「あの日 あの時」にも「自己ベスト」にも、どのベスト盤にも入っていない曲。
イントロが始まった瞬間、悲鳴があがりました。
私は…
ひどく泣いて、頭がまっ白になって、
手拍子もできなかった。
きっと皆、それぞれに思うことがある曲…
その一曲を歌い終えて、何も語らず、小田さんは去っていきました。
NEXTのテーマー僕等がいたー
過去にこの歌が歌われたコンサートは
1988-89年 Still a long way to go
1989年 The Night With Us
2008年 今日も どこかで
そして
2016年 君住む街へ。
時々、こんな風に、否が応でも気づかされてしまう。
ずいぶんと長く、時間は過ぎてきてしまったこと。
・・・
最後の曲のショックで、おだティンカーベルちゃんの記憶がない…
それでも。
小田さんの、浦和の立ち食いそばではないけれど、
いつかまた、この日のことを、楽しく思い出す日が来るように。
要さんの「ハンサム」発言と、
まちがえて、ぺろっと舌を出すお茶目な小田さんと、
花道で立ち止まり、光の中、静かにやさしい夜を歌う小田さんを、心に刻もう。
そっと目を閉じて、ひとつひとつの言葉を、愛しげに歌い紡ぐ小田さんを。